2016年 5月11日の日記







GWに行ったばかりだし、今週は一日しか休みが無いし。
今回は家にいるかなぁ~どうしようかな~
そんな事を思いながらいると、W氏からのLINEが鳴った。
「明日、久々に皆で行こうと思いますが、ご一緒にどうですか?」

行ったら、絶対、楽しいに違いない!
今回はちょっと遠いけど。
頑張って行く事にしました(笑)
相変わらず、寝不足である。








天気予報を見ると、明日は荒れ模様の様子であった。
ま、それも現地へ行ってみないと分からない。
ダメな時は潔く、ドライヴと割り切る事である。
とにもかくにも、用意をして南紀特急を走らせる。
今夜も眠たい。
あー眠たい!!と大声を出しながら運転する。
時折、本気の張り手で自らの頬を打つ。
それでも、目がひっくり返って来るから。
車を停めて目を覚ます。
やっと、いつものパーキングに到着。
近くの海は轟々と唸っている。
無理かな~
とりあえず、寝ようZZZ





設定してあった、目覚ましのアラームで起きる事は出来なかった。
W氏に起こされて目が覚めたのである。
すみません。

本日のメンバーはW氏、M氏、IGK氏と自身。
とても、お久しぶりであった。
轟々いう海を後ろに、しばしの作戦会議。
自身はまだ寝ぼけている。
予報を見ると、雨、南の強風、波高4メートル。
これに近い状況は、以前、W氏とTaka氏との釣行で経験している。
おそらく、何とか立てるでしょうか。
そんな感じで、とりあえず行ってみる事にする。










磯に下りると、やはり、波は相当ある様だ。
いつものルートは水没、もしくは波がぶち当たって通れない。
登ったり、下りたり、何とかそれなりに進み到着した。
磯はまだ真っ暗だ。
頂上付近に小さくまとまり、皆で身動きもせず待機する。
ともかく、明るくなって、見える様にならないと怖い。
結構な雨が叩きつけるし、生暖かい風が沖から吹き付けてくる。
波が磯を叩きつける度に、ドゴーンっと地鳴りの様な音を立てている。


やがて、薄明るくなって、皆で海を見て結論を出す事にした。
即時、退却との判断の可能性もあった。
あまり、誰も口を開かず、真剣に海を眺めた。
経験の長い先輩方でさえ、恐怖を感じる海だったのは間違いないだろう。
半ば諦めかけていた。
すると、僅かの間に、ふいに雨足が弱まったのである。
それに伴い、風も少し和らいだ気がした。
不思議だが、少し、海が変わりつつあった。
また、明るくなるにしたがって、より、落ち着いて見る事も出来たのである。
結果、釣りをやってみるとの事に。
各自、足場は慎重に選んだ。
さて、行くか!という段になって。
とんでもない一発が来る。
ドバーっと波を被った。
面食らったが、より、気持ちも引き締まった。
行くぞ!










私の釣り座はてっぺんである。
M氏がほど近い左側に。
W氏とIGK氏は、自身より一段下のスペースに立った。
まず、魚からの反応を捉えたのはW氏である。
瀬際を、何度か丁寧にトレースしていて出て来たらしい。

非常に高い足場であり、強風が正面から吹いている。
波のアップダウンも大きく、波が立つ向こうへはルアーは届かない。
二~三個のトップをすぐに見切った。
ま、自身には泳がせられないのがすぐに分かる。
魚は居るし、どうやったら、ルアーを泳がせられるか。
私はそれだけを考える様にした。























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ルアーを交換する際、ちょっとシャッターを切ってみる。
ヘルメット姿はW氏である。
ガチかと思ったら、ウケると思ってとの本人の談であった。
ちょっと、恰好イイと思っていた私である。
御覧の通りの波であるが。
僅かに、波が来ない所を選ばれて立ってみえた。











どうすれば、ルアーを泳がせ、アピールする事が出来るか?
やっと、それを見出す。
打ち砕ける波の中、何度かに一回、大きく足下から沖へ引く流れが生まれるスポットがあった。
その流れの中にルアーを置く。
リトリーブはしない。
流れに身を委ねて、一点に置く感じである。
二度、三度と重ね、ふいにドン!っと来た。
速い潮流に乗り、よく引く。
時化の青物、たまらない!!





















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W氏が自身のファイトを撮ってくれていました。
滅多に釣りをする自分の姿を見る事はありません。
レイジングがきれいに曲がっていて。
ちょっと嬉しかったです。
この後、無理矢理に魚を抜きました。
かなり高くて、大変でした。






















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なんか、蜂蜜を持ったプーさんに見えます。
白子をまき散らすので、顔が引きつってしまっています。
とにもかくにも、やったね!でございます。













W氏も一本獲った様である。
テンションが上がり切っているので。
この辺の時系列はまったくよく覚えていない。
ともかく、波が強くて。
ヒットしても、際に近づく事が出来ない。
ギャフを持って、アシストに入るのも危険であった。
強引に、クレーンの様に上げるしかないのである。
真っ白なサラシの中に。
群がって襲ってくるグレーの魚体。
それを見ると興奮しハイになる。
叫び、咆哮する。
たまらない瞬間に感謝。





















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雄と雌を釣らせて頂きました。
あます事なく、おいしく頂きました。
有難うございました。











帰り道。
なまった体の私には二本のメジロはとても重かった。
フラフラして、迂回ルートをうまく越えれず。
メンバーにとても迷惑をかけてしまう事に。
荷物を持ってもらったり、何度も立ち止まって頂くことになった。
この場をお借りして、お礼とお詫びを申し上げます。







急であったが、誘って頂いて本当に楽しかった。
やっぱり、BCの先輩方との釣りは最高である。
2017年、また、機会があれば是非ともご一緒させて下さい。




それでは






My Tackles


Rod   MC Works RAGING BULL 100XF-1
Reel  DAIWA SALTIGA EXPEDITION 5500H
Line   SHIMANO OCEA EX8  #5
Leader   Prosele nanodaX  130lb