5月5日、6日、7日の日記











2~3年程前より、職場の事情が少し変わりました。
「交代にて」 ではあるのですが、
人並みに、大型連休にまとまった休みを頂く事ができる様になったのです。
本当、嬉しいですね




何も、人が多いゴールデンウィークに行かなくても!と思う方もいらっしゃるかも知れません。
でも、平日が休みの私には 「会いたくても会えない」 釣師がおみえになるのです。
一年の中でも、滅多とお会いできるチャンスはありません。



とりあえず行く事。
筋書きはありませんが、良い時を過ごせたらと連休をフルに使う事にしました。
大量の着替えを持って出発いたします。


















仕事が長引き、おまけに用意もままならずに出発が遅れる。
高速に乗ると、さすがに行楽ムードの車が多かった。

新しくできた道は、ほぼ片側一車線の道のりである。
楽しい旅行への旅路に、前を行く車は制限速度よりもずっと控えめだ。
抜きたくても抜けない。
パッシングポイントでさえも、右側をお構いなしである。
遅れに遅れ、南紀へと到着したのはギリギリの時間であった。






この初日。
有り難くも、W氏、IGK氏のお二人がお誘い下さった。

先行して、M氏と、H氏が入られてみえるとの事。
やはり、良い季節ゆえ、前日から磯へ向かわないと釣り座は得られない。


皆さんは、何時間も何時間も、まだ肌寒い磯にて待機していらっしゃった。
私は着いて、ポンっと良い時間に入らせて頂く。
誠に申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
それにも関わらず、好きな場所に立ってね!っと寛大なお言葉を頂く。
いつの日か必ず、恩返しをしたいと心に誓う。







釣果は残念ながら無かった。

届かない沖では、たまに何かのボイルが巻き起こった。
GWだから尚更だろう。
プレジャーも多かった。

魚がキャスト範囲に居たかどうかは知る由もない。
私は駆け出しだが、同じく、キャスト&リトリーブを繰り返すのは猛者ばかりである。
その攻め手は、昨日今日のものではない。
しかし、どうしても無かった。





一通りの時間が過ぎ、一人、またお一人とロッドを磯に置いた。

M氏はあと少し粘られるとの事。
それに、後ろ髪ひかれる思いではあった。
しかし、体調が芳しくなかった自身は、他の皆さんと共に磯上がりを選ぶ。
駐車スペースにて、W氏、IGK氏とお別れとなった。
もう少し一緒にいたかったが、致し方ない事だ。




そこから、少し離れた場所にある南紀特急まで、H氏が愛車にてお送り下さった。
道具を積み下ろしながら、氏とお話しさせて頂いた。

自身にはこれといった記憶は無かったが、今まで、何度かお会いしているとの事であった。
恥ずかしいアプローチや、ファイトの一部始終をも見られていたそうである。
これには本当に驚くばかり。
気が付けば、かなりの時間を話させて頂いていた。
急に激しく降りだした雨。
ご親切にして下さった氏ともそこでお別れをし、自身は近くのレストランへと食事に向かった。






席につくと、懐かしい方々が食事をされてみえるのに気付く。

以前、周参見の磯にてお会いした、仲睦まじいお二人の釣師であった。
びしょ濡れで汗だくで、そして睡眠不足で。
半ば放心状態のこの私。

ここは磯ではない。
失礼があってはいけないと 「メガ」 ではない天丼を静かに頬張るのだった。
よほどハードな釣りを続けないと、おうどんと丼ぶりを完食する事は自身には難しい。
紫蘇や蓮根の天麩羅がとても美味しいのだ。
もちろん、ちゃんと鮪天も入っている。
Rockbeachのお気に入りである。

































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食事を頂き、倒れ込む様にして眠りにつきました。
再び、目覚めたのは夕方でした。
雰囲気まんてんの海でしたが、どうにも気合いが入らず動けません。
体力を温存して、明日へと挑みます。





























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夜になっても。

ずっと、雨が降り続けていました。
小降りとなった時、もう、辛抱たまらずに磯を目指していました。
気温は低く、朝まで、体温を保つ為にお酒を持って行きました。


明日は、私の夢がまた一つ叶うのです。

磯に立ちたい、立ちたいと胸を膨らませて行った原点。
氏のご活躍を知らなければ、正直、無かったかも知れません。
あの日、私は稲妻の様な衝撃にうたれたのです。


I氏とご一緒させて頂ける。


そして、いつもフレンドリーに話しかけて下さる、N氏もまたご一緒下さる。


もう、眠れる訳がありませんね(笑)



極寒の闇夜の磯は、瞬く間に朝をむかえるのでした。
お二人がお聞かせ下さった、沢山の貴重なお話。
素晴らしく、本当に楽しかったです。
誠に有難うございました。




あれよ~あれよ~っと。
磯にはなんと! 7~8人ものアングラーが入ってみえます。
少し離れた場所の方を加えれば、
我々三人を含め、総勢、15~16人はおみえになったでしょうか!?
久しく見ない光景でした。


































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私も、何とか出会えました。



不慣れな 「SHIMANO」 のそれに、ファイト開始と共にドラッグがジィィ~っと

焦ってノブを絞めるも締まらず

隣の、N氏に精一杯の笑みで照れ隠し(笑)
W氏より、教わったランディング法でなんとか無事に獲る事が出来ました。


やったね!












