3月4日、5日の日記













磯に通う日が続いています。

仕事の 「需要期」 の恩恵ですね

四月になり、消費税が上がれば氷河期がきっと訪れるでしょう。



ビンボーな Rockbeach には、行ける時に行っておくしかありません!



釣りに行ける幸せを噛みしめております。

睡眠不足、体調不良、慢性的疲れなんてドンマイです!


南紀特急をガォンガォンいわせて駆け抜けますよ













今回の釣行は、Taka氏との二日間となる。

普段、氏の仕事はとても忙しい。


海況をお伝えしたり、人並みに、タックルやルアーなどの事をお話しはしているのだが。
何か申し訳なくて、メールなどするのを躊躇してしまう時がある。
何故なら、行きたいのを我慢しているのが痛い程分かるから。
釣りだけでなく、人間的にもとても熱い漢であられる氏。


今回、仕事が一段落つかれたとの事で、やっとランデヴーが叶ったのである。
磯での再会がとても嬉しかった。













ひとりの釣りの時とは違うものとしたい。



独りならば、好き勝手に魚を探して磯に降り立とう。

もし、そこに魚が居なくても。

魚が居ても、とても難しい状況だったとしても。

それも、全て自身の釣りなのだ。



しかし、友人を、自身の我が儘に付き合わせたくはない。

言わずとも、彼も独りの時にはそうするのだから。

彼もまた、そんな人間だからこそ、こうして仲良く釣りに行けるのであろう。





よって、今回は狙いものを変えて臨むことにした。
自身もまた冒険出来る様に。
それほどは立った事の無い磯で、また、氏が好きな場所に照準を合わせる事にしたのである。
有り難い事に、この釣りの先輩方から魚の話を頂いてもいた。
初日の朝、珍しくもあまり悩まずに降りる磯が決定した。
















二人とも、いつもより竿が一本多かった。
ニヤニヤしながら二人して竿を束ねて行く。

けっして、コンパクトな物ではないが、
私は 「磯鱸用」 のそれを忍ばせて行くという感じであった。

勿論、Taka氏も同じ心づもりの様子である。
そして、更にエギング竿をも持とうとする氏。
きっと、普段、釣りに行けないから、色々とやってみたいのだろう。
未明からとても楽しいスタートとなった。












まず、自身はヒラスズキを狙ってみる事にする。
たまに、無性にやりたくなってサラシを撃ってはみるのだが・・・。
正直、ほとんどその姿を見た事が無い。

何を投げても出る様な状況でしか釣れた事がないのである。
重くて、大きくて、カッコイイその姿。
おまけに食べてとても美味しい。
出来る事なら釣りたいのだけど、とても難しいのでなかなか出来ないでいるのだった。





本命の青物の釣り座の方ではウネリは無い。
向きを変えると、得意のシモリには良いウネリが当てていた。

まだ暗い中、出るぞ! 出るぞ!! っとミノーを引き波に乗せて行く。


線が悪いのかな?

深さが間違っているのかな?



4投、5投と繰り返すのだが、まったくどうして音沙汰は無い。
もしかして、ヒラは着いてないのだろうか。
一時休戦として、青物釣りの方へと向かった。











Taka氏が真剣な表情でキャストを始めていた。
おそらく、もう、何か月もこの釣りから遠ざかっている氏。
一投、一投と、まるでその感覚を思い出すかの様に撃ってみえる事だと思う。


凪いでいる、右手方向からは太く、強い潮が流れている。
それが今いる磯をかすめ、沖に向かってしっかりと伸びている様である。
そしてまた、左手の方角からも潮が当てていた。


詳しい理由など分かりはしない。、
足下付近にてそれらが干渉し合って、一本の明確なる流れを生み出しているのである。








僅かしか経験は無いが、この磯でその流れに良い思いをした事があった。
全くエリアを違えた磯でも、同様の流れに何度か水面の爆発を見た事がある。
自身とはきっと相性の良い流れなのだろう。

沖の潮目を何度か撃った後、意識的なショートキャストにてその流れを捉えて行った。
結んだのは、約15センチのペンシルポッパーである。


前の夜、深夜までかかって小細工を施したものであった。
ありきたりの加工でしかないが、とても小さいベイトでも有効かと思える仕様としてみたそれであった。







バシャバシャバシャ、ジュポン!!


出ろ、出ろ!!っと強く念じながらの行為だった為、気持ちの遅れはこれっぽっちも無い。



自身の最良のタイミングでフッキングを三発!


その間に態勢を整え、うっすらと霞み浮かぶシモリから一気に遠ざけるのであった。


私の鬼神の様な形相、歓喜の雄叫びをあげる姿に爆笑している氏である。



かなり恥ずかしい。



































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久しぶりの青物はいつだって良く引くのです。

例え、それが、爽やかサイズであったとしても。
私のタックルではきっちりと五体に響きますよ!

ツバスさん、本当に有難う。
嬉しい一匹に感謝が込み上げてきます。

ツレの前じゃ 「何や、ツバスちゃんやーん!」 って言うててもです。

この一匹がとても大切で大事に思うのです。




やったね!
















