12月22日の日記









ルアーや青物に。
全然、身が入らないでいた。
おりしも、平政の 。
私の中に無い、新しい条件に触れてはいたのだが。
回遊を知って尚、まったく、力が入らなかったのである。






前回の高知以降、さらに、エサの釣りへの想いは加速した。
今、思えば。
もっと、ひとに聞いたりしたら良かったのかも知れない。
ネットで叩いて、それ、おいそれと。
知ることができる釣りではなかった。



まぁ、先行きはそう長くはない身だが。
もう少し、自身で彷徨うだけの時間はあるだろう。
出来れば、今までの磯の釣り同様に。
まずは、自分の力で開いて行きたいものである。





この日、渡礁をお願いしたのは。
いつも、左隣に見えている岩山であった。
おそらく、そう、深くはないのは予想できる。
毎年、デカバンがある。
地形や潮の当て加減、その他もろもろ、必ず、意味がある何かがあるのだろう。
こと、青物にしても。
今まで、幾度となく、届かないソコに悔しい思いをしてきたのだった。










しかしながら、荷物の制約もあって。
本気でやれる道具は置いてこざるを得なかった。
唯一ある、キャスティングタックルは。
LDタイプのベイトタックルが一つである。
私のセッティング能力では。
お気に入りのプラグを。
とてもではないが、まともに、飛ばす事が出来ない。


結局、強い風や、それによる潮流を前にして。
ちゃんと、出来ることは無かった。




後でお聞きした話だが。
いつもの磯においては。
大型のアイツらが、狂った様にエサを求めていたらしい。
何度も、磯でご一緒した、常連の石物師が言うのだから。
もう、間違いないとは思う。








磯あがりまで、エサの方は頑張ったつもりである。
50号の錘をもってしても。
穂先から、真横に糸が行く位に強烈であった。
20メートルから25メートルほど沖に。
気になるシモリが、うっすらと白く見えてはいるのだが。
そこまで、仕掛けを飛ばす事は出来なかったし。
届いてなお、潮流ですぐにシモリへと絡んでしまうだろう。
結局、足下のポイントを攻めるしかなかった。




強烈な潮ではあったが。
それでも、アタリが無かったわけではない。
元気なウツボが挨拶してくれたし。
驚くことに、35号のクエ針にメンドリがちゃんと口にフッキングしていた。
それ以外は特に何もなく。
13時に磯あがりとする。












不完全燃焼であった為。
あくる日が仕事であるにも関わらず。
帰りに夜釣りをする。





日没後、少しして。
穂先がゆっくり、すぅーっとお辞儀をして行った。
押さえ込み、すぐに元に戻る。
今まで、見たことがないアタリ方であった。
送り込んだり、少し待ってみたのだが。
それ以降、いっこうにアタリは無い。
もしかして、一気に素針にされたか!?
気になって、回収してみる事にした。


























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!!!!!

なんじゃ!?

この、スパッとした切り口。
























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なんか、刃物で真っ二つに切ったかの様である。

よく分からないが、何となくくさい。

気になって仕方ない。









その後はガクン、ガクンのウツボ様のアタリ。

ココン、ココン、ギューンはこの方である。























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こいつがまた、良い引きをするんだな。







ある時間になると、まったくアタリは消えてしまった。
潮とか、時合いとか、自分には分からないけども。
エサ釣りもまた、とても、シビアである。

きっと、分かるまで。

ずっと、竿を出していないとね。







年末の三連休を利用して。
釣り納めを計画していたのですが。
たちの悪い、胃腸風邪にやられてしまい・・・。
この日が、釣り納めとなってしまいました。







それでは