2010年04月

ジギ修行

4月26日の釣行


懲りもせず南紀通いの毎日です。
春になって暖かくなったからではありません
確かに磯では沢山のアングラーを見かける様になりましたが、厳寒期から続けている日課ですね。
釣れない釣り師が今日もいく
しかし困るのはその服装・・・。寒い時期は良かったのですが、ポイントまで長く歩きますし、今までの防水ウエアですとまったく汗だくで困ります。
けど、薄着で釣りしてると寒くなる・・・難しいのです。
皆様はどうされていますか。


さて、今回の釣りですが、ちゃんと朝マズメに出来る様に早めに出発しました。現場到着は午前3時・・・。
夜明けにはまだチョット早いです。
まったく寝てないので少し横になろうと、狭い南紀特急のなかでモゾモゾしましたがどうにも寝苦しい・・・。
仕方ないので漁港の電灯の下で装備を確認してみます。

今回も入るポイントには悩みました。
あまり情報を意識せずフィーリングで磯に行っている自分ですが、あれこれ考えだすとなかなか決められません。
当日は天気にもめぐまれ、比較的に波も穏やかでしたので、少し足場の低いシャローエリアに行ってみる事にしました。

ゆっくりと道中の磯を歩いて行きます。
この磯の岩の質はグリップ力がかなりありまして、自分が使っております磯スパイクとはなかなか相性が良い様です。濡れていても滑りません。
20分少々歩いたでしょうか、やっと目的の場所に到着です。

まだ真っ暗な海の様子をヘッドランプで見ながら、大事な荷物を一番高い場所に置いていきます。
準備していると徐々に明るくなってきます。けど、まだ水面のルアーはよく見えない・・・そんな時間です

まず結ぶのは・・・セオリーからすればミノーかもしれませんが
よく見えない中にも関わらず、かなり大きめのペンシルを投げて行く事にしました。
前回の修行にてブラインドでも何とか操れる様になっていました。
何投かしているとやっと海面が見える様になってきました。
少し潮が動きモヤモヤとはしているのですが、どうにも流れている感じではありません。
出ろ!出ろ!っとしばらく続けましたが、まったく反応が無いので・・・。

これまた急ですが、いきなり本命のジギングにて探って行きます
ヨサゲな時間帯に一番得意な事をするのも良いかと(笑)
まあ、自分には何が合ってるか探すのもまた一つかな。
集中して釣ってはいましたが、あまりに空がキレイだったのでちょっとデジカメでカシャ!










P1000341
飛行機雲が走り何かイイ感じなので撮影してみました。





しばらくジグを投げていますと・・・。
フルキャスト後、最初のシャクリにてガン!!っと当たってきました。
とにかく、魚の引きを確認する事なく一気に巻き上げます!
足元には沈み根もありますし海中にもあるかもしれない・・・。
良いサイズの魚だったら・・・っと思いとにかくまず巻けるだけ巻きます。

100メーターほど先の出来事でした。
今までの経験ではかなり遠くでかけた場合、魚のサイズのわりにはあまり引かなかった事もありました。
とにかく無我夢中で巻き巻きしますが・・・
いっこうに魚が抵抗する様子はナイ(笑)
まあけっこう重いのですが何か分かりません。
微妙にヤナ予感もいたします。
必死に巻き続けてますと、だんだん巻く手がツってきました
しんどい・・・あかん、もうあかん!
って感じで巻くのをストップ。限界です。
やっと少し魚が引きました。

もう少しと重いハンドルを回して行きますと一瞬赤い魚体がチラっと見えました。
マジっ!? 根魚? まさかツルクエの子供!?
期待度MAXのおっさんが一人磯で鼻息荒くなってます

スルスルと海面に姿を見せたのは・・・・。





















P1000342
全然あきませんやん!
コイツら南紀には結構な種類がいまして・・・。
色、形、サイズも様々です



P1000344
それにしても立派な口ですわ。
SF-38 5/0のフックが小さく見えます。
50センチ手前の極太のESOでした。




気をとりなおして再びキャストして行きます。
明るくなってきて、ようやくベイトもチラホラ目に見える様になってきました。ここ数回の釣行で一番賑やかな海です。
あれやこれやとルアーを交換しては頑張ります。
とにかくじっとしていては釣れない。また海中にルアーがなけりゃ釣れないと投げては巻きの繰り返しです。
殺気を消そうかと 海をキョロキョロ見ながらやります。
どっかにナブラわかんかなーっと。

その時です! 沖合約1.5キロほど先にて一発の巨大なボイルが出ました!!
かなり遠いのですがハッキリと見て分かる位の水柱が立ちます。
まるでちょっとした爆発です。うまく例えれませんが、釣り用の4人乗りのゴムボート位に自分には見えました
いったい今のは何だったのか・・・。魚? サメ? 海獣か???
しばらくすると二艇の漁船が凄いスピードでやってきました。
他の人も見てたんや・・・。

さすがにあまりに遠いので寄ってこんやろっと期待もせず(笑)
またせっせとキャストを繰り返していきました。
結局、4時間ほど粘りましたがまったく。
引き上げて別の場所に行ってみます。
二か所さらに磯に立ちましたがまるで気配がありません。
それでもとジグをシャクリまくりましたがダメ。
諦めて帰る事にしました。

