5月5日の日記








ある、爆発的なバイトがきっかけでやっとピントが合いました。
思えばこの何年か。
釣りに行っていますと僅かに有るのです。
しかしながら、いつもアタックやバイト止まりでした。
すれ違いざまにヤツらの顔も見てきました。
それらは、とても 「リベンジ」 などの言葉で片付けられる魚ではありませんでした。
今でも、まるで昨日の事の様に蘇る瞬間なのです。


ならばと、そのナイトメアに真向から挑んでみたいと思いました。
しかしながら、その機会はおそらく数年に一度あるかどうかの事になるでしょう。
俗語で言うならば、交通事故的な出会いです。
狙って会えるのか!?
全くそんな自信もありません。
それでも、求めないならば釣る事は出来ないでしょう。
万に一つの可能性もやらなければ叶いません。


そんな思いで新たに挑戦する事としました。
資金的な障害もあるのですぐにとは行きませんが。
今やれる事からボチボチと歩んで行きたいと思っております。







今回の釣りは予定外でした。
釣友のTNK氏が、GWを利用して南紀入りされてみえました。
お話を聞く内に、もう、たまらなくなって!
急遽、休みをもらっての出撃って感じで(笑)













TNK氏とご一緒させて頂くのは約二年ぶりとなる。
その間も、氏とは別々であったが互いに釣りを重ねて来た。
たまに情報交換はする。
しかし、微妙にお互い交わる事は無い。
めいめいの想い、スタイルがあるからだろう。
限られた時間の中、氏の思うやり方で素晴らしい魚達との出会いを繰り返えされてみえた。
お話を聞く度に胸が熱くなった。
そうして、この二年の月日は流れたのである。


今回、自身は彼にお任せする事にした。
お話を伺っていたとはいえ、一度も彼の好きな磯に乗る事は無かった。
しかし、今回は違う。
あくまでも、氏の釣りにご一緒させて頂きたい一心であった。









途中の事は今回は省略させて頂く事にする。
前日、氏単独での釣りはドラマティックであった。
あけて今日、二人共に思う様には行かなかったのである。
一体、何が違うのか!?
初めての磯である為、自身には想像もつかない。
これが厳しい現実である。









磯から上がり、しばらくすると先輩が来て下さった。
TNK氏も交流のある方である。
自身、これまた久しぶりのご対面であった。

それから、場所を変えて食事をし、パーキングにて数時間お話をさせて頂くのだった。
出会ってから数年経過しているのだが、一堂に会したのはこれが初めてであった。
瞬く間に時は流れて行く。
釣りをした時間の何倍も。



GWらしい一時であった。
たまにはこんな日も良いだろう。
とても楽しかった。





皆、違うものが胸にある。
同じ南紀を目指すのだが。
干渉はしない。
それでも尊敬している。






それでは