9月18日の日記






磯のルアー釣りを始め、おそらく、大きく生活が変わったと思います。
その、あまりにも辛く? また面白すぎる釣りによって
しかし、真の釣り地獄は身近にあるのかもしれません。


シーバス釣り。



狙っても狙っても、子供時代からずっと釣れなかった事は、以前、日記でも書いたかと思います。
正直、マルスズキには大きなコンプレックスさえ抱いているかもしれません。
釣りは皆んな、きっとつながっていると信じている私ですが、シーバスだけは別!っと今でも思うほどです(笑)





シーバス釣りを真剣にやってみようかと、まだまだ軽い気持ちで思ったのは少し前でした。
その理由の一番とは、恥ずかしながら、「財政難」、であります。
ロックショア通い、そして様々な事情で金銭的に厳しくなったからでした。
ともかく、ルアーを投げていないと禁断症状が出る
そんな欲求を満たす為、比較的近場でも出来るこの釣りがスタートしたのです。



しかし!!!
今ではそんな、「仕方ないからお前で我慢するよ~」、的な気持ちはもうどこにもありません。
もう、大本命です。
自信を持って、俺の彼女だって皆に紹介できるホドです(違)



やればやる程にのめりこむのはどの釣りも同じ。
私にとってはとても難しく、釣れない釣りです。
当ブログは、釣れなくても毎回、釣行を日記にしています。
ですから、釣れていない日記ばかりが増えて行くでしょう。
難しいからこそ面白い、そんな地獄に墜ちてしまった様です。






この日は三連休の中日。
サービス業の私にとって、半期の決算の連休は勝負である。
もちろん、様々なお客様と直に接する事で、充実感とともにストレスも感じる事が多い。
精神的にも肉体的にもとてもハードな一日であったが、晩酌をして寝るだけでは満たされないのだ。
帰宅後、すこし休憩し、すぐに釣りに向かった。



最寄のポイントまでは20分ほどで行く事が出来る。
そこも悪くはないのだが、少しの夢を抱いてちょっと足をのばしてみる。
高速を使って一時間弱、それだけでも海の様子は大きく変わる。
お世話になっている先輩、釣友の皆さんはシーバス釣りのエキスパートばかり。
貴重な話しを聞かせて頂く事もしばしばである。
とても恵まれた環境にあるだろう。
既に多くのヒントも頂いたと思う。
しかし、今までの釣りは独り、ゼロから歩んできた。
失敗ばかりであったが、こうして今も飽きる事なく情熱的でいられるのは、それが一つの理由かもしれない。
末永く釣りを続けて行きたいからこそ、通るべき苦労の道があるのではと思っている。
教えて欲しいのだが、その前にその場に立って感じないとならないのではないか。
そんな思いで、今回は知らないポイントに向かってみた。





ポイントへのアクセスは、事前に航空写真でチェックしていた。
後は実際にその付近に行ってみて、明確にして行くのみである。
予想よりも楽にその場に立つ事が出来た。
すでに潮は下げ出しており、まだたっぷりとした水量の河川が眼下に広がっている。
早速、ルアーを結び、まずは足元を中心に丹念に探って行った。
磯の釣りでもそうだが、回収するまで油断はしない。
ピックアップ寸前、ルアーが水面に向かって飛び出す間際のアタックが意外にあるからである。
実際にベイトを追い回し、捕食をしているフィッシュイーターを見れば理由は明確かもしれない。
あらためてそう思いながら、何度も繰り返していると、やはり回収間際に突然バシャっと出た!
残念ながらヒットしなかったが、魚がいる事が分かったので一安心であった。
だんだんと水位が下がって来たので、今度は沖にフルキャストして探ってみる。
街灯が無い為、暗くて流れがよく見えない。
昼間の事前調査も無いので、その場では芯となる流れがどこか分からなかった。
ルアーで感じようと試みるが、潮がかなり効きだして流れが速くなって行った為、いまいちつかめない感じだ。
時折、ゴツゴツとした感触が伝わって来る。
投げる方向によっては、けっこうなシャローとなっているのだろう。
また、ブルブルっとした感触、ギュンっとティップが入る事もあった。
ベイトかどうかは不明だが、かなりの小魚が集まっている様である。





流れの中を、どの様なラインで引いて良いのかそれが分からない。
セオリーや基本が自身の中に無いからだ。
一概にルアーがよく泳げば良いのではない事は知ってはいる。
真っ直ぐにあまり体を振らず、漂う様にしていて喰った事も何度かあった。
しかしこの時、それはあえて考えない様にした。
おそらく、今が好機であり、スローに難しい動きを与えて行く事が得策ではない様に思った。
この時選んだのは、逆にルアーがもっともよく泳ぐであろう条件だ。
下げ潮時に、もしかしたら自然に反している行為かもしれない。
ルアーを海から川にのぼらせてみたのである。
でたらめだったかもしれないが、数投後に反応を得た。
僅かの変化をもとらえるロッドによって、小さなそのアタリが手に伝わって来た。
即座にフッキングを入れる。
バシャバシャバシャっと聞こえる音に重みはない。
まさか、いつかのウナギであろうか。
























P1010117

とても小さいですが、ヒラセイゴが釣れました!
少し足をのばした甲斐がありました
新規ポイントで釣れたのでとても嬉しかったです。
やったね!!






河川の水色はすこぶるクリアーであった。
もし、もう少し濁りが入ったらどうなるだろう。
そうして、課題というか、次回釣行の理由が生まれてくるのである。
それが地獄の所以でもある(笑)
更にヒットを求め様々やってみる。
先程攻めていた足元は完全に露出してしまった。
月明かりのみで不気味ではあるが、入水してみる事にする。
とても怖がりな私だが、思えばかなり進歩?したのだろうか。
沖に出て行って尚、ルアーがボトムノックを繰り返す様になって行った。
この河川、相当に浅い様子である。
しからば、入るタイミングは満潮前後かと夢想する。
また、もっともっと、シャローを泳がせる事が出来る、更なるルアーの補充も必要であると思った。
しつこい様だが、これもシーバス地獄の所以である。





とうとう、手持ちのルアーでは攻める事が難しくなって来た。
もう少しだけ釣りをしたかったので、車を飛ばして違うポイントに寄ってみる。
浅い川だと思っていたのだが、それでも先程と比べると充分に水深があった。
シャローランナーは全く問題なく引く事が出来た。
キャストを始めて数投、対岸の際でヒットした。
とても小さいセイゴの様で、テンションを抜いて泳がすとすぐにフックアウトしてくれた。
今夜は何が違うのか、数多くの魚達がライズしている。
凄く小さなものであったが、魚が濃いという事は悪い事ではないだろう。
しかし、その後が続かない。
粘ったが、最早、帰らないと寝る時間が無くなってしまう。
帰り際、ヘッドランプで少しだけ水際を照らしてみた。
とても驚いた。
フッコサイズのシーバス数匹の姿がそこにあり、小魚がライズしていた周辺をウロウロしていたのだ。
勿論、何度もルアーを通してはいる。
しかし、シーバスがその口を使う事は無かった。
はたして、どうやって食わせるか・・・最大の課題が生まれたのだった。





この様に行く度に疑問が生まれ、また、足りないものを補う為、釣り具店に寄ってしまう日々である。
シーバス道具もまた安いものではない。
結局、抑えていても出費は生まれるのだ。
何より、一番怖いのは身近であるという事。
私さえその気になれば、毎晩でも釣りに行く事が出来るのである。
嗚呼、なんと悩ましい地獄であろうか。
面白すぎて寝不足である。


それでは