今回もヘビータックルに慣れるために重いのを振りまわしてましたが、ロッドを操る手よりむしろ、リールを巻く手に限界がきたのが残念でした。
もしあのエソが良い魚だったなら・・・。
巻くのをやめた自分にはとれなかったでしょう。
やっぱりタックルだけじゃダメですね。
釣り人が強くなりませんと。
敗北感でいっぱいになりながら、混雑する帰路を4時間半かけて帰りました。
くやしいっ

ショック

4月21日の釣り日記



職場の歓送迎会があり夜中まで時間をとられましたが、やはり釣りに行ってみました。
往復で約7時間ですかね・・・普通にドライブしたら
勿論、朝のマズメの為に睡眠はナシ、連日の釣行でPEすらまだ乾いていない中での釣りです。

ネットの天気予報での波高の状況はそんなに大したことはない・・・。
準備していますとオヤジから一言・・・。
今日は磯は波高いから気をつけろと。
素直にきく事にします。

やはりオヤジの言う通り・・・。外洋に面した磯はかなり危険な状態。
今回はノンビリと静かな湾に面した場所でやってみます。
しかし・・・釣れる時に限って見えるナナメに走る潮目がありません。
日の出とともに様々やってみますが、結局その後四時間、キャストし続けましたが何も無く終了しました。

変な風も出てきて微妙な感じになってきました。
すこぶる天気は良いのですが・・・。
とりあえず、足場の高い場所に移動しようかという事で有名ポイントに行ってみる事にします。

駐車場に到着すると・・・遠くから波の轟音が聞こえてきます。
この調子ですと・・・きっと海は真っ白になっているでしょう。
必要最小限のモノだけ持って行ってみる事にしました。
しばらく歩いて行きますと観光客がチラホラ。

実は今回は思うところがありますので珍しく場所を申します。
大島の有名な灯台です。
では何故、こんな感じでお話するかと言いますと・・・。
今の時代・・・ネットを見れば誰でもポイントが分かるからです。
そう、まったくの初心者でも、ブログやサイトを見て憧れて行くことが出来るからです。
以前の日記にて申しました安全面でのお話・・・。
今回は実にそれが現実となったのでした。

現地に着きますと、まあ普通では釣りする状況ではありませんでした。
普段、たくさんみえる餌師の方々も当然にみえません・・・。
かなりの波高、そしてウネリのせいで真っ白の海でした。
あまりの事に海一面が白い霧の様なものでかすんでいました。

自分は少ない経験ではありますが、その何回かの経験から慎重になっています。まず、立ち位置を決める前に小高い場所から、約20分ほどずっと海の様子を見ておりました。
しばらくして、やっと立ち位置を見つけました。
ココならふいの大波でも何とかなる・・・。

釣りを開始してすぐ、少し離れた場所に人が見えました。
さっき駐車場でみかけた方です。
真っ白になった海、そしてウネリまくってる状況でしたが、彼はエギングをしようとしている様子でした。
てっきり魚狙いの方だと思ってましたのでかなりビックリしました。

荒れた海を見て戸惑っている様に見えましたが・・・それでも普通にエギングされる様子でした。
勿論、自分も釣りに一生懸命ですのでチラチラとしか見てはいません。
しかし・・・見る限りはライジャケを着ていない・・・。
もしかすると服の中にちゃんと着てみえるのかも知れませんが・・・。
見る限りは防水の上下を着ているだけに見えました。
ヤバイなあ・・・と思っていました。


自分の釣りをしながら時折彼を見ますと・・。
どうやら根ガカリした様子で困ってみえました。
沖に目をやると・・・・。
もう時間がありません!!!
圧倒的に強い波がやってきました。
っと思うかどうかの瞬間・・・。
凄い勢いで波が磯に向かいました!!

急な事でどうする事も出来ませんでした・・・。
岸際の地形にて増強された波が彼の立っている場所をまさに直撃していました。
勢いを増した波は・・・彼の身長を余裕で超えて・・・。
真っ白な水のカタマリが彼をスッポリとおおってしまいました。
巨大で凄いパワーを持った大量の水が彼を飲みこんでしまったのです。

わずか3秒くらいの間でしょう・・・。
ワタシの中で最悪のシナリオが脳裏をよぎりました。
携帯電話はおろか、他人を助ける為の道具は持ってきておりません!
波がひいて・・・きっと彼は沖に流されただろうと思いました。
ライジャケを装着していない・・・急流と大きなウネリで・・・。
一瞬にして訪れた最悪の状況に覚悟をきめました。

しかし!! 彼は奇跡的に尻もちをつく格好で何とか磯上にとどまっていました。あの波を見たら・・・普通ならたぶん沖に流されていたと思います。本当に良かったと安堵しました。
自分の立ち位置では全く問題は無かったのですが・・・。
かなりの精神的ショックで急いで磯からあがりました。

ちょうど彼もあがってきた所でチラっと目があいました。
彼もまた単独で釣りに来た様子でした。
何故だか声をかける事は出来ませんでした・・・。
言わなくても、きっと彼がもう一番よく分かったでしょう・・・。
もの凄い恐怖だったに違いありません。
歩きながら後ろから彼を見ますと、彼の持ったロッドはグリップの所で無残にも折れてしまってました。
水に濡れ動かなくなった携帯をしきりに見ていました。


