6月5日の日記









梅雨に入りましたがあまり雨が降りませんね。
目標とする地方では毎日、東からの風が吹いている様です。
この風のせいもあって、波が出たり出なかったり。
なかなか難しい天気に思います。


地磯ですとどこかでは立てそうですが、向かいたい沖磯となると半ば博打です。
天候に問題が無かったとして、はたして乗れるかは分かりません。
他のアングラー及び餌師の方の数次第でしょう。
ある程度波を読み、早くからポイントに入るわけにもいきません。
この辺で気をもみますね。



それでも、沖に行きたいと思う、Rockbeachでした。
日帰りの強行です。














今回の出船はかなり遅かった。
どうやら、少し遅れている常連さん達を待っての事である。
すっかり陽は昇り、自身の心の中ではチクタクと時計が鳴っていた。
乗船したお客さんの数はざっと見でも十名以上。
各グループとも数人みえる様である。
自身は今日も一人。
さすがに今はもう慣れてしまった。
気楽で良いものである。

希望の磯へ渡る事は出来なかった。
やはり、風によるウネリが抜けていないからである。
また、どうやら、潮流もそれに拍車をかけている様子だ。


まず、餌の方達が希望の磯へと渡って行く。
約半分の方々が渡礁された。
しばらくして、船頭が私を呼ぶ。
あそこでやってと磯を指さして言われた。
それは希望の磯の近くであった。
何度か乗った事があり、少しばかりは勝手が分かる。
おまけにどうやら私一人の様だ。
結果オーライと安堵する。











急いで釣り座に向かい荷物を置いた。
しかし、何という蒸し暑さだろう。
額からポツポツと汗が噴き出してくる。
おまけに先程までの風が止んだ。
曇り空の為、日差しは別段気にはならない。
ただ、ムシムシと粘る様な空気であった。
おそらく、そこに魚は居るだろう。
全くの勘ではあるがそう思った。








早く投げたい一心で道具を取り出す。
今日も2タックル持って来ているのだが、体力のある内に重い方をと考えていた。
もしかしたら、本当は同時に2つをセットすべきかも知れない。
しかし、一秒でも早くやりたいのが悲しき性。
相反するバランスのそれでスタートするのだった。





まずはポッパーにて様子をみる。
気になる根周りを探り、次に広範囲に撃って行く。
しかし、どうにも出る気がしない。
魚が居るという自身の感覚は間違いなのだろうか?
そこで、すぐに次なるルアーへとチェンジする。
この時、あえてトッププラグは結ばないでおいた。
理由がある訳では無かった。










換えて1投目で答えが出る。
ルアーが近づくにつれて水面が盛り上がって来るのだ。
やがて、見える距離まで来て何かが分かった。
ルアーのすぐ後ろをカンパチが追っている!
瀬際スレスレでガバっと出て消えてしまった。
2投目、3投目も同じであった。
目を凝らして見ると、2~3匹の同サイズがギュンギュンと反応している。
4投目、手前3メーター程度のところでヒット!
喰らいつく瞬間が見え、強烈な衝撃が伝わった。
ギュンっとティップが入った直後、バン!っという感じで弾いてしまう。
いつもこれだ。
一呼吸のタメがないと決まってバラしてしまう。
自身の手癖ではまず失敗するのだ。






それでも、今ここで止める訳にはいかない。
そのままで続投するしかなかった。
何投も何投もカンパチは追って来た。
しかし、ルアーからあと2~3センチがどうにもつまらない。
テールトゥーノーズ。
苦笑いをしながらそう呟いた。





もちろん、やれる限りの事はやったつもりだ。
連続してヒラを打たせたり、水面を飛び出させてもやった。
ふいにパンっと横を向かせたり、速巻きや止めを入れたりもした。
しかし、それでは追ってこないのである。
比較的小さいペンシルを使ってもみたが同じであった。
無論、ジグを泳がせてもみた。
しかし、そのどれもが不発であった。
見切られ、飽きられ、群れは散ってしまったのか?
それは違った。
元の誘いに戻すと姿を見せるのである。
そんな事が約20分は続いたろうか。
カンパチはとうとう消えてしまった。
分からないが、おそらくはルアーのサイズではないかと思った。
そしてまた、その動きだろう。
海面に出したり、泡などで誤魔化しようが無いケースだったのではないか。
残念ながら手持ちにそれを満たす物は無かった。











結局、またしても翻弄されて朝の一時を終える。
落ち着いたところで、やっと本命の魚を狙って行くのだった。
このタックルに相性の良いルアーへと換えて行く。
キャストを始めるとすぐ、目を疑う様なウネリがルアーを追って来た。
一瞬、ドキっとしたが、いつものサメである。
体長は約3メーターほど。
単発でのアタックであった。





その後もキャストを続けていると、ふいにピンっとした緊張が走った。
あくまでも自身の心の中にである。
ある流れの中に泳がせると、デカイ何かが水面を割って出た。
そこは何度か通した流れであったが、オキザヨリが群れている様子は無かった。
結局、魚が見えないから断定は出来ない。
ちなみにシイラは留守の様であった。






ジグに換えて探るもアタリは無い。
色々な層をくまなく探ってみたが本命からのサインは無かった。
ある時、回収が近づいたジグを水面下で動かせていた時である。
どこからともなく、青くデカイ奴がやって来た。
一瞬でジグに近づいて反転して消えた。
ブリが一匹で突っ込んで来たのだった。
急いで回収し、消えた方角へとショートキャストする。
表層で二度ジャークすると大きく海面が盛り上がった。
ゴゴっと来たのでアワセを入れる。
しかし、何とスッポ抜けてしまった。
リアフックが仇になったのかも知れない。
これには地団駄を踏んだ。
疲れてしばらく眠る事にした。













目が覚めると海は大きく変わっていた。
いつの間にか風は強風となり、ウネリを伴った波が打ち寄せている。
それは横向きに磯をかすめるかたちとなるので危ない程ではない。
ただ、こうなると、探れる範囲、ルアーの種類が限定的になる。
朝良かった場所には強く潮が当てていた。
波もたち、いかにもという雰囲気である。
しかし、全く魚の反応は無い。


もしかしたらと思った。
ここでは強すぎて、ベイトとなる小魚が定位出来ないのではないかと。
そう思い裏へと移動する。








相変わらずベイトは見えはしない。
丁度見えない位の層に居るのかも知れない。
そう考え、僅かに沈ませて引いてみる。
すると、海中にギラッと光った。
今度は少し浮かせて引いて来る。
朝のカンパチよりは小さいシオが追って来た。



しかし、やはり 「テールトゥーノーズ」 であった。
5~6回それを繰り返す。
そうしてまた姿を消した。
どうにもなりそうにないので考える。
きっと何かがズレている。
これよりライトなシステムも無い。





ならばと、とある冬の漁港でのパターンを思い出した。
これならば、動きと大きさを誤魔化せるかも知れないと。
そう閃きフルキャストした。
届けるのは向かいにある磯である。
その岩壁を堤防と見立てた。
瀬際の一点が勝負だ。











スラッグを取り、水に馴染んだ瞬間であった。
ゴンっとひったくる感覚。
ラインが張り、ガイドからきしむ音がする。
やっと掛ける事が出来た。





































20130605_132105

















あら?
魚が入れ替わってしまいました。
でも嬉しいです。

やったね!












その後、魚からの反応を見る事は無かった。
本命の魚にはなかなか出会えない。
運良くカンパチやブリに出会えていても掛ける事が出来ない。
下手すぎです。





それでは