4月7日の日記



前回の日記の続きです。
どうしても獲りたい!!
不甲斐ない結果とはなりましたが、一応の満足を感じながら再び、人里に戻ってきたRockBeachでありました。
実は節約の為・・・前日の夜中から今まで、菓子パン2つとお茶しか口にしていなかったのです。
食欲はもう限界にまで達しているのですがネ。
それよりも釣り欲のが勝っている様でした(笑)
本当、かけだしではありますが、夢を求めて河口にシーバスを求めて向かいました。


結果、ここに述べれる事は何もありません
沢山の良いベイトを確認はしたのですが・・・。
今の自身のレベルでは何も起こせませんでした。


すぐに24時間営業のスーパーマーケットに向かいます。
コンビニはまあまあ便利なのですが・・・何しろ価格に変動が無い(笑)
良い時間になりましたから、高級食材が全て半額となっていました!
むっちゃ贅沢をして、翌日の食糧、飲料水2つも購入して、1000円でオツリがきます。
さあ! これで2日目も頑張れるのであります



仮眠場所にて、食事をとりながら今日の釣りを回想して行った。
なんてザマだ・・・。
チャンスを2度も逃してしまった。
誰のせいでもなく、それは自身のスキルに他ならない。
私にとっての青物釣りは、まず、青物に出会う事が困難なのである。
よって、魚との緊迫した駆け引きも、そのファイトも、滅多には経験出来ない事なのだ。
数をこなせないからこそ、スキルアップが難しい・・・。
だからこそ、僅かな経験をもとに、それを脚色せず膨らませ次につなげて行く。


今回もまた、いくつかの疑問が生まれていた。
その中でも特に印象に残るのは魚を掛けてからの事、そのファイトで感じた事だった。
正直、普通サイズのメジロにあそこまで苦戦するとは思わなかった。
去年の秋にも、足元でのメジロとの格闘に泣きそうになった事はある。
しかし、その時は魚が足元の根に入ってしまい、終始ガリガリとラインが岩に擦れる中での攻防であった。
まったく自由のきかない体勢を余儀なくされ、真下に向かうラインはロッドのガイドに大きな負荷をかけていた。
当時、リールは4500番のハイギヤを使用していたが、上記の様な状況ではリールのハンドルが重くて巻けないのだった。
そんな状況にあってもレイジングブルにはまだまだ余裕があった。
この強引でさえ、ほとんど曲がらないんだなと思った記憶がある。

しかし、今回はどうだろう。
殆どラインを出さない様なドラグ設定をしているとはいえ、手元から弓なりになっていたのである。
負けじとこちらもありったけの力で応戦したが、メジロは全く弱る素振りを見せなかった。
そして、いわゆる頭がコチラに向かないという感覚。
フックが刺さる場所によって、これほどまでに違うものなのかと思い知らされたのであった。
ならばいったい、はたして釣り手の力量で理想的なポイントにフックを刺す事が出来るのだろうか・・・。


そんな事を妄想しながら、南紀特急の運転席で音楽を聴いていると、隣に凄い勢いで車が停まった。
すぐさま、運転手を見ると懐かしいお顔がそこにあった。
H氏のいつも明るい笑顔がそこに輝いていた
食事をとりながら、車の窓ごしにお話をさせて頂く。
今でこそ狙いは違うが、こんな私にとても親切に、またフレンドリーに氏の南紀開拓の歴史を紐解いて下さった過去がある。
氏とのお話は尽きない。
明日の釣りに向け、仮眠時間が殆ど無くなる時間までお話させて頂いたのであった。
もう寝ないといけませんね
お話しは尽きないが、互いの明日の釣りに希望を託し眠る事にした。


寝る前に少しだけ携帯を触る・・・。
何と! 私が前々から気になっている、関東の凄腕アングラーが単身、今まさに南紀入りされようと車を飛ばしてみえるのであった。
こりゃますます寝れなくなってしまった
しかし、最低限の体の休息の為、少しだけ眠ろうと就寝前のトイレに向かって悲劇が私を襲う(笑)
大きい方に入ってすぐ、何と携帯を便器に落としてしまう!!
カンカン!っと転がる様にして、金隠しの最深部まで携帯が到達、水没してしまったのだった。


のおおお!!!
真夜中の公衆トイレに低くこだまするオッサンの呻き。
まだ、ブツを排出する前だったが、ウンの付いたその場所から携帯を回収するのには非常に勇気がいった。
チャポン・・・。
私の手が水に入る音である。
手に取った携帯は一瞬で全てが消えてしまった。
磯ではなく、まさかトイレで殉職させる事になるとは・・・。
これはマズイ!!!
釣友とのコンタクトが閉ざされたばかりか、一応、大事な仕事の電話もとれなくなってしまった・・・。
寝よう、とにかく寝る。
これもまた運命?なのだと眠りを貪った。


