2014年08月

決別

8月20日の日記









是非ともお会いしたい。



何も知らなかったあの頃。
たった一人でヒントを探す毎日でした。
そして、インターネットの中にもそれを求め彷徨ったのです。


この頃に拝見いたしました、ロックショアブログの幾つかは。
私に強烈なインパクトを残しました。




いったい、何だこの釣果は!?




見る度に驚きの連続だったと思います。

もちろん、釣果だけではなく、様々な事を学ばせても頂きました。


未だに信じられない思いでいっぱいなのですが。

今は、そんな、憧れの男たちと一緒に磯に立たせて頂いております。





そして、もう一人。

スタートから、強く 「ジグ」 の釣りを目指した私に衝撃を与えた方がいらっしゃいました。


yaku氏


「磯治具釣行記」 を綴られてみえる、ロックショアマンです。


三重でのジグの釣果があった際、思いもよらず、コメントを下さいました。
本当に嬉しかったです。


そして、先日。
まったく、偶然に磯でお会いする事となりました。















磯治具釣行記

http://blogs.yahoo.co.jp/yaku4656






我が 「Great Links」 につつしんでご追加させて頂きます。
是非、氏の釣りをご覧ください。
先駆者の LEGEND を知って下さい。

















今回の釣行は、色々な意味で決断を迫られるものであった。

一番の理由は、持病の不整脈が猛威を振るっていた事である。
不摂生が重なったり。
疲れや、ストレスがたまると、決まってその顔をのぞかせるのだ。

この、胸の違和感には、全ての活動を滞らせるに充分すぎる力がある。
文字通り、全くリズムが狂うし、胸苦しくて仕方がない。

そして。
何かの拍子に止まってしまうのではないか?という不安。
正直、今回限りは休もうと思った。






時を同じくして。

yaku氏もまた釣行を予定されてみえたのである。

そして、NKW氏もお仲間と南紀入りされてみえるとの事であった。



自分も行きたい。

だが、苦しい・・・。



葛藤して葛藤して。
やはり、私はどうかしているのだろう。
南紀特急のイグニッションをオンにした。
止まったら止まった時の事。
今しか見えなくても良いじゃないか!
今が無ければ、未来は無いという想いで向かった。
まさにのままにである。










未だ調子が悪いので、手短に記そうと思う。

先週の事に、深追いはしないでおこうと思った。
あまりに限定的だと思ったからである。

よって、ある場所に自身の好きな釣りを求めた。


南方系狙い。


アンリミテッドな釣りに全力をかけてみようと。








NKW氏、そしてご友人とパーキングにてお会いする。

希望の磯がシンクロしたが、磯キャパシティを鑑みて私は独りを選んだ。






開始はやはりポッパーで。

凪る海を前にそれしか思い浮かばないのも一つ。
そして、やはり、夢を追うのも一つである。



気になったのはその水の色であった。

台風の後遺症がまだ抜けきってはおらず。
そしてまた、連日、雨が降り重なるのである。

経験から。
おそらく、ここが一番マシでは!?と考えた。
しかし、緑がかった潮に満たされていた。



ポッパーを諦め、ペンシルに換えてすぐの出来事であった。
舐めてみて、その塩分の濃度が低い事は分かったのだけど。
もしかしたら、雨続きでとても渇望していたのか?
シイラの大きな頭が飛沫を上げる。


流れも緩いし、これは楽勝だろうと思ったのも束の間。
強烈なパワーでヤツは暴れた。
ノサれかけた時、やっとドラッグが出て事なきを得る。
周囲には怖い瀬などは無い。
時間を掛ければ何も問題は無いはずであった。



少しずつ寄せて、やっとその全貌を見る。
目測で、140センチ強。
立派な雄の姿がそこにあった。


徐々に抵抗は弱まり、テンションを抜かぬ様気をつけながら竿で寄せにかかった。
あと、もう少しだ。
そう思った刹那、パッと張り詰めたものを無くしたのである。
力をかけていた為、勢い余って後ろの岩へと叩きつけられてしまった。
立ち上がり、ともかくはリールを巻く。
巻き寄せて来て、リーダーが抜けた訳ではない事を知った。
そして、リーダーは殆ど欠損していない事も知る。
スイベルとの結束部分にて切れていたのだった。




実はここ最近の釣行でどうも気になっていたのである。

今まで。
自身はずっと、ユニノットで結んで来た。
強度的な不安はあったが、それでも、そこから切れてしまう事は無かった。
むしろ、他が原因で抜けたり、切れた事ばかり。
意識的にウィークポイントを作るという意味でも使い続けたのである。


