3月25日、26日の日記







立て続けに行っておりますので更新が遅れています。
記憶も曖昧になって来ました。
ですから、思い出した事、強く感じた事などを書いて行けたらと思います。

題名にもあります様に、今までは、あまりやる事の無かった事にも挑戦しております。
おそらく、全ての釣りは繋がっていて、いつの日か、自身の好きな釣りにも生きてくるかと思うのです。

よろしければみて下さい。














今回の釣行も連休を利用してのものである。
二日目には、TNK氏も出撃されるとの事であった。
久々の氏との青物釣りに心は躍る。


しかし、あいにくの天気になりそうな予報だ。
荒れが好きな方にはたまらないものだろう。
しかし、私の様な初心者には、少しおっくうになる感じの天候であった。




一日目は北西の強風。
二日目は雨、そして南からの大風である。



ともあれ、自身はこの 「風」 がどうにも苦手だ。

飛ばない、泳がない、沈まない。

私には、この三拍子が揃った印象でしかない。












初日は独りだ。
どうしても、ジグの釣りがやりたかった。
予報通りの風速、風向きならば、自身の釣りが成立しないのも分かっていた。
それでも、どうしてもしたい。
故に、ジグ場へと向かう事にする。








かなり、早くから磯へと降りたのだが、しばらく歩くと人の気配がする。
ほどなくして、先行の方に出会うのだった。

お声をかけて釣り座を伺う。
幸いにして、隣に立たせて頂ける事となった。
夜明けまでの数時間、この方としばしお話させて頂いた。








やはり、予報通りの風である。
投げたい方角へとキャストすると、強烈な北西の風によってラインを持って行かれる。
大きく湾曲したそれにより、ジグはまるで沈もうとはしない。
とりあえず、風が僅かに弱まるのを待って探ってみるのであった。




ジグをもっと、ずっと重たいものへと換えれば沈ませる事は可能かも知れない。

しかし、手ごたえから予想するに、潮は殆ど動いていない状況である。
強い風に波立ち、上潮こそは動いているのだけど。
中層以深はまるでな感じである。
今投げている、100グラムのそれでも重すぎる位だろう。
潮にジグが絡むとは思えなかった。


ラインを捌いたりと、試行錯誤しながら底へとジグを送り届けて行く。
酷い時には、それに1分近くの時間を必要とした。

いくら、潮が効いていないとはいえ、これでは水中のラインがどこへ行っているかが分からない。
ジャークを始めても感覚が違う。
やっと追い着き、程よいテンションが掛かってもその感覚は異なるものであった。
リーリングとジャークがまちまちに思え、気持ちよく竿が曲がらない。

全くジグの姿がイメージ出来ない。
いったい、どこをどう泳いでいるか見当がつかない。
しかし、これも修行だと、出来る限りの事を繰り返して行った。











予想通り、シャローエリアに動きが見られた。
薄明るくなるにつれ、どこからか、大量の鳥達がある方向へと急ぐ。
やがて、それは大きな群れとなり、海面へと降下し始めるのだった。

いわゆる 「鳥山」 である。


さすがに、今居る場所からは魚の姿は見えない。
おそらく、そこでは、水飛沫が上がっている事だろう。
ただ、餌をとっているだけの鳥の動きではないのだ。






こちらにも、ベイトである小魚が居ない訳ではなかった。
波が高い為、ボイルを見落としているかも知れないと注意深く見たつもりではある。
荒れていて、餌も豊富な状態。
しかし、それでも無かった。
きっと、青物達の 「気持ち」 ではないのだろう。









やがて、鳥山も消えて行ってしまった。
やっと、落ち着いた釣りとなる。

時には潮目へ。
時には瀬際へと。
プラグもまた泳がせてみた。
しかし、魚の姿を見る事は出来ない。
波気もあり、良さそうに見えるのだが、今日のここに気配は感じられない。
見えない何かが違っているのだろう。





