11月18日、19日の日記











前回の釣行から、少し日が空いてしまいました。

やはり、通っていないと途端に分からなくなります。

海が、どうなっているかが。





そうなると、妙に燃えてしまいます。

気になっている場所に行くか。

自身、したい釣りにこだわるか。







今回も色々と悩みましたが。

贅沢にも、その、どちらをも叶えたいと思いました。

釣行のタイミングが合致し、ご一緒下さるのは愛知のKN氏。

氏との釣りを楽しみに出発となりました。


















先に現地へと到着されたのはKN氏であった。

道中もご連絡を下さり、現場の雰囲気がラインにて届く。
この時点では、まだ、どこへ下りるかは決めていない。
とりあえず、現場付近にて待機をなさるとの事であった。
安全を心がけ、なるべく早くにと南紀特急を走らせる。




午前2時過ぎに街へと入る。

少しの買い物をして、トイレにしゃがんでからパーキングへと向かった。
寝てみえるかな!?
彼の車を伺うが、静かなままである。
携帯を触ると、途端にドアが開いた。
互いに、眠け眼のままにご挨拶だ。
そしてすぐ、釣りの準備に入る。



用意をしている間にも。
それらしい車が数台通り過ぎて行った。
出来れば、思いの場所に立ちたい。
それは、誰しもの想いであろう。













自身は 「上半身」 だけを防寒着でまとった。

下はジーンズ。
私の、今も変わらぬスタイルである。
しかし、すぐにそれを後悔するのであった。
汗が引いた今、もう、とんでもなく寒いのである。




氏を見ると、意外にも重ね着をされてみえる様だ。

冷たい北西風に吹かれ、ブルブルと唇の震えが止まらない。
私はといえば。
もう、悪寒レベルの凍えである!





頑張って、話し続けていても。
寒さで、気分が悪くなるほどであった。
たまらず、少し歩いて、岩陰へと入る。
そこは、ずいぶんと楽であった。
それでも、本当、からだの芯まで冷えてしまった。
やがて、夜明けが来るも。
まったく、力が入らない。











竿を出す頃。

自身はガチガチと歯を鳴らしていた。
もう、ともかく、寒い!!
何で、こんな辛い思いをして釣りをしているのだろう!?
そんな言葉が次々と心から溢れ出て来る。
東の空が朱色に染まり、キャストを始めた。
ともかく、動いて動いて。
早く、暖かくなりたい!
それだけである。












一応、トップからキャストしてみる。

一投一投、出来るだけ丁寧にルアーを引いてみた。
しかし、どうにもピントが合わない感じがする。

サブサーフェスから、しっかりとした宙層までも通してみて。
やはり、そのイメージを拭う事は出来なかった。




別段、がっかりする事もなく。
どちらかと言えば、ちょっと、ウキウキして。
ジギングへとスイッチしてみようと思う。



そう、そろそろ。
ジグで釣りたくてウズウズしていたのだ。





色々と考えながら。

いったい、水の中をどう泳いでいるのだろう!?

そう、思いながら 「ただ」 キャストしている事すらも楽しい釣り。

ジギングが大好きである。










わなわなと動く潮を見て、キャストポイントを絞った。

目で見て分かる潮はそうである。
はたして、少し深みは、どうであるか分からない。



ラインを捌きながら、底へ底へとジグを送った。
はたして、泳がせた時にどうなのか!?
たまらなく、興奮する瞬間である。








小さなジャーキングを数度入れ、変則的にハンドルを巻いてみる。
水圧に咽び、潮の厚みを受けて、ロッドは大きくしなった。
ダイレクトに入れた力みが。
逃げる事なく、竿の曲がりに溶け込んで行く。
たまらない・・・。
何て、潮が効いているのだ。








KN氏に向かって呟く。

分からないけど、この感じ。
多分、釣れます!と。


再度、再度の、着底からの跳ね上げ。

ゴクン!っと感じる衝撃を受け止めたのであった。



































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やったね!!