事実、この魚は本当に貴重な一匹となったのである。

そのヒットを皮切りにして、我々のいる磯は青物達の歓喜の渦に包まれて行くのだった。


か細いベイトが溜り、その身を潜め集っている場所にはゲリラ攻撃が炸裂する!
派手なボイル音にて、その爆撃は繰り返された。



沖の潮目でも何度となく弾ける。
はたして、それが同種によるものなのか?
はたまた、違う種によるものか特定は出来ない。



言える事はただ一つ。

そこにルアーを送り届けても、どうにも反応させる事が出来ないという事だ。







持てる知識や経験から、考えられる、殆どのアプローチを試みたのである。
氏もまた、今までの、全ての釣り人生をかけてそれに向かったに違いない。

しかし、どうしても喰わせるまでには至らなかった。


それでも、氏は、もう一歩駒を進めた様子である。
だがしかし、バイトを得る事は叶わなかった。


明らかに良いボイルもあった。
誠、貴重な一匹となったのである。


















その後、食事をして眠る事にする。

仮眠などではない。


前日、前々日と、二人は2~3時間の睡眠しかとっていないのだ。

消費した、大量のカロリーをご馳走にて補給した。

そして、ポカポカ陽気の中で真剣に眠る。
この上ない幸せの時間である。









再び目を覚ましたのは、午後2時を回った頃であった。
次なる磯を二人で相談したが、ここは、Taka氏の直観に委ねる事とした。
自身には無い感覚がとても面白い。
向かったのは違う磯であった。









夕方から明日にかけて、まとまった雨が降り、強い風が吹くという予報であった。

山を下ると、予報よりも早く、その兆候が辺りを包むのだった。
時に風は悲鳴をあげ、被っているキャップを奪い去ろうと企む。

ザバザバと波が 「三角」 のかたちを形成し、あらぬ方向に舞った海鳥が天高くその翼を広げていた。








その姿に導かれるかのごとく、私は遠い昔に歩いた磯を速足で駆けていた。

Taka氏にとっては、そこは未開の地。
自身もおぼろげないつかの記憶に陶酔感が込み上げてくる。





気が付けばここから遠ざかっていた。







南紀の磯に降り立った 「初めて」 のあの日。



ここにて、ヒラマサが二匹、高く宙を飛んで獲物を追っていた。



原点のこの磯。








いつしか忘れていたあの感覚。



開拓しか無かったあの頃にタイムスリップする。




Taka氏、本当に有難う。












































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鳥は狂い、潮はその勢いを止まる事を知らず。
大量のベイトがむせ返る様にひしめき合う。




この海を感じられる事こそ」 ではないでしょうか。




何も起こせませんでしたが、日没のその時まで一切テンションが途切れる事はありませんでした。










予想にもしていなかった回帰。

本当に幸運でした。




























磯からあがった頃には大粒の雨となった。

歩きすぎる程歩いたので、消費カロリープラス、蓄えも必要だとレストランに直行する。


Taka氏が一言。




オイRock君、ステーキ食おうゼ! と言う。




おうよ!と我が胃は大賛成の様だ。



肉食系中年の我々は今、血に飢えている。
狩猟本能全開!?


いやいや、最近、二人とも淡泊な毎日だっただけかな(笑)

レアにてガッツリと頂くのであった。







気になるのは今後の雨模様。

だって、二人とも、アジングしたくてチュンチュンしているのである。


大降りの中、それでも、目標の場所には行ってみた。



こんな荒れの夜。
ヤエン師やサビキ釣り師の姿は全くない。


滅多とない 「貸切」 だったが、厳しすぎるその環境にクルマへと直行するのだった。


情けないが、明日の磯に支障をきたしてはイケナイという理由としておこう。



コンビニで眠る前のお楽しみを買う。




















雨となったので、先輩と釣りが出来るかもとソワソワしていた。


彼は、雨ならば仕事が休みとなる。


早速、メールが鳴る。


「今から出ます。」 とW氏。



ポイントにほど近い、パーキングにて彼の到着を待つのだった。
















明日の予報は、波高4メーターのウネリ有との事。

いくつかの候補を、私も先輩もそれぞれ考えていたのである。



「ある、ない。」


ほぼ、それさえもが合致していたかも知れなかった。


立てる磯は一つではないが、あるかと言えば悩ましい限りなのである。







結局、先輩と私の直観は一つの磯に帰結する。



行ってみたいし、ここしかないかもと。






自身には数年ぶりのその地であった。










































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私のささやかな釣果です。

新しいリールと少しだけ友達になれた時間でした。

有り難いです本当に。














舞台は大荒れであった。


危険なので、ギリギリまで待って山を降りたのだった。


二人には初めての磯であり、私は薄い記憶が僅かに残っているだけ。


それでも、行こうと思えたのは、エキスパートである先輩と一緒だったからに他ならない。













ツバス、ハマチの群れの中、先輩はたった一投にて素晴らしい一本を仕留められた。

ランディングシーンはまるで、離島でのそれを見るかの様であった。

いつか見た、DVDのシーンと脳裏で重なって行く。






Taka氏が駆けつけ、何度も何度も、不慣れなギャフでそれを追いやっと捉えたのである。





それら全ての光景が、今も鮮明に胸に甦るのだ。









表層から気配が消えた頃、自身の隣に先輩は来て下さった。

そこで、しばし二人でジグを操った。




私には何も無かった。

氏は2ヒット、ワンキャッチ。



釣り上げた、その小型青物を、優しく丁重にリリースしていた姿が今も眼から離れないでいる。








爆発的パワーを持った大波。


間断なき強い雨。





寒くて、どうしようもないのに。
ジャケットを脱いだ私からは湯気が立ちのぼっていた。






Taka氏も釣れて、みんなが釣れた。



最高の朝。








それでは










My Tackles


Rod   MC Works RAGING BULL 100XF-1
Reel  SHIMANO 13 STELLA 10000PG
Line   YGKよつあみ PE #4
Leader   VARIVAS NYLONE 80LB