11月26日の日記





月末の土曜日です。
私の仕事においてはとても大切な週末なのでしたが・・・。
残念ながらマッタリした一日でした。
確か、今夜は釣友の先輩達がある海に集まるって言ってたかな。
お聞きしますと、やはり予定通りに釣りをされるとの事でした。
うーむ、行きたい

しかし、翌日は大事な日曜日です。
短時間勝負!!っと自身に言い聞かせて・・・。
うまいこと職場をあとにしました(笑)
大急ぎで準備して出発です






現場に着くと同じ年の方がいらっしゃった
車中にてお食事中の様であった。
用意をしだすと、予定より早く兄さんが到着
早速、ポイントに向かって三人で歩いて行った。
ポイントには夕方頃より、もうお二人の先輩が入ってみえるとの事。
どうやら、良いサイズの魚を釣られてみえるそうである
何と! 今朝は遠く離れた磯に立ってみえたとの事だ
私が言うのもなんだが(笑)
オ好きとしか言えない










やがて、ポイントに到着して皆で静かにご挨拶を交わされる。
私はとにかく静かにしていた。
暗闇だし、ライトを灯けたり、声を出しては魚が散るのかなって
こういう感じは、未経験なので分からないのである。
一緒に来たお二人は、違う狙いものがあるので、更に先に向かわれるとの事。
Rockは適当な場所に立つ事にした(笑)

まずは飛距離の稼げるミノーから投げて行く。
随分と潮位が下げている様で、フルキャストしてしばらくするとボトムを打つのだった。
それより、更にシャローランナーに換えても同じであった。
見えないから分からないが、潮の流れで砂が堆積し、瀬の様なものが出来ているのかもと思った。
ある部分を越えると、底を打つ事無くまた泳いで帰ってくるのである。
もう少し深いかなと思う場所には先輩たちがいる。
ならばココで頑張ってみるだけである




ミノーでは同じ事を繰り返すので、シンキングペンシルを引いてみる事にした。
瀬の様なものの距離感はだいたい分かったので、ここぞという場所では竿を立ててみたりした。
これで何とかまともに引ける様にはなった。

お二人は潮が止まったと言ってみえるが、自分にはサッパリそれが分からない
何故なら、ちゃんと流れていると感じるからである。
おそらく、動く時には相当な流れが生じるのかもしれなかった。
動いていた時間帯には釣れているし、ヒットやバイトもあった様子である。
しかし、今、経験豊かな先輩達にも目立った変化は見られない様だ。
自分はひたすら投げた。
色々と試してもみた。
気がつけば三人居なくなり、最後のお一人もそろそろ・・・という時間まで集中した。
結局、何も無いまま納竿となった。
帰り際、このポイントの事を丁寧に教えて下さった。
正直な気持ち、よくそんな事を見出したと、ただただ感心した。
少なくとも、今までの自分には全く無い感覚であった。
この方々は、こういうレベルで釣りをしてこられたのだと、あらためて考えるのだった。



お話を聞かせて頂きながら帰り道を歩いて行く。
潮が大きく引いており、浅場の地形がはっきりと見てとれた。
それは自身の想像とは程遠いものであった。
それを我が目で見る事が出来ただけでも、おそらく貴重な事だったであろう。
ましてや、素晴らしいお話まで聞かせて頂けたのだから。
今宵は意味があった。
心からそう思い満足して家路についたのである。
皆さん、有難うございました。



それでは