雑誌やネットを見てよく釣れると紹介されていれば、そりゃ誰だって行ってみたいと思うでしょう。
三重エリアの磯とは違い、南紀では国道から少しだけ行けば気軽に磯に立つ事も出来る・・・。
前にも述べましたが、特にエギンガーの方々は何の特別な装備も持たずによく釣りをされているのが現状です。
もし、さっき本当に彼が海に落水していたなら私はどうして彼を助けられたでしょうか!?
もし彼がしっかりしたライジャケの一つさえでも身につけていたなら、漂流する事はあっても時間は稼ぐ事は出来る・・・。
あの状況では彼が自力で泳ぎ着き、磯に這い上がる事は不可能に近いと思います。
海では自分の身は自分で守るしかやはりないのです。
すぐそばで、本当に人が死ぬかもしれない光景を見て、恐ろしさと何故か怒りで震えながら歩くRockBeachでした。



日々勉強

4月19日の日記


今回、休みは一日だけではあるが、やっと仕事も一段落ついたので南紀に向かう事にした。
とはいえ、連日の激務のせいでこのところ、まったく情報収集や調査はしておらず・・・とりあえず天気予報と波の予測だけ見て旅立つ事に。
海は行ってみないと分からないってトコもありますので

最近、自分なりに考えていた事がある。
自分がロックショアの釣りを始めて約半年。
秋から冬にかけては幸運にもツバス、ハマチには何度か出会う事があった。自分なりにタックルや装備もそろえて行った。
では、釣り自体の方はどうだったろう!?

ヘビータックルになかなか慣れず苦労した事も多いし、磯という過酷な状況の中で釣りに集中出来なかった事すら多々ある・・・。
正直、何とか重いタックルで超基本的な釣法を練習しただけかもしれない。ショアジギング、またプラッキングなど実に初歩的な事を出来る様になるだけでも時間がかかった。

どんなルアーの釣りでも、およそそうだと思うのですが・・・。
獲物が沢山いて、超実績のあるルアーを使用し、まして良いタイミングで釣る事が出来たとしても・・・。
あまりにオカシイ釣り方、またアクションをすれば釣れるものも釣れなくなってしまう。
魚に無視されるどころか、下手をすれば嫌がったり、怖がったりして警戒されてしまう事もあるだろう。

では青物はどうだろう!?
何の情報もナシにいきなりポイントに行って出会うのは難しい魚かもしれない。いや・・・正直、深い海を前にいるのか、いないのか、なかなか判断が難しいのではないだろうか。
もちろん、ヤツらのボイルやナブラを見ればすぐに分かる。
何か水面がザワザワとしている状況でも分かるかもしれない・・・。

しかし、そうでなければ・・・きっと百戦錬磨のエキスパートがルアーをキャストして様々やってみなければ分からないのではないか。
そんな事をずっとボンヤリと考え続けていた。
回遊魚は回遊が無ければ釣れない・・・そこに魚がいなければ釣れない。
それは間違いのない事実ではある。
自分の未熟な腕でそれなりに色々やってみて、はたして釣れなかったから青物がいなかったと思って良いものかと悩んでいたのである。
事実、他の釣りでも何度か経験してきている。
例えば・・・いないと思い帰ろうとした矢先、隣のヤエン師に釣れてしまう3キロのアオリイカなどがある(笑)

長くなりましたが、以上の事からも、基本のアクションやら釣法はちゃんとふまえる上で、今後はいかにルアーというニセモノに命を吹き込み、本物のベイト以上にヤツらがその口を使って、それが何であるか確かめさせる様なルアーアクションをしていかないとって思うRockBeachなのでした。今回はコレがテーマで一日やってみる事にします!




さて、釣行日記ですが長くなりそうなんでハショります。
現場到着は午前4時。ですが・・・
餌師ご一行様が準備中です。ご挨拶すると・・・。
兄ちゃんはルアーで青モンか!? ずっと前にルアーのお兄ちゃん二人先に行ったで!っと。
はい、アキマセン! 満員です。
てか、今日こそはちゃんと朝のマズメを釣りたい
ハズシの釣りで釣れませんでしたーってのもイイカゲン嫌です。
すぐさま全開で次の場所に向かうと・・・。
やっぱり車が二台とまってます。

春になってアングラーが増えてきました。いよいよシーズンインなんでしょうか。とりあえず行ってみる事にします。
前回、悔しくも初ヒラの姿だけは見れた場所なので二つタックルを持って歩いていきます。
ほどなくして海に立ちますと・・・OH SHIT!!
ベタ凪ではないですか。
ほとんどサラシはありません。
あまり気にせずに流れがまとまって出て行く場所にキャストします。
ルアーが着水した瞬間にバシャン!っと出てルアーを空中に弾き飛ばされました!!
おるわおるわ

次キャストすると・・・今回、リーダーを約3ヒロとったので、結び目がガイドに絡まり思い切りルアーを磯に当ててしまいました。
はやる気持ちにブレーキはききません。
すぐにキャストするとルアーが水面を滑って行きます・・・。
しかし、また違う魚がパシーン!っと弾きました。
三キャスト目、さっきより小さいヤツが飛び出しましたが、その後は全く出なくなりました。
変な動きやったなあーとルアーを見ますと・・・ぶつけた衝撃で割れ、リップが無くなっていました。
もう痛恨のミスです!! 三度も出て、一回はグッと竿先が入ったにもかかわらずフッキングミス・・・。
自分が嫌になりました。

諦めて青物を始めようと様子を見ますと、いつのまにか沢山のアングラーが集まってみえました。見ると魚を待って待機しておられる。
素人がジャマしてはいけないと早々に磯から上がる事になりました。

