7月6日、7日の日記


私にとっては非常にマレな事ですが今月は連休ばかり。
いやがおうでもワクワクしてしまいます。
次の休みに照準を合わせ、アレコレと釣りの事を考えながら頑張って仕事してる日々です。
最近、まったくお魚さんには会えてない・・・。
ですが、タックルをはじめ様々な事を見直ししながら過ごしていました。
先輩方とお話させて頂いていますと、ラインブレイク、ロッドブレイク・・・更にはリールブレイク!!の経験までお聞かせ下さいます
やみくもにガチガチのタックルでは、むやみに魚を怒らせてしまい逆に根に直行される事もあるとの事・・・。
もちろん私には経験のない事ですが、もし・・・があるかもしれませんので(笑) 色々と調べてみることに。

手元のグリップから先端のルアーまで、そのタックルのバランスは非常に繊細ですよね。
初心者ゆえに理論的な事はよく分からないですが、知識としてだけではなくやはり実際に試してみるのが良いかと思うRockBeachです。
今回は大事なリールのドラグ設定について考えてみました。

どんな釣りでも、いつもだいたいの感覚でドラグを決めていましたが・・・。
そのだいたい(笑)がいったい何キロなのか気になってました。
なので、また散財して思い切って道具を買ってみました。


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ちっちゃいモノですが何と15キロまで計測できる様です。
色も私にはGOODでした


さて、肝心の何キロに設定するかですが・・・。これはまったく謎です(笑)
ガチガチやで!!って締めこんだドラグが簡単に出て行く事もありました。色々と調べ考えた結果、とりあえず今のタックルには竿先で10キロ!ほどにしてみる事にします。
いつもいつもシッカリ計ってばかりいられないので、スプールを回しながら感覚で何キロかを体に覚えこませて行きました。
もしかしたら、ファイト中にイジル可能性もある・・・。
3っつノッチを回転させたらどの程度強くなるか、夜中にオッサンが一人ニタニタしながらカチカチと遊んでおりました。


仕事に追われながらすぐに出発の日となります。
我が家から南紀まではいつも高速道路を利用していますが、この6月末からいよいよ無料化試験中って事でさっそくその恩恵を受けています。
通う私にとってこれは有難い
今回は少し浮いた予算で沖磯を目指してみることにしました。
分からないながらもデータを見てはポイントを悩む様になりました。
水温も急に下がり、普通ならチョットきびしい感じです。
しかし、やっぱり行ってみないと分からないですから
南紀には夢があると信じている私は今回も南を目指します!

渡船屋さんの駐車場に到着すると遠くから大きな波の音が聞こえてきました。
今回は一人なので緊張しながら準備していますと、ぞくぞくとベテランの磯釣り師の方々がいらっしゃいます。
ご挨拶をしていますと四人組の底物師の方々がお話して下さいました。
ルアーの人は後ろも見んとビュンビュンやるから怖くてしゃーないわ!
まったく集中して釣りできへんなあって・・・。
ああ・・・これは気まずいなと思っていましたが、このグループの方々は大変に心の広い方々でした。
兄ちゃん初心者やし一人やろ!?
他の釣り人と一緒やと迷惑かかるからな! 俺らと一緒に磯に上がろうやって!!
朝からRockBeachは感動してしまいました。
いつも思うのですが・・・磯の餌師の方々は何て寛大なのだろうと。
荒磯の釣りの世界ではまだまだ新人のルアー釣り・・・。
そんな我々にさえ一緒になって安全に楽しく一緒にやろうと温かく声をかけて下さるのです。
ルアーマンどうし、どこかギスギスした状況とは裏腹に餌師の方々は大きい気がします。

港に歩いて行きますと海は荒れ模様でした。
海全体にモヤがかかっていて何とも不気味な感じです。
すぐに大海原に出ると、まるで遊園地のアトラクションの様です!
巨大な波に船は激しく叩き落とされながら進みました。
目標の磯は・・・残念ながら波の中に。
溜息をついていると船頭さんからゲキが入ります!
ココしか無理や!!って。
急いでポジションを整えます。
無我夢中で底物の方の沢山の荷物をまるでバケツリレーの様に手渡していきました。
船は波で激しく揺れて、とどまっている一刻の猶予もない感じなのです。
最後の荷物を上げ、私のロッドを持って頂き無事に渡礁する事ができました。

磯にあがるやいなや、兄ちゃん好きなとこに入りなよってお言葉・・・。
足下での釣りとなる事も多い底物の釣り、本当はポイントは限られているはずです。有り難く、お言葉に甘えさせて頂きました。
タックルを準備しておりますと、いきなり目前にナブラが立ちます!
どうやらサバなどの様ですが期待は高まります
今回、釣れない長いトンネルに入ってしまっている自分は目先を変えて初めてのシイラを第一の目標にしてみました。
見たこともないシイラですから、とにかく広範囲で探っていきます。
始めてどの位たったでしょうか。まったく魚は見えません。
その間も上物をされている方に順調にヒットが続き、大きな魚がどんどんとタモに入っていきました。
私はどう探ろうにも魚信を得る事はありませんでした。

やはり状況が悪いのか・・・。そんな不安が頭をよぎりました。
目先を変えて勝負してみよう! ふいにそんな気持ちになりました。
前にも書きましたが、今は好きなペンシルは封印している・・・。
期待のNEWルアーに命を吹き込んでみます。
少し立ち位置を変えると、そこはかなりのシャローで大きな沈み根がある場所がありました。
もしかしたら、アイツが根についているかもしれない・・・。
そんな幻想をおもい浮かべながらキャストして行きます。
今回初めて使うルアーなのですが、何とも自分に合っている様に感じました。タイプは違いますが、今までのペンシルの釣りが無駄にならない感じなのです。
ルアーを見て操作している私自身、時折、本当のボイルを見ている様な錯覚をおぼえました(笑)
あまりギラギラせず、それでいて丁寧にアクションさせていた数投目、ソイツはふいに姿を見せたのです!

