7月10日、11日の日記








梅雨が明けて、また、一段と暑くなりましたね。
ムシムシするのも嫌でしたが、カラっとしていてもこう気温が高いと厳しいです。
Rockbeachは既に夏バテぎみです。
皆様は大丈夫でしょうか?





さて、今回の釣りも南紀を目指す事にいたしました。
少しばかり、ボーナスを頂いたものですからフンフンっと連続出撃です。
一度でも行ってしまうと火が点いてしまいますね!
悔しい想いで一杯だし、試したい事も色々とあります。
普段、釣行を我慢しているものですから余計にかも



























P1010995


今回はコイツを持って行く事にしました。
烏賊釣りにハマッていた昔々、バス釣りの好きな、メガネ屋さんの店長に作って頂いたものです。
レンズには有名な 「TALEX」 のものを使用しています。



私はよく磯で転倒します。
おまけに不精で道具の扱いも乱雑です。
去年も、一昨年も、勿論、夏磯ではサングラスを使ってはいました。
しかし、気がつくと割れていたり折れていたり・・・。
おまけに、磯に置き忘れて帰る事もしばしばあったのです。
故に、ショップにて安価で買えるものをその都度用意していました。
強烈な夏の太陽から目を守ってはくれていましたが、お世辞にも水の中がよく見えたという事はありませんでした。


今回、何故にコイツを取り出したかと言いますと、他に無かったのが一番の理由です
それともう一つ、もう忘れてしまいましたが、どれほどよく水の中が見えるのかという事。
それを再確認する為です。
前回、幸運にも沢山のバイトがありました。
もっと、喰ってきている魚が見えたなら。
きっと、楽しいに違いありません!
そんな気持ちで用意する事にいたしました。








実際の釣りの方でも、今回は少し変えてみる事にしました。
理由の一番は 「バラシ」 です。
持病である、バラシ病という難病が再発したのです(笑)
おそらく、その原因にはいくつかの事があると思います。
自分的に、最も気になったのはフックサイズでした。
どうやら、また、知らず知らずの間に少しでも太いものを装着する様になっていたのです。


私の経験では、比較的強い道具を使っていても、ドラグを絞っていても、そうそう簡単に曲がる事はありませんでした。
ちゃんと貫通させる事さえ出来れば、ST46相当の小さいサイズでも意外と強いものであったと思います。


勿論、私にとってもまだ見ぬ大物は夢です。
どうやら、それを意識しすぎた結果、また良くない迷路に迷い込んでしまったのでしょう。
そこで、いくつかのルアーのフックを全てダウンサイジングする事にいたしました。
私には、なかなか答え合わせをする機会がない為、何かあった時はこうして大きく変えてみるのです。
それで駄目ならまた違う事を試してみる。
偉そうに言っていますが、殆どは同じ事を繰り返しているだけです。
まったく愚かな釣り人です












今回も行先には悩んだが、前回の釣行で初めて向かった場所に再び行ってみる事にした。
うまくは言えないが、その海にいくつかの疑問が残っていたし、もっと知りたいと思ったからだ。
しかし、2度や3度行っただけでは自身には全く分からないとは思う。
ちなみに、好きな磯にはもう何十回と立ってはいるが、それでも全く分かってはいない。
ともかく、行かなければとの思いでハンドルを切った。

実を言うと、もう一つの理由もあった。
自分なりの感覚でしかないが、黒潮流路図と水温データと睨めっこをして気になる事があったからである。










早速、荷物をまとめて乗船の時を待つ。
今回は結構な数のルアーマンがいる様子である。
底物の方でさえ、脇にルアーロッドを忍ばしてみえる姿も見受けられた。
おそらく、青物の釣果情報があるのだろう。
自身の狙いは違う為、それ程は気にしなかった。





無事に渡礁し、真っ先に用意したのはサラシ撃ちのルアーであった。
あの興奮がどうにも忘れられないでいたのである。
しかし、残念な事に殆どサラシてはいなかった。
それでも出ないかと、たまの波でできる小さいサラシに通してみる。
何投もしてみたが全く反応は無かった。
警戒して出ないのか、はたまた魚がついていないか。
引きずり出す様な腕は無いので一旦諦めて他魚を狙ってみる。
磯と磯の間の水道部分へと移動してみる事にした。






幸運にも良い色の潮が沖から当ててきている様に見えた。
払い出す流れと、隣の磯からの流れも加わり、ワナワナと複雑な絡みを見せている。
まず、少し沖に張り出した根の先にキャストし、流れに逆らわずに水道まで引いてみる事にした。
偏光グラスで水の中を覗きながらゆっくりと巻いていたその時である。
回収軌道に入ったルアーめがけ、凄いスピードで青白い魚体が真っ直ぐに突っ込んできた。
直後、ゴツンっとした感触が穂先に伝わる。
ルアーに当たり、一瞬だけ身を翻して消えて行く姿がハッキリと見えた。
「ヒラマサ」 いや、小マサにほぼ間違いはないだろう。
今回もまたバラシにて幕を開ける事となった。