おそらく、感覚的には15分くらい朦朧と夢をみた程度だったろう。
すぐにハッとして目が覚めた。
それでも実際には1時間半程の時間が経過している。
移動時間を考えると、とても早いとは言えない時間であった。
まだ、目が半分しか開かない中、南紀特急にじっくりと暖まってもらう。
これからポイントまで、俺を安全に届けてくれよと祈る。
あと少しで水温が昇りきる頃、まだ硬いギヤをローに入れアクセルを深く踏んだ。



ポイント到着は午前4時を少し回った頃。
しまった!!
何とポイント付近の駐車場にはすでに5台ほどの車が停まっている。
いったい、何時から磯に入っているんだろう・・・。
ともかく、もう後戻りは出来ない。
早速、準備を整え、全力で磯に向かう。
慣れた足取りで磯を駆けて行く。
先端に着くと、意外ではあるが青物師の姿は2名だけであった。
その一人は昨日もお会いした方だ。
少しお話させて頂くと、お二人とも狙いの立ち位置があるとの事。
残念ながら今回は、自身の狙いの場所には立てない。
まだ、真っ暗な中、急いで自身の釣りを再構築するのであった。


目が少し慣れてくる頃、ようやく海面の様子が見えてくる。
なんと言うか・・・昨日に比べ全然、潮が動いてはいない。
実はそんな事は全く問題ではないのだ
下り潮が離れ、まったく潮が動かないベタ凪の中で釣りきってきたのだ。
誤解を招くかもしれないが、人間様から見てよく分かる、一般的に悪い状況などはさほど問題は無いと思っている。
ただし、その状況に合わせ、少し微調整が必要な気はする。
潮は動いて見えないが、ウネリだけは大きく動いていた。
アップ、そしてダウンの高低差が半端ではない。
ウネリのプラス効果より、自由に動かす事の出来ないマイナスの制約の方が大きいかと思った。
真正面にキャストし、ルアーを気持ちよく泳がせる為には、とてもスローで波のタイミングを見計らう必要があると感じた。


海を確認した後、ようやくタックルの準備を始めた。
ありゃ!!!
おや?? 
まじでー


何気なく手を伸ばしロッドを持って来たのだったが。
大きな間違いをしてしまった様である。
ロッドケースを開けて見えたのは・・・。
レイジングブル XR-2であった。
ありゃりゃ、XF-1と間違えて持って来てしまった。


XF-1と比べると明らかに重い。
しかし、非常に柔軟である為、私の場合、限定的なアクションであれば、40グラムまでの小さめのプラグでも問題なく使用する事が出来る。
その意味では全く問題が無いのだけれども、筋力が低下した2日目の釣りでは、とてもじゃないが間髪入れずにキャストして行く事は難しい。
よって、同じ時間の中ではキャスト回数がどうしても減ってしまうのだった。
想定外の事であったが、最早、後戻りは出来ない。
それならばと、攻め方を変えて行くより他は無いのであった。


昨日はサブサーフェスの釣りに反応が得られた。
今日ははたしてどうだろうか!?
自身が信じるルアー数個を、ライジャケのポケットの中に押し込んだ。
ウネリの高低差がある。
そんな時、ルアーを安定して泳がせるにはミノーか!? それともシンペンか!?
それも正しいだろう。
しかし、それらのルアーについて、私は絶対的な自信を持っていない。
一番、自信の持てる物、それで答えを探す事にしたのである。
速く引けないならば極々スローに誘えば良いのだ!
おそらく、セオリー通りの事は、今まさにタックルの準備をしているアングラー二人にお任せしよう。
さあ! 2日目のRock'n'Rollの始まりである。


早速、まだほぼ真っ暗な海に向けてファーストキャストを撃つ。
潮は殆ど動いてはいないが、おそらく流れの変化は潮だけで決まるのではないのだろう。
緩いならば緩いなりに、その海底の地形により何かしらの変化が生まれるのではないか。
潜って実際に見たワケではないが、その少しばかりの変化をキャスト、リトリーブ中も探して行くのだった。
更に目が慣れてくると、闇の中でも何となく流れが見えてくる。
おそらく、今、打っている場所は違う。
すぐにルアーを回収し、狙いの場所のまだ少し先にルアーを送り込んだ。


キャスト直後のアクションを済ませてすぐ、闇の中、とても小さい飛沫があがった様に見えた。
悲しいかな、暗くて殆ど見えないのである
勘を頼りにアワセを入れると、ゴンっと一瞬だけ手元に衝撃が来た。
しかし、何かズレているのだろう。
フッキングせずにすぐにバレてしまった。
おそらく、同じトレースラインからは出ない・・・。
その箇所と約20メートル程離れた場所に撃ってみた。



ジュパ!!



