7月22日、23日の日記










前回の磯はとても潮が良かった!?のでしょうか。

ヒラマサ、ハマチ達だけではなく。

もう一つのヤツも有ったのです。








何も無くなったので、いつもの様にミノーを巻き巻き。
ピックアップ寸前の上昇軌道にその姿が見えました。
一定距離を保ちながら、スウーっとゆっくりと着いて来ます。
とても、好奇心旺盛なヤツの子供たち。
おそらく、喰う気は無かったのでしょうが、気になって見に来たのでしょう。
動くそれを、まじまじと観察していたかに見えました。





それから更に数十分。

今度は、ココンっとした感触が穂先へと届きました。
その息吹は、まるでアジングの際のネンブツダイの啄みの様。
不思議に思って巻き寄せると、やはり、先程と同じ種の御一行様がチェイスしていらっしゃいました。



おそらく・・・。

好奇心旺盛の彼らは。
奇妙なものにとても興味をおぼえるのでしょう。

手足のある我々なら。
どうしても気になったものには 「触れる」 と思います。
彼らにはそれは無いですから。
鼻先や口を用いて、それを確かめてみたくなるのではないでしょうか。

きっと、それはバイトでもヒットでも無い感覚かと思います。
文字通り、ただ触っただけ。
ひとたび、本気になれば逃すはずは無いでしょう。
あの、暴威を思えば、そう考えざるを得ないのではないでしょうか。








ともかく。

悔しいじゃないですか!!
思わせぶりにその気にさせておいて、二度と会ってくれないなんてね~
本気で惚れさせなかったコッチも悪い(笑)
あの、女を思い出させます。




とっ

言う事で。

再度チャレンジです。















今回の出発も遅れた。

現地到着は午前2時過ぎ。
すぐに用意をしてパーキングへと向かったが、先行の方の車が3~4台停まっている。
無理に行くのはどうかと思い、諦めて違う場所へと向かった。
そちらには幸い誰も居ない様子。
下りられる磯はいくつかあるが、あえて、苦手意識を持つ磯へと向かう。
それは、苦手意識の克服だけではなかったろう。
アプローチが比較的に楽な気がしたのもあったと思う。
きっと、いざ歩いてみたら同じなのだろうが。
寝ずに疲れきっている身では、少々の事さえ楽を選んでしまう自身がいる。




磯へと下り立ったが、予想していた夜明けはずっと遠かった。
曇り空もそれを手伝っているのかも知れない。
しかし、それにしても遅いのである。
きっと、毎日、少しづつ、日の出が遅くなって来ているのだろう。
僅かに一週間しか経ていないが、今回は特にそう感じた次第である。





結局、実釣の方では、その苦手意識を振り払う事は出来なかった。

何もかもが難しいと感じるのだ。
もっと、地形的に厳しい場所でさえ。
もう少し、まともに出来る気がする。
疲れた身体、そして気持ちをリセットさせる為に。
チャンスタイムが過ぎた頃に磯へと横たわった。
地磯での磯寝。
不快だが、再び竿を出す為の原動力にはなる。
しかし、その後も何も起こす事は出来なかった。
磯から上がり、南紀特急にて本気の睡眠へと落ちる。






午後から向かったのは、朝に入りたかった方面であった。

餌の方を含め、磯上には誰も居ない。
天気も良く、磯は灼熱と化してはいたが。
それは、これまでの釣りとは比較にならないほど爽やかなものであった。
どうやら、この地域の梅雨も明けたそうである。
湿気、蒸し暑さが薄れただけで。
正直、こんなにも楽なものかと驚くのであった。
おそらく、気温は前よりも高い。
しかし、水辺にいると。
吹く風が肌寒く感じたりもする。



海は自身として唸るほどの雰囲気であった。
波は無いが、潮流は絶え間なく。
重い潮が絡む様に動き、黒ずんだ水面が霞む様に広がっていた。
そんな時には。
何を投げてもピタっと吸い付くかのごとくに思う。
どんなルアーに換えても、違和感を感じる事は無かった。
しかし、出ない。
おそらく、魚が居るのは間違いないのに。
何かが足りないのだろう。
釣れはしなかったが、とても気持ちの良い釣りをする事が出来た。
日没までの数時間。
終始、集中力が途切れる事は無かった。












今回は夜の釣りも頑張ってみたいと思っていた。

先週、アジをしながら 「アカイカ」 の大量接岸を見ていたからである。
餌木さえ持って来ていたらと。
とても歯がゆく思ったのであった。

しかし、一週間が経って、その姿は消えてしまっていた。
おそらく、ほぼ、毎日ご出勤の常連さん達も一様に首をかしげている。
網を入れられてしまったかも。
そんな言葉までもが飛び出す始末だった。
ならばと。
逆に捉えてアジの竿を出してみる事に。


































20140722_220221













やったね!


