11月11日の日記







年末の連休に風邪をこじらせてしまいました。
かなり、苦しみました。
結局、元日まで治らずに。
釣り納める事が出来ませんでした。
ダウンしている間に。
いくつか、当ブログを更新はしましたが。
結局、2015年の釣りを最後まで書く事は出来ませんでした。

新年、二日からは毎年恒例の初売り勤務。
長引く風邪と、激務でグッタリでした。
週に一度の貴重な休みも。
寝て過ごす感じ。
未だ、初釣りにも行けていません。




早く、去年の釣行を更新して。
今年はなるべく早くに、釣行日記を書いて行こうと思います。
この様なブログにも関わらず。
お越し下さる方々に誠に感謝しています。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。










先日の日本海への釣りの旅の帰り。
KN氏と共に立ち寄った道具屋にて。
心動かされる出会いがあった。
何の事はない、中古品の展示を見ていただけなのだが。
その中にグッと胸に来るものがあったのである。
いくら、道具にうとい自身でも。
それが、どこのメーカーかはすぐに分かった。
「Abu Garcia」 であった。


実のところ、自身は中学~高校の時代。
Abuでバス釣りをやっていた。
なけなしの小遣いで手に入れたそれは。
ダイヤル式ブレーキを搭載するハイッテックな雰囲気のもの。
後にクラシカルな外観のものも手にするが。
トラブルレスで圧倒的な飛距離を得られる、前者をこよなく愛したものである。
残念ながら、ゴムボートの操船を誤まり。
ダムの底に消えて行った。


とにもかくにも。
久々にビビビっと来たのである。
おそらく、目にしたのはカスタムを加えられたもの。
私好みにギラギラと派手であった。
目を凝らし、見えた文字は。
「REVO」
早速、帰宅してネットを紐解いてみた。





メーカーのHPのカタログなど。
殆ど見ない私にはよく分からないのだけど。
自身のイメージの中の釣りと照らし合わせて見て行く。
しばらく、読み進めると。
発売予定のところに目がとまった。
紛れも無く 「REVO」 であるし。
少し大きく、強そうである。
あくる日、近くの道具屋に早速の問い合わせをした。
お店の方は発売を知らず、メーカーに問い合わせて下さったが。
正確な出荷予定は不明との事だった。


まだ、売っていないのだから。
評判も何も分からない。
何より、実際、使ってみなければ。
自分に合っているかも分からない。

悩んだのは、ハンドルの向きだけである。
右か。
左か。
これには苦悩した。

そんな、自身の迷い、我が儘を有り難くもきいて頂き。
右と左の両タイプを仕入れて下さると言う。
手に取って、お好きな方をお選び下さいと。
そのお言葉に甘えるのだった。




11月初旬、ショップから待望の電話。
仕事を切り上げ、すぐに急行する。
しばし、手に取って悩んだが。
左ハンドルを選んだ。
自身は磯、ショアのみで使用を考えている事から想像した。
船などの、細やかな、リーリングでのルアーアクションを重視するよりは。
ロッドによるそれと、ファイトに重きを置きたい。
ならば、慣れた右手でロッドを持ちたい。






















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Abu Garcia Revo BigShooter WM60

何より、デザインが大事!!
私の中の大きな基準です(笑)























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それなりに飛んでくれそうで。
試しに買ってみました。























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こんな事や。






















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こんな事に。



さぁ!

あとは海に行くだけです。











向かったのは、何度か青物を求め立った磯であった。
この日は、そこに探し物をしに行った。
自身には、なかなか出会えない。
レアなハタ科を求めて。




夜明けに向け、用意を整えて。
そのまま、ギリギリまで南紀特急でスタンバイ。
寒いし、怖いから。
潮汐は高い。
今日の波では被るのは必至であろう。
遠くに車のライトが見えたので、やむなく歩き出す。
慎重に慎重に。
二つの難所を久々のスーパーマリオでクリア。
否、どぼん!
体力の衰えは進んでいる。
初冬に水浴びをして高場に待機。
波が這い上がるので、荷物さえ置けない。
直立で背伸びをしながら。
バックパックからリール、ルアーなどを出した。
這い上がる波を、片足ずつ交わしながらで辛い。
ヘッドランプの灯りを海に照らしてもいけない。
投げる準備が整うまで、とても往生した。





まだ、明るくなる前からキャストを始める。
まずは、瀬の上や足下の際を。
ミノーで速く引いて行く。
何かの魚がもじって来るのだが。
バイトは無い。

やがて、陽が昇り始めた頃。
デイープダイバーで沖から舐める様に。
おそらく、ヤツは浮いているはず。
自身の勝手な想像にすぎないのだが。
「ボトム」 はそれほど意識はしなかった。
ともかく、フィーディングスポットとなりえる様な。
海底地形や流れを探して行く。


ここまで、比較的、軽めのプラグを投げたが。
PE4を巻いた、WM60に大きなトラブルは無い。
むしろ、ブレーキが強い印象である。


一通り投げた後、ジグや漁具など鉛に換えてみた。
しばらくすると、沖の潮目で大きなボイルが出る。
よりによって、違う釣りをしている時に青物だ。
さんざん通っても出会えないのに(笑)
本当、私らしい。
そこで、僅かだけ持って来ていたトップを投げる。
ボイルの起きた地点にはギリギリ届いたが。
やはり、喰わない。
諦めて、底物に徹すると。
また、ガボガボって具合いである。
少し可笑しかったが、アレは結構デカイ魚だろう。
気が付けば、後ろの磯に何人かのカゴ師が立っていた。
その内、二人が掛けては切られている。
アレが喰っているのか、はたまた、他の良い魚なのか。
もう、考えない様にしてジグを操った。






結果的には惨敗である。
少しのヒントさえつかめなかった。
自身が手を加えた、漁具の動きが悪い事や。
海を眺め、あの瀬は怪しいとか。
そんな事くらい。
結構な時間、竿を出し粘ったが。
石物師に場所を譲り、自身は手前へと移動した。
片付けようと、ロッドを抜こうとするも。
まったく、ジョイントが回らない。
いつものタックルの調子で差し込んだのだが。
カッチカチでビクともしなかった。
滑らない様にゴムバンドを巻いたりもしたが。
抜けない。


必死にもがいていると、ワンド内でまたしても捕食。
豪快な飛沫と音が響く。
抜けないままのロッドでキャストするも。
やっぱり、反応してくれない。
自身は喰わせの引出しが少なく。
パターンにたまたま合った時しか釣れないのだろう。
仕方なく、抜けないロッドのまま磯を上がった。






車に戻ってからも、何とか抜こうとするが。
やっぱり、ダメだ。
段差を越える度、グニグニと曲がるロッドを気遣い走る。
コンビニがあったので、朝食と氷を買った。
もしかしたら、陽が昇り、ぐっと気温が上がったせいで。
ロッドが膨張したのかもと思ったのだ。
ご飯を食べながら、15分ほど氷で冷やしてみる。
驚いた事に、するっとジョイントは抜けた。
きっと、このベイトロッドはかなり緻密なつくりなのかな。
これからは、差し込みすぎには注意しようと思った。





何か、釣る気が無くなり。
そのまま、帰宅の途に。
途中、取り置きして頂いていた商品をもらいに。
嗚呼、また、散財。
なんで、このタイミングにか。
だって、激レアだったしなぁ・・・。








その後も両軸ばかりを・・・。

それでは