2月20日の日記
先日のアジ探しの釣行。
自分なりの勘を信じポイントを巡ったつもりでした。
しかしながら、結果は大惨敗でした。
とても悔しいのでもう一度行ってみる事にしました。
前回とは逆に北から南にランガンして行く事にした。
まず入ったのは、去年の厳寒期に何度か通いつめた場所であった。
ここの海底の様子は面白い。
およそメートルにも満たない水深から、一気にドン深へと落ち込む様な地形となっている。
おそらく、捕食の為にシャローまで出てきた奴が、そのカケ上がり!?部分にて餌を捕える感じだろうか。
海況や魚の気分にもよるが、多くはカケ上がりの底付近でバイトを得たのであった。
それを思い出しながら、ゆっくりと探って行く。
20分、30分と、丁寧に通して行くが何の反応も無い。
少しだけ立ち位置を変えてみるがやはり同じであった。
そこで、少し浮気をしてメバルを狙ってみる。
しかし、残念ながらこちらも反応は無かった。
ガシラの方も同じであった。
今回は回遊を待つつもりは無い。
急ぎ足で次のポイントへと向かう。
二か所目は広範囲に街灯の灯りが水面を照らす場所であった。
水深はさほど無いのだが、時として潮が強く流れる場所である。
ここでは探り方を変え、なるべく沖に遠投し表層から速いパターンで様子を見る事にした。
感覚として、およそ2メーター刻みでレンジを落として行く。
数投で底を探るまでになったが、やはりといった感じであった。
少し離れた場所には数人のエギンガーがみえる様だ。
どうやら、数杯ずつ釣れた様子である。
長居は無用と更に南下するのだった。
三か所目は夜の釣りでは初めての場所だった。
昔、日中の釣りで何度か訪れた事があるが、正直、パッとした釣果を得る事は無かった。
ゆえに、ポイントの記憶も曖昧なのだった。
車を駐車スペースにとめると風で大きく揺れた。
走行中は気付かなかったのだが、かなりの風が吹き付けているのだ。
防寒具を着込みながら、大まかに辺りを見回して行った。
強風が吹き、波立つ暗い海はいつも不気味である。
おそらく、あの辺か?という場所が目についたが、なかなか前に足が進まなかった。
しかし、ここで行かないならば、結果は分からずじまいなのだ。
怖さと、身が切れる様な冷たさを噛み殺し先へと進んだ。
やがて、ポイントへと着くと水飛沫をおびた横風が頬を叩く。
暗さに目が慣れて来ると、沖には小さな白波も立っている様子であった。
しばらく耳を澄ませていると、どうやら、波の音に混じり、何かが水面を割る音がする。
音のする方に目を凝らすのだが、それを目視で捉える事は出来なかった。
釣りにて確かめるしかないのだろう。
先程までのシステムでファーストキャストを撃った。
分かっていたが、それでは思った所へルアーを届ける事は出来なかった。
キャストを放った瞬間、強い横風にラインは大きく膨らんでしまう。
しばらくして、あらぬ方向にルアーが着水する。
自身には少し考えがあって今のシステムを使い続けている。
メインラインにはPEを使用し、リーダーにはフロロの1.75号を結ぶ。
おそらく、一般的には繊細なアジ釣りには不向きとされる仕様だろうか。
手慣れた感覚でやってみたいのが半分。
その中で換えれるものはかえ、その変化でどう魚が変わるかを知りたいのが半分なのだ。
この時、まずは安直にシンカーを大幅に重くしてみた。
これにて、おおよそ狙った場所まで届く様にはなった。
しかし、それでは抵抗をかけたフォールが速くなりすぎてしまうかも知れない。
否、もしかしたら、その速さが吉と出る事もあるだろうか。
一投一投、そんな自問自答をしながら続けて行くのだった。
風で膨らむラインを使い、遅くしたり、一瞬止めてみたり、流してみたりもする。
勿論、水の中を見ている訳ではないので、それらはただのイメージでしかない。
下手をすれば 「そういう事」 をやっている自身に、ただ酔っているだけという事にもなりかねないだろう。
しかしながら、自身はそんな事が好きなのである。
様々やった結果、辿り着いた仮説は 「パターン」 が違うであった。
おそらく、魚はそこに居る。
それさえも断定は出来ないのだが、居ても喰わないと思うのに慣れているのだろう。
自身の歴史の大半はそうであったから。
そこで、元のシンカーに再び戻すのだった。
おそらく、無理をして飛ばさなくて良いのだと。
風の吹くままに乗せるのだと。
どうやら、奇跡的に何かが噛み合った様です。
おまけに、思っていたよりもずっと型が良いのでした。
やったね!