またアタックして来た
内心、嘘やろ!っと思うRockBeach(笑)
しかし、今度も一瞬の衝撃を手元に残し何の負荷も無くなってしまう。
続いて、更に離れたアヤシイ場所にキャストしてみる。
今度は暗闇でも見える位の激しいアタックだ!
一瞬待つとグン!っとティップが入った。
いつもの調子でアワセを入れる!
しかし、何と! ソイツの身体ごと宙に吹っ飛ばしてしまった
吹っ飛んだ奴はまぎれもないハマチである。
駄目だ・・・難しくて上手く掛けられない。
すぐさま、ある程度水の中を泳ぐルアーに交換する。
すると、どうした事であろうか。
キャストで届く範囲、あらゆる場所に投げたのだが、全く反応が無くなってしまった。
たまたま群れが離れてしまったのだろうか?
ローテーションを交ぜながらしばらく粘ってみる。
あかん! やっぱり反応が無い。


すぐさま元のルアーに結び換えた。
そして一投目、すぐに小さな水飛沫が上がる!
グイっと頭をこちらに向ける様なイメージでアワセを入れる。
途端にゴンゴンゴンっと首を振る様な素振り。


ふっっ


ありゃりゃ
外れてしまったぞ。
何だろう、竿が弾いてしまった様な感覚だが・・・。
実は、その後、同じ様な事が2~3回あった。
もちろん、ロッドのせいには出来ないのだ。
そういう性格のロッドに自身が柔軟に合わせられていないのである。
本当にRockBeachは釣りが下手です。


そんな事を繰り返している内に辺りはもう完全に明るくなってしまった。
それに伴ってか、一気にバイトが得られなくなって行く。
この二日間の釣りで、何となくではあるが、不思議と魚がよく口を使う箇所を感じる事が出来き始めていた。
もちろん、今回の様にある程度たくさんの魚がそこにいるからこそ、そこで反応を見る事が出来るのだろう。
あとは丁寧に、信じる一点を何度も打つのだ。
おそらく、魚は遠くからじっとルアーを見ているに違いない。
きっと、アタックしてこないのは不自然に思うからではないか。
もしくは、そのアクションにグッ!!っと来る何かが無いのかも。


そこで、アクションを更に遅く、また動きを極力小さくしてみた。
時には5秒以上もポーズをとり、僅かな流れに漂わせてみたりする。
何度もそんな事を繰り返していると、アクション後すぐのポーズに小さな水飛沫があがった。



しまった!!!
反応がとても小さかったせいで一瞬、躊躇してこちらのアクションが遅れてしまう。
その一瞬の隙に奴は一気に走っている。
焦りながら大きくアワセを入れると、ガシっと掛かった感触が少し深い場所から伝わって来た。
やばいな・・・。
もう、しっかりと魚は深みに向け潜航している。
とはいえ、出来る事は竿を起こしてリールを巻き殴る事だ。
しかし、次の動作に移ろうとするがやたら重い!
引き自体はそれ程でもないが、何しろ重くて竿が上がらない。
ぐっと膝を曲げ、持ち上げる様にして浮かせる。
少しずつ浮いてきている感覚はあるが、やはり魚がこちらを向いてくれない感じがする。
急いで浮かせないとと思うのだが、どうにも重くて素早く動作出来ない。



ガガガガガ!



とうとう、手前の沈み根に魚が到達してしまったのだろう。
リーダーが岩に擦れる感触が伝わってくる。
おそらく、これ位でリーダーが切れてしまう事はない。
根にライン、もしくは魚体が触れているせいだろう、先ほどまでより更に重くなってしまった。
ここが正念場だ!!
絶対に切れない、自身が試行錯誤を重ねてきたラインシステムを信じる事にした。
全力で巻いた、無我夢中であった。
すると、幸運にも根から抜け出た様子で少しだけ軽くなった。
一気に勝負をかける。
辛抱たまらずに浮いてきた奴はやはり小型であった。
そしてまた、ルアーのフックが別の場所に刺さっているのだった。
水面に近づくと、先ほどまで感じていた重さが全く無くなる。
軽くロッドを煽るとすぐに魚が宙を舞った。
無事にランディング完了だ。

