何も無くなってから、寝不足の頭で海をずっと眺めるのだった。

かすかなボイルを捉えて、プレジャーの方が掛けた。

磯からでは、沖の詳細まで伺い知る事は出来ない。
長い間格闘され、残念ながらフックオフ、もしくはブレイクとなった様であった。
同じ?ルアーマンとして、とても残念に思った。


楽しい時間は瞬く間である。
両氏ともお別れの時となった。


















その後、自身は来たるべき時を思い、未だ立った事の無い磯を探索してみる。

餌木道具とキャスティングタックルを握りしめて向かった。
結局、紐解いたのは烏賊の方だけ。

急に吹きだした西の風で波立って行った。
いやおうなしに帯びてくるベイト達の息吹。
今にも、ブルーランナーが巡ってこんばかりの状況ではあった。



しかし、それ以上を進める気は起きなかった。

それよりも、気になったのは潮である。
あまり下りる事はない方面ではあるが、今まで、こんな潮を見た事は無かった。

様子見の為、高台から見渡す常を思い返しても尚であった。
それはまるで、南の彼方のあれを見るかのごとくであった。
これが、今回の一つの 「KEY」 となる。






























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南の夕昏。


実動時間は短い。
疲れや加齢に甘んじて、楽ばかりしてやしないか?


俺よ。



朝から晩まで竿を振り続けた日々を思い出せ!

明日は独り。

いつもの自分に帰るのだ。


























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真夜中から動き出した。

思う場所に来ると、誰の車もそこには無かった。
勇み足で先端へと向かう。

しかし、そこには、お二人の先行の方がいらっしゃった。
聞けば、違う場所にお車を停めてみえたとの事だった。
私の入らせて頂く場所は無い。

故に、すぐさま、Uターンとなった次第である。
幸い、夜明けはもっと、ずっと先である。










ここで、感情が 「直感」 の邪魔をしたのだろう。


後になって、思い返して、やっとそれを思った。
前途した 「KEY」 の事である。



きっと、今の海況ならば、こちら側にこそ 「熱い潮」 が当てていると思った。

そして、深みをただやってみたいという願望。

状況を垣間見ず、したい釣りを優先したのも過ちであったろうか?



これは、GW以降の釣りで感じた事と言える。

この時、それにはまだ気付いてはいない。































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必死になって、海の変化を捉えようとはしました。


僅かな流れ、違和感にも、本気のキャストを繰り返しました。
見えない、深みの潮をたどってもみました。


持っている、全ての引出しを使いきったと思います。

粘りましたが、どうしても魚からの反応を見る事はありませんでした。













三重への帰り道。

N氏からご連絡を頂く。
それは、まさかの答え合わせであった。

まさに 「KEY」 の話題となったのである。
そうして、自身の過ちを学ぶ事となった。












このまま帰っては、きっと後悔するだろう。



三日間を充実して過ごし、今は、それなりに満足している状態なのは間違いない。

心地よい疲れと共に、帰宅して。

ほっこりして酒を飲む。





しかし、明日になればどうだろう!?



あの時、どうしてもっと投げなかったのか!



きっと、それが頭をループするのが、目に見えているではないか。

後悔はしたくない。





よって、気持ちを整理させ、紀東のとある磯へと立った。












結果、何もヒントを見出す事は叶わなかった。


慣れない重量のルアー、足りない足場の高さ。
そして、嫌な風と、噛み合わない潮。



それでも、気持ちが求める、その沖に届けたいと精一杯に無理をした。

結果、右腕に強烈な痛みを残す。








書いている今、それから、二度の釣行を重ねているが。

未だに治る気配は無い。







それでも投げる。

行くことが 「許されなくなる」 その日まで。

痛みなどこらえよう。






きっと、我が人生は長くは無い。

輝くのは刹那。



だから、今日も海を想うのだ。













終わりに。



仏縁に心から感謝しています。









それでは






My Tackles


Rod   MC Works RAGING BULL 100XR-1
Reel  SHIMANO 13 STELLA 10000PG
Line   YGKよつあみ PE #4
Leader   SUNLINE NYLONE 100LB