マグレでも嬉しい。
それが正直な気持ちであった。
果たして、本当にそれが正解であったか?
結果として、今日この日、その時間帯には間違いではなかったのである。
パタパタとバイトが続いた。
掛けれるもの、掛けれないもの。
また、獲れるもの、バラスもの。
あまりの事に数は覚えていないが、しばしの間続いたのである。
掛けそこねても、魚を落としても、しばらくは喰いが遠退く事は無かった。
何が理由かは知る由も無い。
そんなラッシュが一段落した頃、風向きは刻々と変わる様になった。
潮位も変わり行き、潮の流れも変化して行く。
バイトを得られるパターン、そしてそのレンジも違って行った。
それでも、まったく反応が無くなる感じでは無かった。
10分、20分、また、30分に一度と間隔があくのだが、
自身の引き出しをローテーションしているとアタルのであった。
帰りの時刻となった為に納竿といたしました。
とても綺麗なアジでした。
楽しかったし、とても嬉しかったです。
ただし、バラシた魚はきっとこの倍はありました。
たまたま、それでも、この日は釣れ続いてくれたに過ぎません。
私一人だったから良かったものの、他に人がみえたらご迷惑ともなりますね。
少なく出来る様に精進したいです。
ともあれ、久々のアジの釣果に大興奮でした。
実はその後、何度か通っているのです。
また、更新して行きます。
アジ釣り、難しいですね。
楽しいな。
それでは
My Tackles
Rod 13READEN GRF-TR83deep
Reel DAIWA CERTATE 2506 FINESSE CUSTOM
Line YGKよつあみ PE #0.5
Leader SUNLINE FLUORO #1.75
先日のアジ探しの釣行。
自分なりの勘を信じポイントを巡ったつもりでした。
しかしながら、結果は大惨敗でした。
とても悔しいのでもう一度行ってみる事にしました。
前回とは逆に北から南にランガンして行く事にした。
まず入ったのは、去年の厳寒期に何度か通いつめた場所であった。
ここの海底の様子は面白い。
およそメートルにも満たない水深から、一気にドン深へと落ち込む様な地形となっている。
おそらく、捕食の為にシャローまで出てきた奴が、そのカケ上がり!?部分にて餌を捕える感じだろうか。
海況や魚の気分にもよるが、多くはカケ上がりの底付近でバイトを得たのであった。
それを思い出しながら、ゆっくりと探って行く。
20分、30分と、丁寧に通して行くが何の反応も無い。
少しだけ立ち位置を変えてみるがやはり同じであった。
そこで、少し浮気をしてメバルを狙ってみる。
しかし、残念ながらこちらも反応は無かった。
ガシラの方も同じであった。
今回は回遊を待つつもりは無い。
急ぎ足で次のポイントへと向かう。
二か所目は広範囲に街灯の灯りが水面を照らす場所であった。
水深はさほど無いのだが、時として潮が強く流れる場所である。
ここでは探り方を変え、なるべく沖に遠投し表層から速いパターンで様子を見る事にした。
感覚として、およそ2メーター刻みでレンジを落として行く。
数投で底を探るまでになったが、やはりといった感じであった。
少し離れた場所には数人のエギンガーがみえる様だ。
どうやら、数杯ずつ釣れた様子である。
長居は無用と更に南下するのだった。
三か所目は夜の釣りでは初めての場所だった。
昔、日中の釣りで何度か訪れた事があるが、正直、パッとした釣果を得る事は無かった。
ゆえに、ポイントの記憶も曖昧なのだった。
車を駐車スペースにとめると風で大きく揺れた。
走行中は気付かなかったのだが、かなりの風が吹き付けているのだ。
防寒具を着込みながら、大まかに辺りを見回して行った。
強風が吹き、波立つ暗い海はいつも不気味である。
おそらく、あの辺か?という場所が目についたが、なかなか前に足が進まなかった。
しかし、ここで行かないならば、結果は分からずじまいなのだ。
怖さと、身が切れる様な冷たさを噛み殺し先へと進んだ。