しかし、ついにそれが破綻した。
純粋に力で切れたのかも知れない。
本当のところは分からないけども、ともかく、フルパワーでの引っ張り合いで切れた。



ならばである。
より良きものへと変えるしかないだろう。
私はとても不器用である。
「結ぶ」 という事が大の苦手なのだ。
今後、時間をかけて自身に合ったものを探したい。





うろ覚えのノットを結んではみたものの。
とてもではないが、きれいに組む事は出来なかった。
数回連続させたハーフヒッチは。
まるで、螺旋の様なトグロを巻いて伸びている。
それでも、慣れ親しんだノットを結ぼうとは思わなかった。
思えば、FGノットに挑戦したあの頃と同じだったろうか。








そんな事に手間取りながら。

携帯を取り出して見てみる。
yaku氏、NKW氏らはどうだろう?
陽も昇り切った今、状況を伺ってみる事にした。



どうやら、外したのは私だけだった様だ。
yaku氏にいたっては、とんでもない事になっているらしかった。
やってしまったな・・・。
そう、思いはしたものの。
後悔は無かった。
そして、自身なりの疑問へのヒントを。
両氏のお言葉に垣間見たのである。






磯から上がり、一人車で休んでいた。

前日から入ってみえるという、若きアングラー達があがってみえる。
状況を教えて頂くと、私とかけ離れてはいなかったらしい。


やがて、NKW氏らが車へと戻ってみえた。
せっかくの機会であるので、お二人と食事に向かう事に。
食べながらもお話を伺うと、あまりの違いに驚くばかりであった。
yaku氏とは電話でお話しさせて頂いたのだが、こちらもまるで違ったご様子である。












何かと言えば、それは 「潮」 の事だ。

自身、まるで分からないから、うまく書く事が出来ない。

流れとか、そういう事ではないのだろう。







少しだけ休み、どうしても、確かめておきたいと磯へと下りた。

それを、この目で見たかったのだ。




結果、そこは。

私が朝に下りた磯と変わりは無かった。




きっと、朝はまるで違ったのだ。






幸運にも 「色」 が違うから、それが分かったのだろう。

もし、殆ど違わない色であれば。

気付いてはいない。





「水」 そのものが違う。



これは、あくまでも、仮定に過ぎないもの。


どうか、真に受けないで頂きたいと願います。







この日、出会った全てのアングラーの方々へ。

誠に有難うございました。






それでは















2014 お盆釣行

8月12、13日の日記








今年もお盆といたしまして、三日間のお休みを頂く事が出来ました。
しかし、タイミング的には微妙な感じです。
前日になって、やっと台風が過ぎて行ったというものでした。
これには、しばし考え込んでしまいました。



おそらく、いつもの?台風であれば、
きっと、喜び勇んで出掛けたと思います。

今回は速度が遅かったからでしょうか!?
天候の事はよく分かりませんが、
何日もずっと波がありましたし、雨も沢山降りました。


どうにも、それが気になって、飛んで行く気にはなれなかったのです。
よって、一日目はゆっくりと自宅で過ごしました。
















初日の朝。

どこに下りようかとても悩んだ。
波がどの程度残っているか分からないのが一つ。
そして、もう一つは磯への道についての不安である。
今回は単独での釣行だ。
故に安全を最優先に考えての行動となった。



波の音は遠く離れたこの場所でも小さくはなかった。
おまけに。
時折、空と森が唸りをあげて震える。
次の瞬間、バケツをひっくり返した様な雨が叩きつける。
そんな事が、5分か10分に一度繰り返されていた。


辺りには誰も居なかった。
どこでも、好きな磯へ下りる事が出来る。
しかし、身動きが出来ない。
一時は朝の釣りを諦める気になった。
あと、10分待って変わらなければ止めよう。
そう思って時を待った。
有り難い事に 「タイムリミット」 にはピタリと雨は止んだ。











磯へと下りて、間もなくして夜が明け始める。

暗くてまだよく見えないが、入りたい先端は白波の中にある様だ。
風向きかうねりの向きなのか?
いつもは波に強い磯も消えてしまっている。
幾度か来ているが、これは、自身には初めての事であった。


同じ波高、風向きでもそんな事があるのだと。

改めて、磯とは恐ろしいものだと胸に刻んだ。
幸いにして、今いる磯に怖い波は無い。
他に誰も居ない事だし、波の変化を見ながら移動してみても良いだろう。
そんな風にして、まずは釣り座を決めた。










