12月29日から12月31日までの日記






明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。




当ブログを始めて、三度目のお正月が来ました。
思い返すも、何と進歩の無い毎日かと、お恥ずかしいかぎりです
そんな自身の釣行記ではありますが、いつも見て下さっている方々にお伝えしたいです。
いつも本当に有難うございます。
皆様の今年一年の釣りも、幸多き事であればとお祈りいたしております。
どうぞ、これからも宜しくお願い申し上げます。




さて、新しい年を迎えおめでたい気分なので
皆様にもご紹介させて頂きたいと思います。
南紀に通いだした頃に知り合った、三重南部の友人達がついに!
チームを結成されたのです。
その名は、「ROCK ON」、との事であります。
熱い想いがギュッっと詰まっているのでしょうね!
チーム結成、誠におめでとうございます
リンクの方に追加させて頂きましたので、どうぞこちらもご覧下さいます様宜しくお願いいたします。
それでは、2011年度ラストの釣行記を綴ってまいります。








仕事納めは28日の夕方までであった。
急いで帰り、釣りの準備をぼちぼちと始める。
前回の日記でもお伝えした様に、最後の釣りは南紀へと決めていたのだった。
別にそれは海況が良さそうだったからではない。
ともかく、ラストは大好きな南紀、特に串本へ行きたいのが全てであった。

とはいえ、釣行日が近づくにつれ、自身のアンテナにてその海を想像する毎日だった。
だがしかし、知れば知る程に、自身が思う好条件とは相反している様にしか思えなかった。
クリスマス前後には寒波が襲来し、各所にても大きくその水温は低下してしまったであろう。
ましてや、私が好きなエリアは黒潮の影響を敏感に受けるのである。
寒かろうが何だろうが、乱暴な言い方をすれば、潮と風が良好であるならば、たとえ厳寒期でも問題は無い。
黒潮の流れを示すデータから見れば、いつもと大して変わらないものではあった。
しかし、他のデータから見れば、全くそうは思えないと自身は判断したのである。
その場に立って海を見ていないから、正直、何の確信も持てないのだが・・・。
少ない経験しかないのだが、どうにも厳しいと感じるのだった。


海況やベイトの情況、また具体的な情報をも頂いてはいた。
また、違うエリアにおいてだが、目の色が変わる様な釣果もお聞きしていた。
しかしながら、今回もまた、釣果優先とは思えなかったのである。
単純な話、好きな場所にて気儘にノンビリと過ごす事。
それが最高の贅沢だと思うのだった。








29日、出発の日は家庭の大掃除の日でもあった。
本年度中に、賃貸の倉庫を家主にあけ渡さないとならない。
結局、やっと片付いたのは午後3時をまわった頃であった。
まず、向かったのは、日頃お世話になっている先輩達の待つ場所だった。
毎年恒例の、釣り仲間たちの忘年会に今回も参加させて頂ける事となったのである。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、気がつけば日付が変わる頃となってしまった。
南紀釣行に向け、とても好きなお酒も今夜は我慢する。
別れを惜しみつつも、独り南紀へと車のハンドルを切ったのだった。


その老体をいたわるがごとく、愛車の南紀特急を走らせて行った。
思いのほか道はすいており、30日の午前2時には串本町の入り口へと到達する事が出来た。
すぐに眠れば、約3時間位は休む事が出来たであろう。
しかし、海を目の前にしてそれは出来なかった。
あれよあれよという間に車はポイント付近の駐車スペースに。
早速、竿を出してみるのであった。
楽しい夜の釣りの始まりである。







手に持ったのは、最近、お気に入りのライトタックルであった。
実は、夜の釣りの度、どうにも煩わしいと感じていた事がある。
ジグヘッドに真っ直ぐにワームを付ける事であった。
そこで今回、自宅にてしっかりと準備して来たのだった。
正直、今までこんなにも苦労した準備は無かっただろう。
もう、勘弁して下さいと言いたい程に大変だった。

