9月22日、26、27日の日記







シーバス釣りを少しでも学びたくてちょっと必死です(笑)
よく分かりませんが、なかなか出会う事が出来ません。
よって、ボウズの日々が続いていますので、そんな日々を一まとめに綴ります。
悶々としたカオスの世界です。












釣りの方は全く見るにたえない内容ですので、普段、お世話になっているアイテムを少し。







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よく、コンビニの片隅に置いてある、アルコールティッシュです。

Rockbeachにとって、夏季の釣りには欠かせない品となっています。
例えば、灼熱の磯、未明時から闘いきった午前11時。
熱中症とも闘いながら、朦朧とした意識の中で使用する。
一気に爽快な気分となり、再び投げる気力が沸いて来るのです!
また、とても眠い帰り道、そっとコイツで顔をゴシゴシすると眠気が薄れます。
本来はボディー用ですが、私は構わずに顔を拭きます。
肌の弱い方にはオススメ出来かねますのであしからず~








9月22日


台風15号は21日の午後には通過して行った様だった。
ピーク時、市内の病院にて健康診断を受けていた。
道中、河川は氾濫の一歩手前であった。
まっ茶色の濁流が土手を超えようとしていた。
この日、胃の検査の為にバリウムを飲んだのだが、これがどうにも自分には合わない。
以前、これを飲んですぐに南紀に旅立ったのだが、磯にて悶絶する事があった。
どうにも、バリウムを体外に排出するのが苦手な身体であるらしい。
その経験から、今回はそっと家で下剤を飲み待機する事にした。
やはりというか、難産に苦しむのであった。
結局、翌日の午前3時すぎまでかかってしまう。
台風通過直後の調査を楽しみにしていたが、結局、腹部の違和感に断念するのであった。




翌22日、先輩よりホットな話しを聞かせてもらう。
やはり、昨夜の海は凄かったらしい。
勿論、その夜は行くつもりであったが、その話しに更に熱く燃えた。
仕事が長引き、現場に到着したのは午後10時を回っていた。
山側からは非常に強い風が吹き荒れている。
まあ、それでも、前回の台風直前の風に比べれば優しいものである。
土手を下ってくると、川からかなり離れた小高い場所に、巨大なボラの死骸が横たわっていた。
同時に、その傍らには大水で流された木々が散乱している。
こんな所まで溢れたのかと、とても驚くのだった。
まだまだ、潮位がある時間ではあったが、川の水嵩は全く普段と変わらないものであった。
おそらく、昨日、一日で水位は殆ど正常に戻ったのだろう。
濁りも薄れ、何も無かったかの様であった。



キャストしながら辺りを観察して行く。
水面に広がる、小魚のライズも見当たらない。
鈍感な私ではあるが、気配というものを全く感じないのであった。
台風が過ぎ去った夜の風は、最早、夏の名残りを微塵も感じさせない。
冷たいそれに秋の深まりを感じるのだった。
二時間か、それより少し投げ続けた様に思う。
全く、カスリもしなかった。
おそらく、山から吹き付ける冷たい風に、水温が一気に下降したのが原因ではないかと仮定した。
しかし、その考えは間違いであった。
後日、聞くところによると、それより僅か数時間前、とある方がそこで良い釣りをされたとの事。
全く、私に感じる事は出来なかったのだが、そこにシーバスはいたのである。
はたして、自身の操るルアーが不自然なのか、はたまた、タイミングのズレであるのか。
嫌々さえも追い、喰わせる事の出来ない自分が情けなかった。







9月26日





この日は二連休の前夜であった。
いつもであれば、南紀の磯に向かう準備をしている頃である。
前回の釣行の帰り道、峠にあるトンネルを通過中にふいに爆発音に飛び上がった。
トンネルには私しかおらず、最初、タイヤのバーストかと思ったのだが、車を降りてチェックするも異常は見当たらなかった。
しかし、次の日からどうも南紀特急の調子がおかしい。
具体的には、エギゾーストノートに元気が無く、ガソリンやオイル臭ではない嫌な臭いがする。
また、信号待ちなどでアイドルが急激に下降したり、低速でのトルクを感じられないといった具合であった。
この症状はいつかと同じであった。
職場にて、メカニックにチェックしてもらうと、やはり、圧縮が抜けているのである。
前回の不調では、エギゾーストバルブの一つが痩せていた事が原因であった。
今回の抜けは、またそれとは違う気筒での事。
修理の際、ヘッドをおろし、各気筒ごとに万全の確認をしたにも関わらずである。
今の私には、エンジンをのせ換える事も、部分的に修理をする事も無理だ。
金銭的に全く余裕が無い。
先々を思うと気分が暗くなった。
全く気分が乗らなかったが、どうしても確かめてみたい河川があり向かうのだった。