タックルをセットして、最後の選択に迷う。

真っ向からの強風。
シモリによって膨らむそのウネリ。

それでも飛び、泳ぎ切るものはどれだろうと・・・。



飛距離に関してはだいたいの見当がつく。

しかし、ちゃんと泳ぐかどうかは。
私には投げてみなければ分からない。
同じ様な潮に見えても、どうしても噛み合わない事も多いのだから。


よって、候補となるルアーをいくつか磯へ並べて置いた。
多くとも、2~3投で見切りをつけて換える。
泳ぎや、動きなどと、贅沢な事は言わない。
ともかく、イージーにまずは引ける事。
それで、一帯をサーチしてみる。
今朝はそれを一番とする。











投げ始めて、20分ほどが経過したろうか。
どうにも、妙な感じがして仕方がないのである。


曇り空や、雨の夜明けに立った事は何度もある。
何かと言えば、明るくなり行く時間の事である。



雨は止んだが、それでも、まだ分厚い雲に覆われているのは分かった。
しかし、それをふまえたとしても。
あまりにも、明るくなるのが遅かったのである。








強い向かい風によって、下手な自身には何度となくライントラブルが起きた。
しかし、ヘッドランプ無しでは。
解こうにも解けないのだ。
霞んだり、ぼやけているのではなく。
暗くて見えないという感覚であった。

水面に浮かぶルアーは見えなくはないが、手先がどうしても見えなかった。
もしや、突発的な病気にでもなったか?
まさか、時が止まっているのか?
そんな錯覚さえもが頭に浮かぶ。
違和感を感じずにはいられない。








まずは、トップで開始したのだが。
今日はそれに固執しないでおこうと思って来た。

シンキングへと換えてみたり。
ミノーを泳がせてみる。


そこで、やっと魚の息吹を感じる事が出来た。
何気に巻いたミノーにチェイスする影が見えたのだった。


ゆっくりと、ルアーの後ろを一定の間隔をあけてついて来るヤツ。
下から浮いて来て、ルアーに着いて。
足下まで来ると、また、下へと潜って姿を消して行く。


何度となくその 「尾行」 はあった。



その間、もちろん、ただ待っていた自身ではないのだけど。
魅せようと、思いつく限りの事は試したのだけど。
「尾行」 から次のステップへは無かったのである。


所謂、見切るというか、追わなくなるという雰囲気でも無かった。
同じサイズの個体が何度も追って来たし。
時折、鯉かと見間違う様な魚さえもが現れた。
その数、トータルすればおよそ、7~8回はあったと思う。







やがて、その魚を諦めて。
比較的、至近距離にある沈み瀬に狙いを絞ってみる。

そろそろ、瀬の上かな?っという所まで引いてくると。
モワッとした感じで水面が膨らんだ。
刹那、バシャっと飛沫をあげて何かが乗る。
しかし、ティップが入り、グンっとした感触を得た途端にバレてしまった。

その後も何かがモジって、バシャ!バシャ!っと出ては一瞬だけ乗る。
見えた白い腹はビール瓶くらいに見えた。
青物ではなく、もしかすれば、オキザヨリなのかも知れない。
まだ、暗さの残る瀬際では結構ある事に思う。


三回程それがあり、ついには、アワセ損ねてラインを絡まらせてしまった。

例の奇妙な暗さも手伝って、解けそうで解けない時間が長く続いた。
結局、新しくノットを組むはめとなる。
復帰した頃にはそのバイトは無くなってしまった。
ヤツのチェイスはその後も何度かはあった。
しかし、やがてそれも無くなってしまう。


あれだけ暗かった辺りも、気が付けば、一気に朝を通り越してしまったかの様だった。
まるで、記憶を失くしたか、ワープした感じとでも言うべきか。
いくら、チェイスに躍起となって時間を忘れていたとしても。
あまりに短すぎるのだ。






「お盆」   だけに。





荒れた磯に一人では、無い事も無いのかも知れない・・・。
今、振り返って尚、不可思議な感覚である。





































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幾度か立ち位置を変えてトライしてみました。
残念ながら魚の反応を見る事はありませんでした。
慣れないハイギヤにも苦戦。
無いはずのケアレスミス多数です。
やはり、何かが違います・・・。









































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炎天下でもガッツリ眠る為、眠剤を処方して頂く事にしました。
効果テキメンでしたね!
南紀特急の中の気温は36℃
五時間ほど、爆睡する事が出来ました。
気力、体力共に復活。
夕方の磯へと下りてみます。











