衝撃的

3月2日の日記










最悪な気分の中でもがいていた。
もう、まったく、病気になっていたかもしれない。
否、それほどまでに、まいっていた。

しかし、自身はどんな時も海に立って来た。
無論、頭ではそれが分かっても。
辛いと、なかなか、そうは出来ないものだ。
毎週、毎週、そうやって、休みを酒にまみれて過ごした。
しかし、それももう限界だ。
海に行こう。
きっと、釣りがしたかったのではない。
南紀の海に助けて欲しかったのだろう。











しばらく、行っていなかったせいで。
出発の準備にはかなりの時間を要した。
フックは錆だらけだし。
必要なものを、いったい、どこにしまったか覚えていない。
あれやこれやと、結局、三時間近くかかって準備を終える。




車を走らせ、いつもの高速へと乗ったが。
頭に浮かぶのは嫌な事ばかり。
考えるのを止めようとしても。
気がつけば、また、同じ事を考えている。
おそらく、考え癖、悩み癖がついてしまったのだろう。
逆に、なんだか、無心になるのが怖かった。
結局、南紀に着くまで繰り返していた。











この何ヵ月か、釣りの事は上の空であった為。
まったくもって、今の状況を知らなかった。
釣果だとか、海がどうなどといった情報も知らない。
だから、行先は気になる磯にした。
予感があるとか、そんなものではない。
やってみたいという、気のままにである。








駐車スペースに車を停め、歩き出すまでの時間を待っていた。
隣の車のアンサーバックが点灯し、人の気配が近づいて来る。
お話しすると、烏賊狙いで今まで入ってみえたとの事だった。
彼らが帰られ、少ししてから磯へと向かう。
誠、それらしい事はしていなかったが。
波と潮汐だけは見て来てはいた。
よって、素直に釣り座へとは向かう事が出来た。
今日は餌の方もお早い様で。
キャストを開始してすぐにお隣へと入られた。
私にとっては、一番の集中どころの時なのであるが。
餌の方は、物凄い話好きの様だ。
マシンガンがごとくに話しかけてみえる。
角が立たない様に、会話を止めるのにエネルギーを使う。







スタートは自身の得意のルアーからだ。
数投しても反応はない為、こちらも得意な大きいものに換える。
潮があれなので、潜らせたりはしない。
のたうち回る様に、ゆっくりと引いた。
最後、足下でリズムに乗ってくねらせて止める。
バシャ!!っと何かが出て、猛スピードで翻してその姿を消した。
何かは分からないが、それなりの魚がいた。
もう、二、三投、同じ様にやってみて。
無いので、元のルアーに戻す。
今度は、派手に派手に。
スピードも上げて、海面のもわつきの上を通してやる。
泳ぎを息絶えらせたところで、小さく、ちゅぽんとルアーが消えた。








竿先を下げ、一呼吸おいてからバットを入れる。
二発、重くフッキングを入れた。
いつもなら、ここでハンドルを巻き殴る間に入るのだが。
今回はヤツの方が速かった。
ジィィィィーっとスプールが逆回転して行くのだ。
今日はファーストキャストを撃つ前に。
よくよく、手でひねってそれを確認はしていた。
気持ちも入っていないし、瀬際がヤヤコシイので、楽な感じにはしていた。
だがしかし、これは、あまりに速く、強すぎる・・・。
竿の角度を変え、嫌な抵抗を与えてみても尚、まったく止まる事を知らず。
こちらが怖くなってきて、大急ぎでドラッグノブを何回転もさせた。
なんてことだ!!
殆ど止まったものの、握るグリップの辺りからミシミシと音が鳴る。
はっとして、上体を横にずらし、竿を見てみた。
それは、一瞬ではあったが。
リールシート辺りから曲がっているのである。
あまりにテンションが掛かりすぎているし、身切れも頭によぎった。
それで、再度、ノブを戻して、幾分か楽に出る様にした。









そこから、反撃へと転ずる。
リールは巻けなくはないが、ヤツは完全に底にいる様であった。
引きでというのではなく、現実に底の何かに身体をぶつけて叩いているのだ。
グググ、ゴリゴリゴリ、ガツン、ガツン!!
音にすると、こんな感じになる。
その衝撃が竿を通じて、直接、自身の腕に響いて来る。

