8月20日の日記









是非ともお会いしたい。



何も知らなかったあの頃。
たった一人でヒントを探す毎日でした。
そして、インターネットの中にもそれを求め彷徨ったのです。


この頃に拝見いたしました、ロックショアブログの幾つかは。
私に強烈なインパクトを残しました。




いったい、何だこの釣果は!?




見る度に驚きの連続だったと思います。

もちろん、釣果だけではなく、様々な事を学ばせても頂きました。


未だに信じられない思いでいっぱいなのですが。

今は、そんな、憧れの男たちと一緒に磯に立たせて頂いております。





そして、もう一人。

スタートから、強く 「ジグ」 の釣りを目指した私に衝撃を与えた方がいらっしゃいました。


yaku氏


「磯治具釣行記」 を綴られてみえる、ロックショアマンです。


三重でのジグの釣果があった際、思いもよらず、コメントを下さいました。
本当に嬉しかったです。


そして、先日。
まったく、偶然に磯でお会いする事となりました。















磯治具釣行記

http://blogs.yahoo.co.jp/yaku4656






我が 「Great Links」 につつしんでご追加させて頂きます。
是非、氏の釣りをご覧ください。
先駆者の LEGEND を知って下さい。

















今回の釣行は、色々な意味で決断を迫られるものであった。

一番の理由は、持病の不整脈が猛威を振るっていた事である。
不摂生が重なったり。
疲れや、ストレスがたまると、決まってその顔をのぞかせるのだ。

この、胸の違和感には、全ての活動を滞らせるに充分すぎる力がある。
文字通り、全くリズムが狂うし、胸苦しくて仕方がない。

そして。
何かの拍子に止まってしまうのではないか?という不安。
正直、今回限りは休もうと思った。






時を同じくして。

yaku氏もまた釣行を予定されてみえたのである。

そして、NKW氏もお仲間と南紀入りされてみえるとの事であった。



自分も行きたい。

だが、苦しい・・・。



葛藤して葛藤して。
やはり、私はどうかしているのだろう。
南紀特急のイグニッションをオンにした。
止まったら止まった時の事。
今しか見えなくても良いじゃないか!
今が無ければ、未来は無いという想いで向かった。
まさにのままにである。










未だ調子が悪いので、手短に記そうと思う。

先週の事に、深追いはしないでおこうと思った。
あまりに限定的だと思ったからである。

よって、ある場所に自身の好きな釣りを求めた。


南方系狙い。


アンリミテッドな釣りに全力をかけてみようと。








NKW氏、そしてご友人とパーキングにてお会いする。

希望の磯がシンクロしたが、磯キャパシティを鑑みて私は独りを選んだ。






開始はやはりポッパーで。

凪る海を前にそれしか思い浮かばないのも一つ。
そして、やはり、夢を追うのも一つである。



気になったのはその水の色であった。

台風の後遺症がまだ抜けきってはおらず。
そしてまた、連日、雨が降り重なるのである。

経験から。
おそらく、ここが一番マシでは!?と考えた。
しかし、緑がかった潮に満たされていた。



ポッパーを諦め、ペンシルに換えてすぐの出来事であった。
舐めてみて、その塩分の濃度が低い事は分かったのだけど。
もしかしたら、雨続きでとても渇望していたのか?
シイラの大きな頭が飛沫を上げる。


流れも緩いし、これは楽勝だろうと思ったのも束の間。
強烈なパワーでヤツは暴れた。
ノサれかけた時、やっとドラッグが出て事なきを得る。
周囲には怖い瀬などは無い。
時間を掛ければ何も問題は無いはずであった。



少しずつ寄せて、やっとその全貌を見る。
目測で、140センチ強。
立派な雄の姿がそこにあった。


徐々に抵抗は弱まり、テンションを抜かぬ様気をつけながら竿で寄せにかかった。
あと、もう少しだ。
そう思った刹那、パッと張り詰めたものを無くしたのである。
力をかけていた為、勢い余って後ろの岩へと叩きつけられてしまった。
立ち上がり、ともかくはリールを巻く。
巻き寄せて来て、リーダーが抜けた訳ではない事を知った。
そして、リーダーは殆ど欠損していない事も知る。
スイベルとの結束部分にて切れていたのだった。




実はここ最近の釣行でどうも気になっていたのである。

今まで。
自身はずっと、ユニノットで結んで来た。
強度的な不安はあったが、それでも、そこから切れてしまう事は無かった。
むしろ、他が原因で抜けたり、切れた事ばかり。
意識的にウィークポイントを作るという意味でも使い続けたのである。


しかし、ついにそれが破綻した。
純粋に力で切れたのかも知れない。
本当のところは分からないけども、ともかく、フルパワーでの引っ張り合いで切れた。



ならばである。
より良きものへと変えるしかないだろう。
私はとても不器用である。
「結ぶ」 という事が大の苦手なのだ。
今後、時間をかけて自身に合ったものを探したい。





うろ覚えのノットを結んではみたものの。
とてもではないが、きれいに組む事は出来なかった。
数回連続させたハーフヒッチは。
まるで、螺旋の様なトグロを巻いて伸びている。
それでも、慣れ親しんだノットを結ぼうとは思わなかった。
思えば、FGノットに挑戦したあの頃と同じだったろうか。








そんな事に手間取りながら。

携帯を取り出して見てみる。
yaku氏、NKW氏らはどうだろう?
陽も昇り切った今、状況を伺ってみる事にした。



どうやら、外したのは私だけだった様だ。
yaku氏にいたっては、とんでもない事になっているらしかった。
やってしまったな・・・。
そう、思いはしたものの。
後悔は無かった。
そして、自身なりの疑問へのヒントを。
両氏のお言葉に垣間見たのである。






磯から上がり、一人車で休んでいた。

前日から入ってみえるという、若きアングラー達があがってみえる。
状況を教えて頂くと、私とかけ離れてはいなかったらしい。


やがて、NKW氏らが車へと戻ってみえた。
せっかくの機会であるので、お二人と食事に向かう事に。
食べながらもお話を伺うと、あまりの違いに驚くばかりであった。
yaku氏とは電話でお話しさせて頂いたのだが、こちらもまるで違ったご様子である。












何かと言えば、それは 「潮」 の事だ。

自身、まるで分からないから、うまく書く事が出来ない。

流れとか、そういう事ではないのだろう。







少しだけ休み、どうしても、確かめておきたいと磯へと下りた。

それを、この目で見たかったのだ。




結果、そこは。

私が朝に下りた磯と変わりは無かった。




きっと、朝はまるで違ったのだ。






幸運にも 「色」 が違うから、それが分かったのだろう。

もし、殆ど違わない色であれば。

気付いてはいない。





「水」 そのものが違う。



これは、あくまでも、仮定に過ぎないもの。


どうか、真に受けないで頂きたいと願います。







この日、出会った全てのアングラーの方々へ。

誠に有難うございました。






それでは