幾分か波も落ちたので、朝、行きたかった先端へと立ってみた。

潮も絡む様に流れて、所々には沸き上がる様なそれも見られるのだけど。
キャストを繰り返すばかりの時間だけが流れて行く。
瀬際を通した際、シオのチェイスが僅かに一度。
ヘッドランプが欲しい時間まで粘ったが、後にも先にもこの一回限りであった。












翌朝、初日の磯へと下りてみる。

先端には二名。
隣にも、お一人の方が下りてみえた。

昨日と同じ風にやってみる。
同じ線を引き、同じ点を撃つ。
探りはバリエーションを増やしてみた。

しかし、やはり?というか、魚の姿を見る事が出来ない。
居ない事は無いと思うのだが・・・。

興味本位でルアーを追うという事にすら、魚達の 「合格点」 には満たないのだろう。

人間の努力だけでは近づけない 「自然の条件」 がある事とは思う。
だが、それを認めてしまうと、私はきっと全てを何かのせいにしてしまうだろう。


それならば、悪条件と思う中で、奇跡のヒットを願う方が良い。
釣れないと、負の記憶を塗り重ねるよりは。
こんな条件でも釣れた!といった記憶、経験を積みたいと思う。





いつも通り。
自身が出した吸い殻やラインの切れ端を拾ってゴミ袋に詰めた。

今日は無理はしない。
最早、誰も居なくなった磯をゆっくりと後にした。

今宵はクラブの先輩方との宴である。
世間より、少し早い自身の盆休みに。
急遽、皆さんが予定を合わせて下さった。
そのお心に感謝は尽きない。































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食べた事がないご馳走の数々を。
お腹いっぱいに頂きました。
美味しいお酒。
しっかり飲みました!


凄いお話の数々に感心したり。
大笑いしたり。
最高の時間は瞬く間に流れて行きました。




BLACK CURRENT

皆さん、本当に有難うございました。







朝まで眠って。
ダッシュで帰宅して仕事。
二日酔いこそ無かったですが。
笑いすぎて、お腹が筋肉痛で辛かったです。





それでは












小物探し

8月5日夜~6日の日記。












遠くの台風の影響で。
磯に立つ事を躊躇いました。
おそらく、場所さえ間違わなければ。
立てない事は無いとは思います。



しかし、そこはアレです。
私だって、人並みにおっくうになる時があるのです。




一週間の中での貴重な休みを全て投げうる事。
この暑い最中では、ただ、じっとそこにいるだけで疲労する。
磯以外の選択肢も沢山あろうかと思うのですが・・・。
どうにも、力がみなぎっては来なかったのです。




それでも、釣りはしたい。

よって、気軽に行ける、比較的に近い海へと行ってみる事にしました。
一日目の休みを自宅にて満喫し。
いよいよ!という時間帯に出発です。














狙いは、豆アジとカマスであった。

否、豆とは言うものの、出来れば南蛮漬けで美味しいサイズだと有り難い。
とある方面の沖では、良いカマスが獲れているとのお話。
漁港等のショアラインにも無いかな?って思惑である。










紀伊長島あたりからランガンして行くも。
全く、自身がその息吹を捉える事は無かった。
暗闇の中の海は悪くない風である。
おそらく、カタクチと思しきベイトはどこでも見られた。
蟲の類も外灯によっては垣間見る事が出来る。
しかし、肝心の魚の姿は無い。


結局、巡り巡って、自身の好きな漁港へと辿り着いた。

ここで無いなら諦めよう。

私の中での一つの尺度となる場所である。





結論として。

アジはそこにいた。


だけども、私の未熟なそれに反応は無かった。
サビキの方には釣れていた様子である。
20分か、30分にやっと一匹。
手返し良く、コマセをどんどんうって尚の釣果である。
アジのライズはあるのだ。
それは間違いなく、アジの生むものであった。
しかし、ルアーには反応してくれない。



潮が変われば、もしかしたらチャンスはあるかもしれない。

そうは思った。

けど、もう、瞼が重くて重くて仕方がないんだ・・・。

パトラッシュ・・・・・・。





釣りを諦めた瞬間である。

















翌朝は7時頃に起床。

涼しい風が吹き、パーキングにとめた南紀寝台特急はすこぶる快適だった。
さて、どこへ行こうか?
より、南下すれば、昼間のエキサイティングなターゲットの可能性はあるだろう。
自身が大好きな、南方系の幼魚とガチンコバトル出来るやも知れぬ。
ブウンっとひた走ればすぐそこなのだけども。
それではアレ過ぎると止めておく事にした。
大きく戻り、入り組んだ湾を探ってみる事にする。