この河川を知る訳ではないが、意識する様になってからずっと気にはしている。
前回の台風では、約二週間を経ても、泥水が澄む事は無かったのである。
今回の台風でも水は出ただろうが、前のものに比べるといささかマシではと仮定してみた。
濁りは取れないだろうが、おそらく水位は平常通りとなっているだろう。
前の日の朝方、この地域でちょっとしたゲリラ豪雨が降っていた。
今日も微量ではあるが、朝からシトシトと小雨がパラついてもいる。
はたして、これが良い結果をもたらすかどうかの確認である。




現場には干潮の二時間前頃に着いた。
早速、釣りを始める。
水色はかろうじてルアーの姿が見える程度でしかない。
ボラがジャンプしているので、それ程は悪い状況ではないだろう。
ボイル音などは聞こえないが、時折、ボラとは違う感じの跳ねる音がする。
持ってる限りの引き出しを開けてみたのだが、何も起こす事は出来なかった。
苦し紛れに、漁港の街灯下に立ち寄ったが、イワシの類と小アジの群れだけであった。
更に他の釣りに向かう気力は無く、そのまま帰宅する事とした。
南紀特急の力は失われ、高速道路でも流れに乗る事が出来なくなっていた。
いずれ更に悪化するだろう。







9月27日




この日はその殆どの時間を家にて過ごした。
もう、しばらく夜の調査は行きたくないと思っていたはずだったが・・・。
少し時間を置くと、それを忘れるのが私の困ったトコロである。
夕方より、比較的に大きく潮が動く時間があったのだが、その時間帯にはすべき事があった。
干潮前の約一時間を狙って、近所の河口に行ってみる事にする。



久々に来たホーム?のポイントであったが、土手を下るにつれて不思議に思った。
見慣れない場所にそれはあった。
高場についた潮の跡である。
こんな所にまで海面が来ていたのか!?
不思議に思った。



キャストを開始した頃は、まるで池の様な状況であった。
それからすぐ、ワラワラと流れ始めて川らしくなって行った。
潮位が低い為、あちこちにヨレの様な変化が生まれている。
ボラの活性は最高潮?なのか、もう、ウルサイ位に跳ねていた。
巻いてみたり、流してみたり、イレギュラーに誘ってみるが何も起こらない。
少し離れた場所に、電気浮きがチラホラと見えたので、帰り間際に話しに行ってみた。
何を狙ってみえますか?っと聞く。
セイゴですと釣り師。
どうやら、潮がよく動いた、午後9時頃からずっと粘っているが、まったくもって浮きは動かないそうである。
餌でも難しいのか・・・。
すぐに帰宅する気になれなかったので、市内を流れる河川を見に行ってみる事にした。
海から見始め、明かりの付く上流部まで移動してみる。
普段、私が通う、物静かな河川とは全く様子が異なる。
小さい街ではあるが、ほぼその中心地を流れる川なのだ。
街灯が立ち並び、水門の様な所から本流に合流している場所に来てみた。
干潮時であるので、本流筋を除く部分は露出している。
その地形がよく分かった。
しかし、川からは悪臭が漂っていた。
川底が出ているせいだろうか、辺りはドブの臭いで満ちている。
釣れるかもしれない。
しかし、そこで竿を出す気にはなれなかった。
釣れた魚は美味しく頂きたいから。





こんな感じで今回の連休は終わって行きます。
休みの最後、あまり筆は進みませんがこうして書いています。
なかなかうまくは行きませんね。
来週は久々に青空の下、釣りが出来たら良いな。

それでは