ケースに綺麗に収納したそれらを見ながら、いざ何を結ぶかを考えるのだった。
とりあえず、良かれと思ったワームを手にとってみる。
すぐさまそれをキャストして行く。
1投、2投とそれで探って行った。
どうも良くない気がして、二つ目、三つ目と交換して行く。
しかし、そのどれもが今の海に合っていない気がしてならないのだった。
思う線を、また思う深度を、イメージする速度にて引けていないのではと疑心暗鬼となる。
熟慮しながら購入したそれらであったが、この状況にて実際に使ってみるとそのイメージはまるで見当違いに思った。
やはり、実際に使ってみないとよく分からないのだ。
少なくとも、未熟な自身にとっては。
磯青物の釣りもまた、膨大な数のルアーを買っては試し、自身には使えないものばかりを増やす日々であった。
ソフトルアーの釣りもまた同じになるのかもしれない。
ともかく、手持ちのワームで一番イメージに近いものでひたすら撃って行った。



街灯の明かりが当たる場所に移動し、すぐに変化が訪れた。
ボトム付近にて、カツンとした硬質の感覚が伝わって来たのだ。
フッキングを入れるとすぐ、グググッとした手応えを感じる。
気持ち良い締め込みと共に上がってきたのは、体長25センチ程のガシラだった。
見るとお腹ははち切れんばかりである。
抱卵したメスであった。
とても美味しそうではあるが・・・。
しかし、すぐに海に帰した。
ガシラとて釣られる程にその数は減り行く一方であろう。
オスだから、抱卵していないから、キープして良いかといえば微妙ではある。
ゲーム感覚で釣りを楽しむタチではない私は、有難くも貴重な釣果として美味しく頂くのが常である。
それらの基準をどう置くかは難しいのだが、さすがに子を宿した魚には優しくあろうと思う。
その後、手を換え品を換え、ポイントも移動してみたが全く反応を得られなかった。
これにて、夜の釣りは終了し次の釣りの準備となった。





今度は磯の釣りである。
今回、本当に土壇場までポイントを絞れないでいた。
正直、自身にはどこもそう差はないと思えたのである。
最終的に決め手となったのは、ある釣友の言葉であった。
その方曰く、「一年間、お世話になった磯にご挨拶に行く」。
そう、私との話でおっしゃってみえた。
それが妙に心に響いたのである。
そうして、私も大好きな場所に行く事に決めたのだった。



明け方より釣りを開始するが、全く何の気負いも無かった。
もし、チェイスやバイトがあればラッキー程度の気持ちであった。
キビナゴがもしかして接岸していないか?
そんな淡い期待もあったのだが、陽が完全に昇れどその姿を見る事は出来なかった。
お気に入りのトッププラグを投げ、続いてミノーを引き、そしてジグとそのレンジを下げて行った。
また、その順番を変えながら、数時間かけてローテーションして行った。
今回、お正月用の魚を持って帰るという大切なミッションも遂行しなければならない(笑)
目指すは陸漁師、いや、そんなカッコイイもんじゃないナ
「家庭漁師」。
ヘタな自分にはそれが似つかわしい!




そそくさとロッドを置き、もう一本の竿に仕掛けをセットするのだった。
狙うは、鍋にして美味しい魚達である。
準備もほぼ終わり、いざという頃になって急激に潮が変わりだしたのだった。
もう、驚く程の勢いで潮が流れ出したのである。
重りは20号、25号をそれぞれ、5つほど持っては来ていた。
しかし、まったくそれらでは仕掛けをそこに止めておく事が出来ないのだ。
ダブル、トリプルで重りをセットするが、流される事を止めれないのだった。
結果、根掛かりが多発し、かなりの仕掛けをロストしてしまう。
潮が緩み、また潮流の影響を受けにくい場所に移動してみるも、今度は全くもってアタリが無い。
プランBの、カワハギ釣りにシフトしてみるも、アタるのは餌取りのチョウチョウぐらいのもの。
結局、お正月用の魚をゲットする作戦は大失敗に終わったのだった。
磯の餌釣りもまた、とても恐ろしいものである(笑)
その後、ルアーに集中し、3時間程キャストを続けたが・・・。
全くもって何も起きなかった。
夜の釣りに備え少し早めに撤収する事にした。