幾つかの場所を巡ったが。

なかなか魚を見る事は叶わなかった。
嬉しかったのは、立ち入り禁止となっていた場所がそうでは無くなっていた!?事。
正確なところは分からないのだが・・・。
以前にあった通せんぼも。
釣り禁止、立ち入り禁止の看板も無かったのである。

地元の餌の方がコッパを釣ってみえたので。
私もお邪魔させて頂いた。
釣果こそ無かったが、荒ぶるシオの激しいバイトを見る事が出来た。
おそらく、タイミングさえ合ったなら。
その、ディープからは素晴らしい高級魚が出るやも知れない。
機会があるならば、改めてタックルを揃えてジギングをしてみたいと思った。






場所を変え、釣りを変えて。
一応、目当てのカマスには辿り着けたのだけど。
そのサイズは正に 「鉛筆」 であった。
きっと、丸干しにしたら美味しいに違いない!
しかし、可哀想で仕方ない。
傷めない様にすぐにリリース。


そして、いよいよ気が付くと伊勢まで来てしまっていた(笑)

釣り終了である。





























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美味しいと評判のカフェにて。
名物のドライカレーを頂きました。






























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その後は魔界をさ迷いました。

共食いしてくれんか!!っと二匹を捕獲。




























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この子もお安かったです☆












その後、某店の中古コーナーにて出会いが。



約20分、微動だにせずにそれを手に取って悩みました。





考えて考えて、悩んで悩んでした挙句。





BANKに猛ダッシュでしたね。










帰宅後の南紀特急の総走行距離は360キロ超でした。


南紀行けたじゃん!!








楽しかったですが、ビッグゲームが恋しかったです。





それでは
















2014夏の始まり

7月29日、30日の日記











台風11号ですね。

本当、ネチネチとやって来ています。


今週は磯を見送りました。
皆様の中にも、そうだった方もいらっしゃるかも知れませんね。
いよいよ、明日からとなりそうですが。
皆様、どうぞお気をつけ下さいませ。
被害が無い事を心よりお祈りいたします。













さて、Rockbeachの中ではやっと夏!です。

5月頃から 「夏の海」 の様であると、表現として使わせて頂いておりますが。
やはり、梅雨が明けまして、水温も27~28℃位になってまいりませんとね。
南紀の夏! とは言いにくいのであります。
いよいよの海へGO!です。











今回の釣行は、相棒のTaka氏との二日間である。

彼は現在、特に多忙を極められている。
そんな中でさえ、こうして、二日間を合わせて下さるのである。
誠、生粋の磯クレイジーであられるのだろう。


入りたい磯がある為、大急ぎにて出発する。
やはり、私が三時間ほど遅れて出る。
トイレも我慢して走り抜けた。



到着後、すぐさま用意をして磯へと向かう。
暗闇で準備をしていたのだが、磯靴を履こうとして痛みに飛び上がった。
何故にここに・・・。
明かりを点けると、そこには青々としたイガグリが転がっていた。
どうやら、それを思いっきり掴んでしまった様だ。
まったく、けったいなスタートとなった。
海毛虫でも握ったかと思ったゼ。












かなりの時間、磯上で朝を待つ。

寝よう、寝ようと言いながらも。
いつもの様に色々と話してしまった。
ハイになっているから、どうせ寝られはしないのだけど。
その、しっぺ返しが怖い年齢である。
そうこうしていると、一人、また一人とヘッドランプが山を降りてみえた。
こちらの磯にも一人、また一人である。
そして、道具を下して時を待たれた。




薄明るくなった頃、ようやく瀬際へと歩く。
周りの方々はまだ動こうとはしない。
きっと、ここでの始まりの時を知ってみえるのだろう。
しかし、自身はそれには従わない。
勿論、投げる方面には他に誰も居ないのを踏まえての事。
何故かは。
自身の過去の記憶があるから。
たとえ、間違っていても。
魚も、ベイトも 「まだ」 であるなら特に問題はないと思っている。












一投一投、想いと考えを込めてキャストを刻んで行った。

今日は難解なパターンはそう意識はしない。
好きな攻め手、思いのままにルアーをチョイスして行った。


まあ、結果は何も無いものであったが。
Taka氏は未明時に一発出たそうである。
間違いなく青物であった。
しかし、フックに触れる事は無かったとの事だ。
ここ、数回の釣行でも、Taka氏の誘いはメキメキと輝きを増している。
私には出せない魚を出させる力。


だからこそ、二人での釣行は意味深い。
私が無くても。
彼は魚の息吹を見る。
いわんや、無いと思っていた海に気付くのである。
もしかすれば、そのまた逆も有り得るだろう。
こうした 「生きた情報」 を大切にしたい。








