7月14日、15日の日記



本日は二つ続けて更新。










今週の休みは無理だろうな。

そう思って仕事をしていると、久々に相棒のTAKA氏よりの入電。

「何とか休みが取れた! 南紀行こう!!」

数か月ぶりに釣行が出来るとあって、その言葉はとても熱い。

「台風がね・・・。」


そう言うと、マジか!?っと驚いた様子であった。
おそらく、その日を空ける為、相当に詰めて仕事をしていたのだろう。
落胆を隠せない氏に伝えた。

「何とか、立てる磯を考えてみるわ。行こう!!」 と。



勿論、釣れたら嬉しいのだが。
磯で大海原に向かって全力で竿を振る。
我々にはそれが何よりである。
滅多に行けない彼には尚更の事だろう。
他の楽しみも期待して、南紀特急に荷物を積み込んだ。















いつもの場所で氏の車が停まっている。
よほど疲れてみえるのか、私の車が横に停まっても反応は無い。
もう少しだけ寝ていてもらおう。
そう思い、自身もエンジンを切る。
何十分かすると氏の車のドアが開いた。
久々の再会に氏の印象は引き締まって見えた。
おそらく、私の方はより大きくなっている事だろうか。
少しの近況報告の後、目指す磯へと向かった。












とにもかくにも。

今日はまず 「立てる」 という事が第一なのである。
私の知る磯では、おそらくは2つ3つだろうか。
極力、事故のない様に磯を決めた。
































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冷たいモーニングシャワーを浴びるTAKA氏。
今日も爽やかである。



























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ムズムズが止まらないので(汗)




やっぱり、糸噛みの嵐でした。
使い古しの5号に巻き替えてきましたが。
気持ちよく飛んでいるのに、ガツン!!って急降下です。
難しいっす。
























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てっぺんにいても、頻繁に潮を被る様になってきたので上がりました。
これまた、台風の影響なのか異常に暑いのです。
時計を見たら、まだ7時です。
日中は恐ろしい事になりそうです・・・。









次に向かったのは、休憩もかねて漁港であった。


到着すると、とても目立つウエアの方がみえる。
おそらく、WKI氏に間違いないだろうか。
近寄ると、やはり、そうであった。
友人の方もおみえになる。
以前、お二人と磯でご一緒させて頂いた際。
良いマサをパワーでねじ伏せられたご友人であった。


今朝の状況を確認し合い、今の釣りの話を聞かせてもらった。
自身としては、そろそろ、大きくなったかな?っと来たのだが。
嬉しい事に、美味しいサイズがポツポツ釣れているそう。
磯上がり後のカマス。
楽しいし、美味しいし最高である。




釣りの手を止め、お二人は色々と話して下さった。
友人の方はなんと、自身と同様のベイトタックルをお持ちだとの事。
有り難くも、色々なやり方、チューンなどを教えて下さった。
かなり、現実的に使えてみえるご様子で。
少しだけ、安堵した。
しかし、一番はキャスト&サミングなどの人的要素だとの事。
いわんや、腕なのだろう。


お二人と別れ、我々はいったん、別の港を目指してみる。
何か発見があるかも知れない。















銘々が好きなライトゲームを楽しむ。
TAKA氏はワームで狙う。
すると、潮通しの良いピンスポットで、タカベだかウメイロの子供が猛チェイス!
集団で氏のルアーにアタックしている。
すると、どこからともなく、黒い影が浮いて来た。
目を凝らして見ると、他にも同じ様な影が下にある様だ。
しばらくすると、それが何か分かった。
なんと、キロはゆうに超えるアオリイカである。
初めに浮いてきたヤツが一番デカく、それ以外はずっと小さい様であった。
TAKA氏が釣りを止めると、みるみるアオリの影は消えて行く。
どうやら、群がる小魚に反応しているのだろう。
氏に言われ、急いで遠い車まで走る自身。
必死でエギを持ちに走った。


























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TAKA氏が寄せて、私が釣る。
ナイス・チームワーク(笑)
さりげなく、こんな事がやれてしまうさすがの相棒である。
抱いたのは小さい方でしたが。。。














その後、違う魚を求めてうろうろと。
外海は荒れ放題で、朝から真っ白い霧の様なものがたちこめている。
長い海岸線はずっとこの様な状態で。
不気味さを通り越して、なにやら神秘的ですらあった。
荒れの日にも通ってきたが、この様な光景は初めて見た。
おそらく、異常な暑さとも関連があるかもしれない。
やはりというか、立てそうな磯はどこにも見つからなかった。






そこで、再び朝の場所へと魚を求めてみる。



釣り始めてしばらくすると、コツン、コツンっとアタリが出だした。
釣りあがったのは、本命のカマスである。
良い時間に入ったのか、どんどんと喰い気が加速して行った。
私はジグオンリーで。
TAKA氏はプラグとワームを使い分けて。
始めの頃は全てのルアーに反応が見られたが。
10、20と数を増やす内に全く反応が異なって行く。
それでも、レンジを変えたり、アクションを違える事でヒットは得られたが。
バイトはどんどんと浅くなり、バラシは増えて行った。
フックを調整したり、増す事で対応する自身。
いやがおうでもジグで釣りたい。
試行錯誤する内、TAKA氏のライトロッドがグッとしなった。






















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美しいシオが釣れました!
氏の表情が、魚への優しさを物語っている様に見えます。
TAKAさん、やったね!


そういえば、WKI氏たちもカンパチ釣れたって言うてたな(笑)

俄然、ヤル気となる私。

カマスの数を増やしつつも、何とか反応を見ようとジグをシャクる!!































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きた!!




凄まじい形相でのチェイス、ミスバイトの嵐はまるで磯の様。
小さいですが、アニキたちと同じでとてもアツくなってしまいます。































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そんな事をしても大きく見えません。
暑すぎてもう、ノリノリ~っす。




























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きた!!






























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「手のひら鰤」 に雄叫びです。
やったね!を三回は言ったと思います。

めちゃめちゃ嬉しかったです。














TAKA氏はその後もカンパチをいくつか追加。


暑くて、朦朧としてましたが楽しかったです。









氏は帰宅の途につき。
居残った自身は夜釣りをし。
朝も釣りをしたけれど。
それからは、なにも釣れなかった。









仲間たちと南紀で会えて。

今日も良かった。




有難うございました。









それでは