再度ヒットが無いかと少し粘ってみた。
期待とは裏腹に追って来る影は無かった。

そこで、やはりという感じで好きなポッパーに換えてみる。
全力で沖に届けたいところだが、この日まずはそれを我慢する事にした。
少し先にあるシモリがどうしても気になったからだ。
ここでも、偏光レンズのおかげでシモリの形状が何となく分かる。
連続した起伏があり、深みとなるスリットが幾つか見えた。
しかし、その幅は狭く、急いでアクションをすればすぐに通り過ぎてしまうだろう。
一発のポッピングがとても大事となる。
そう意識するのだった。


まずは少し沖に投げて強くスプラッシュをあげてみる。
少し間を置き、小さな波紋を二回出したところで変化があった。
真後ろの水面が大きくウネり盛り上がった。
しかし、おそらくそこはシモリの起伏の上に思えた。
魚はおそらくデカい。
岩が邪魔をして飛出しにくいのかもと思った。
そこですぐに大き目のポッピングを入れた。
そのまま首だけ左右に振って少し前に進ませる。
おそらく、スリットの上だろうという所で完全に止めてみた。
2秒、3秒と待つ。
離れたのか?
溜息をついたその時だった。
身を大きく露わにして、奴が水面を割ったのである。






乗れ!!
祈る様にして待った。
しかし、フックが奴を捉える事は無かった。
おそらく、シイラではなかった。
灰色の大きい塊にしか見えなかった。
何だったのだろう。











その後は黙々とキャストを続けていくだけであった。
潮は良い感じに下ってはいる。
時折、それほど大きくないシイラがじゃれる様に現れる。
前回、一匹をキープさせてもらった為、今日はお帰り頂く事にした。
青物からの反応は無い。
陽が完全に昇った頃、沖合には何本かの潮目が見れる様になって行った。
じっと見ていると、一匹、二匹と魚が飛ぶ。
自分なりに予想し、追い求めていた奴らであった。
正直、その姿を見れた事だけでとても嬉しかった。








全く届かない沖での事であったが、もしかすればとキャストを繰り返していた。
その間、ジグに換えて誘ってみたり、直ペンで狙ってみたりと思いつく限りのローテーションをして行った。
ふと気がつくと、どうやら少し流れが変わってきた様子であった。
気のせいか、あれほど遠くに見えた潮目が少し近づいた様に見えた。
胸が高鳴り、動悸が激しくなって行く。
そこで、少し移動し、少しでも沖に近い足場に立とうとした。
この時、何か変な感じがしたのである。
ハッキリ覚えていないし、振り返るにはあまりに短い間の出来事だった。
はたして、実際に起きた事なのか、胸騒ぎとして心の中で感じたものなのか。
書いている今も分からない。




あえて言葉にすると、一瞬、風だか何かがブワっと来た感じがした。
その直後、見えている海が全く別物に見えた。
波があるとか、潮がどうとか、そういう事ではない。
ザワっとした感じ、何か殺気の様なものをそこから感じたのだった。

分からないながらも、おそらく 「今」 であると直観したのである。
あと、もう五歩進みあの潮目に投げる!
そう思って歩き始めたところだった。
離れたところにみえた底物師が、兄ヤン! おい!!っと叫んだ。
遠くにいる彼はしきりに指さしてくれているが、それがどこをさしているのか全く分からない!
「そこやそこ! 沸いてる、ボコボコの無茶苦茶や!!」っと吠えていた。
見えなかったが、そこかもと思う所に走って投げた。
喰え、喰えっと祈りながら巻いた。
しかし、祭りは終わっていた。





後で聞くと、どうやら自身の目の前、足下で沸いていたそうである。
まさに、灯台下暗し。
何故に見えなかったのだろう。
「今」 であるという不思議な感じだけは分かった。
しかし、実際は数秒速かったのだった。
狙いを定めて撃つなど、自身には出来ないのかも知れない。
せめて、その時にずっと投げ続けていればと後悔するのだった。










その後、底物師と少し話したくて、空いている彼の隣へと立たせて頂いた。
不思議な事に、勢いよく流れていた下り潮だったが、ふいに真逆の上り潮に変わってしまったのである。
これは自身として初めての事だった。
もう一人の底物の方は、アタリが無い時間にルアーでシイラをよくヒットさせてみえた。
兄ヤン、シイラは釣れるぞと言って下さったが、この時はジグで静かに探っていた。