やっと、夜の名残りが姿を消した頃。

遠くのものも鮮明に見える様になった。
どうやら、隣の瀬にみえるのは、M氏のお姿の様だ。
少し休憩と、竿を置かれたタイミングにて会釈する。
こちらへと歩いてみえて確信に至った。
久々の再会が嬉しい。
朝からの事をお伝えしていると、更に奥の瀬にみえた方もこちらへといらっしゃった。
初対面の方ではあったが、M氏とは顔なじみのご様子であられる。
どなたかな?っと思っていると、ロックさん?と声をかけて下さった。
有り難い事に。
この私を知っていて下さる。




Taka氏も交え、しばし皆で語らった。
こうした雰囲気も実に良いものだと思う。

厳しい磯を。
独り、厳寒期にさ迷い歩いた記憶。
誰も居ない磯で無になってキャストを繰り返す事。
それも自分だろう。
そのどちらもが心地良い。



その後、我々はすぐに釣りへと戻った。
けっして、まだ終わってはいない。
今からだと思っていた故である。
しばらくして、お声をかけて下さった方のもとへと自身は向かった。
NKW氏との出会い。
きっと、素晴らしい縁となると思った次第である。
































今朝も、可能な限りに粘ってみた。
昼前、どうしても何も起こせないと判断してやっと上がるのであった。
食事をして、その眠さに倒れる様にしてリヤシートへと。
炎天下の中にも関わらずに眠った。
それでも足らず、あやうく、午後の釣りを放棄してしまいそうであった。
午後4時前、スクランブルにて磯へと向かう。




当初、思っていた磯はどうしようもなく見えた。
私は口には出さないでいたが。
Taka氏が口を開いたのである。

下りる気がしないと。

釣りをしてみないと、本当のところなど分かりはしないのだけど。
そう、言ってくれた事が嬉しかった。


そして、互いに目標が一致する。
もう、迷いは無い。














































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EL dorado !!!





やったね!




全く何も無い中で。
爆発的に水面が割れたので超興奮しました。
ファイトもまた強烈でした。
本当、シイラは強いですね!

うーん、満足満足




Taka氏はここでも。
ドウンっと横っ飛びで迫る青物を出した様です。
シイラのチェイスもありましたが。
掛けたら可哀想だとその手を止めてみえました。
それもまた、素晴らしい選択だと思います。


期待していた夜の釣りはまったく。
こちらも粘りました。
眠る時間が無くなる!っと慌てて撤収。
二時間後には再び磯へと歩き出していました。











選んだのは、昨日の午後の磯。

悪くない感じに見えたが、まったくもって魚を見る事が出来ない。
四時間ほど投げ続けたがダメだった。
Taka氏はこの後、三重南部にて仕事があるとの事。
それに合わせて自身も上がる事とした。


氏と別れてから。

どうしても魚の顔が見たかった自身は居残る。
とはいえ、それは磯ではない。
気になっていた、小物がどうかを確かめてみる事にした。
最後の最後にて、やっと、タイミングが合致する。
続々と地元の方がいらっしゃったが、ここ最近では一番の喰いだとおっしゃってみえた。

毎日の傾向性を知る釣りのプロは凄い。
ここで言うプロとは、漁師さんのアングラーである。
一投一匹、百発百中。
ハードルアー各種での爆発であった。

残念ながら、自身はアジ用のワームと少しの根魚用のそれしか持ってはいない。

これが、普通!?に引いたら全くダメ!!

全然喰わない!(笑)




燃えに萌えましたね。

必死です。



































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先に帰られました、Taka氏のお宅にお裾分けに行きました。

で、残ったカマス様を料理してみます

























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きれいなカマスさんですね~

























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ひらいて。





























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フライが揚がりました


























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もちろん、塩焼もかかせません!

どちらも、アツアツを頂きました。


最高に美味しかったです






























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ムフフ。

漁師さんに頂いちゃいました


美味しすぎ














それでは













未練たらたら

7月22日、23日の日記










前回の磯はとても潮が良かった!?のでしょうか。

ヒラマサ、ハマチ達だけではなく。

もう一つのヤツも有ったのです。








何も無くなったので、いつもの様にミノーを巻き巻き。
ピックアップ寸前の上昇軌道にその姿が見えました。
一定距離を保ちながら、スウーっとゆっくりと着いて来ます。
とても、好奇心旺盛なヤツの子供たち。
おそらく、喰う気は無かったのでしょうが、気になって見に来たのでしょう。
動くそれを、まじまじと観察していたかに見えました。