良型のアジに癒された瞬間でした。
その後もポツリ、ポツリと追加を得て。
楽しいひと時はアッと言う間に過ぎて行きました。
ヤバイ、寝ないと明日が持たない・・・という事で。
渋々、納竿とします。

















起床は午前1時。

二時間半ほど眠れた様だ。
早速、準備をしてポイントへと向かう。
驚いた事に、パーキングにはもう既に一台の車があった。
車内におみえになる様子だったのでお声を掛けさせて頂く。

「どちらへと入られますか?」 とお聞きすると、私が向かいたい磯をおっしゃられた。

では、違う方面へと向かいますと自身。
そこで、彼から言われてハッとする。



「この波の音、相当なものですよ!」

「あちらは立てないのではないでしょうか!?」

「お一人なら、こちらに私と一緒に入りませんか?」



言って頂いて気が付いたが、海からは轟々と恐ろしい音が鳴っていた。
数時間前には凪だったこの海。
まさか、波が出ているとは思いもしなかったのである。


なかなか、他のアングラーにこうも親切にはなれないもの。
出来る限り、自身の思う場所へと一番に陣取りたい。
そう思うのが正直なところではないだろうか?
「一緒に」 と言って下さった事がとても嬉しかった。
有り難く、そのご厚意に甘えさせて頂くのであった。









その彼の後を追って磯へと向かった。

近づくほどに波の音は大きくなって行く。
もし、一人であったなら、躊躇して車へと引き返したろうか。
それ程のものであった。

磯を歩む際も誠に危険な感じである。
何度かに一度は凄いウネリがやって来た。
タイミングを見誤れば、その波によって叩きのめされてしまうだろう。
前を行く彼はベテランの様であり、時をしっかりと計られて乗り越えていかれる。
そのタイミングに学び、自身もゆっくりと後を追った。






やがて、希望の磯へと到達して絶句する。
何というウネリだろうかと。
何故にそれが起きているかが見当がつかなかった。
急な天候の悪化、大風が出た訳ではないのだ。
あるとすれば、遠くの台風の影響だろうか?
やはり、海は恐ろしいものである。




夜明けを待つ間、しばし、その方とお話しをさせて頂いた。
聞けば、同じ三重の方であり、大きな釣りクラブをされてみえるとの事であった。
ふいに、ロックさん?と言って頂いてビックリ。
真っ暗で顔もよく見えない中だったので余計に驚いてしまった。
そして、夜明けのその時まで、沢山の事を教えて下さった。
怖い中ではあったが、とても楽しく待つ事が出来た。
あらためて、お礼申し上げたいと思う。
誠に有難うございました。









薄明るくなった頃、互いに思う釣り座へと向かった。

遠くの磯にもお二人が入られた様子。
我々が居る磯のすぐ隣にも、お一人が入ってみえた様であった。


自分の安全もさる事ながら、見渡す限りにいる方々が大丈夫か?
それが、気になって仕方がない朝であった。
ドバン!!っと一発を頭から被りながらも、振り返っては各アングラーがどうかを窺ったのである。
ご一緒して下さった方は、危ない時にはすぐさま逃げられている。
少し離れた場所の方は、器用にそれをかわす絶妙の位置にいらっしゃった。
遠くの方へは危ないウネリは到達していない様子だ。
これで、集中して釣りが出来る。
自身はワンドを見渡す、高台へと立ったのであった。








私の読みはこうだ。

きっと、波とウネリによって、鰤族がワンドへと入るだろう。
それが済めば、本命にゆっくりとアプローチすれば良いと。






結果、その全てが的外れに終わる。

全くもって、何も無かったのであった。
当たり前かもしれないが、荒れたら釣れる訳ではない。
分かっていても、センチメンタルになってしまう。
皆も頑張ってアタックしていたのだが。
一人、また一人と磯を後にされて行った。
嗚呼、眠けが MAD MAX.
今朝もまた磯寝を貪る。











どのくらい寝ていたかハッキリしない。

ぼーっとしていると、隣の磯にみえたであろう方がこちらへといらっしゃった。
お声を掛けて頂き、こちらの状況をお伝えさせて頂く。
しかし、このお方!
ただならぬ 「空気」 をお持ちだとお見受けするのだった。
ふいに、ロックさん?っとおっしゃって頂く。


やっぱり!!


ずっと憧れてきた、自身にとってはレジェンドな青物師であられた。



そして。

朝から、私の宿敵と渡り合ってみえたとの事。
そんな、貴重なお話をも詳細にお伝え下さったのである。
それは、自身が考えていた一つのかたちであった。











素晴らしき青物師、釣りの大先輩方にお声を掛けて頂ける。

そして 「BLACK CURRENT」 の RESPECT な仲間たち。

「ROCKSHORE WOLVES」 の悪友二人。



感謝は尽きる事が無い。







頑張ろう。

いつか、ガッチリと噛み合う事を信じて!








それでは