12月16日の日記







まだ、去年の日記を書いています。
気忙しく、なかなか書く事が出来ません。











忙しさ、そして体調不良が重なり、海へと向かう気持ちが薄れていた。
なにか、どうにも力が入らない。
込み上げるものを感じる事が出来なかった。
今週、どうしようか・・・。
休みの直前まで定まらない。
止めておこうかな。
そう、思い始めた頃にメールを頂いた。


送って下さったのは、W氏であった。
M氏と共に、明日は出撃されるとの事であった。
予定地は、自身が未だ立った事のない磯との事。
両氏との釣りはとても楽しい。
そして、まだ見ぬ磯に想いは膨らんで行く。
有り難くも、ご一緒させて頂ける事となった。














小雨が降る中、少し早めに現地へと着いた。
約束の時間まで、まだ、二時間ほどの余裕がある。
体力の回復の為、少し眠ろうと横になった。
しかし、外灯などが無く、真っ暗で不気味なのだ。
目をふさげば、どうせ真っ暗になるのだが・・・。
気持ち悪くて落ち着かない。
照明を点けてみたり、頑張って眠ろうとするが寝つけなかった。
あれよあれよと時間が過ぎ、結局、眠らずにその時となる。











前回の釣行での山歩きにて。
足首を痛めてしまった私。

今回もまだ癒えておらず、ゆっくりとお二人の後を着いて行こうと思っていた。
しかし、お二人はペースを大幅に落として下さる。
山歩きの遅い自身に、歩幅を合わせて下さったのだ。
嬉しかったが、とても申し訳なく思った。
色々なお話を聞きながら、気が付けば、大海原へと視界が開けた。




なんと、雄大な景色だろうか。
目の前には、特徴的な岩山がそびえ立つ。
初めて見るその姿に感動する。




きょろきょろと辺りを見ながらも、お二人の後を追って磯を歩いた。
両氏は荷物を置き、すぐに釣りの準備へと取り掛かられた。
私も荷物を置いたが、すぐさま、釣りを始める気にはなれない。
初めての光景がとても輝いて見えたから。











予想とは裏腹に。
海はとても凪いでいた。
雨、そして風、当然の様に波が出ると思っていたのだが。
驚くほど穏やかな海がそこには広がっている。
真冬には珍しい程の海であった。
朝のチャンスタイムを三人が攻めて行く。
銘々が皆、違う手で魚信を求めて行った。











やがて、釣友の方がもうお一人おみえになられる。
その頃、自身はジグへと換えてアプローチ。
投げる程に潮が効いて行くのが伝わった。
しかし、魚からの反応は無い。
更に潮が動き、上潮と底潮が調和しなくなる。
思いの外、ラインの放出が増えて、ジグの居場所を見失ってしまった。
ファーストジャークと共に強烈な衝撃が走る。
ガッツリと根に刺してしまったのであった。


ブレイカーを手に外そう、切ろうと頑張るも。
力一杯に引いても、まるで切れようとはしない。
結束部をタイトに締めすぎているが故であろう。

魚とのファイトに重きを置くが為、切れて欲しいところで切れてくれないのである。
勿論、金具やフックなども、年数を重ね、それに合わせてあるつもりだ。
曲がったり、変形しないし。
どうしても、外れてくれない。

無理かな!?と断念し、分かっていても全力で引っ張るしかなかった。
案の定、ブレイカーに程近い、メインラインからブレイクしてしまう。
これにより、大幅に糸を失ってしまった。
誤魔化す様に釣りを続けたが、飛距離もまた大幅に落ちてしまった。
それでも、諦めずにキャストを続けて行く。
時合い、回遊があると信じて。


しかし、沖に見てはいけないものを見た気がした。
やがて、両氏の目にハッキリとその姿がうつる。
指差された方角を見ると、優雅に舞うイルカの姿がそこにあった。





























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磯から上がり。
皆さんとお別れした後、真っ先に向かったのは温泉でした。
降り続ける雨に芯から冷えてしまいました。
厳しい冬場、心もからだも本当に癒されますね。






























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たまには、母ちゃんにお土産でも。
みかん、梅干しばかりではと思いまして。
今回はドレッシングを贈る事にしました。
美味しかったそうです。
















食事をとり、少し休憩してから海へと戻る。
車を走らせていると、ふいに海鳥の姿に目が釘付けとなった。
急いで車を停めると、キャストが届く距離に鳥山ができたのである。
二、三発、魚が出た気がした。
はたして、混じっている、鵜の急ブレーキであったかは分からない。
ただ、普通じゃない様相なのは明らかであった。
タックルは袋に入ったままである。
急いで準備したが、ルアーを結んだ頃に鳥達は飛び去ってしまった。




再びある事を信じて、夕暮れのその時まで待ち続けた。
気が付けば、M氏ともうお一人の方もおいでになられて。
銘々が離れて立ったが、怪しい雰囲気は僅かに一度。
キャストはしたものの、何かが起きる事は無かったのであった。












素晴らしい磯へと連れて行って下さり。
誠に有難うございました。








それでは