やがて、ポイントへと着くと水飛沫をおびた横風が頬を叩く。
暗さに目が慣れて来ると、沖には小さな白波も立っている様子であった。
しばらく耳を澄ませていると、どうやら、波の音に混じり、何かが水面を割る音がする。
音のする方に目を凝らすのだが、それを目視で捉える事は出来なかった。
釣りにて確かめるしかないのだろう。
先程までのシステムでファーストキャストを撃った。
分かっていたが、それでは思った所へルアーを届ける事は出来なかった。
キャストを放った瞬間、強い横風にラインは大きく膨らんでしまう。
しばらくして、あらぬ方向にルアーが着水する。
自身には少し考えがあって今のシステムを使い続けている。
メインラインにはPEを使用し、リーダーにはフロロの1.75号を結ぶ。
おそらく、一般的には繊細なアジ釣りには不向きとされる仕様だろうか。
手慣れた感覚でやってみたいのが半分。
その中で換えれるものはかえ、その変化でどう魚が変わるかを知りたいのが半分なのだ。
この時、まずは安直にシンカーを大幅に重くしてみた。
これにて、おおよそ狙った場所まで届く様にはなった。
しかし、それでは抵抗をかけたフォールが速くなりすぎてしまうかも知れない。
否、もしかしたら、その速さが吉と出る事もあるだろうか。
一投一投、そんな自問自答をしながら続けて行くのだった。
風で膨らむラインを使い、遅くしたり、一瞬止めてみたり、流してみたりもする。
勿論、水の中を見ている訳ではないので、それらはただのイメージでしかない。
下手をすれば 「そういう事」 をやっている自身に、ただ酔っているだけという事にもなりかねないだろう。
しかしながら、自身はそんな事が好きなのである。
様々やった結果、辿り着いた仮説は 「パターン」 が違うであった。
おそらく、魚はそこに居る。
それさえも断定は出来ないのだが、居ても喰わないと思うのに慣れているのだろう。
自身の歴史の大半はそうであったから。
そこで、元のシンカーに再び戻すのだった。
おそらく、無理をして飛ばさなくて良いのだと。
風の吹くままに乗せるのだと。
どうやら、奇跡的に何かが噛み合った様です。
おまけに、思っていたよりもずっと型が良いのでした。
やったね!
マグレでも嬉しい。
それが正直な気持ちであった。
果たして、本当にそれが正解であったか?
結果として、今日この日、その時間帯には間違いではなかったのである。
パタパタとバイトが続いた。
掛けれるもの、掛けれないもの。
また、獲れるもの、バラスもの。
あまりの事に数は覚えていないが、しばしの間続いたのである。
掛けそこねても、魚を落としても、しばらくは喰いが遠退く事は無かった。
何が理由かは知る由も無い。
そんなラッシュが一段落した頃、風向きは刻々と変わる様になった。
潮位も変わり行き、潮の流れも変化して行く。
バイトを得られるパターン、そしてそのレンジも違って行った。
それでも、まったく反応が無くなる感じでは無かった。
10分、20分、また、30分に一度と間隔があくのだが、
自身の引き出しをローテーションしているとアタルのであった。
帰りの時刻となった為に納竿といたしました。
とても綺麗なアジでした。
楽しかったし、とても嬉しかったです。
ただし、バラシた魚はきっとこの倍はありました。
たまたま、それでも、この日は釣れ続いてくれたに過ぎません。
私一人だったから良かったものの、他に人がみえたらご迷惑ともなりますね。
少なく出来る様に精進したいです。
ともあれ、久々のアジの釣果に大興奮でした。
実はその後、何度か通っているのです。
また、更新して行きます。
アジ釣り、難しいですね。
楽しいな。
それでは
My Tackles
Rod 13READEN GRF-TR83deep
Reel DAIWA CERTATE 2506 FINESSE CUSTOM
Line YGKよつあみ PE #0.5
Leader SUNLINE FLUORO #1.75