何投目だったか、フォール中のラインが一瞬止まった。
そこから、指で押さえたラインは一気に走って行く。
今回は落ち着いていた。
タイミングをみてベールを返し、一発大アワセを叩き込む。
続いてもう一発入れたところでソイツは目を覚ました。
ブワっと体ごと持って行かれそうになる。



慌ててその場にしゃがみこむ私。
竿を立て、両手で握りしめて耐えた。
しかし、何という馬鹿力だろう!
まるで、原付バイクにでも引っ張られているかの様である。
しゃがんでいても持って行かれそうであった。
ドラグはそれほど強く締めていないにも関わらず、勢いよくジィィーっとは出ない。
ギャッキャキャキャッ! ギャギャギャギャギャ!! そんな感じで小刻みに出るのだ。
何でもっと楽に出てくれないかと思った。
ソルティガの悲鳴は普通のそれではない。
まるで壊れそうな音であった。
竿を下げてガイドとの抵抗を減らしたかった。
しかし、そうすれば引きずり込まれるんではないかと怖くて出来なかった。





何度かの突進に耐えているとその動きが鈍り始める。
ついに殆ど走らなくなった。
根に触れている感覚は無かった。
もしかして獲れるか!?
そんな甘い夢をみて立ち上がった。
ともかく巻いた。
竿で浮かせようと持ち上げて巻いた。
次の瞬間、パツっとテンションが消えてしまう。
切れた・・・。
大急ぎで回収すると、リーダーは約1メーター程が真っ白になっていた。
それを見て底物師が言った。
サメやなと。

所謂、そのサメ肌に触れる事により、まるでヤスリをかけた様にラインがやられてしまうそうである。
鋭いのはその歯だけではない。
後程、投げていた場所で水面までサメが浮いた。
その大きさ、ゆうに3メーターは超えていた。
サメには可哀想な事をしてしまったが、そんな大きな魚の引きがどんなものか味わえて少し嬉しかった。
この日、同じ場所で何とクジラまでもがぽっかりと浮いた。
馬鹿みたいだが、その時は真面目に小型の潜水艦だと思ったのである。
5~6メートル位に見えた。
さすがに驚いた。









その後はシイラの姿さえ消え、全く沈黙の海となってしまった。
石物のアタリも無く、小さな餌取りがウニをかすめ取っているだけの様だ。
一人、また一人と早上がりされ、ついには私一人となってしまった。
この頃には頭がガンガンする様になっていた。
おそらく、軽い熱中症の兆候だろう。
スルメやタラを頬張り、冷凍ペットボトルで頭を冷やす。
ともかく、水分だけは切らさずに飲み続けた。
熱中症なんかで貴重な時間を無駄には出来ない。
そう言い聞かせて竿を振って行く。








ずっとジグで頑張っていたが、どうにも反応が無かった。
そこで、再びプラッギングに戻る。
ペンシルの誘い出しにも反応は無い。
それでも、続けてやっていれば、もしかしたら?と期待して引いていた。
同じラインを何度も何度も繰り返し引いて来る。

その時、パシャっと小さく出た気がした。
足下を見ていると、沖から来た小マサが磯をかすめて泳いで行く姿が見えた。
ここで、急いでミノーに結び換えた。
先程とは違うライン、流れの変化のある場所を通してみる。
すると、流れの中で飛びついて来る姿が見えた。
勢いよくルアーを持って走ったので、ぐっとアワセると一瞬だけ掛かる。
しかし、またもやポロリであった。
一度ならず二度までも。
何と下手なのかと地団駄を踏んだ。








やがて、磯上がりとなったが、ノーフィッシュで終わってしまった。
バイト、ヒットはあるのに釣れない。
何にも無いのもツライが、これでは悔しくてたまらない。
荷物を急いで車に積み込み、ともかくは水を飲みまくる。
決めた! このまま地磯へ行こう。
まったく、歳を考えなさいよという話である。
大急ぎで、自身のホーム磯へとダッシュするのだった。













磯に着くと二名の方がいらっしゃった。
ご挨拶させて頂き、状況を聞いて空いている所に入らせて頂く事が出来た。
ご親切な若いアングラーの方に感謝である。
久々にここに来たが、やっぱり私はこの磯が好きだ。
ここに立って海を眺めているだけで気分が良い。
例え魚が居なくても、いつか回ってくるのではという気持ちにさせる。
そう信じる事が出来る何かがあるのだ。