しかし、そうはいっても。
じっと、ただ、耐えている訳にはいかない。
なにしろ、特にヤバイ奴を考えてもいなかったので。
ライン号数も楽な感じで来たから。
もう、磯を飛び渡り、少しでも前へ出て。
極力、上へ、真上へと浮かせたいと思った次第である。
嫌な感触は時折あったが、それでも、かなり巻き寄せてくる事は出来た。
まったくもって、ヤツは弱らなかった。
必死で巻いていても、ギュンっと来たらまた止まらない。
もう、この頃には頭は真っ白を通り超えて。
「恐怖」 に支配されていたと思う。
ラインの角度が立ち、足下付近まできた頃、それは起きた。
おそらくだが、足下の底、その根に沿って右手へと走ったのである。
ラインをやれば、確実に磯に触れて高切れだ。
っと、瞬間的にスプールを鷲掴みにするのだった。
私には、それしか道はなかった。
不気味なほど竿が曲がり、次の瞬間、後ろ向けに飛ばされる。
ライフジャケットがクッションになって、怪我だけは免れて助かった。
やってしまった!っという気にはなったが。
所謂、放心状態だ。
スルスルとハンドルを巻くと。
スイベルのすぐ上で飛ばされたリーダーが見えた。
他がギサギサになっているとか、擦れているとかは無かった。
ただ、一点にて、グサリと切れているのみだった。






すぐさま、新しいルアーに換えて投げたのは言うまでもない。
もう、遅すぎる感じはまだまだ漂ってはないのだけど。
やっぱり、再び魚が反応する事は無かったのである。





何ヵ月も前の事なのだけども。
きっと、あまりに悔しかったのだろう。
こうして、まだ、しっかりと覚えているのだ。


とても、キツい最中ではあったが。
この日があったから、再び、魂に火が宿ったのだろう。
勝負には負けたが。
きっと、海の仏が与えてくれた光であったろうか。





それでは












ドリームアイランド

2月10日の日記









年明け位から色々と重なり。
仕事が大変なのもあって、ブログを開けるのもおっくうになった。
もう、よい歳なのだから、色々と経験はしてきたつもりだったが。
今回のは最悪であった。

現在はかなり正気は取り戻しているので(笑)
もう、断片的な記憶しかないが、一応、過去を振り返って書いておこうと思う。
ずっと、やって来た事なので。。。

ちなみに。
釣りはしっかりと行っている。
自身の餌の釣りの探求がメインとはなっているが。
今後、餌の釣りを更新して行くかは迷うところである。









二月に入り、極寒の中での夜釣りとなった。
もしかしたら、引きこもりがちであった、自身を気遣って頂いたのかもしれない。
W氏、船頭のO氏に、ボートアジングにお誘い頂いた。

寒い時期ではあったが、釣果を得る事は叶った。
美味しい外道も釣らせて頂いた。

彼らお二人との釣りは楽しい。
それは、釣果がどうであろうと。
色々なお話しを聞かせて頂いて。
そして、手先に集中して。
掛け損なったり、バラす事までもが楽しいのである。


お誘い頂いて、本当に感謝。
また、是非とも行きたいです。



それでは






2月1日の日記









恒例の年末の釣り納めも叶わぬままに、だらだらと年を越してしまった。
釣り欲が無いわけではなかった。
まぁ、色々とある。






















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不思議な縁というべきか何か。
お世話になっている、先輩のルーツと繋がっていくのであった。
私は何の計算もしていない。
ご厚意に触れ、自身の新たな道が出来ていく。












年が変わり、しばらくたった頃。
久々にアイツに会いたくなった。
私の磯ルアーの起源である場所へと。
もちろん、自然は、こちらの都合なんか知らない。
なるべく、何かが起きる様に頑張ってみるも。
いつもの光景が美しく広がるのみである。








少しだけ、時間に余裕があったので。
久しぶりに、竿も何も持たずに。
地磯の開拓に向かった。
結果として、行くだけなら、立てない事はない。
 はたして、危険を背負い、労力を費やして尚、立つ価値があるかは。
判断に迷う。
そんな、感じであった。










釣りに行けない日々はずっと。
竿受けについて、考える日々であった。
先人の経験則は貴重な宝である。
だがしかし、違和感を感じることも事実。
一応の事、限りある資金をはたいて。
強固なものは手に入れた。
しかしね・・・・・。







それでは








 
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