11月2日の日記


今週は水曜日が祝日であったので仕事となった。
よって今週は休みが一日限り、しっかり釣りをしたくて計画を立てる。
釣行の前日にN氏より連絡を頂いた。
珍しく平日にお休みだという。
急ではあったが、ご一緒させて頂く事になった。
「お盆釣行」から約3ヶ月ぶりの氏との釣りである。
RockBeachの二年生最初の授業!?はN氏とのロックショアとなった。

直前まで立つポイントに悩んだ。
前日の天気予報では嫌な風向き、そして10メートル近い強風の予報。
波高も3メートルとの事であった。
しかし今回も南紀に近づくにつれ不思議と風が止んだ。
もしかしたら、当初行きたかったポイントに立てるかもしれない・・・。
とりあえず様子を見に行く。

時折、波飛沫を浴びる状況ではあったが、それでも安全に釣りが出来る感じであった。
満潮まではまだ少し時間もある、これ以上風が強くならなければ大丈夫だろう。
この波でココに立てる事はそうそうない。
朝一はこのチャンスにかけてみる事にする。

しかし、二人でキャストを続けて行くのだが反応が無い。
事前に打ち合わせをした訳ではないが、二人とも微妙に使用するルアーも、そして攻めるレンジ、またルアーアクションも違うのであった。
広く、また深い海に向かってキャストしているのである。
今日の魚はどこにいて、どのレンジ、どんなベイトを意識しているか!?
魚は何に躊躇し、何が嫌なのだろうか?
セオリーも大事であるし、よくアタるヒットルアーを結ぶのも大切である。
短いチャンスタイムに一人っきりで様々試すのは限界がある。
しかし、二人、また三人ならばどうだろうか!?

反応は無いが、それでもいつ回ってくるかは分からない。
ペースを落としつつも投げ続ける。
しばらくすると風が更に強さを増してくる。
先ほどよりも頻繁に波飛沫が飛ぶ様にもなってきた。
そろそろ満潮も近い、きっともう少しで限界だな。
そう思い始めた自分ではあったが、ふいにN氏から声がかかる。
Rock君、危ないから移動しよう!
急いで釣りをやめて荷物をまとめた。
移動しながら後ろを振り返ると、先ほどとは全く違う海となっていた。
強さを更に増した風、白波がどんどん沖から打ち寄せている。
ついさっきまで立っていた場所は波を被っていた。

英断であった。
的確な状況判断、素早い危険回避の行動に驚くRockBeachであった。
それにしても、N氏には全く無駄が無い。
氏のタックルをはじめ、装備、また荷物や道具の一つ一つまで洗練されている。
最大限に荷物を減らしつつも、足りないものは何もない。
けっして派手さは無いが、全てが合理的である様に自分には見えた。

移動した場所は足場も高く、追い風となるので波の心配もない。
おまけに今日は潮がとても速く流れている。
ベイトの姿も遠くにチラホラと確認できた。
ここで粘ろう。
しかし、ひとたびルアーをキャストすると巨大なオキザヨリが群がってくる。
比較的にダツ、オキザヨリがアタックしにくいルアーを選ぶのだが、それでもお構いなしに喰ってくるのだ。
ギリギリでヒットさせない釣りが始まる(笑)

しかし、自分が失敗してしまう。
強い流れの中で巻き寄せるのも大変である。
やっと寄せてきて抜きあげようとするが、予想に反して大きく曲がるロッド。おそらく5キロ以上はあるだろう。
N氏にリーダーを持ってズリあげてもらったそれはモンスターであった。

結局、その後、本命と出会う事は出来なかった。
釣れなかったが、様々なお話も聞かせて頂き、とても楽しく釣りをする事が出来た。
速い潮の中を新しいアプローチで攻める練習もしてみた。
今までは避けてきた急流であったが、少しだけ何かがつかめたかと。
いつかまた、そんな状況を前にした時に思い出してみようと思った。

実はその後、もう一か所のポイントに向かうのだった。
夕マズメのラストチャンスって事で。
結局、丸一日キャストし続けたのでした(笑)
次の日、仕事であった私はここで終了。
後ろ髪ひかれる思いでポイントを後にした。

それからしばらくして、N氏からメールが。
良いサイズのアオリが連発!!との事。
写メを見て絶句するのであった。
もう圧巻です。

それでは