4月1日の日記












先輩方が爆釣された。
山菜とりの最中、海鳥を見て気になられたそうである。
鳥を便りに海へ向かわれるとそこはパラダイス。
壮絶なナブラであったそうだ。
いやはや、何という嗅覚であろうか。
自身には無い感覚にただ脱帽するばかりであった。


また、再びそれが起きるかも知れない。
否、そこまでのものは無くとも。
僅かばかりの回遊があれば良い。

自身もその海域で竿を出させて頂く。
















道がスムースだったので、予想よりもかなり早くに着いてしまった。
夜明けにはまだまだ時間がある。
ちょっと、ライトゲームでもと街灯の下で竿を出してみる。
しかし、小一時間ほどやったが反応は無い。
降りしきる雨は時折、激しく頬を叩く雨風となる。
既に合羽はベタベタであった。
一旦脱いで、移動してまたそれを着なければならない。
そう思うとかなり億劫になった。







現場付近の駐車場へと着いて気付く。
しまった、さっきの漁港にネットを置いて来てしまったと。
さすがに失くすのは嫌なので取りに戻る。
その内に夜が明けて来た。
再び戻ったのは陽が昇った頃。
そして、磯へと下りる。
しかし、青物の気配はまるでない。
しばらくの間、ルアーを引いてみたが何も無かった。
サブの餌木竿で釣りをするも、根が多くてうまく出来ない。
どうにもならないので上がる事にする。





道中、先輩のお一人と出会った。
ここでのパターンなどを教えて下さり、楽しくも為になるお時間を頂けた。
自身は仮眠の後、気になる春イカの調査をしてみる。










何か所かめぐったが、私の下手な餌木には反応しない。
餌の方がおみえになり、状況を教えて下さった。
それでも、一日やって、良い方で2~3杯との事。
海の変化を期待して粘りたいところではあったが。
午後の青物の時間が近づいている。
それに向け、先輩達も釣りをされるとの事であった。
久しぶりの再会となるし、自身も向かいたい。









荷物をまとめ車へと戻ると。
先程の餌の方がこまった表情で車を眺めている。
やがて、携帯を手にしてその状況を伝えてみえた。
どうやら、パンクをしている様で、ロードサービスに連絡されてみえる様だ。
電話を置かれたので状況を伺うと。
ロードサービスの到着にはかなりの時間がかかるとの事。
年齢は70歳近くの様であるし、無論、困った方を放っていける訳はない。
では、スペアタイアに交換いたしましょうとお伝えすると。
どうやら、ハイブリッドカーのそれはスペアタイアを搭載していないという。
仕方なく、付属のパンク補修キットにて応急処置。
タイヤには尖った小石が刺さり、穴はかなり広かった。
それでも、最寄りのディーラーまでは向かう事が出来るだろうと。
出来うる最善を目指して応急処置をさせて頂いた。
帰り際、クーラーボックスをおもむろに開けられ。
大きなアオリを差し出して下さった。
勿論、丁重にお断りしたのだが。
気持ちだから受け取りなさい!とご一喝。
有り難く頂戴する事となったのである。












これにて、大幅に遅れてしまったが。
予定通りに皆さんのいる磯へと向かった。
夕方のその時間、熱を込んだキャストを繰り返したが。
誰にも変化は無かった。
日没を前に、自身は先に失礼させて頂いた。












誠に有難うございました。






それでは