夜の部は、本気の南紀メバル狙いであった。
良かれと思う場所を、事前に何か所か航空地図にてチェックを入れていたのである。
はたして、そこが本当に良いポイントかは私には分からない。
釣友の中には、この南紀のメバル釣りにて素晴らしい釣果を得ていらっしゃる方もみえる。
仮に教えて頂けたとして、はたしてそこで竿を出して良いものなのか・・・。
自身の結論はノーである。
分からないなりにも自分で魚を探す事!
無駄足の連続になるだろうが、そのプロセスこそが自身の宝物になると信じるのである。
もう、どうにもならなくなった時には、エキスパートな釣友に泣きつくかもしれませんが(笑)
ともかく、明るい内に海の中を観察しに向かった。



おそらく、あまり叩かれてないだろうという小場所に到着する。
磯から上がった頃より、次第に風が強くなって来ていたのだが・・・。
ポイントに立つと、正面から凄い風が吹きつけている。
風速にして、約5~8メーター程の体感である。
とてもではないが、自身の未熟な腕では釣りが出来そうではない。
ザッとだけ辺りを見回してみたが、なかなかどうして良い雰囲気であった。
近くには、一台の車が停まっている。
見れば、メバル用のタックルに、気持ち大き目のワームがセットされている。
その車のナンバープレートを見ると、何と!横浜ナンバーなのであった!!
全く凄い情熱のアングラーである
あながちハズレでは無かったかもと、機嫌を良くして次の場所へと移動してみた。





二か所目は磯である。
しかし、ここも風が大きく邪魔をするのであった。
陽が傾き始めるまではあと少し。
細かく見ている余裕は最早ない。
すぐに車に戻り大きく移動する。
結果として、強い風を避ける場所に落ち着く事になった。
夕マズメ狙いのアングラー達の姿もちらほらと見えている。
おそらく、ここは実績の高い激戦区なのだろう。
素人の私が、とても太刀打ちできる場所ではない。
しかし、風を背に受ける場所は限られている。
ましてや、夕暮れまではあと30分ほどしか残されてはいない。
難しい事もまた一つの経験である。
めいいっぱいの防寒対策をしていざ磯に向かった。



時はまさに夕暮れ時であり、潮位もどんどんと増して来る。
比較的に低い磯が広がっており、ジャンプすれば何とか届くほどの切れ目が並ぶ。
辺りを見回すと、やはり、一番沖に面する磯に潮が当てている様に見えた。
磯でのメバル釣りは初めてであり、どういった所を狙って良いかよく分からない。
また、初めての場所ゆえ、水の中がどうなっているかも知らないのである。
ともかく、まずは一番よく潮が動く場所に立ってみた。
陽は傾き行き、オレンジ色の空が次第に黒く染まって行く。
まず、自身が結んだのはミノーであった。
何のベイトを意識しているかも分からない。
ただ、岸際より沖に向かってよく潮が払い出す様な流れがある。
僅かばかりだが、トウゴロウのザワメキがその流れに見えた。
はたして、果敢にベイトを追いかけ回す様な状態ではないかもしれない。
ともかく、まずは飛距離の出るミノーにて、広範囲に手返しよく探ってみる事にした。



表層をスローに、時にストップをまじえながら静かに探って行く。
レンジが違うかもと、宙層、そしてボトムへとミノーを送り込んでもみた。
しかし、全く反応は無い。
やがて完全に暗くなった頃、ジグヘッドへと移行して行く。
海底の形状、シモリなどを全く知らない。
手に伝わる感覚だけを便りに、極力、ボトムに沿ってゆっくりと通してみるのだった。
他の場所での釣りにて、魚はいるのに全くルアーに反応を見せない事がよくあった。
今、この海で、はたして、いつ奴らのスイッチが入るのかも分からないのである。
風、波、潮流、潮位と見なければならない事は山ほどあるのだ。
今、出来る事は、ただただ丁寧にルアーを通し続ける事しかない。
そんな気持ちで投げ続けて行った。
結局、日没より四時間ほど粘ってみた。
その内、魚信といえる感覚は二度。
一度はおそらく、小型の外道がついばむ様なブルブルとしたもの。
もう一度は、どこかモゾっとした様なとても小さい違和感でしかなかった。
残念ながらフッキングには至らず、あくまでそれが何かは想像の域を出ない。
手足はかじかみ、最早、その感覚は殆ど無くなってしまった。
眠気もまた限界に達している。
心残りであったが、南紀メバルへの挑戦はまたの機会とした。
港に戻りすぐに深い眠りへと落ちて行った。