数時間が経過し、気晴らしの為に高台へと登ってみる事にした。
風表に立って、悪戦苦闘しているのにウンザリしたのもある。

ちょうど、風裏となっている、少し離れた磯を眺めてみる。
するとすぐ、ボコンっと海面が盛り上がって弾けた。
2、3発、立て続けにボイルが起きる。
近いとはいえ、すぐに走って向かう事は出来ない。
故に、少し落ち着いて見る事が出来た。


再び釣りに戻り、また、小一時間ほどしてその磯を見てみる。
すると、瀬際のサラシている部分にて二発。
まったく、静かな部分にも数回のボイルが沸き起こった。


なるほどな。
そういう事かも知れないなと妙に納得する。
また一つ、仮説が自身の中に生まれるのだった。


その後、そこを撃てる磯へと移動したが、再びボイルが出る事は無かった。
皮肉だが、よくある事だろう。
そしてまた、ジグの釣りが最後まで噛み合う事は無かった。
さすがに意気消沈してしまう。

















まったく寝ていなかったので、食事をして少し車の中で休む事にした。
しかし、今日の南紀特急は軽自動車なのだ。
車検の為で仕方がないとはいえ、慣れない狭さに熟睡する事が出来ない。
眠っているのか、うとうとしているだけなのか。
断片的な思考である事を思っていた。
ここ、数回の釣行で感じている事であった。








「鳥絡み」

「ナブラ」

「ボイル」


少し違う形態を、自身はそんな言葉を用いて分けて見ている。
しかし、およそ、どの 「水面直下型捕食」 であっても、ルアーに殆ど反応しないという状況が続いていた。
自身だけでなく、上級者の先輩達や仲間も、また口を揃えて言ってみえた。
たまたま、何かの拍子に喰ったという例が僅かにあったのみである。




何週間かぼんやりと考えていたのであるが、もしかすれば?という仮説がいくつか生まれたのみである。
あまりに分からないので、何かで調べてみるという事も出来なかった。

アクションやスピード、泳がせる泳層など。
はたまた、ルアーのサイズ、色なのかもと思ってみたり。
もしかすれば、撃ち込むタイミングなのかと考えてみたり。
堂々巡りで空想は膨らむ。

しかし、そもそも、それを試すチャンスは滅多と無い。
届くかどうかさえ怪しいし、中には沸くのが一瞬であったり、とても足が速かったりなのだ。
これでは、腕の無い、経験不足の私に答え合わせは難しいだろう。
故に、更に違う視点でも考えてみたのである。










今思えば、そもそも何の解決にもなってはいないだろう。
対峙していないし、逃げであると言われればそうかも知れない。
しかし、自身はこう思ったのである。



朝のチャンスタイムだからこそ良くないのではないか?


朝だからこそ青物の活性が高いのは間違いない。
ベイトがある部分に群れをなして集まっている。
それを知っている、メジロやハマチ等の群れが食べにやってくる。
一週間、二週間と経過していても、規模の違いこそあれ、同じ様な状況となっている。




問題は今の 「ベイト」 ではないか?

まず、なによりも、その数が圧倒的に多すぎる。
何度か垣間見たが、真っ黒に見えるベイトボールがいくつもいくつもあった。
そしてまた、そのサイズは、5~6センチ程度とそう大きくはない。


もしかしたら、単純な話、エサが多すぎるだけなのではないか?

もし、私が青物だったなら、山盛りのご馳走に夢中になるだろう。
疑わしきものに手を伸ばす事はない。




ならば、ベイトが活動を開始して、群れが方々へ散るのを待てば良いのではと。
真昼間にベイトが集うポイントはいくつかある。
ベイトの大きな群れは回遊しているだろうが、定位する、逆にほどよい数の群れの方が好都合だろう。
青物の方も、皆が皆、一度に大量の捕食が出来る訳ではない。
腹が減ったら、日中でも何度か餌をとっている。






