4月3日(現地時間)の日記








身体を休めようと早く寝たにも関わらず、目覚めたのは午前1時半であった。
ずいぶんと眠った気がしたが、実際は約3時間ほどの睡眠であった。
これではいけないと思い再び目を塞ぐのだが、とてもではないが眠れそうにない。
これからの旅への期待と、釣りへの欲求に目は爛々として来るのだった。
もう、無理に眠らなくて良いだろう。
そう思い荷物を紐解いて行く事にした。































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何故にかバスルームにて。
よく映画のワンシーンにある、あのガラス戸のシャワールームが妙に気になります

































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今回の旅の相棒はコイツにキマリです。
何故かって!?
一番好きだからです。

































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他に準備したのはこんな感じです。
このバッグ、自身には高価な買い物でしたがとても重宝しました。
釣りだけでなく、街を歩くのにも快適でした。






この朝、向かう事としたのはサーフである。
不本意ではあるが、先日の下見によって歩いて行ける場所には磯が無い事を知った故であった。
ともかく、それがどこであれ、実際に竿を出してみなければ分からないのだ。
地元の三重、そして好きな南紀の海でもそうなのだが、時として魚は驚くほどの浅瀬にも餌を求めやって来る。
何よりここは南国であるのだ。
狙うは、「ULUA」、である!
沢山の呼び名がある魚であるが、あえて敬意を表してそう呼ぶ事にした。
今か今かと時の過ぎるのを見送り、ようやくそこに向かうのであった。

































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釣りを始め、しばらくしてから撮った写真です。
夜行性である彼等を思い、まだ真っ暗な頃からポッパーを引いていたのでした。
しかし、大きな波が立つブレイクラインにルアーは届きません。
腰丈より少しだけ深いシャローエリアを何度も探って行くのでした。
はたしてベイトは何だろう?
そして今、それらはここに居るのだろうか!?
陽が昇るにつれピントが合ってくる水面を眺め思うのでした。



































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何度も何度もキャストしますが反応はありません。
そこで一息、もう一つの相棒を撮ってみました。
これらが自身の最高の組み合わせなのです。












出来る限りの事を試してみたのだが、結局、魚の反応を見る事は無かった。
感じたのは、日本での夜明けよりもそれがずっと遅いという事。
そしてまた、四方を海に囲まれ、何の隔たりも無いこの地の風は誠に強いと思った。
その風を真正面、または真後ろから受けて尚、風にラインは大きく影響されたのである。
全くもってその風を味方にする事が出来なかった。
残念ながら今日の釣りはこれにて終了となる。
終日、自由行動であるとはいえ、後輩を一人にさせておく訳にはいかないのだ。
出掛けるまでの一時、ホテル内を散策してみる。






























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庭には、まるで日本庭園さながらの池がありました。
池と申しましても、水は海水なのです。
そこに泳ぐ魚達の紹介がありました。
驚いた事に、何とここには、「ULUA」、もいる様です!
カスミアジの姿は確認出来ました。





























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それ以外にも沢山の熱帯の魚達が仲良く泳いでいます。
産卵などもしているのか、稚魚サイズの魚の姿もありました。
はたして、カスミアジなどに食べられないのでしょうか!?
































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部屋からの景色です。
更に広大な海水池には何と!イルカが泳いでいるのです。
滞在中は極力、窓を開けて眠る事にしました。
夜明け前になると、きまって彼らの発する音や声が聞こえて来るのです。
イルカの声で目覚めるなんて本当に素敵ですね。





































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何て素敵なんでしょう!











その後、後輩のショッピングの付き合いで街に出た。
落ち合う時間と場所を定め、しばし別々の時間を過ごす事にする。
自身もまた、土産物探しに奔走する事となった。
免税店や有名ブランドなど、どこにでもある様な店は避けた。
なるべくなら、ここでしか手に入らない品を見つけたかったから。
案の定、気になったショップの中に日本人の姿は無い。
カタコトの英語しか話せない自分ではあるが、そこは笑顔と関西弁のミックスで乗り切るのである。
買い物程度の事ならばそれで十分だろう。
極力早くそれを終わらせ、色々見たくて通りを歩いてみる事にした。






























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       Oh Yes!!





























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おまわりさんの車も渋いっ!































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バイクショップの軒先にいた子としばし遊びました。
可愛かった

































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夕食はこちら、和風テイストの鉄板焼き屋さんにて。































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見せます魅せます








美味しい料理、お酒を頂いて満腹になりました。
街並みも景色も、またそこに住む人々も素晴らしいのです。
あぁ、旅行気分が満足してどんどん釣り欲がボヤケて行きます。
イカンな~とは思いつつも。
夜の街に消えて行く、RockBeachなのでした。




つづく