9月2日、3日の日記









クラブというものに所属させて頂いて。
この様な私にも 「生きた情報」 を与えて下さる先輩方。
個々人、職や生活のリズムが異なるので。
全てが会話という訳ではない。
誠、スマートフォン社会の恩恵を享受していると言えるだろうか。

私の様なビギナーがと、切に思う。
私の釣り、私の行動にて。
いつか、先輩達に恩返ししたいと常々想うのだ。
頂いた話に甘えてはならない。






今回の釣行もすこぶる体調が悪かった。

肝心要の心臓がいうことをきいてくれない。
脈は荒れて、静かなる時も止まり。
何もしていなくとも、動悸が胸を焦がして立ち眩む。
心とは裏腹に身体がついてこない。
だが、そんな事位で釣りを諦めてはならないのだ。
キチガイは今に始まった事ではない。
怖いが釣りの用意をする。
黒潮の香りに刹那を燃やすのみ。





















丑三つ時にそこへと至る。


「釣れなくなった」 との話がまわれば。


敏感なものだ。


誰の車も無かった。





少しだけ、休もうとシートを横に寝かせ。
伸びをしていると、一台の車が真横へとつけた。
雰囲気的に降りて顔を合わせたい感じ。
早速、南紀特急のドアを開ける。

バタムと黒い車から音がした。
暗闇から現れたお顔には見覚えがある。
ヒラマサの若い方であった。

私の事を覚えていてくれた感じである。
談笑し、二人でこの前の磯へと下りるのだった。

聞けば。

自身の、前回の釣行の二日ほど前には痺れる状況だったそう。
丸々とした鰤の写メを見せて下さった。
更に、追加されたヒラマサより。
正直、羨ましく思えた。
ブランド寒鰤よりも美味だったそうである。











誰も居ない磯に早くから入り。
ゆっくりとその時を待った。
ポツリ、ポツリと誰かが山を下ってくる。





明け方には、辺りはいっぱいとなってしまった。


情報のある時だけ来る幾人かが。


キャストを始めた私の真後ろへと立った。




最高潮の気持ちの最中に。

キャストが出来ないほど近づいて来るのだ!






「最近、どうなんだ?」


「先週の何日までは釣れていた。ネットで調べたから間違いない。」


唐突にそう言って、私の返答を求める。








結果的には何も無かった。

某SNSで私を知るというアングラーもいらっしゃった。

前途したヒラマサの若きアングラーと共にお話しさせて頂いた。

粘りに粘ったが、どうしようも無い感じで磯あがりとなる。














夕方には一人。

気になる磯へと下りてみようとした。

どうした事か?

南紀特急までもが、不機嫌な様子である。
助手席側の窓を閉まらなくしてしまうのだった・・・。


百円均一にて工具を買い。
手探りにて修繕となった。
日没時、激を飛ばし、ドライバーで叩いてやっと応えてくれた。
磯に下りるには遅すぎた。
無念のリタイヤである。
















翌朝、狙いが定まらぬままに時を迎えた。


クラブからは、I氏、IGK氏らが出撃されるとの事であった。





最先端の話を頂いていたのだったが。

まさに、目をむくようなハナシもあったのだけど。

色々考えて、気になる磯へと向かう事にしたのである。





申し訳なかったのは、IGK氏の事だった。

氏の向かう先は決まっていたのだけど。

私の釣りへとご一緒下さったのであった。










開始早々にして、IGK氏の携帯が鳴った。

おそらく、夜明けからは、15分とかそんな時間の事だったろう。


電光石火の勢いにて。


I氏は9本とかのブルーランナーを手にしてみえたのである!!




ここには、おそらく、オキザヨリの緩いチェイスしかなかった。

きっと、もう、釣りは終わりだろうと思った。








一つ、二つ、三つ。


そう、大きくは離れていないだろう磯の話である。







いかに、仲間のエピソードがピンポイントなのかを知った。


その精度たるや、超大国の秘密のミサイル並みであろうか。





そして。

僅かに隔てた磯では。

まったく、ベイトパターンが違ったのである。









時は過ぎ、BCと幾人かでライトゲームを求めた。

I氏もIGK氏も共に入れ喰いであった。


私は過ぎ去った黄金の時を羨んでキャストを続けただけ。



居場所を失い、他へと移動するしかなかった。


迎えてくれたのは、エンピツの様な尖ったヤツばかりであった。






こんなにもシビアなものかと。
改めて、磯を思い返して帰路を行った。



たまらない想い。




それでは