あくる、大晦日。
起床したのは午前7時前であった。
昨日より南紀入りされた先輩に連絡してみると、夜明け前の磯にてキロクラスのアオリを二つとの事であった。
ご本人は満足されていないかもしれないが、この厳しい状況での二杯の釣果は凄いと思った。
近くのヤエン師に聞くと、丸一晩釣りをして釣れたのはアカ烏賊が一つとの事。
まさに釣る人は釣っている、そんな釣りをするのが先輩であると思った。


遅刻とはなってしまったが、最後に磯に立ちたいとポイントを目指した。
しかし、どこに行っても満員であった。
渡船屋にも人が溢れており、地磯にまでお客さんを渡している様子である。
上物師でごったがえし、とてもルアーを投げる余地が無かった。
巡り巡り、やっと立てそうな小場所を見つける。
まるでアスレチックの様なルートを進み、やっとの思いで立つも数人の渡船客がいらっしゃった。
運良くも立ちたい場所が空いていたので、お声をかけて入れさせて頂ける事となった。
数時間投げ続けたが、自身のルアーに反応してくれる魚の回遊は無かった。
二人のグレ師が話しかけてくれたが、実は磯青物師でもあるとの事。
情報交換もさせて頂き、とても楽しいひと時を過ごさせてもらった。
この様な偶然の出会いもまた宝物である。
少し早いが、磯からあがり南紀を後にする事とした。
今年も沢山の夢を見させてくれた南紀、感謝の気持ちが溢れて来るのだった。
有難う。そして来年もまた宜しく。
そう、海に向かって心の中で別れの挨拶をした。






帰り道、特に目立った渋滞も無く、またスムースに三重へと戻る事が出来た。
途中、あるショップにてワームを探す事にした。
今回の釣りにおいて、手持ちのものに足りない感じをそれで埋めようと考えたのである。
時間を置いてしまっては、せっかく、海で実際に感じたものが風化してしまうかもしれない。
感覚がまだ新鮮な内に、なるべくそれを具現化させる様、商品を見ておきたかったのである。
結果、二種類、それぞれ違うメーカーのものを購入した。


再び車を走らせて行くが、家が近づく内に、どうにも込み上げて来るものがあった。
釣り納め、これでは気持ちがおさまらないと・・・。
もう、たまらなくなって海に向けてハンドルを切った。
すっかりと陽は落ちている。
しかし、ここは通い慣れた土地であった。
もしかして、ここならばという場所がすぐに頭に浮かぶのだった。
ポイントに着き、早速、準備を整える。
結んだのは、帰り道にて購入したそれであった。
キャスト後、すぐにテンションをかけてのカーブフォールに入る。
まだだ、まだ少し早い。
底ギリギリまではもう少しだろう。
やがて、想像したボトムに達する頃、とても小さい違和感が手元に伝わる。
来た! すぐに鋭いアワセを叩きこんだ。
っと! 何という突っ込みであろうか。
全く想定外の引きに驚いてしまった。
強気のドラグはそれでも全く出ない。
数度の突っ込みをかわし、やがて、浮かんだその姿に笑みがこぼれた。




























P1010245

南紀のメバルではありません。
でも、本当に嬉しかったです。
自身にとっては難しい、三重・紀北のメバルとやっと出会う事が出来ました
やったね!!



























P1010246

同じ魚です。
抱卵はしていない様ですが、ずんぐりとよく肥えていました。
背中の辺りには筋肉がみなぎっており、強い引きにも納得がいきました。
計測すると、25センチ強ありました。
夢のサイズには程遠いですが、その重量感は自己ベストを更新するものであったと思います。
厳しい釣行でしたが、最後に、想い出に残る魚と出会え幸運でした。
このドキドキ感がたまらないのです。







このお正月は二日より仕事を始めています。
初釣りをされてみえる皆様がとても羨ましいですね!
落ち着いたらまた私も釣りはじめに行きたいです。

それでは





My Tackles


Rod  13READEN GRF-TR83deep
Reel  DAIWA EXIST HYPER BRANZINO 2508R
Line  RAPALA RAPINOVA-X PE #0.6
Leader  SUNLINE FLUORO #1.5
Lure     Gamakatsu  COBRA29 1.4g Hook#4  Jighead
             YAMARIA  MaMa Worm eco SHIRAUO 2"