2月8日月曜日、天気予報を見ながら悩んでいた。
予報では明日は雨、そして風も強い様子。波は2~3メートルとの事。

今回も珍しく連休がとれたので、天候さえ良ければ単身、沖磯リベンジも想定はしていたのだが・・・あいにくである。
自分は雨の釣行があまり好きではない。過去からあまり良い思いをした事がない。
けれどこのまま、ただゴロゴロと家で過ごしていても仕方無い。
天気予報の女子アナの言葉で重いケツをあげる事にした。
「冷たい雨ではなく、温かい一日になるでしょう!」
荒れるんだったら、荒れで良い魚ねらっちゃえ。平ぁ平ぁー!!
っと子供みたいな発想でタックルを用意して行く。ちなみに私は磯ヒラは一度も釣った事はございません。
青物探しの旅でございます。


しかし・・・この気温の高さはどうだろう。予報をみながら凄く気になった。
そんな季節外れのオカシナ事が起きるときは釣りに行かねばなるまい。
何も分からない自分ではあるが、そういう自然からのサインにはけっこう敏感に反応してしまう。
午前三時、南紀特急にカツを入れる!道中は車もなくスムース。
途中、矢野川峠の温度計は何と13度!! いつもはマイナス5度とかなんですが・・・。そんな感じで妙な予感を胸に串本を目指した。

日の出の約1時間前に現場に到着。通い慣れたこの場所でまずはヤってみる。しかし・・・強風でルアーが飛ばない。海面がジャバジャバしてペンシルは跳ねてるし、ジグも沈んでくれない・・・。
だましだまし頑張ってみたがダメだった。もう午前8時前である。
よし!! 本当にヒラスズキを狙ってみよう!
まったくの素人が良い場所求めて車を走らせるのだった。

フロントガラスを大粒の雨が叩く。かなりの雨そして風である。
運転しながら海を見る・・・どこも真っ白な波が立っている。

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サラシと言っても、どんなサラシが良いか分からない。
もちろん、ストラクチャ絡みが良いとは思うのだが、何しろ初めてでポイントも分からないので、まず磯に立ってみる事にしました。


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けっこう浅い場所ですが何とかルアーを狙ったラインに通して行きます。
やっぱ浅い・・・ルアー隊員が一人殉職されました。


やっては走り、また磯を探しては投げ、体も車内もベタベタに濡れながらのランガンとなりました。
凄く寒そうに見えるかもしれませんが、カッパの下は汗だく!! とにかく暑くて疲れます。荒れた磯も先日の恐怖の沖磯体験に比べると、まだ安全を確保できる範囲かと思いました。
途中、目を疑う光景を見ました。この荒れの磯で大勢の方が釣りをしているのです。
寒グレ? ヤエン!? まさかです。
皆んなヒラ狙いの地元の方のようです。駐車場にはルアーマンらしきステッカーのある地元ナンバーの車が何台か・・・。
凄いですな・・・平日にもかかわらず。みんなどんな仕事なさってるのでしょう・・・・・・。
って言うよりヒラのポイントちゃうのココ!!
しかし素人の自分は通り過ぎました(笑)

しばらく車を走らせます。走らせながら考えます。
沢山地元のヒラ師の方が入られてる。デル場所はおさえられてるはず。
ヒラばっか意識してたらアカン、もう一つのヒラも意識せんと・・・
そんな妄想をしながらすこし水深のある場所を見つけました。
ヒラ用、そして青物用のタックルを握りしめ向います。
まずは御ヒラ様狙い。
ビッグミノーをサラシにキャスト。よく分かりませんが、抵抗を感じながらサラシでもまれ、ヨタヨタする小魚をイメージして操ります。
でも出ません。サラシが出るタイミングとか、流れに乗せるやり方とか色々試してみるのですが・・・。

ずいぶん粘り、そろそろ移動かなと思っていたところ変化アリ!!
自分のルアーに同調し、沢山のベイトがルアーと一緒に凄い速度で飛び跳ねています。
おお!! とうとう御ヒラ様か!
もう一度、同じラインを引くと今度は黒い魚体が見えました。
よし、次で食わせる。
短いラインですが一瞬のポーズを入れるとガツン!
やっと来ました! けど・・・この走り方は・・・。

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この場合、外道になってしまいますね。懐かしの青物。
どうもサイズは秋に戻ってしまいました。
ツバス!? ハマチ!?なこの一匹。



再度キャストしてみます。サラシに入り、サラシからちょうど出る瞬間にゴン!!
P1000230
けっこうモタモタと撮影してますがまだ喰ってきました。
足場が高く抜き上げにチョット苦労します。
オーシャングリップは小物にて入魂完了しました(笑)
あると便利ねー



次のキャストで悲劇が起こりました。三投目、気楽にふるキャスト。
うおおおおおー
黒い魚の影が10匹以上K-TENを襲ってきます!!
これはまたとない機会です!!
こういう時こそ色々試さないとなりません。
どう追い、どう喰うかを見るにはまたとないチャンスです。
とりあえず追ってきたヤツの前で一瞬止めてやると・・・
群がって喰ってきます!
ヤバイ・・・どうやら三匹がKーTENにヒットしました・・・。
外そうにも外れず、ギャフは車の中。
仕方なく抜きあげることに。ロッドはまさに満月です。
抜き上げた瞬間、魚が暴れバランスを崩しました。ロングロッドの先端が磯に当たったかと思った瞬間、パシッ!!と嫌な音がしました。
ラインブレイクです。暴れた魚はそのハズミでルアーともども海に落ちてしまいました。
ルアーを付けたまま三匹が・・・心が痛みました。ですがロッドを見て更に痛みました。穂先が無い!

ここでやめるわけには行きません。気を取り直して青物タックルを用意。
今度はトップを攻めてみます。ザバザバの海面でトップルアーはアクションしませんが確かに追ってはきます。
こんな感じでトップを追うのか・・・初めて見ました。
やはりミノーにチェンジします。
今度はわざと動かさないようにします。
じーっと放置・・・チョンチョンと軽く動かすと・・・
ガン!! すぐに喰ってきました。

そんな感じで色々なアクション、色々なルアーで試しながら釣ってみました。連続でやればまだまだ釣れそうでしたが、せっかく生で学べる機会なのでゆっくりと楽しみました。
食べれるだけキープして、初めてシメてみると・・・
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ベイトは7センチくらいのコイツでした。他、トウゴロウなどもありました。
どんなサイズのルアーにも本気の反応をしめしましたので、スイッチの入った魚には正直、あまりマッチザベイトは関係無いかも・・・。



シメたり、写真撮ったり、休憩しながらのんびりやっていましたが約30分ほど群れはいた様子です。落とした三匹も含めると9匹。
P1000239
次、またいつ出会えるか分かりませんが、今回学んだ事をふまえ更に修行して行きたいと思います。

次の日も休みでしたが、この釣果でなんだかハングリーさが無くなってしまいました。そして強烈な腹具合の悪さ・・・。
濡れた体を温泉につかり、渋々と南紀を後にしました。
道の駅にて仮眠後、次の日の朝、三重にて定例のサーフ調査だけしましたがまったく反応なし。最近、サーフ人気だから抜かれているかもしれませんね。
今回のサラシの釣りで沢山のルアー、タックルの殉職者を出してしまったので、帰り道は釣具店をランガンしながら帰宅しました。

タックル

ROD  TEAMDAIWA-S S1404T-4RS(殉職)
REEL morethan BRANZINO 3000
LINE DAIWA PE2号

ROD ufmウエダ POWERPLUS GT 102H
REEL SALTIGA Z4500H
LINE DAIWA PE4号