車に戻り・・・実は途方にくれます
近隣の磯はいつも餌師が早くから入っておられるので今更入れる余裕も無いかもしれませんでした。
本当は一日ノンビリとジグをシャクリ続けようと思っていたのですが・・・。
朝から釣り出来なくなるのも嫌なのでダメもとで行ってみます。
幸い人はいなかったのですが、ポイントに立つとやはりベタ凪でありました。
けっこう沖に貧弱な潮目がある・・・ココしか無いかなとジグをキャストして行きます。いつもより風、潮とも緩やかなので、60グラムほどの軽量なジグを使用しスローに攻めてみました。


しばらく何の反応も無いままその潮目を探っていますと、突然!!
バシャ!! ゴボっ! ドッフォーンと射程圏内にナブラが出るではありませんか!!
ナブラといっても4、5匹の小さいものです。
急いで沖のボトムを探っていジグを全力で回収しましたが時すでに遅し、群れは沈んで消えていました。
しかし、これが私にとっては実は好都合(笑)

ナブラ打ちだとプラッキングの方が良いのかもしれませんが・・・。
自分の場合、まだジグのがウマク魅せる事が出来る様に思います。
沈んでしまったのでカンを頼りに、ここらへんかなって宙層までフォールさせます。ジグのアクションは、魚に襲われ瀕死の重傷をおったベイトをイメージしてやってみますと・・・。

グッ・・・ガッッ!! 喰った!!
すぐにアワセを叩き込むとしっかりとした手ごたえアリ アワセと同時にソイツもグンっと走りだします!

ギャー!ジー!っとファーストランで強く締め込んでいたソルティガ4500のドラグが結構出ました。
うおおおおおー! 最高やめっちゃ気持ちええ!!
ボイルの水飛沫だけではサイズが分かりませんが、普段のツバスに比べると全然違うパワーで走ります。
慣れていないのでうまくリールが巻けません(笑)
それでもしっかりテンションをかけながらポンピングしてゴリゴリ巻いてきます。ロッドはMCの剛竿と評判のものなので余裕がありました。

足元まで寄ってきましたが、なかなか浮かせる事が出来ません。
結構、手前に根が張りだしている場所なのですが磯際について走りだしました。ヤバイなあ・・・よく分かりませんが逆に少しテンションを緩めてみますと、幸運にも根際から少し離れてくれました
そこで一気に浮かせます。ギラっと魚が見えました!!
はい、いつもながらギャフは車の中です。

弱らせようと水面に顔を出させると、頭を左右に振る動作をしてフックが外れそうになりました。
急いで少し潜らせ、水際まで自分が降りていきます。ああ凪で良かった。
再度浮かせながらシッポを鷲づかみにして無事ハンドランディング成功!













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久々にやりました
けっこうムチムチと太ったメジロでした!
単独では魚を持って撮影が出来ないので・・・帽子置いてみました(笑)




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あとで計量してもらうと70センチ弱、3.9キロでした。
ファイトに疲れた腕では、それでもズッシリと重く感じました。
やっとXR-2にも入魂できました
すぐにジグをキャストして二匹目を狙ってみましたがもう群はいなくなってしまった様でした。しばらくすると、さっきの群れでしょうか・・・かなり沖で
バシャバシャやってました。粘ってみましたが再び近づいて来る事はなく撤収しました。


休憩後、少し漁港にてエギングしてみます。
色々試してみますがまったく反応ありません。
するとヤエンの荷物を持ったおじいちゃんが来ました。

色々と話ながら釣りをしていますと、何とこのおじいちゃんは青物にも詳しい様子で・・・。
普通の磯竿でヒラマサ、カンパチを獲った話とか!
カゴ釣りで9キロ!!のヒラマサを釣った話とか!!
色々と教えてくださいました。
すると・・・イカがアジを抱いた様子。
無事にヤエンがかかり良いのんが釣れました。
しばらくすると今度は大きく竿がしなっています!
ウツボじゃーっとおじいちゃんが巻き始めると・・・大きくグイングインしてますやんか!!
時間をかけて寄せてくると1.5キロはゆうに超えたアオリでした。
まったくエギには反応なし(笑)
エギングには人並みの自信はある自分でしたが、いないかと思っていた水の中にはちゃんとアオリが沢山いました
やっぱおるもんやなあ・・・と考えてしまいました。

帰りの時間が近づいてきたので、もう一度朝のヒラの場所に行ってみる事にしました。
磯に着くとかなり潮がひいていたので、朝ヒラが出た場所の地形がクッキリと見て分かりました。
まだ、ヒラに良いポイントがよく分からない自分なので、こういう地道な行動も勉強になるんじゃないかと
こんな地形から飛び出してきてるんやーっと驚きました(笑)
払い出しを何度か攻めていきますと一回だけココンっとショートバイトがありましたが、アタリは結局それ一回で終了となりました。


今回はかなり悔しい思いをしましたが、今回の自身のテーマをよく考える事ができ、色々と学ぶことも多かったのでヨシの釣行でした。
海の仏さま・・・
どうか私にもいつか巨大なヒラマサに出会わせてちょ!っと海を眺めながら磯をあとにしました。
南無!



 

 

あれっ!?

