9月2日の日記











暑さのせいか、はたまた、仕事が不調な為なのか。
帰宅するとグッタリの日々であった。
この日の前の晩も。
釣りに行こうと思っていたが、いざ、帰るとしんどくて仕方がない。
目的地を近場へと変え、それならば、少し時間がある。
そう思って、仮眠したのが失敗であった。
朝までぐっすりと眠ってしまい、出発のタイミングを失ってしまった。
ごろごろしている内、どんどんと時間だけが過ぎて行く。
気が付けば、お昼はとっくに過ぎていた。
まったくである。



夕方より、W氏からボートアジングへのお誘いを頂いていた。
船頭のO氏ともぜひお会いしたい。
お二人との釣りはとても楽しみであった。
日中の釣りは潔く諦め、夜の釣りに焦点を絞って南部へと向かった。










出船はまだ陽が沈みきる前であった。
夜といっても、おかしくない時刻なのだが。
陽が長い故に日没が遅いのである。
まだ、明るい為、本命の場所に直行はせず。
付近の、別のポイントからウォームアップを始めて行った。

まず、準備が整ったのはW氏であった。
手慣れた感じで、すぐに、ルアーを海底へと届けて行かれる。
着底するや否や、アタった!!っと氏。
素早く、フッキングを入れられるがうまく乗らない。
巻き始めると、またもやバイトがあったそうである。
もう、ガンガンにアタってくるのだ。
水中にあるラインがどんどんと手前に寄り、それから縦に巻き上げて来る。
もう、レンジなど関係がない様である。
下から上まで、ガンガンにアタる。
しかし、どうした事かフックアップしない。


そこで、やっと、自身も釣りを開始した。
なるほど、まさしく、W氏の言われるままである。
いったい、何だ!っと言わんばかりに乗らない。
そして、バイトはガツン!っと結構キツイ感じ。
アジの感じではなさそうだった。

すると、ついに、W氏が掛けられた。
かなり、上で喰わせられた様で。
すぐに魚体は水面を割った。
ギランっと光るその姿。
意外だったが、正体はタチウオであった。
陽は沈み、反応は一気に遠退いてしまう。
不思議であった。











しばらくして、いつものポイントへと到着。
舵を操るO氏が、風と波と流れを読まれる。
そうして、W氏がアンカーを打たれる。
何度見ても、阿吽の呼吸であると感心してしまう光景である。
そして、ピタっと収まる船。
とても、釣りがしやすい感じとなる。


スタートのこの時間帯、我々の脳裏にはグッドサイズのアジしかない。
今まで、数度、体験させて頂いただけではあるが。
やはり、不思議と、大型は最初にあるのだった。
はたして、今日はどのレンジなのか。
そして、どんな誘いに反応が良いのか。
身体が馴染む前の。
スタートに気持ちは最高潮を迎える。
至極、エキサイティングな釣りなのだ。



しかし、この日、反応は遠かった。
何とかして、ヒットを得て寄せてくるも。
取り込みで、いつもの様にバラす私。
まぎれもない、ナイスサイズのアジであったが。
その後がまったく続かない。
あの手この手の攻めにて、お二人にはちゃんと釣れている。
しかし、どうした事か、自身には全く釣れない。
魚はいるのに、口を使わせる事が出来ない。
とても、シビアなのだ。



お二人も苦戦されたが、それでも数を伸ばされて行く。
途中から、またも、タチウオが邪魔をし出した。
私は、あまりにアジが釣れないものだから・・・。
もう、本命を、このタチウオに切りかえる事に。
それでも、やはり、難しい。
レンジはコロコロ変わるし。
アクションパターンも急に通用しなくなる。
もう、必死である。
結局、数時間かけて、数本しか上げる事が出来なかった。
帰り際、O氏が釣られた魚達を。
私のクーラーに入れて下さった。
美味しく頂く為の、調理法まで教えて下さって。


うまく、釣れなかったが。
お二人には、沢山のお話を聞かせて頂いた。
なにより、ワイワイしながらも。
真剣に、三人で釣りをするのがとても心地よい。
楽しい時間はいつも、あっという間に過ぎて行く。


W氏、O氏、誠に有難うございました。
タチウオ、とても美味しかったです。











その後、自身は更に足をのばした。
どうしても、アジとの駆け引きをしたかったのだ。
明日の仕事はキツくなるが、欲求を止める事が出来ない。
そこで、同市の、K氏より頂いていたポイントへとお邪魔させて頂いた。




ラッキーにも、その狭いスペースには誰も居なかった。
海からは、バシャ!バシャ!っとライズ音が聞こえて来る。
嬉しいタイミングで入る事が出来た。






久々にトンパクを連続ゲット。
まるで、ブルーランナーの様に。
喰い気を剥き出しにして。
群れでルアーを追いかけて来る。
最高だ!


そして・・・野良ちゃんが・・・
釣る魚を全部持って行く。
行儀よく待っている子の。
その、うるうるした眼。
あげない訳にはいきません!
ニャンコさんと夜のパーティーだ。




そうこうしていると、トンパクの時合は終了。
ニャンコもがっかり・・・。

しかし、今度はフォールのパターンで。
豆アジがポロポロと。
再び、パーティー会場は盛り上がる!!


パターンを変えて探ると。
ガッツーン! ギュイィィーン!!
切れる!と思いながら必死で浮かせると。
なんと、オオモンハタのナイスサイズ!!
真夜中に釣ったのは初めて。
さすがに、これだけはニャンコ軍団から死守するのであった。




K氏、誠に有難うございました。
良い釣りをさせて頂きました。









熱い方々と、豊かな海に。
今夜も大感謝でした。





それでは