9月14、15日の日記







以前の日記でもお伝えした、新しい仲間のTaka氏。
その後も、ほぼ毎日、釣りの話しをしては互いに夢を膨らませています
とても、情熱家のTaka氏ですが、仕事が忙しくなかなか釣りに行く事が出来ません。
毎日、残業を繰り返し、やっとつくった休みには台風が来たり
溢れそうな想いを、ルアーやタックルを揃えて行く事で何とかクールダウンされてみえます。
実は少し前も、ご一緒させて頂く約束をしてはいましたが、急な仕事が入りキャンセルとなりました。
この時も、釣行日直前まで仕事を調整され、何とかご一緒出来る様になりました。
互いに久々の磯で期待が高まります。






今回は連休をとり、南紀の磯で二日間の釣りを予定していた。
とはいえ、自身は体調が優れず、二日間無事に闘いきれるか自信がない。
本当は、Taka氏の車に同乗したかったのだが、あえて別々の車で向かう事に決めた。
リタイヤとなった時、Taka氏の釣りの邪魔になりたくない。

しばらく南紀に来ていなかったので、海況は分からなかった。
前の週、何人かの釣友たちが磯に立っていたが、誰もが物凄い水潮であったと言う。
大きな被害をもたらした、例の台風の影響である。
何十年もその地に暮らす方々にして、こんな雨、被害は初めてだというその台風。
海に与えた影響もまた、記録的なものであったかもしれない。
磯での釣りはかなり厳しいとの情報を頂いてはいた。
しかし、なかなかどうして、他の釣りは好調との事。
河川でのヒラスズキ、漁港でのアジなど、磯以外でも楽しそうな釣りに期待が膨らむ。





しばらく磯の釣りをしていなかった為、ルアーを始めタックルの準備が出来ていなかった。
釣行から帰り、塩を洗い流して干す、そのままの状態で放置であった。
まず、それらを使える状態にし、更に重点的に使用するルアー達をまとめて行く。
フックを研ぎ、また交換する。
あらためて取り掛かるととても時間がかかった。
前回の釣りで、不安が生まれた自作のアシストフックにも少し手を加えてみる。
























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ともかく、根ズレ対策を優先しました
巻いたチューブにより少し硬くなり、その自由な動きは妨げられます。
はたして、コレでも魚が掛かるか試して行きたいと思います。





フックとともに、リーダーも今回は新しいものを取り入れてみる。
最近はナイロンラインばかりを使っていた。
素材が柔らかく、適度な伸びもあって、プラグの釣りがしやすいのが理由であった。
磯のルアーを始めた当初、フロロラインの60lbを使用していた。
当時、僅かではあったが、ジグでツバスやハマチなどが釣れてくれた。
やがて、プラグの釣りを多くする様になり、ナイロンへと移行して行ったのだ。
しかし最近、少し疑問を感じている。
それで、再びフロロを取り入れてみたいと思った。
使用するのは、フロロラインの100lbである。
非常に硬い為、キャスティングにも影響が出るだろう。
こちらも色々と試してみたい。







磯だけでなく、今回は様々な釣りもするつもりである。
それらのタックルを用意して行くのにも時間がかかった。
気がつけば朝の五時をまわっていた。
釣行の前々夜の事である。
結局、2時間ほどしか眠る事が出来なかった。
それから丸一日仕事をして、そのまま南紀を目指す。
いねむり、また、過労運転で事故を起こさない様、いつもより慎重に、数回の休憩を挟み向かった。
南紀到着は午前3時前であった。

すぐに、Taka氏の待つパーキングへ急ぐ。
ご挨拶もほどほどに、朝に立つ場所の相談をして行った。
この日の波高は1.5メートル。
その高さだけを見れば、ほぼどこでも安心して釣りが出来る様に思った。
しかし、どうにも風が気になる。
想像でしかないが、どうにもウネリが大きくなる様な気がしていた。
最終的には2か所のポイントで悩んだ。
1つ目の場所はかたく釣果を得られると予想している。
もう1つは分からない。
しかし、夢のある場所であった。
結局、直前まで決める事が出来ないでいた。
単独であればここまで悩む事はない。
ただ考えていても仕方ないので、ポイント付近の海を見に向かった。


月の薄明りに照らされて海面がキラキラとしている。
やがて闇に眼が慣れてくると、更にハッキリと水面が見えてくる様になる。
やはり、沖合のウネリが大きく見えた。
しかし、幸いな事に、今は風が背中から強く吹いている。
風予報に関しては、天気予報の中でも比較的にアタる事が多い。
おそらく、これから数時間は変わらないだろうと信じた。
今日はここで勝負する。
夜明けと共にポイントに立った。






波は低いが、当てる潮の勢いはとても強い。
轟々とかき混ぜる様な潮は不規則なウネリを生む。
それが押し寄せてきて激しく磯を叩く。
普段、波高1.5メートルでは何もない場所も水没していた。
はたして、それが良い潮かは分からないが、自身のモチベーションはグングンと上がって行く。
磯の周りには濃いサラシが生まれていた。
しかし、やはり水色が普通ではない。
バスクリンではないが、乳白色な緑色をしている。