4月13日の日記

四月に入り、仕事での三月のツケが怒涛のごとくまわってきている。
当然、車を売ったら完璧にお納車しないとなりません
仕事と趣味の両立にひたすら睡眠時間を削る毎日なRockBeachです。

とある方の釣行予定日が、自分のいつもの釣行曜日と重なりました。
普段、ほとんど単独で行っているので久々に同行出来ると思い喜んでおりますと・・・。
何と! あろう事か、年に一回の全社会議で名古屋に行く事になったのです。忙しくてすっかり忘れてました

昨年度は自分なりではありますが、仕事も釣りもよく頑張ってきました。
何か会議では一応、表彰されるみたいで嬉しいのですが・・・。
やっぱ釣り行きたいなあ・・・。

そんな事で、急遽、休み予定が変更になった。
仕事はドッサリ、おまけに大雨!
結局、夜中までかかり、帰宅した頃には疲れきってました。
今日はアカンわ・・・行く気力あらへん
しかし・・・次の休み予定も休日出勤しなければいけない。

雨もどしゃぶりで、とにかく寝ることにしました。
朝6時起床・・・当然、朝マズメには間に合いません。
夜中でも南紀までは2時間半ほど必要です・・・。
このままグウタラ過ごすか!?

いーえ、やっぱり行く事にしました
メラメラ燃えてはいませんが、こんな時こその修行があるはず!
色々と試してみたい事もあるし、出来ないアクションも練習したい。
近所の池や海でも出来るんですが・・・。
やっぱりネエ ISOに行きたいしネ

急ぎでタックルを準備し、新しく買ったジグとルアーにフックを装着して行きます。デタラメなノットも大急ぎで結びます。
本日の南紀特急は安全運転。
軽トラの30キロ走行にも我慢し・・・一路青い海を目指します。

荷坂峠を過ぎたあたりで紀伊長島の海が見えてくるのですが・・・。
うまく表現できませんが、何とも不気味な感じに見えます。
海が暗く・・・何か鉛色をしている。
そして・・・モワモワと大きくウネッている様に見えます。
岸際では・・・乳白色の緑色をしています。
前日の雨の影響でしょう。

今日は時間が無いので南紀には行きません。
久々に地元!?の三重で修行する事にしました。
車を走らせながら様子を見て行きます。
川が近くにある場所はもう、とんでもないニゴリです。
少し沖に目を向けますと・・・。
真っ白な泡の帯が何本も立つほどに海は荒れています。
岬の先端では凄い白波が立ち、サラシというよりは、ただただ真っ白になっている状態でした。
これは! 磯に立つのであれば本当に気をつけないといけない・・・。
覚悟しながら向かうのでした。

今回は初めての場所に行ってみます。
荷物も最小限にまとめ、安全対策も万全にして山に入ります。
雨あがりの山中はどこもジトジトと湿ってます。
自分にとって、恐怖の大魔王である山ヒルが・・・いかにも出そうな感じがするのでダッシュで向かいます。
ダッシュする・・・しんどい・・・ゼエゼエいう・・・汗が噴き出る!
最低の悪循環です。

しばらくすると、やっと波の音が聞こえてきました
濡れた落ち葉でスリップしながら降りていきますと!!
なんとワイルドな景色でしょう




P1000331
チラっと(笑)



やっぱり波、ウネリは少々激しすぎます。




P1000334
しばらく観察しますと・・・
時折デカイ波がやって来てすごい場所まで波が這い上がってきます。


安全第一です!
良い場所に投げれる立ち位置はありません(笑)
かなり高い位置から大好きな145SLD-Sを投げてみますが・・・。
まったく潜ってもくれませんでした


念には念を入れ、一番奥の高い場所に入ります。
遠投しないと全然届きません!
今日、修行してみたかったトッププラグからやってみます。
最近、やっとウエダのGT、ソルティガの4500に慣れて長時間ヤレる様になってきましたので、今回はあえて更に重いので頑張ります。
特にトップのプラッキングは激しくロッドを動かす自分ですから、数投すると腕が悲鳴を上げてきます(笑)
最初のころはもっと軽いショアジギ竿でもヒーヒー言ってましたわ。
人間、やればきっと慣れます!!

しかし・・・どうにも思う様にルアーが動いてくれません。
立っている所が高すぎるのもあると思うのですが・・・。
リーダーがフロロの80lbsだからでしょうか
次回はナイロンも試してみる必要アリかな。
続いてはジギングの練習をしてみます。

そんなに深くはないので、あまり風もない本日は110グラムですとすぐに着底します。それよりも、今日はアクションの修行です!
まずはシャクリ・・・嘘!? 何この軽さ???
潮がきいてない、また水深が浅い、とてもそれだけではない軽さを感じました。
普段はソルティガ4500のハイギヤを使用しています。
しかしこのハイギヤ、普通の4500に比べると明らかにハンドルの回転が重いのですね。
それもあり、ワンサイズ大きいリール選びにはけっこう悩みました。
スプールも大きいですから、一巻きあたりのルアーの移動量も4000番台に比べると大きいです。
まあ、死に物狂いで逃げまどうベイトのスピードにはとうていかないませんが、5000番以上のハイギヤですと、自分の腕では喰わせの間を作りにくいかと・・・。
また、ソルティガシリーズの強固な耐水性シール材の抵抗もバカにならん重さであると考えまして・・・。
結局、6500EXPを選んだのです。

まず、リールの回転が軽い。
そして・・・やはりロッド自体が持つパワー感が違うと感じました。
素人でタックルおたくでもない自分の結論としては、ことジギングにおいては、クソ重たいタックルになっても、逆に非常に軽くシャクれるゾ!!って感じでした。
けっこう色々なリズムでシャクレたので、また今度頑張ってみるつもりです。