そんな風に思い、可能性の高そうな磯にて待ち伏せてみる事にした。

ベイトが集いそうな場所を、この時は 「サラシ」 であると照準を絞ったのである。
見えないシモリの場所を特定出来てもいないし、潮目などが生じるとは今日のここでは思えなかったからだ。

博打だし、出たとこ勝負である。
ともかく、今もって吹き荒れている 「北西」 をどうにかしないとならない。
狙いを定めた場所に届かないならば始まらないのだから・・・。


持っているものの中より、最善ではないかと思う道具で挑む。





































P1030272









































P1030270













長さは飛距離へ。
12フィートのそれを握りしめるのでした。

本当はラインを細くしたかったのです。
しかし、4号以下の持ち合わせはございません。

ガイド径を考慮し、スプールの大きさで調整をはかるのでした。


















おそらく、この時間では?という頃に磯へと降りる。

少し早くに到着出来たので、荒れている海にヒラを求めてみる事にした。
自身にはうまく出せないだろうが、分からないなりに挑戦してみる事は楽しい。

潮が下げていた為、乗った事のない瀬へと渡ってみる。
そこからは、良さそうなサラシが二つほど見えた。
丁寧に探るのだが、ヒラは全く出てはくれない。
おそらく、そこに居るのは間違いないだろう。
居ても出せないのが私、Rockbeach なのである。








ミノーをキャストしていると、遠く離れた瀬の上空に鳥の姿が見えた。
5~6羽の群れだが、一見して分かる怪しげな飛行をしている。
海面に出るアタマも、水飛沫もそこには無い。
だがしかし、鳥達は結構な速度にて海中の何かを追っていた。





来る。


今に来ると念ずる。




今いる場所から、沖に向かって正面に位置する瀬に違和感を感じた。
キャストで届く場所にはないが、凝視すればそのサラシの違和感が何となく見える。







一分、二分、じっと眺め続けた。
無いか?と思い始めた頃にそれは起きたのである。
こんなのは初めてだったので、かなりビックリしてしまった。
言葉にすると変なのだが、サラシ全体がドン!っと一発、爆破された感じに見えたのである!


ボイルが起きたとか、バシャバシャと沸いたという感じではなかった。
まるで、一斉攻撃を仕掛けたとでもいうべきだろうか。
同時に、戦隊が下から突き上げた様に見えたのである。
本当、サラシ全体が縦に爆発した様だった。






急いで瀬を渡り飛ぶ。

走りながらポケットのボックスを開けていた。
手にしたのはジグだった。
シンペンではきっと、あと僅かが足りない。
それは飛距離だけではない。
膨らむラインスラッグを生じながら、沈ませて、速く泳がせれる気がしなかったから。

これならばやれる!
このジグは私の分身。
鳥を見て、次の攻撃地点を読んだ。
そして、ここと決めたサラシが弾けた。






































20140325_160410














あまりに嬉しかったので叫びました。
一投一尾。


やったね!!












サラシに照準を絞ったのだが、それは魚達が集まる事を期待してのものである。
現に喰わせたのは、サラシのずっと手前、その一見して何も無い部分であった。
サラシの泡による 「カモフラージュ効果」 は効いてはいなかったと思われる。


正直、何も特別な操作は必要なかった。
普段の、自身の 「手癖」 のままに泳がせればヒットしてくれた。


はたして、私の仮説通りであったかは不明だ。
たまたま、喰い気のある魚が回ってきただけかも知れない。
勿論、僅かに一回の結果で判断できるものではないのである。



だけど、真実はどうであれ、釣れたという喜びに掛け値はない。
もっと大きな魚を、朝の短時間で効率よく釣ってみえる方もいらっしゃる事だろう。
私は下手だからこそ、長々と粘るし、自分の妄想を大きく広げてしまう。
これからも、こんな条件でも釣れたという経験を増やせていけたらと思う。









後編に続く。




それでは








My Tackles


Rod   SAURUS ZY ZEROS 120H
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Line   YGKよつあみ PE #4
Leader   SUNLINE NYLONE 80LB