5月26日の日記


約一週間ぶりの出撃である。
目的地は南紀、いつも通りです。
しかし、今回違うのは今まさに釣れているって事。
RockBeachは好調の海が初めてなのです(笑)


だからこそ、どこに入るか迷い悩みました。
釣ってやろう!ではなく・・・釣って良いものかと。
結局、結論は出ず、いよいよ出発しないと間に合わないって時間になって一本のメールが届きました。奈良のS氏よりのメッセージです。
道中、お電話をすると南紀に向かわれるという事。
それで急遽、今回はS氏とご一緒させて頂く釣りとなった。

現場に着くともうすでに何台かの車が停まっている。
まだ夜明けまでずいぶん時間はあるが噂通りの盛況ぶりだ。
氏のご案内で今回は初めてのポイントに立つ事に。
山に入って行くと遠くから大きい波の音が聞こえてくる。

ポイントまで何か所かのプチ難所があった。
明るければ何でもない場所も真っ暗闇の中では結構大変。
今朝は潮位が高いので海面ギリギリを行く場面もある。
タイミングを見計らっているとゴオオーっと暗闇から真っ白な波が打ちよせてきた!
避けるすべもないまま、ドッパーンと波しぶきをあびる。
ポイント到着前にもうパンツまでビチャビチャになった。
正直ビビッったが先に向かわなければならない。
数度波に耐えながらおさまるのを見て一気に進んでいった。
一人なら絶対に引き返していました

到着すると先行者さま一名。波が高いのでちょっと高い場所に待機してみえた。
今回、立ちたい場所はまだ少し先なのだが予想以上に波とウネリが強く水没している。仕方ないので手前のこの場所でやる事にする。
連日の好調を物語るかの様にあたりには悪臭が漂っている・・・。
ヘッドライトで照らすと磯が真赤に染まっている。
大量の青物がシメられたあとである。
いやがおうにも期待が高まってくる。

夜明けを前にタックルを準備しスタンバイする。
しかし・・・投げるルアーが決まらない。
初めての場所で勝手が分からないのと、風が強いので飛距離が出るルアーと考えてしばし悩んでしまった。
とりあえず結んだのは大型のポッパーであった。

薄明るくなっていよいよ実釣開始!!
比較的波静かな場所を狙ってポッピングで様子を見る。
まだ回遊が無いのか雰囲気がない。
海面が見えるくらい明るくなってきたので潮が動いている場所に移動する。
しかしそこはまた、波が足元に当たり豪快に波しぶきを受ける場所だ。
ずぶ濡れを覚悟し気合で立つことにする。
一人なら絶対に立たない状況です
それでも慎重に立ちたい場所の五歩ほど手前に立つ。

潮と波が大きく動いているのでポッパーから得意のペンシルに交換してみた。
今回、回遊している群れが何のベイトをおっているかも知っていたし、どんなルアーに好反応かも少し聞こえてはきていた。
そこで素直になれないのが自分の悪いところかもしれないが・・・。
いつもの修行のままのルアーで行くことにする
釣れなくても仕方無いし釣れたら嬉しい。
約15センチのファットなペンシルである(笑)

いつも通りに丁寧にアクションさせて行く。
まだまだうまく操作出来ないので、思いどうりに操れるのは2回か3回に一度といった感じだ。
立ち位置の高さ、波の高さ、風向きなどによって更に難しくなる・・・。
今回も頑張って練習!?しているとガツンっと来た!!
焦って竿を立てるとグングンっと引いてフっと軽くなった。
よし!!魚が来たぞっと思ったら次は右隣さんにヒット。
左隣さん二名も竿が曲がっている!
ふいにカツオの一本釣りのシーンが頭に浮かび笑ってしまった

笑っている場合じゃあナイ!
焦りながらも丁寧に通して行くと、自分がやりたいアクションが出来ると絶対にバイトしてくる様になった。
しかし・・・ゴンっと持って行かれるがすぐにフックアウト。
ガツンっと合わせを入れてもフックアウト・・・・。
ドラグが緩かったのか合わせを入れたらジーっとリールが鳴きポロリ。
人一倍、魚は喰って来てるのになかなかカケれない。
周りは順調に魚をブチ抜いている

やっとのことでフッキングさせ、いつもより強引に巻き寄せて抜きあげたのは約60センチのハマチ
何というか、見たことない位に体高がありまん丸い奴だった。
パンパンに太っていていかにも美味しそう。
ささっ シメとこかな
っと荷物の場所に魚を持って駆け寄ったときにバタバタバタっと暴れ始めた。ツルっ! ぼたっ!!
あああああー!! 岩の穴から海にお帰りになってしまった。

急いで戦線復帰するもやっぱりフックアウトが数回。
自分のヘタさが身にしみた瞬間でした
すると群は去り静かな海に戻っていきました。
周りでは皆んな解体ショーの真っ最中
諦めきれずに続けているとゴボっという音とともにサラシの中でヒットしてきました!!
よしっと竿を立てますと穂先がガンガンガンっと叩かれます!
さっきよりはずいぶん強そう。
がーっと走ったかと思えば…一気に潜り始めたり。
急に動きが変わるので巻くに巻けない感じ。
何とかゴリ巻きして寄せると、また足元に来てグングンと潜っていきます! タイミングが悪いもので、さっきから大波が打ち寄せっぱなし。
波が上下し、頭からしぶきを浴びまくり。
三歩前に行けばもう少し何とかなりそうですが、どうにも動くことが出来ない状況でした。
ぐんぐんっと潜りついには根にラインがスレてきました。
万事休す。あと三歩が前に出ません。
最後のゴンゴンゴンっという突っ込みの後・・・またしても軽くなってしまいました。無念・・・。

しばらく頑張るもその後は群が回ってくる様子もなく。
S氏も昼から用事が入っているとの事であがる事にしました。
今回、人とは違うルアーとアクションで好反応をみせてくれたので嬉しかったのではありますが・・・。
どうにも上手くカケられず非常に悔しい思いをしました。
釣れている場所っていう事に躊躇したのですが、やはり実際に魚と向き合うことでそこから学ぶ事は多いのかと思いました。
釣れない海での修行も好きですが、この様な修行も大切かと。
今回、フックがST-66の2/0と大きく太いものだったんですが、これに合わせるタックルのバランス、そしてカケる方法を考えてまたリベンジしたいと思います。
楽しい経験をさせて頂いたS氏に大感謝です
また機会があればぜひ(笑)