まずは広範囲にミノーで反応を見てみる。
しかし、どうにも良い気がせず、すぐにトップへと交換した。
足場は高いのだが、幸いにしてあまり風の影響はない。
それでも、直ペンではうまく水を捉えられない感じだ。
なるべく、ラインスラッグを出してもちゃんと泳ぐルアーを選んだ。

丁寧に見せて行くのだが反応が無い。
まだ、そこに魚が回ってきていないのだろうか?
それとも、その泳ぎでは魚は躊躇しているのか?
そんな事を考えながら、何度もキャストを続けて行った。
しかし、どうにも出ないのだ。
それでも粘り続ければ釣れるかもしれない。
しかし、最近はどうもそうは思えない。
出にくいのならば、こちらからその鼻先に届けてやれば良いのだから。
シルエット全体を見せる事によるデメリットはある。
荒れていない海が好きな私には尚更だ。
速さや激しさでのリアクションを狙う訳でもない。
それをあくまでスローに演出してみる。
明確なものは何も無いのだが、何となくのイメージで最近よく試す様になっていた。



そのルアーに換えて数投目、リトリーブ中にカツンっと小さい衝撃を感じた。
おっ!っと思いながら、更にゆっくりと巻いて行く。
すると、連続して同じ様なアタリが出た。
カン、カン、カンカンカン!!そんな感じである。
おそらく、群れの数匹が入れ替わりアタックして来ているのだと思った。
カン、カン・・・ゴン!!
やっと一匹が掛かった様であった。
ギュンっとティップを持って行ったのでアワセを叩き込む。
グン!っとした手ごたえを感じるやいなや、ソイツはグググッっと潜って行った。
片手でいなせる程度の軽いものであったが、そのファイトにはいつも興奮させられる。


























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大好きなシオが釣れました。
超~やったね!


小さいですが、その身を切り裂いてまで突っ込むファイトにシビレまくりです
急いでストリンガーに付けようと魚を持ちますが、いつものパールピンクの輝きがない様に見えました。
釣りを再開して、ストリンガーを見るとウネリに揉まれています。
シオを見ると衰弱してぐったりとしていました。
それが上の写真です。
やはり、全体的に茶色が多い気がしました。
尾びれの白い線も見えません。
もしかしたら、ヒレナガのシオかもしれませんね。
幼魚の判定はとても難しく、素人の私には断定できません。







釣りを再開するものの、シオの群れは消えてしまったのだろうか。
もしくはすぐにスレたのか、全くもって後が続かない。
やがて満潮となり、猛烈な潮の流れはおさまってしまった。
一服したり談笑しながら、ゆっくりとキャストを繰り返して行った。
互いに信じるルアーを結んだが、チェイスも無く時間だけが過ぎて行った。
私はジグでボトムを狙っていたが、突然、ひったくられる様なアタリにハッする。
すぐに大きく合わせると動かなくなってしまった。
どうやらシイラの様子である。
ゆっくりと浮かせて来ると、メーターを上回るメスが姿を現した。
真夏の磯でシイラ修行をした際、うまくやれば全く抵抗しない事を体験した。
同じ様にすると、やはり今回もおとなしく磯際まで寄ってくる。
そのまま見ていると、3~4匹、さらに大きなシイラ達が近づいてきた。
すぐに、Taka氏に伝え、氏がキャストすると、とてつもない速さでアタックして来る。
パーンっと空に向かってルアーを弾き飛ばしたのだった。
続けてキャストするとザバーっと海面から背びれを出してヒット。
その間、終始じっとメスシイラは待っていてくれた(笑)
問題はどうやってフックを外すかである。
この足場の高さでは抜き上げは怖い。
かといって、ギャフでグサリでは可哀想である。
そこで、折れない様に竿を寝かせ、僅かの斜面を利用して頭を上げてズリ上げた。
ティップが一瞬、あらぬ方向に曲がってしまったが、何とか事なきを得た。
暴れるシイラを持つのに手間取ったが、何とか海に帰す事が出来た。
元気に泳いで行ったので何とか成功であったろう。






やがて潮が下げて行って、先ほどまで大きく波を被っていた場所に移動した。
近くで竿を出していた、よくお見かけするアングラーも移動してみえた。
聞けば、トップにてツバス、シオ、シイラとの事である。
やはり、トップでも出ない事はないのだろう。
その後、三人で投げ続けるも全く何も起きない。
9時を過ぎ、そろそろ小魚の姿も見えるはずであるが、コッパグレがまとまって泳いでいる程度であった。
丸二日、僅か2時間足らずの睡眠しかとっていない私にはもはや限界であった。
Taka氏には申し訳ないが、少し磯の上で眠らせてもらうzzz
一時間少々眠る事が出来てとても楽になった。
寝ている間もずっとキャストしていた二人だったが、やはり何の反応も無い様であった。
