それから更に数十分。

今度は、ココンっとした感触が穂先へと届きました。
その息吹は、まるでアジングの際のネンブツダイの啄みの様。
不思議に思って巻き寄せると、やはり、先程と同じ種の御一行様がチェイスしていらっしゃいました。



おそらく・・・。

好奇心旺盛の彼らは。
奇妙なものにとても興味をおぼえるのでしょう。

手足のある我々なら。
どうしても気になったものには 「触れる」 と思います。
彼らにはそれは無いですから。
鼻先や口を用いて、それを確かめてみたくなるのではないでしょうか。

きっと、それはバイトでもヒットでも無い感覚かと思います。
文字通り、ただ触っただけ。
ひとたび、本気になれば逃すはずは無いでしょう。
あの、暴威を思えば、そう考えざるを得ないのではないでしょうか。








ともかく。

悔しいじゃないですか!!
思わせぶりにその気にさせておいて、二度と会ってくれないなんてね~
本気で惚れさせなかったコッチも悪い(笑)
あの、女を思い出させます。




とっ

言う事で。

再度チャレンジです。















今回の出発も遅れた。

現地到着は午前2時過ぎ。
すぐに用意をしてパーキングへと向かったが、先行の方の車が3~4台停まっている。
無理に行くのはどうかと思い、諦めて違う場所へと向かった。
そちらには幸い誰も居ない様子。
下りられる磯はいくつかあるが、あえて、苦手意識を持つ磯へと向かう。
それは、苦手意識の克服だけではなかったろう。
アプローチが比較的に楽な気がしたのもあったと思う。
きっと、いざ歩いてみたら同じなのだろうが。
寝ずに疲れきっている身では、少々の事さえ楽を選んでしまう自身がいる。




磯へと下り立ったが、予想していた夜明けはずっと遠かった。
曇り空もそれを手伝っているのかも知れない。
しかし、それにしても遅いのである。
きっと、毎日、少しづつ、日の出が遅くなって来ているのだろう。
僅かに一週間しか経ていないが、今回は特にそう感じた次第である。





結局、実釣の方では、その苦手意識を振り払う事は出来なかった。

何もかもが難しいと感じるのだ。
もっと、地形的に厳しい場所でさえ。
もう少し、まともに出来る気がする。
疲れた身体、そして気持ちをリセットさせる為に。
チャンスタイムが過ぎた頃に磯へと横たわった。
地磯での磯寝。
不快だが、再び竿を出す為の原動力にはなる。
しかし、その後も何も起こす事は出来なかった。
磯から上がり、南紀特急にて本気の睡眠へと落ちる。






午後から向かったのは、朝に入りたかった方面であった。

餌の方を含め、磯上には誰も居ない。
天気も良く、磯は灼熱と化してはいたが。
それは、これまでの釣りとは比較にならないほど爽やかなものであった。
どうやら、この地域の梅雨も明けたそうである。
湿気、蒸し暑さが薄れただけで。
正直、こんなにも楽なものかと驚くのであった。
おそらく、気温は前よりも高い。
しかし、水辺にいると。
吹く風が肌寒く感じたりもする。



海は自身として唸るほどの雰囲気であった。
波は無いが、潮流は絶え間なく。
重い潮が絡む様に動き、黒ずんだ水面が霞む様に広がっていた。
そんな時には。
何を投げてもピタっと吸い付くかのごとくに思う。
どんなルアーに換えても、違和感を感じる事は無かった。
しかし、出ない。
おそらく、魚が居るのは間違いないのに。
何かが足りないのだろう。
釣れはしなかったが、とても気持ちの良い釣りをする事が出来た。
日没までの数時間。
終始、集中力が途切れる事は無かった。












今回は夜の釣りも頑張ってみたいと思っていた。

先週、アジをしながら 「アカイカ」 の大量接岸を見ていたからである。
餌木さえ持って来ていたらと。
とても歯がゆく思ったのであった。

しかし、一週間が経って、その姿は消えてしまっていた。
おそらく、ほぼ、毎日ご出勤の常連さん達も一様に首をかしげている。
網を入れられてしまったかも。
そんな言葉までもが飛び出す始末だった。
ならばと。
逆に捉えてアジの竿を出してみる事に。


































20140722_220221













やったね!


