12月30日、31日の日記











2014年度、最後の釣行は南紀を選びました。
釣れても釣れなくても、愛するホームへ行きたい。
そんな気持ちでした。












初日の釣りは、W氏、IGK氏とご一緒させて頂く事に。
未明の内はアオリ、朝は青物を狙い、陽が昇ってからはハゲ釣りと。
欲張りな贅沢プランである。




年末という事でおそらく人が多いと予想する。
やはり、幾人かのそれらしい車が往来していた。
どこの磯へ下りようか悩んだが、何とか三人で竿を出せる磯を選んだ。
まず、アオリを狙おうと準備を開始。
真横から吹く、西の風がかなりうっとうしい。
真っ暗な海面はザバザバと波だっている。
波によって潮もよく動いていた。
これは、夜明けが楽しみだと胸が膨らむ。


肝心のイカ釣りの方は、強い風によって餌木がまず飛ばない。
苦労して沖へと送るが、ラインをとられてしまい餌木が止まらない。
もうちょっとで、何をやっているか全く分からない状態。
その、一歩手前のところで必死に集中する。
しかし、投げれど投げれど、アオリの息吹を捉える事は出来なかった。
心折れて、しばし座り込む。
じっとしていると、もう、極寒の世界。
ガタガタと歯が鳴る。
そんななか、W氏がコーヒーを沸かして下さった。
冷え切った身体に染み入る。
久々にこんな旨いコーヒーを飲んだ。
本当に有り難かった。





夜明け前、違うグループの方々が下りてみえた。
こちらは一杯なので、少し離れた釣り座へと立って頂く。
良い感じで波立っていた海も。
この頃には静まって行くのだった。
銘々がキャストを繰り出したが、誰にもそれらしい反応は無い様子。
しばらくすると、かなりの沖合に激しいナブラがたった。
沸いたり静まったり、鳥の数も増えて行くばかり。
しかし、ショアラインには何も見当たらない。
ここでの釣りは諦め、裏!?本命のハゲ釣りへと移動する。












目的の場所へと向かったが、さすがに人でどこも一杯であった。
駐車スペースもほぼ満車状態。
スペースをとる、南紀特急の置き場所が無い。
仕方なく、穴場的な磯へと回る事になった。





自身はアオリ釣りも捨てきれず、まずはエギングから始めてみた。
両氏は早々にハゲ釣りへと移行される。
他の魚も含め、頻繁にアタリが出ている様だ。
アタリがあるという事。
釣れない時、これほど輝くものは無い。
自身もすぐに餌釣りへと切り替える。
しかし、私は根掛かりの連発であった。
さほど、潮は動いていない風に見えるのだが・・・。
アテ潮なのか、投入した仕掛けは瞬く間に手前へと来る。
おまけに、足元には瀬が張り出している。
これには本当に手を焼いた。
結局、私は遠投にて何とか釣果を得る事が出来た。
数こそ出なかったが、良型のハゲに大満足であった。
楽しい時間は瞬く間であり、ここで、両氏とはお別れとなった。














年末の激務、寝不足の疲れが重なり。
午後から夕方まで眠る事にした。
今思えば、寝る前に食べた食事が体調に合っていなかったのだろう。
夕方には起きられず、深夜に目を覚ましたのだが。
あまりの気分の悪さに動く事が出来なかった。
その後、激しい吐き気と下痢。
朝マズメまで約二時間であったが、磯へと向かう気にはなれなかった。
釣友の幾人かも、各人が思い思いのポイントへと入られてみえる。
向かえない自身に苛立った。







結局、お手軽な湾内の磯場へと立つ自身であった。
波風も無く、静かな海が広がっている。
ベイトの姿も。
水鳥の姿もそこには無かった。
そんな中、釣れてくれた魚はこの子だけである。




















20141231_075954
















釣りおさめ、唯一のルアーでのヒットとなりました。
エソでもちょっと嬉しかったです。











その後、同じく、釣りおさめへと来てみえたKN氏と合流する事に。
体調も回復に向かい、二人でハゲを求めて磯へ下りてみた。
KN氏はそこで本領を大発揮する!
良型のハゲ、ガシを立て続けに仕留めて行かれた。
私には全くアタリが無い。
誠に不思議であった。









忙しい時にも関わらず。
ご一緒下さった御三方に感謝しています。
誠に有難うございました。







それでは