6月18日の日記











振り返ってみますと、実は、あまり梅雨時期の磯を知らない事に気付きました。
訳あって、いつもこの時期には我慢していたと思います。
今年は何とか行けますので続けて釣行しています。
春から夏への海の移り変わりを感じるのが楽しいです。



今回の釣行もまた沖磯へと渡る事にしました。
あちらこちらから、初夏の魚の便りも聞こえて来ます。
期待を胸に出発しました。















今期初のシイラとも出会いたかったが、本命はやはり夢の魚達である。
とりわけ、カツオの類に出会ってみたい。
そして、前回の難しい釣りを少しでも克服してみたかった。
その為、安直ではあるが、小型のルアーもケースに入れる。




今回は他に二名のルアーマンが乗船された。
一見してとても慣れておられる様であった。
自然とその方々のタックルに目がいってしまう。
やはりというか、私のそれよりは随分とライトな物であった。
銘柄などは伏せさせて頂くが、経験上、これらの組み合わせの方の多くは巧い。
それもあって、釣りが始まるのがとても楽しみであった。











渡礁後すぐ、お二人の方から、あちらの先でさせて欲しいとのお声がかかった。
スペース的にもそれがベターである。
もし、自身の釣り座がダメな時はそちらでもさせて下さい。
私はそうお二人にお願いをした。
とても気持ち良く釣りを始める事が出来た。





私が用意をし始めた頃、お二人はすでにキャスト体勢に入られていた。
経験豊かな事の証だろう。
用意をしながらも時折、お二人の釣りを眺めていた。
そしてすぐにヒット。
あれよあれよという間に魚を掛けて行く。
勿論、私の釣りがあるのでずっと見てはいない。
それでも、たまに振り返るとロッドが曲がっている。
凄いなと、少しあっけにとられる程であった。









ここで心乱されていてはいけない。
それもまた今までの経験則だ。
ともかく、自身の狙いへと集中力を高めて行った。
まずは、今日初めて使う新しいポッパーから開始する。
少し前の釣りで、約80グラムのポッパーを導入したのであるが、
これを、自身の腕ではどうしても遠くに飛ばす事が出来なかったのだ。
それで新たに、60グラム弱のものを新調して来たのだった。
しかし、結果的には大差ないもの。
はたしてそれが、キャスト技術や腕力の無さによるものかは分からない。
自身としては、形状及び重心の問題ではないかと現時点では思っている。
それ以外にもミスポッピングが多く決定打に欠ける。
話しが逸れた様だが、絶対の信頼をおける一軍を探す事もまた今の目標なのだ。







開始から数時間粘ってはみたものの、自身の立ち位置ではオキザヨリしか出なかった。
お二人は魚をしめたり、しばし休憩を挟まれている様子である。
少しお話をさせて頂くと、快く、空いているので投げて下さいとおっしゃられた。
有難く入らせて頂くのだった。


するとすぐに、沖からエメラルドグリーンの軍団が追ってくる。
シイラであった。
しかし、特に活性が高い訳ではない。
追いながらもしっかり見切って行く。
おそらく、少しルアーを小さくすれば飛びかかってくる様に思えた。
しかし、今投げているペンシルもまた新調したものである。
どうせなら、もう少しその潜在能力を見出してみたい。
そう思って動きを探して行くのだった。



結果として、何とかバイトに持ち込むまでは至った。
しかし、やはり渋々といった感じ。
おそらく、躊躇しているが故、スレ掛かりが多発した。
フックオフする様に導いてやるが、掛かりが深いものはランディングする事に。
宙吊りにしたまま素早くフックを外しリリースして行く。
一匹だけ、どうにも深い傷を負わせてしまった魚がいた。
有難くキープしようとしたところ、急に暴れ出して自ら海に帰って行ってしまった。
申し訳ない事をしたと心が痛んだ。









やがて、お二人も復帰されて並んでキャストする。
しかし、本当に巧い。
釣術もさる事ながら、まるで魚の居場所が分かるかの様なローテーションのタイミングであった。
自身も似た様なタイミングでルアーチェンジするのだが・・・。
アタリがあり、釣れるのは彼らだけである。
焦って見失いそうになるのをグッとこらえて冷静に考えてみる。
投げているものはそんなには違わない。
しかし、ほぼ間違いなく、水中での動きはまるで違っているだろう。
私の腕ではとてもそれを表現は出来なかった。
カバーする程の懐が無いのである。










時が経ち、潮流が劇的に変わって行った。
潮目とはまた違う模様が磯へと近づいて来るのだ。
その流れに乗って、沢山の海藻が海面に漂う。
よく見るとその海藻の下には魚が居た。
時折、まるで浮きグレの様に魚が動く。
遠くてそれが何かはまだ見えない。
やがて近くに来て驚いた。
シオの群れであった。








7~8匹ほどのシオがバシャバシャと乱舞しているのである。
流れ藻の下につく小魚を喰っているのか?
ともかく、全員でキャストしてみたが喰うそぶりは見せない。
一度、僅かにルアーを追ったがほんの一瞬であった。
何種類かの海藻が漂って見えたが、シオがついているのは決まって黄色い海藻であった。
もしかすると、産卵しているのではないかと思った。
シオは皆、まぶしい位に白く輝いて見えた。
何にせよ、初めて見る光景であった。














一通りの釣りをやって、再度、カツオを狙ってルアーを引く。
何度も何度もキャストしたが反応は無い。
その時、ロッドのジョイントがわずかに緩んだのを感じた。
継ぎ直そうと手を止めた瞬間、コンっとした小さな衝撃を感じる。
もしやとアワセると何かが乗った。
特に引かず、少し重くなったハンドルをただ巻き寄せるとギラっと光る。
水中に見えたその姿を見て本命かと胸が高鳴った。




































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違いました
立派なサバさんでした。
この子もとても会いたかったので嬉しかったです。
美味しそう~
やったね!!











お二人はクーラー満タンで早上がりされて行かれた。
一人になって二時間。
やれる限りの事を試したが、釣れてくれたのはシイラのみだった。
まだまだ釣り足りなかったが終了の時間である。
あくる日も休みだったが、シケの予報だったので一日だけとした。
お二人はとても親切な方達であった。
誠に有難うございました。




色々と考え次の釣りをイメージしているが、実際、海に出ると大きなギャップに困惑するばかり。
私の新しい挑戦は続く。




それでは