いままでの青物のトップゲームでは体験した事がない緊張が走ります。
しいて言うならば巨大なブラックバスが現れたそれに似ていたかもしれません。
突然、ゆらあーっとどこからともなく現れたのです。
まだ姿がハッキリ見えない深さにいましたが、黒い何かがゆっくりと着いてきました。
それは一瞬の事でしたが、自分にはまるでスローモーションの様に見えていました。
息を飲みながらもコレだと思う動きをさせると、ソイツは急激に戦闘モードとなりました! 聞いたこともない激しい音を立てながら襲ってきます!!
ちゃんと引ける距離はあとわずか・・。
今まで、何千回とイメージしたアクションをルアーに与えてやった瞬間!
一気にドフォ!!っとルアーを攻撃し、水面が爆発しました!
瞬時にソイツは真下に潜って行きます。
ギュンっと穂先が入るやいなや竿を立ててアワセを入れました。
ゴッ!とした衝撃が一瞬伝わりましたが、それを噛みしめる間もない程すぐに鋭い突っ込みが襲います!!
期待はもう確信に変わりました。
何千回と夢想したヤツが喰ったのです。
ついに夢の魚とつながったのです!!

もう何も考えずにひたすらゴリ巻きします。
強大なタックルのパワーで意外なほど簡単に浮いてきました。
あまりにも強い力がかかったのでしょう・・・。
リールのハンドル、そしてリールシートが緩みました。
強く、強くしめたのにも関わらずです。
この一瞬の気持ちの迷いで状況は一変しました。
一気に横に走られ、今の立ち位置からはモロにラインが磯に触れる位置まで行かれました。
反射的に横飛びしながら移動します!
絶対に逃がすものか!二度と会えないかもしれないんだと!!

その間はきっと1.5秒くらいでしょう。
形勢逆転するには充分すぎる時間でした。
話には聞いていましたが・・・その突っ込みのパワーたるやまさに暴力的でした。
カウンターパンチを食らい、ロッドは水面に突き刺さるかの様です。
ゴリゴリとラインが根に当たる感触が伝わりました。
万事休す・・・。その瞬間、思いがけず10キロのドラグがギーっと少しずつ出てくれました。
まだ根にこすっているが、少しずつヒットポイントがズレていて何とか耐えてくれていました。
しぼるだけしぼり、まるで覚悟を決めたかの様にふいに軽くなりフッと浮いてきました。
水面に浮いたソイツはまぎれもない姿でした!
いったい何度、夢にみたか分かりません。
ついに出会えました

しかし、あろうことかギャフのシャフトの長さは想定外です。
抜きあげる勇気はもうこれぽっちも残っていません。
本当に神経衰弱なゲームでした。
気が付きませんでしたが、何と、底物の方がタモを持って駆け付けて下さっていました。
よく釣れる上物を想定したタモの径なので何度も何度も入りきりませんでした(笑)
その度に息を飲みましたが、やっときれいにタモに入り引きずりあげて頂きました!









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ヒレナガカンパチ

本当はキレイな茶色だったんですね。
僕が下手でスレぎみになってゴメンね。


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肌には激闘の跡がくっきりと・・・。
震える手足でもう無我夢中でシャッターを切っていました。
あとで計ってもらと、約70センチ、3.7キロでした。
嬉しいのであえて、「カンパチ」と呼ばせて頂きます。


単独ばかりのRockBeachですが、今回は底物の方のご厚意でブツ持ち写真まで撮っていただきました。
本当に有難うございました。


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恥ずかしながら
放心状態で手足ガクガク、頭から汗びっっしょりの姿でございます。


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無我夢中(笑)
リーダーがジャマですね。
七夕だけに年に一度っきりはイヤやなあ。


もたもたしてたら地合いはもう過ぎてしまいました。
その後もシイラを求めキャストを繰り返しましたが出会う事は出来ませんでした。
約9時間投げています
しばらくすると、スマガツオの群れが磯を取り囲み、餌の方と一緒にしばし楽しい時間を過ごせました

今回、本当に何から何までご親切にして頂いたベテラン釣り師の方々に本当に感謝しています。
詳しくは申しませんが、大阪に拠点をおかれるクラブの方々でした。
より大きく、より重く・・・滅多に出会えない夢の魚を純粋に追い求められる釣り師の方々です。
社会的にも人々に貢献され、お仕事でも成功しきっている立派な方々でありました。
ジャンルは違うけど、同じ磯で釣りする仲間やないかと・・・。
そのお言葉、そして実際の姿に本当に感動しました。
誠に有難うございました。


今回の釣りは本当に運が良かったと思います。
たまたまかもしれませんが、苦悩してきての結果でしたので嬉しかった。
まだまだ学ぶ事も問題点も沢山ありますが、コツコツと進んでいきたいと思います。
アングラーの数だけ考えも、想いもあると思いますが、私はずっと夢を描いて釣りをしていたいです。
これからさらに、夢の第一位のアイツを求めて行きます!
GO!!RockBeach GO!!!です(笑)
それでは。


タックル

Rod   MC Works RAGING BULL 100XR-2
Reel  DAIWA SALTIGA Z6500 DOG FIGHT
Line  DAIWA SALTIGA SENSOR PE #5
Leader VARIVAS NYLONE 100LB