11月29日の日記


前回の釣行でひどく打ちのめされていた。
見えない深い海の中で食わせるのがいかに難しいか・・・。
普段から色々と考えている事を自分なりに全て試したのであるが、結局、全く反応が得られなかったのである。
そのピンスポットに魚が付いているのは間違いない。
わずかの差でチャンスを逃し、またどうにも出来ない事が積み重なる。
こんな釣りバカの私でも、さすがに気持ちが沈んでしまう。
どう釣って良いか分からない。
また、釣れる気がしない・・・。

良い状況となるまで、しばらく釣りをお休みにするのも一つ。
また、ひたすら悶々と考え悩むのもアリかもしれない。
出来れば全て忘れ、他の楽しい時間を過ごしてみたいのだが・・・。
どうも、それでは満足しない自分が心の底にいるようだった。

いくら考え悩んでも、海に向かわなければ意味がないのではないか。
自分対海、自分対魚、ポイントに立たねば何も解決はしないし、釣りをしないならばスランプから脱する事もないのだ。
正直、かなり尻が重いのだが、そんな自分のケツを思いっきり蹴飛ばしながら向う事にした。

行先は我が地元の三重である。
下手な私に南紀は幾度となく夢を見せてくれはした。
しかし、私も県民のハシくれ、出来れば地元!?で良い釣りをしたい。
青物一本勝負!!っと行きたいところだが、どうにも前回のリベンジが頭をかすめて仕方ないのであった(笑)
餌、ルアー関係なく、ひとたび釣りたいと思った魚がいれば、もうどうにも止まらないのである。
もう、どうしてもカワハギが釣ってみたい!
美味い、美味いと聞く。
その、肝醤油でお刺身を頂きたい!!
このブログを見て下さっている、コアなルアーマンの方々には申し訳ないですが、今回は真剣にカワハギの餌釣りも頑張ってみる事にした。


まだ真っ暗闇の中、ポイントに到着する。
今日は本当に冷える。
たまらず、フリースを一枚余分に着込んだ。
道中の気温はマイナス2度であった・・・。
おまけに強い北西の風が吹きつけている。
水っぱなが全く止まらない(笑)
極寒の中、まず結んだのはお気に入りのヘビーミノー。
わずかな光しかないが、ゆっくりと潮に馴染ませる様にリトリーブして行く。
やがて陽が昇ってきて、自分の立ち位置にもようやく太陽の光が当たってきた。
好きなペンシル系のポッパーで探ってみる。
ポーズを長めにとった単発の派手なポッピング、そしてダイビングから急に浮上させる。
時折、連続的にドッグウォークをさせて、ふいに真横にスライドさせてみたりする。
しかし、やっぱり出てはくれない。

その後も様々なルアー、ジグで探ってみるのだが、どうにも反応が無いのでカワハギの方に移行してみる。
立派な磯竿を持ってこれば済む話ではあるが、足元は根がジャマで縦の釣りが出来そうにない。
チョイ投げして探ってみるが、回収途中にすぐ根がかりしてしまう。
どうにもならないので、グルっと立ち位置を変えてチョイ投げで頑張ってみた。
アタリはほとんど取れないが、知らない間に餌が無くなっている。
こうなると燃えてくる。
手返し良く探るのだが、まるで餌をやりにきているみたいだ(笑)
何となくだが、ちょっと潮を意識しながら流してみる事にした。
アタリはあるが喰い込まない。
いわゆるショートバイトである。
ここで諦めてはルアーマンがすたる!?
きっと、どんな釣りもつながっていると信じる私。
エギングよろしく、やってみる事にした。

流しながら宙層で止め、まずは誘いのゆるーいジャークを三発(笑)
すぐにスラッグを回収し、テンションフォールできいてみる・・・。
ココ、ココン、おいおいマジか!(笑)
コン・・・コン・・コン・・・ギューン!!っと一気にティップが入った。
ビシ!!っとフッキングを入れる。
ああー楽すぃー!!

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青物のポイントでも釣れてくれました!
小さいけど嬉しいカワハギです。
やったねー!

今日もキタマクラ君の猛攻は避けられない。
凄い勢いでハリスがプチプチと切られて行く。
手のひらより大きいキタマクラがどんどん上がってきます(笑)
刻々と状況が変化して行く磯の釣り。
即席で様々なパターンで釣りをしてみる。
スズメダイ、ハナダイ、本当に様々な魚がどんどん上がってくる。
たまーに、一気に持って行く奴がいる・・・。
そいつが!!

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このカワハギちゃんですね。
餌取り名人のコイツ、でももっと上手な餌取り、小さい魚の中にあっては一番分かりやすい食い方をしてくれたのでした。
餌であっても、やり方で全く食い込みが違う・・・。
釣り用語はあまり知りませんが、たとえゴッツいルアーを投げる釣りでも、ある部分は非常に繊細でなければいけないと思うのであった。

その後も頑張って二匹追加しました。
すると潮がピタっと止まり、今までの流す釣りが出来なくなってきた。
しかし逆に頻繁にアタリが出てくる。
本当に不思議である・・・。
潮のせいで今まで送り込めなかった所にシカケを沈めていくと、一気に持って行く鋭いアタリが出た!!

グン!! ギュギュギュッ! なかなかの締めこみ。
底に底に絞るので、ゴリゴリと巻いて行く。

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ちっちゃいけど嬉しい!!
やっぱハタはかっこいいね。

まだまだーっと思っていると・・・波で餌が流されてしまいました。
凄い残念。

ふと海を見ると・・・。
ベイトが逃げた!!
何かいる! ざわざわー
バシャバシャバシャーっとナブラ発生。
しかし遠い。

しばらくすると、かなり近くで5発位の大きいボイルが出た。
ギュンギュンっとベイトを追って、しっかりと食っている。
凄く釣れそうな感じだが、どにもあと30メートルが届かないのだった。
やっとターゲット発見の瞬間であった。
ココからはどうにも届かない。
改めてポイントを選びなおす必要がある様だ。
本日は残念だがこれで撤収。
次回に備える事にした。

帰宅後、すぐにカワハギをさばく。
新鮮すぎるソイツの肝を確認する!!
普通のお醤油にそっとといてみた・・・。
あぁ最高。
それでは