まずは得意のアクションから探って行った。
いくつかをローテーションしながら様子を見る。
お二人の方も似た様なアクションで探られている。
もしかしたら、今はあまり派手なものは嫌なのかな?
そんな風に思い、シンキングペンシルでとてもスローにやってみる事にした。
とはいえ、実はかなりこのシンペンが苦手な私である。
全く自信はないし、今日のこのアクションも最近考えていたものであった。
不安ながら何投かしていて、やっぱりダメかなと寄ってくるルアーを眺めていた時だった。
そのすぐ後ろを、これまたゆっくりとついて来る一匹の魚が見えた。
こんなにゆっくりと追ってくるものなのか!?
驚きであった。






すぐに回収し、今度は先程よりも少し速度を上げて引いてみる。
すると、3匹、4匹と我先にと追ってくる姿が見えた。
グレーに太い眉毛までがクッキリと見えた。
50~60のシオの群れである。
もうたまらない!!







では、次はと、水面を転がる程のスピードで引いてみた。
これには一気に狂ったのか、何匹かが水面を割って攻撃してくる!
乗れ!乗れ! 喰ってくれ!!
しかし、どうした事かまったく乗らない。
シオに混じり、いつしかカンパチまでもが追ってきているではないか!!
磯際まで粘ったものの、結局、掛ける事が出来なかった。
最後に足下でアタックした奴はデカかった。
おそらく、、、
































呪われている。
















チャンスはこれっきり。
日没まで頑張ったがそれが最後であった。
ヒラマサばかりか、カンパチまで掛け損なうとは。
こんなチャンスは滅多に無いのに。
悲しすぎるので、台湾料理を腹いっぱい食べてすぐに寝た。
全力で体力回復だ。













あくる朝、天気予報では雨との事だった。
南風も出て海は少し荒れそうである。
沖に行こうか迷ったのだけど、真っ暗な中からホームで竿を出したい気持ちが勝った。
早速、駐車場に着くと一台の車があった。
すぐに降りてこられ、朝のご挨拶をすると昨日の方であった。
お互い好きですねと苦笑い。
楽しく釣りができそうな予感である。









久々に真っ暗な中からキャストを始めて行った。
チャートのS12で辺りをゆっくりと探る。
その後はポッパー、ペンシルと得意の流れで攻めて行った。
しかし出ない。
完全に陽が昇った頃、波の緩やかな場所にベイトボールがあるのを発見する。
結構な勢いで、右に左にと速く移動している様だ。
偏光グラスを外してみると全く見えない。
すぐに隣の方にお伝えして、再び自身のテンションを上げて行くのだった。







もしかしたら、底付近にいたベイトが上ずってきたのかも知れないな。
そう思い、ミノーへと換えてみる。
回遊して来た奴よ、どうか小魚と間違えておくれ。
そう祈りながらキャストを繰り返して行った。
すると、手の平サイズのシオが追いかけて来るのが見えた。
残念ながら、Uターンに終わってしまったが、まんざらミスマッチではないのかも知れない。
それから数投、上り潮に逆らって泳がせていたミノーをガツンっと襲う奴がいた。
よし!っとアワセを入れる。
今度はちゃんと乗った。
久々の感触に心が躍る。
早く見たいのでゴリゴリ寄せてしまった。































P1010993

じゃん!

念願の 「ツムブリ」 を釣る事が出来ました。
ずっと会いたかったんですよ
嬉しかったです。

やったね!!













すぐに、隣の方もヒットして、こちらは元気なシオを釣られてみえた。
とりあえず、二人とも釣れて良かった。
その後、予報通りに雨が降ってきた。
暑いので合羽は着てはいない。
横殴りの雨にびしょ濡れになったが、今回はかなり気持ちが良かった。
強い風のせいで沖からの波も大きくなった。
荒れて来て雰囲気もずっと良くなったが、どうにも青物の反応は遠い。
チョット浮気心で、サラシを攻めてみる。
すると、サラシの無い場所で喰い上げてくるヒラが見えた。
見えたが喰わなかった。
でも、やはり見えないよりはエキサイトするので投げる手にも力が入る。
まだ続けたかったが、暑くて魚が傷みそうなので納竿とした。







目で見てアワセる等の失敗が無ければ、やはり、良質な偏光グラスはあった方が良いと思いました。
フック交換は釣果には実りませんでした。
他にも見直す事があるのかも知れませんね。
腕が無いのはそっとしておいて下さいね。




ツムブリ、帰ってさっそく頂きましたが、もう超美味しかったですよ!
ブリなみに脂が乗っていて、包丁がギトギトになりました。
久々の 「大トロ認定」 です!







それでは








My Tackles


Rod  MC Works RAGING BULL 100XF-1
Reel  DAIWA 10 SALTIGA 5000
Line   YGKよつあみ PE #4
Leader VARIVAS NYLONE 80LB