P1000915
はま~
浜ぁ~

めじ~

「ハマジロ!!」
もう少し長さがないとメジロって言いにくいです。
すみません。













P1000916

エラ蓋の下あたりに傷があるのです。
ここにボディフックが刺さっていました。
たとえこれだけの事でも、凄くファイトがしんどくなってしまいます。
もし、もっと大物であれば負けてしまうかもしれません。
ルアーをキャスト中、たまにフックにリーダーが絡んでしまう時があります。
絡んだ状態でルアーを巻き寄せて来るのって本当に重いです。
だけど、絡まっていなければスルスルと巻けます。
おそらく、魚自体がそんなルアーと同じ状態になっているのでしょうか。
ルアーの何倍もあるし、おまけに引くし潜る(笑)
そりゃ重いはずです


おそらく、魚のサイズが小さい事もあるし、また、スレ始めてきているのかショートバイトしか得られない状況であった。
試しに10センチまでルアーサイズを落としてみたが全く喰わせる事が出来なかった。
隣のお二人も釣られたが、共にルアーの背中を水面に出すアクションであり、ルアーサイズは14センチと同じであった。
だが、釣れたのはハマチばかりであった。
70センチ後半、4.5キロほどのメジロは間違いなくいるはず。
おそらく、より警戒心が薄く、活性の高いハマチがいるので、何とか釣れるという事なのだろう。
自身の未熟なアクションでは、賢い大型を誘い出すまでには至らないという事ではないか。

だが、何よりもの問題はおそらく、私のアクションのさせ方とアワセのタイミングではないかと思う。
バイトこそ頻繁に得られるのだが、その喰わせ方に問題があるのだろう。
おそらく、自身の釣りの方向性は大きく誤ってはいないはず。
魚は反応を見せてくれる様になって来たのだから。
しかし、まだまだ、まだまだ何かが足りないのである。
青物釣りは本当に難しい。
難しいからこそ、もっと自身の釣りを深めて行きたいと思います。



携帯が無くてどうにも不安なので、この一匹を得てすぐに磯上がりする事にした。
一瞬のマズメではあったが、本当に内容の濃い釣りを楽しめたと思う。
次への課題も多く生まれ、良い経験となった。
車を走らせながら時折、海を眺める。
良いお天気だな今日も。
海も青いし
そんな事を思いながら進む内に、もうどうにも辛抱たまらなくなって来た。
最近、まわりの先輩方はNiceなアイツをがっつり釣ってみえる。
うーん、釣りたい

だがしかし、自身が知っているポイントは二つしかない。
苦労して辿り着いても、そこに魚がいなければまたすぐに引き返す様な場所である。
まあ、それもいいや!
時間も無いし、何かワクワクするし。
タックルとルアーを二つだけ持って向かった。

ポイントに到着すると、海は静かだが綺麗にサラシが広がっている。
そしてまた、沖にむかってしっかりと払い出す流れがあった。
チャンスは一回か二回、多くても三回だろう。
心地よい緊張を感じながら波のタイミングを計っていく。
下手なので、キャストミスしない様に素振りもしてみた(笑)
よーし、行くで!!

サラシが広がる少し先にルアーが落ちた。
ラインスラッグを急いで回収し、流れに馴染ませていく。
もう少し!
あと僅かでルアーがサラシに入る。
激しく胸が高鳴って行った。
次の瞬間、黒く、そして銀色に鈍く光る魚体が舞った!!



ガツン!!




喰った!!
分からないながら、思いっきりアワセを叩きこんだ。
上手くフッキングした様だ。
ファイトスタイルなど分からない。
なんてったって初めての経験なのだから。
磯から引きずり出す様にひたすらゴリ巻き。
流れに乗って逃げようとするが、おかまいなしに巻くのみ。
足元まで寄せて一気に竿で抜きあげた。

















P1000922
もう、超うれしい!!
RockBeach初となる、磯のヒラスズキです。
本当にカッコイイ魚で惚れ惚れしますね。













P1000921
まだまだ、あどけなさの残る若魚です。
バイトシーンはまさに興奮の一言!!
また禁断の扉を開いてしまいました。




ポイントまでの往復に約40分、実釣は10投ほど。
凄い釣りがあるのですね
帰りは寄り道もせずにひた走りました。
携帯ショップに行きませんと(笑)
やっぱり南紀の海が大好きです。

それでは


タックル(青物)

Rod   MC Works RAGING BULL 100XR-2
Reel  DAIWA SALTIGA Z6000
Line  YGKよつあみ  PE #4
Leader VARIVAS NYLONE 80LB




タックル(ヒラスズキ)

Rod   TEAM DAIWA-S  S1103T-3FS
Reel  DAIWA TOURNAMENT-S 4000
Line   YGKよつあみ PE #3 (爆)
Leader VARIVAS FLUORO 30LB
Lure   DUO TideMinnow SLD-S