カツオの類の判別はとても難解です。
うとい、私には分かりません。
おそらく。


現地で呼ばれます 「ソマガツオ」 だと思います。
通名はヒラソウダでしょうか。


立派なサイズでした。
体高、身の厚さもあって。
すぐさま、血抜きなどをして行くのでした。












興奮冷めやらず、ボトムにて抜ける!!

勘を元にジャークを入れた。


刹那の止めの後、喰った感触が伝わる。

強めのドラッグを引出し、潮に乗って抵抗する。


力の限りに巻いたが、もう、あと少しのところにて向こうに行こうと。

出すか、そのまま行くか。

失敗すれば、もろにPEが瀬に当てる。


神経衰弱の瀬際での攻防戦。


ロッドの。

普段は無い 「リーチ」 の僅かな長さに助けられるのだった。

瀬から、2センチの間合い。

肝を冷やす。
































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丈こそありませんが。

氏に向かい、ギャフを!っとお願いする程に肥えた魚でした。

本当に嬉しいです。


入りたいと思った磯、したいと思った釣り。

それで、魚信を得られた事が何よりなのです。











その後、一つ一つを確かめる様にキャストを続けた。

私にはもう何も無かった。
KN氏には季節外れ?の大物が追って来たのだが。
舐める様に、ルアーをかすめて消えてしまった。
気温は上がり、防寒具の中では汗が流れる。
リュックにインナーを詰め込み、ゆっくりと磯を後にするのだった。
停車中の車のホイールに来客がある。





























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ふさふさとした毛並。
中指程の体躯。

ゴーストカラーのその姿ですが。
美しいと思い、シャッターをきりました。






街へと戻ろうとした頃、一台の車が停まった。
確か、未明にお見かけした記憶がある。
降りてみえたのは、釣りのウエアを身に纏われた紳士であった。
私、Rockbeachをネット上でご存じであられるとの事。
嬉しいが、気恥ずかしい。
海での出会いはかけがえのないもの。
互いに、後の釣りへ向けてのエールを交換させて頂いた。

































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KN氏とお別れして、遅めの夕食を頂きました。

夜の部は完全に撃沈。
アオリもアジも、その息吹を捉える事は叶いません。
さあ、明日の朝、どの磯へと向かおうか。
天気予報、その他データを基に夢想が始まります。












翌朝、すこしばかり車を西へと走らせていた。

波、そして潮位。
滅多とタイミングが合致するものではない。
いわんや、飛沫ですら、濡れたくないからである。

もしかしたら、有るのではないか?

そんな、気持ちだけで動いている。































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暗い中、真っ先に岬の先端に辿り着きました。

あらう波に道具を置く事を躊躇していますと。
底物師の方がお二人やってみえました。


話すなり、三日ほど前より、クジラとイルカが姿を見せていると苦笑されます。

釣れないだろうと一言。


受け止めたくない!と忘れる様にキャストを繰り返しましたが。
瀬際で止めた時の、弱バイトのみに終わりました。
とはいえ、立っている間、海獣の姿は見てはいません。



磯から上がる道中、深みへと目をやるとその姿が。
早速、車からネットを持って来て追います。



ガザミですね!


食卓に華を添えてくれる事、間違いなし!





































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外はポカポカ陽気。

僕はウトウトです。
お弁当を食べながらジギングしてみました。
宙層で明確なアタリを得ましたが、巻き寄せる最中にフックオフ。
二度ありましたが、スピーディーな回遊魚だと思いました。

ボトムから数メートルを引けば、この子が。


綺麗です。
嬉しいですね~



晩秋の南紀をゆっくりと感じ、帰宅の途につくのでした。


KN氏、誠に有難うございました。






それでは









My Tackles


Rod   MC Works WILD BREAKER 103HS
Reel  SHIMANO 13 STELLA 10000PG
Line   YGKよつあみ PE #4
Leader   Prosele nanodaX  130lb