しばらくすると明らかに沖からの風が増してきました。
また、どうやら潮も満ちてきた感じです。
時折、大きなウネリをともなって結構な高さの波がアップダウンして沖からさしてきます。
ヤバいな・・・。
更に少し高い場所に移動しました。
しばし釣りに夢中になりながらも、遠目に沖の波を見ていますと・・・。
明らかにヤバすぎる奴がやってきました。
リールをフリーにしながら逃げます!
更に少し高い場所に置いてあった荷物、ルアー、ジグが入ったケースの場所まで走りながら来ました・・・。

どっばああああー!!!
さすがに直撃こそありませんが、凄い勢いで波が這い上がってきました。
みるみる内に・・・あり得ないと思ってた高い場所まで波が来ます。
とっさにまずバッカン、そして数個のプラグをつかみましたが・・・。
100グラム程のジグが約20本入ったケースが・・・。
ズシリと重さを感じる、約2キロの小さいケースが・・・。
跡形もなく消えていました。水際までは25メートルはあるのに・・・。

今回、命に比べれば安い安い損害ではあります。
数度、本当に怖い経験をしてからというもの・・・。
十二分のマージンをとる様にしていたつもりです。
足元にも、頭にも当然に水飛沫すらあびない場所・・・。
それでも時折来るんです。


最近、南紀に行くと、そのエントリーのしやすさか、雑誌などの影響でしょうか・・・。
ライフジャケットはおろか、グローブ無し、おまけにスニーカーといった軽装でけっこうな磯に立ってる人達を見る事が多いんです。
釣りは自己責任で!とはいいますが・・・。
大事にいたらなかったとしても、心配して帰りを待ってる方がいるはず。
私自身がまさに初心者ではありますが、どうぞ皆さんも安全対策だけは万全に無理をしないで楽しく釣りをして頂けたらと思います。
生意気申しましてすみません。



 

 

2連休

4月6日、7日の釣り日記

今回は長文になります。
ヘタな文章の長文なんて今のブログには無いかな。
よければ見て下さいね。

さて、何かと忙しいこの時期ではあるが、久々に連休がもらえたので南紀釣行を計画していた。
しかし、このところ黒潮も離岸の傾向で、水温も16度前後を行ったり来たりとなかなか厳しい様子ではあった。
出発前日の朝にネットでチェックしてみたが、やはり同じであった。

おまけに小潮という事。
去年まで、自分はまったく潮というものを意識していなっかった。実際、それでも何とかなったのだが、このブログを始める頃から今年はその辺もよく学んで行こうと、分からないなりにも考えている。
はたして、小潮が良いのか悪いのか・・・それも経験と思っていた。

出発直前、どこに釣りに行くかもイメージ出来ていなかったので、もう一度だけネットを見てみる事にした。すると・・・。
おお!! ポンっと水温が17度チョットに上がっている!
もしや・・・っと海流を見ると! やっぱ黒潮が接岸の傾向じゃない
チョットだけテンションがアップし急いで南紀特急を暖気させる。
もちろん! 行先はアソコに決まりです。


現場到着は午前4時前。夜明けまではまだしばらくある。
実は最近、マイミクの方からいやーな 話を聞いていた・・・。
夜釣りの帰り道、あるところでオッサンの話声が聞こえたので驚いて見ると・・・ヘッドランプも見えず誰もいない様だったという。
初心者のくせに荒磯に根性で挑むRockBeachではありますが、心霊系だけはどーにも無理!!
良い時間に一番乗りしたかったのですが少し明るくなるまで待機する事にしました。
はい、超ヘタレでありあす。


待機中も興奮して寝れない。けっこうなペースで休憩もナシで走ってきますとハイになって寝れないのです。眠たいのに目はランランと(笑)
しかたないので今日も徹夜あけの磯歩きです。

そろそろかなと駐車場に行くと、まさに今から行きますって感じの方が。
ご挨拶し何狙いかとおたずねすると、青物!ってご返事。
猛ダッシュで磯に向かわれました。
私はモタモタと準備し10分後くらい後に歩きはじめます。
かなり体力的にキツイのでゼエゼエいいながら岩山を登っていきます。
気持ちはルンルンなのでそれでも結構速く先端付近まできました。

さすが先行者さまはすでに釣っておられます。
少し離れた斜面に入る事にしました。
海の様子はかなり良い感じです! ここで写真でもとカメラを探すと・・・
はい、デジカメ忘れてきました。
天気予報とは違いかなりの風が西の方から吹きつけています。
バシャバシャと波立ち、潮も結構動いている様子です。
あのダクダクの流れもちゃんと見えます。白波が立つほどにダクダクしている様です。
ここ最近では一番雰囲気が良いので、はりきってトップから探っていきます。バシャ、バシャっとアクションを入れながら、さあコイ! さあコイ!と殺気だらけで投げて行きます。
先行者さまを見ると早くもジグで深場を狙われていました。
なんか今にも魚が水面を割って出そうな雰囲気なのですが出てくれません。

そうこうしてると後ろに人の気配がします。
三人さん到着です。石鯛なんやけど隣でやらせてもらって良いかなっとおっしゃってみえました。
どうぞどうぞとご返事をします。さすがに三人の方が入りますので、さらにキャストしずらい場所に少し移動します。よってフルキャストできなくなりました。
ミノー、ジグと変えてやって行きますがイマイチ集中出来ません。
それでしばらく先行者さまを見る事にします。

