今年に入ってから約二週間。
結局、釣りにはまだ一度しか行けていない。
自分は某自動車ディーラーの営業である。新年早々、初売りだの何だのでなかなか見動きがとれないのだ。
例年、この時期からいわゆる決算シーズンへとなだれ込んで行く。
去年はそれでも何とか調整して通ったが、はたして今年はうまくいくか。

去年一年は可能な限り、ショアから狙う事の出来る様々なターゲットにチャレンジしてきた。各釣りごとにタックルをそろえ、ルアーも数多く集めてみた。

海のルアー経験の長い方、また凄腕のエキスパートの方々は経験や知識、鋭い洞察力など様々なものから予想し、ポイントに立ち狙った獲物を釣っておられる。
厳しい条件下にあっても、一瞬のチャンスをモノにして執念の一匹を釣られる方もみえる。まったく、自分には想像すら出来ない凄い世界である。

しかし、たくさんのアングラーがまた、なかなか釣れない海のルアーフィッシングを繰り返してみえるのもまた事実である。
自分もそんな一人である。一つの釣りに全く反応が無いと、もうどうにも釣れないまま時間だけが過ぎていく。
今考えれば、小さいメタルジグ、超小型のミノーなんかで小さい河口などで釣っていた。
エギングを覚えてからは一気に釣れる事が増えた。釣りに行くたび、何かしら満足して帰路についたものである。

しかし、季節が移り変わるとそれもなかなか上手くいかなくてボウズの日々もあった。おそらく、今の自分の釣りスタイルが出来上がったのはそんな経験からだろう。また、単純に海のルアーフィッシングの魅力にどんどんとりつかれて行ったのもあるだろうが・・・。

そうして、どんどん新しい釣り、違った獲物を求めて様々な釣りを経験して行った。非常に高い出費にはなったが、だいたいの釣りが出来る位の道具は揃った。
約一年、そんな事を繰り返している内に、毎回、何かしらのお土産を持って帰れるようになって行った。

ただ一つ、一つの釣りを奥深く求められている方からすると、まったく節操のない浮気なヤツだ!と言われるだろう・・・。
どの釣りも中途半端であると(笑)
まったくその通りなんだが、自分は元来、魚が好き。大小様々な魚、滅多に見れない様な珍魚など色々な魚に出会いたい。だからコレも良しかと思っている。
何といっても、驚くほど沢山の魚に出会えるパラダイス。それが三重、和歌山の海であるから。
だからこそ、その時々出会える、釣れる魚を求めて様々な釣りをやってみている。

様々やってみて、少しだけ、自分に合った釣りが分かってきた。
今年はそんな釣りをさらに深め、みがいて行きたいと思っている。
また、どうしても会いたい魚もいるので、どんどん新しい釣りもチャレンジしてみたい。

初めてメタルジグを投げたのはおそらく3グラムあるかどうかのジグだったろう。しかし、今じゃ磯から120グラムとかのジグをフルキャストしていたりする。やればやる程、タックルもルアーもどんどん大きく、重たくなって行ってしまった(笑)
ルアーが大きければ大物が釣れるか!?

答えはきっと・・・その時々であろう。
だから最近、大物を狙いながらも、意識的により小さく、軽くにこだわってみている。風や潮の影響で許される、ギリギリの使い勝手の良さのものを選んでキャストしているのだ。かなり難しいのだが、これも一つの引き出しと思って練習している。

今回はそんな釣りによさそうなルアーを入手したのでパチリと。
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これが大きい方です。


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こっちが小さいほうで60グラムくらい。

かなりしっかりした作りで頼りになりそうな奴らである。
一日も早く試してみたいな。
やっぱり、自分は釣りに行った日記を書きたいです。