9月11日の日記











シフトの関係で週一の休みになっていました。
釣り以外の予定もあったりで、なかなかまとまった時間がとれません。
この日も出掛ける予定がありましたが、約束の1時間前に急なキャンセルとなりました。
所謂、ドタキャンですがそうムカツキはしませんでした。
だって、釣りに行けるのですから(笑)


今から用意をして行けば夕方には着くだろう。
いろいろ持って行くことにしました。




















ポイントである漁港に着いたのは午後4時をまわっていた。
早速、車から降りて辺りを見回すも釣り人は居ない。
まさか、知らぬ間に 「釣り禁止」 となってしまったのか?
注意深く、禁止を伝える看板などを探したが何も無い。
いささか神経質すぎるかも知れないが、この数年、いくつかの場所でそうなっている。
誠に残念である。


一抹の不安を胸に釣り座に立つ。
近隣の漁業関係と思しき方が話しかけてみえて安堵した。
どうやら、たまたま誰もいらっしゃらない様子である。
ラッキーにも広範囲にキャストできるという訳だ。
まずはエギングから様子を見て行くことにした。











偏光グラスをかけ、海中を見渡してみる。
親指ほどのアオリが一つ二つ見えた。
釣りになるサイズは浮いてはいない様であった。

ならばと底を探ってみる。
ファストシンキングのものでサッと様子をうかがう。
自身は気が短い為、一般的な沈下速度のものではしっかりと底をとれないからだ。
二度、三度と堤防の基礎部分を通して行く。
しかし、何の反応も見ることは出来なかった。


もしかしたら、アオリの存在を脅かすヤツがいるのかもしれない。
そう思い、エギングタックルそのままにジグをキャストする。
5投、6投とする内に魚信を得る事が出来た。


































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おそらく、ジアイは短いだろうと思い、
カメラに手を伸ばす事はしませんでした。
やはり、ジグに反応したのは15分程の間だけでした。

画像では分かりづらいと思いますが、色の違う二種類が混在している様です。
キスの様なパールピンク色の方が大きく、引きもより強かったです。
この日、もっとも反応が良かったのは、30~40グラムのジグでのフォールアクションでした。
どうやら、泳層の違いですみ分けがされている様です。
ボトム付近で喰ってくる魚体は尺を超えていました。
その後、強烈なアタリでラインブレイク。
シーバスタックルへとスイッチしましたが、強い引きにバラシ、ブレイクが続きました。

結局、その主の姿を見る事無くジアイは過ぎて行きました。
予想していなかった良型のカマスとの出会いにしばし熱くなってしまいました。














カマスの喰いが止み、続いては砂物を狙って行きました。
着底後すぐにゴクンっと!
手前での締め込みに思わずドラグが出ます。
来た!エエ奴が来た!!
慎重に寄せて水面を割ったのは~




























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かわいい!!(笑)
なんかトカゲみたいなエソさんが釣れました。


























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ドキドキさせてくれておおきにです。
早々にお帰り頂きました。
その後、じっくりと底付近をワームで探るとカマスが釣れました。
しかし、先程の様な獰猛さはありません。
陽も暮れてきましたから、次のターゲットを求め移動する事にしました。















車を走らせながらいくつかの漁港を見てまわった。
しかし、なかなか良さそうな場所は見つからない。
何ヶ所かでは水面がバシャバシャと騒がしかった。
大量のベイトが入っている様だが、どうやらそれを追う奴はいない様である。
結局、自身の好きな場所へと向かう事にした。
ここでダメなら、正直、もうアテが思い浮かばない。
崖っぷちの気分である。






































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アジを発見しました!
やったね!!









魚は見つけたもののである。
運よく、いつものサーチに釣れてはくれた。
しかし、その後の再現性に乏しいのだ。
沈ませ、様々な引き出しを使ってみる。
けれど、アタリは無い。





次はと、ワームの色を変えて行った。
ジグヘッドの号数も変えてみた。
しかし、どうにもアタらないのである。





もう、手は無いかと思い始めた頃。
バラシが多く、購入したのを後悔していたジグヘッドの存在を思いだした。
そして、同じ様にやってみる。
それが、嘘の様にアタった。




釣りながらも色々と検証してみるのだが。
ワームの色、サイズは特に関係が無い様だ。
ジグヘッド自体の重さも関係無さそうである。
ルアーアクション、ただこれだけは違いが明確であった。
この日、真っ直ぐなスイミングには反応を見る事は出来なかった。










いつも通り、タナやアクションパターンを意識して行くとアタリがよく出る様になった。
しかし、どうにも掛けるのが難しいのだ。
アタリ自体が感じられないという事は無い。
とても微細ではあるが、様々な形でそれは出るのだ。
しかし、それがともかく短いのである。
アタリが出てから、少しでもアワセが遅れると乗りはしない。
自身の反射神経ではどうにもうまく行かなかった。
向こうアワセなど夢物語。
仕方なく追い喰いさせ、追い喰いさせ、タイミングを合わせ掛けて行くのだった。












より沖にと遠投したルアーにコツンっと小さな衝撃が走る。
アワセるとアジとは違う重量感。
刹那、ジャーっと凄まじい勢いでドラグが泣いた。
一瞬で頭が真っ白になったが、セカンドランは無くそのまま一気に寄せる事が出来た。
夕方に釣れたものよりも更に大型のカマスであった。
驚くべきはタックルの底力であった。
シーバスロッドでさえも手を焼いたのだったから。



































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「ゴマヒレキントキ」


南方系好きの、Rockbeach にはとても嬉しい珍客でした。
持った感じ、とても硬いウロコに思いました。
やったね!!





























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沢山釣れたので記念撮影。
お魚さん達ありがとう。
これから、ドタキャンの日は海に行こうと思います。






それでは