しかし・・・まあこの方すごく上手!!
平日釣行ばかりで、ほとんど他のアングラーに会わない自分ですから他人の釣りを見る機会はあまり無いのですがね。
しかし、この方は凄まじく色々な引き出しを持ってみえる様です。
本当に様々なアクションでジグを操ってみえます。
よく見ますと・・・タックルが大きい!!
おそらくMCワークスの竿にソルティガの5000番以上のリールかと思いますが。そのゴッツいタックルをまるでエギングロッドでも振る様に軽く操ってみえるんです。
それも・・・まったく休みません。ひたすらストイックに投げてはアクションを繰り返しておられました。体力もケタ違いのご様子です。
お話ししてみたかったのですが・・・声をかけられる感じではなかったのでやめときました

さて私はというとゴソゴソとセカンドタックルを準備して行きます(笑)
はい、またまたアオリ狙いです。
前回、デカイのにやられているのでプチリベンジを胸に抱いておりました。しかし・・・強風と速い流れの為、今回はまったく着底してくれません。
アテ潮ぎみなのかエギが足元から上がってきます。
何投かして諦めることにしました。ああ無念。

この頃、沖ではすんごい事になっていました。
遠すぎて突き上げまでは確認できませんが、凄い数の鳥達が群がっております。なにかしら魚がいるのでしょう。
こっちに寄って来てちょ・・・と思いながら、そろそろ休めておいた戦場に復帰いたします。
ジグでまったりやろうと思い一投目、素早いアクションで巻き上げてきますと・・・ゴっと来ました! ぬん!っとデカイのイメージしながら強烈なアワセを叩き込みますと一瞬ジイーっとドラグが鳴ります!
ゴン!!・・・ではなく
ゴツっとかかりました。
とにかくゴリ巻きで寄せにかかりますがスルスルーと上がってきました。
でも何か釣れたので結構嬉しいです。
ポンっと抜きあげたのはコイツです。


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イトヒキアジって言うんでしょうか。ヒレがすごく長くて綺麗な魚です。
まるでメッキの様にグウグウグウグウ・・・と言っております。
携帯電話でパシャっと。

気分良くして続いて探っていきます。
底物の方が、ソイツ結構美味しいぞって言ってくれたのでキープしてみる事にしました。
ジグを交換したりアクションを変えたりしながら粘っていきます。
そうこうしていますと、数時間ずっと投げ続けておられました先行者さまがお帰りになられました。空いた場所に入らせて頂こうとすると、またお二人のエサ師の方がいらっしゃいました。
そばでやってもらう事にします。

ちょっと良い潮目ができてきたので、気合を入れてフルキャストします。
何とか潮目のチョイ向こうまで届きました。
今回はロッドが細いのでジグは90グラムまでを使用していますが、かなり風が強く、なかなか沈もうとしてくれません。
それでも頑張って続けますと・・・またまたゴっときました!
よし!っとやはり鬼アワセを入れます(笑)
おおーさっきよりは抵抗してくれますやん!
何やろ・・・根魚かなとポンピングしながらゴリゴリ巻いてきますと・・・。
ちょっとサイズアップしたコイツのスレ でした。


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丸イ魚体は結構な抵抗になるのか重かったです(笑)
でも美味しいらしいから良いか!
大きくなると長い糸の様なヒレが消え、オデコが出っ張ってきて…最大1メーターを超えるサイズになるみたいです。
その頃には基本、深海に移動してしまうみたいですがね・・・。


その後はかなり風が強くなり手持ちのジグでは苦しくなってきました。
そうこうしてると、ついに底物の方の竿が大きく入りました!!
石鯛釣り・・・憧れではありますから初めて見て大興奮です。
凄いゴリ巻きで巨大なロッドがブチ曲っています。
おじさんは笑顔なのでそんな大物ではないのでしょう・・・。
やっと魚体が水面に浮いた様子で見ますと・・・。
50センチほどの南方系のベラだかフエ鯛の様な真赤な魚でした。
本命ではなかったのですが、なんだか羨ましい魚でした。
それを見届けてから場所移動の為にあがる事にしました。
いつも思うんですよ・・・帰ったらすぐに大ナブラ湧いたりしてないかなって。こういうタイミングって難しいですよね


結構頑張ったので体力的にキツくなってきました。
お腹も減ったので、お弁当を食べながら比較的お手軽なポイントに向かう事にしてみます。こういう時はリラックスしてライトゲームに徹します。
勿論、まずはエギをリサーチ・・・。
反応ありません。
続いてはボトムに潜む謎の魚を狙っていくつかのルアーをキャストしてみました。
ビックサイズなエソだけは快調に釣れてくるんですが、他の魚は全く釣れてきません。
気分的にはいよいよ追い詰められてきました。

夕マズメまでの二時間ほどを青物一本勝負で行くことにします。
最低限の装備だけを持って磯に小走りで向かいます。
数度来ておりますが、こんな感じの日は潮位によっては簡単にヒザ上位まで波が這い上がってくるポイントです。

到着すると、かなり大きく潮が流れておりました。
ウネリもありますが、まだまだ釣り出来る感じだったのでギリギリの場所に立ち探ってみました。
しばし集中してキャストしましたが、まったく何も起こらない平和な海でした。