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とても厳しいので・・・悪いクセで盗撮してみました。
Taka氏の雄姿。
得意のミノーイングの最中かな







昼マズメを期待するものの何も無く。
諦めて磯を後にする事にした。
今日は夜の部がひかえているので、木陰で二人、爆睡するのだった。
目が覚めたのが19時。
Taka氏を起こしに行くと電話中であった。
表情がうかない感じに見えた。
すぐに電話が済むと、急で外せない仕事が入ったとの事である。
何とか他の人に代りをつとめてもらおうとも考えた様だが、氏は仕事の責任者なのだ。
釣りが出来ないのは氏本人にも残念ではあるが、ここは仕事第一と帰宅される事に。
ファミレスでの楽しい夕食の後、急いで三重に戻られたのだった。
別れてからしばらくして、自身は漁港に向かった。
久々のアジングをしてみようと。
最近は様々なアジング道具も出ているらしい。
ハイテク!?なワームなんかもあるそうである。
とりあえず、自身は昔から使っているタイプのものを結んでみた。
























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おっっ! 珍しいヒレナガアジがヒットしました(嘘)
すみません、ハタンポの仲間です
足下のさらに暗い所が好きな様です。





隣では地元のアジフリークなサビキお爺さん達が沢山釣っていた。
ほぼ、クーラーボックスに一杯である!
「おう、お前~どんだけ釣った?」
「よう釣ったわ、10キロは釣った」

10キロ!! 匹じゃなくてキロ単位である!
驚きながら聞いていたが、いっこうにアジのアタリが無い。
レンジを深めたり、フォールさせてみたり様々やっているとやっとアタッた。
15センチほどの元気なアジが釣れた。
しかし、アタリは多いがどうにも吸い込まない。
ワームをちぎって短くしたりしたが乗らない。
ジグヘッドは1.5グラムしか手持ちが無く、それ以上、道具で魚に合わせる事は出来なかった。
イージーに釣れる時はまさに入れ食いだが、渋い時もやはり当然にある。
今日がその日なんだろう。
必死に5匹ほど釣って眠る事にした。








あくる朝、目が覚めるとすでに陽は高く昇っていた。
完全な寝坊である。
強い風に南紀特急が揺られているのだった。
おそらく、磯ではシケているだろう。
昨夜は疲れてしまい、河口でのシーバスは見送った。
ならばと、磯にヒラスズキを探しに行く事にした。
一応、レイジングブルも持って歩いて行った。
やがて、磯に辿り着くとすごい風である。
沖から強烈に吹きつけており、それにともなって大きなウネリが打ち寄せていた。
その場で一番高い場所に立ってみたが、それでも砕け散った波が頭から降り注ぐ。
波が直撃する事は無いが、それでも気持ち悪いものだ。
何よりとても寒い。
今回のヒラ探しはかなり真剣であった。
一つ一つのサラシ、その他気になる箇所に執拗な探りを入れてみる。
あまりにも複雑で強い流れが出ている為、殆どのヒラ狙いミノーが泳がない。
シンキングペンシルを用いると、まったくもって馴染まずに水面を滑って来る。
やっといくつかのミノー、バイブレーションなどでキャストを続けるが何も起きなかった。
下手な私には難しすぎる。
更に風、波ともに強くなって来た為、怖くなって上がる事にした。




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帰りまであと2時間。
少し漁港で遊んでみる事にした。
早速、ジグにカマスがアタックして来たが乗らない。
5~6回通すが、チェイスはあれどやはり掛からないのだ。
どうも食い込みが悪い。
小型のミノーを投げていると、メッキが追いかけてきた。
手の平より少し小さいサイズである。
ゴンっと来たがすぐに外れてしまった。
しばらく投げていると、凄い速さで見た事もない魚が突っ込んで来た。
黄色っぽい白と黒が特徴的な魚であった。
背びれが高く突き出して見えた。
最初、コショウダイの幼魚かと思ったが、どうも違う様である。
その色、模様から、おそらくは大型魚の幼魚であると思われるのだが、幼魚とはいえ40センチはあった。
その親はいったいどんなサイズになるのだろう。
ここでは昔、アイブリの子供を釣ったが、南方系の珍しい魚が多い様に思う。
これからのハイシーズン!? 機会があればコチラの釣りも楽しみたい。

ここでも下手っぴにはこの子だけであった。

























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いつもドキっとさせてくれておおきに!









帰る途中、シーバスに良さそうな河川に立ち寄ってみた。
潮位があって、明るい内の川の様子を見ておきたかったのだ。
流れを見たかったので、軽くミノーを流してみた。
良いサイズのメッキがチェイスしてきたので、すぐに小型のポッパーを結ぶ。
パシャ、パシャっと出るのだが、またしても乗らない!
小型のミノーでトゥイッチをかけてやると、すぐに飛びかかって来るが乗らない!
今回の釣りは本当に難しかった。
下手すぎだぜRockbeach
次回は頑張ろう・・・。



それでは