良型のアジに癒された瞬間でした。
その後もポツリ、ポツリと追加を得て。
楽しいひと時はアッと言う間に過ぎて行きました。
ヤバイ、寝ないと明日が持たない・・・という事で。
渋々、納竿とします。

















起床は午前1時。

二時間半ほど眠れた様だ。
早速、準備をしてポイントへと向かう。
驚いた事に、パーキングにはもう既に一台の車があった。
車内におみえになる様子だったのでお声を掛けさせて頂く。

「どちらへと入られますか?」 とお聞きすると、私が向かいたい磯をおっしゃられた。

では、違う方面へと向かいますと自身。
そこで、彼から言われてハッとする。



「この波の音、相当なものですよ!」

「あちらは立てないのではないでしょうか!?」

「お一人なら、こちらに私と一緒に入りませんか?」



言って頂いて気が付いたが、海からは轟々と恐ろしい音が鳴っていた。
数時間前には凪だったこの海。
まさか、波が出ているとは思いもしなかったのである。


なかなか、他のアングラーにこうも親切にはなれないもの。
出来る限り、自身の思う場所へと一番に陣取りたい。
そう思うのが正直なところではないだろうか?
「一緒に」 と言って下さった事がとても嬉しかった。
有り難く、そのご厚意に甘えさせて頂くのであった。









その彼の後を追って磯へと向かった。

近づくほどに波の音は大きくなって行く。
もし、一人であったなら、躊躇して車へと引き返したろうか。
それ程のものであった。

磯を歩む際も誠に危険な感じである。
何度かに一度は凄いウネリがやって来た。
タイミングを見誤れば、その波によって叩きのめされてしまうだろう。
前を行く彼はベテランの様であり、時をしっかりと計られて乗り越えていかれる。
そのタイミングに学び、自身もゆっくりと後を追った。






やがて、希望の磯へと到達して絶句する。
何というウネリだろうかと。
何故にそれが起きているかが見当がつかなかった。
急な天候の悪化、大風が出た訳ではないのだ。
あるとすれば、遠くの台風の影響だろうか?
やはり、海は恐ろしいものである。




夜明けを待つ間、しばし、その方とお話しをさせて頂いた。
聞けば、同じ三重の方であり、大きな釣りクラブをされてみえるとの事であった。
ふいに、ロックさん?と言って頂いてビックリ。
真っ暗で顔もよく見えない中だったので余計に驚いてしまった。
そして、夜明けのその時まで、沢山の事を教えて下さった。
怖い中ではあったが、とても楽しく待つ事が出来た。
あらためて、お礼申し上げたいと思う。
誠に有難うございました。









薄明るくなった頃、互いに思う釣り座へと向かった。

遠くの磯にもお二人が入られた様子。
我々が居る磯のすぐ隣にも、お一人が入ってみえた様であった。


自分の安全もさる事ながら、見渡す限りにいる方々が大丈夫か?
それが、気になって仕方がない朝であった。
ドバン!!っと一発を頭から被りながらも、振り返っては各アングラーがどうかを窺ったのである。
ご一緒して下さった方は、危ない時にはすぐさま逃げられている。
少し離れた場所の方は、器用にそれをかわす絶妙の位置にいらっしゃった。
遠くの方へは危ないウネリは到達していない様子だ。
これで、集中して釣りが出来る。
自身はワンドを見渡す、高台へと立ったのであった。








私の読みはこうだ。

きっと、波とウネリによって、鰤族がワンドへと入るだろう。
それが済めば、本命にゆっくりとアプローチすれば良いと。






結果、その全てが的外れに終わる。

全くもって、何も無かったのであった。
当たり前かもしれないが、荒れたら釣れる訳ではない。
分かっていても、センチメンタルになってしまう。
皆も頑張ってアタックしていたのだが。
一人、また一人と磯を後にされて行った。
嗚呼、眠けが MAD MAX.
今朝もまた磯寝を貪る。











どのくらい寝ていたかハッキリしない。

ぼーっとしていると、隣の磯にみえたであろう方がこちらへといらっしゃった。
お声を掛けて頂き、こちらの状況をお伝えさせて頂く。
しかし、このお方!
ただならぬ 「空気」 をお持ちだとお見受けするのだった。
ふいに、ロックさん?っとおっしゃって頂く。


やっぱり!!


ずっと憧れてきた、自身にとってはレジェンドな青物師であられた。



そして。

朝から、私の宿敵と渡り合ってみえたとの事。
そんな、貴重なお話をも詳細にお伝え下さったのである。
それは、自身が考えていた一つのかたちであった。











素晴らしき青物師、釣りの大先輩方にお声を掛けて頂ける。

そして 「BLACK CURRENT」 の RESPECT な仲間たち。

「ROCKSHORE WOLVES」 の悪友二人。



感謝は尽きる事が無い。







頑張ろう。

いつか、ガッチリと噛み合う事を信じて!








それでは































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