また、少し移動し違う磯にてエギングもしてみますが、正直全く釣りが展開出来ませんでした。強風が邪魔をし、まともに釣りをするにも困難となってきました。4号ディープなんていうエギを使用しますが、高めの足場からでは風にラインを持って行かれ、狙った線を通す事も出来ません。
日没後しばらくして初日の釣りを終える事にしました。


疲れもピークでしたので、久々にホテルに入る事にします。
飲んで、ゆっくり熱い風呂につかり、死ぬほど寝たい気分でした。
最近、釣れない日々が続いているせいか、普段から無い頭でひたすら考えておりました。
この厳しい中、自分に釣れるアオリはいったいどこにいるのだろうと・・・。
低水温だったり、水潮だったりと、よく分かりませんがどなたに聞いても皆口をそろえてキビシイという状況が続いておりました。
夜間、ずっと何時間も回遊ポイントで粘るならば釣る事は出来るかもしれない・・・しかし、自分には単独で夜の磯は怖すぎる・・・。

ホテルの近くの居酒屋で飲みながらまたボンヤリと考えていました。
今までの経験ですが、まれに厳しい状況の中でも、まったく予想に反し爆釣する時がありました。
およそ一般的にはエギングにならない様な状況での事です。
そんな中で異常なほどの高活性のスイッチが入るもの・・・
何となく自分の中での答えが見えてきた頃、深い眠りにおちて行くRockBeachでした


あくる朝五時に目をさますと何やら外が騒がしいです。
窓をあけてみると、何と!バケツをひっくり返した様な大雨でした。
そしてビュービューと風も唸っております。
さすがに途方に暮れてしまいました(笑)
天気予報をチェックすると、どうやら昼頃には回復するとのことでしたが、朝イチ入ろうと思っていた青物ポイントは危険なので断念します。
4時間(汗)ほどホテルの部屋にて待機しておりましたが、なかなか雨はやみませんでした。釣りをする時間が無くなってしまう・・・。
しかたなくホテルをあとにし、近場で昨夜のアオリ釣りの答え合わせをしてみる事にしました。

車を走らせてすぐに、気になるポイントが目にとまります。
ココなら自分が考える条件にマッチするかもしれない!
急いで車からタックルをおろします。
アレ!? アレっ???
ギャフがありません!!
どうやら昨日どこかに愛用のギャフを忘れてきてしまった様子・・・。
どっかでひろった方、ラッキーですね!!

海を見るとやっぱり自分が求めていた感じの場所でした。
これならイケルかもしれない。
おまけに潮も少しだけ流れている感じでした。
得意なエギを結びまずはキャストします。
ゆっくりと30カウントほど着底を待ちます。
パンパンっと軽くシャクリ、一気にフリーで垂直に落とします。
ドン!! 次のシャクリで抱いてました
やっぱアオリはこうじゃなきゃ(笑)


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携帯の写真だと凄くコロッケに見えますが、それでも500グラムほどはあるんです・・・。もう、この際サイズはどうでも良いっす。
嬉しい嬉しい久々の一杯。


よし、今しかアカン!! 二投目、三投目と丁寧にシャクってみますと・・・
ドン!!っとまたまた乗ってくれました
きっちり海底で抱かせてるので、かなり長くグイングインが楽しめます!
サイズ以上の引きが楽しめるディープは最高っす。
あれ・・・こりゃちょっと抜き上げはコワイなあ・・・。
連続二回の釣行でバラしてるし、何とか確実に釣りあげたいし・・・。
竿を置いてギャフを取りに車に戻る事にします。
ああーグイングインで竿が動いてドボンしそう・・・ヤベえ。

ダッシュでギャフをとってきました。
ホントは小アオリちゃんごときに使いたくなかったんですがネ。
お恥ずかしながら・・・。
最強の悪魔の爪にてサクっと。


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800グラムくらいかなってメスでした。
なかなか春はオスは抱いてくれませんなあ。


チャンスタイムも終わりに近づいてきたので袋につめてみました。


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良いお土産がゲットできました。
とりあえず自分の予想した答え合わせが間違ってなかったので大満足。
真昼間のワン奥でも釣れました


本日最終はやっぱ磯に向かうことにします。
完全にマズメを逃しているんですが、まあ何があるか分かりませんから最後に頑張ってみる事にしました。

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自分的にはエエ感じかなと。


ちょっと浮気してタイドミノーをサラシに投げて行きます。
ガンガンガン!! おおおー
バシャ! 真っ黒の魚体が目の前で飛び出してきましたやん!!
しかし残念・・・GTロッドじゃ弾いてしまうんでしょうか・・・。
人生初の磯ヒラ様はお帰りになりました
しっぽの大きさから見ると70アップは間違いなさそうだったんで残念!

気をとりなおして今度は真剣にピンテールをキャストして行きます。
投げては巻き、ずっとその繰り返し・・・。
ぼんやりやってますと、ガッ!とソルティガのハンドルが止まってしまいました! やばい・・・一瞬遅れて鬼アワセを入れるとスポンっと抜けてしまいました
魚だったんでしょうか、それとも浮き藻かゴミか・・・。
急いで同じ場所、同じレンジ、ラインを通してみますが、特に何もひっかかりませんでした。
なんだったのかな・・・。
そろそろワクワクする季節が来たかなってニヤニヤしながら長い長い道を車まで戻って行きました。
悲しいかな・・・帰りお世話になってる熊野のショップでアオリ用の赤いギャフを買いました。
ちーん。

 




 

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