7月3日の日記









休日だが、少し仕事をしたりの昼下がり。
空いた時間に休んでいると、急にムズムズと釣り欲が出てきた。
それはまるで、突如として起こる勃起の様なものだろうか。
勃ってしまったら、そのままでは気がおさまらない。
早速、釣り部屋に行ってゴソゴソ。



探し当てたのは、子供の頃に買ってもらったバスロッドであった。
たしか、海外向けの商品であったと思う。
シマノ社のものであり、スコーピオンと明記されていた。
約3オンスマックスのベイトロッドである。




それに、手元にあったキャタリナLDを付けてみた。
巻いてあるのは、船用に2号を少々。
何となく、良い感じ!っと。
ボックスに入っている、40~60グラムのジグをいくつか握りしめた。
ちょっと、深場でベイトでジグやってみたいなー
ムズムズの原因はそれであった。

















早速、家から小一時間ほどの海へと行ってみる。

漁港だがけっこうな水深がある場所である。
青物の他、根魚やカマス等々、ライトジギングで釣果があったポイント。
早速、タックルを組むのだが、ちょっと待ってであった。

慌てて出て来たものの、実はリールの仕組みがよくわかっていないのである。


ノブを絞め込んで行くとブレーキがかかる。


基本的にはそういうシンプルな事なのだろうが・・・。
はたして、ジグのキャストに耐えうるだろうか!?











とりあえず、怖々キャストをしてみた。
意外だけど、かなりブレーキが効いて20メーター位で失速した。
少し、ブレーキを緩めると、途端にバックラッシュしてしまう。
古い竿の為か、リーダーのガイド抜けが悪いのも手伝っているのだろうか。




何回もやっている内、まぁまぁのブレーキ値を見つける。
しかし、それと同じくして。
今度は糸噛みが頻発する様になった。
気持ちよく飛んでいるのに、突如としてPEが噛んで急降下してしまう。
ジグゆえに、それなりのテンションをかけて巻いているし。
親指を使って左右に糸を振ってもいる。
しかし、結局、この糸噛みは最後まで起こり続けた。
かなり、意識してやってみても。
何度かに一回は必ず噛むのであった。








キャストにばかり気をとられ、釣りの方はさっぱりダメであった。
けど、なんだか、面白い。
そんな昼下がりであった。











それでは