6月11日の日記


昨日も時間がとれたので海に行ってきました。
近場で良い釣りが出来ないかと、久々の志摩に偵察に行ってきました。
目的は春イカ。

去年も志摩の藻場で産卵絡みを狙いましたが、どうにもこの志摩の釣りは難しいのです。
南紀でも何か所かで藻場の釣りを経験はしてきました。
自分の腕ですと1500グラムまでのメスが中心とはなりますが、時折、良い型のオスも混じりそれなりに楽しんだ記憶があります。
しかし、志摩では良い思いをした事が無い・・・。
紀伊半島でも屈指のモンスターの聖地であるこの志摩、三重県民としては三重でモンスターを!!っとの思いで今回もまた行ってみました

ここ数日、どうにも疲れがたまっているのでしょう・・・。
午前2時には目覚ましで起きますがそのままダウン。
しっかりと寝坊をしたので到着は午前9時頃、もうすっかりマズメは逃しています。
久々の志摩の海は驚くほどの生命感でした。
熊野や南紀に比べますとかなり水は濁ってはいるのですが、それでも魚達は沢山います。
メバルやセイゴなんかのルアーターゲットも船だまりに沢山見えています。



今回のポイントはご覧の様な藻場です。

P1000487
南紀の藻場の中心となる、ホンダワラなどは少ない様に思います。
それでも海底を見ると黒々と沢山の海藻が茂っているのが見えます。
 

ポイントについてすぐに準備をしてキャスト。
ここの水深はかなり浅いのです。
ここ最近、10メートルから30メートル(笑)のディープの釣りばかりしてたのでシャローの感覚を忘れてます

産卵行為中のアオリはあまりエギに反応しないとの事ですが、まったく釣れないかというとそうでもない…よく分からない釣りかも。
以前、南紀では産卵中のメスのアオリが沢山釣れたこともありました。
しかし、なかなかオスは反応しなかった・・・。
2キロを超える様な奴となると激しく速いシャクリにしか反応しなかったのです・・・。
今回も、捕食と威嚇&攻撃の両方の線で狙って行きます。
難しいから長期戦の覚悟。苦手な沈下の物凄く遅いエギも使ってみます。


三時間経過・・・。
潮の加減か今日はまったく潮が動かないし、さっきから潮位も変わらず。
偏光ごしに見るとチカチカとペアリング中のアオリが色を変え、まるで光っている様に見えます。

あぁ…俺もペアリングしてぇ。

否、ペアリングをじっくり観察(のぞき見)してるとなかなか面白い。
メスに向かって2キロ級のオスがワナワナと近づいて行く。
瞬間的に相手を選び、すぐにH!!
あぶれたオス達は一目散に沖に消えて行きました

それから数時間やりましたがまったく。
手をかえ品をかえ、持てる引き出しのすべてを出しつくしましたが・・・。
一度だけ回収寸前に着いて来ましたが600程の小さいメスでした。
今回も未熟な自分には非常に難しい志摩の釣りでした。

いよいよ、うっとうしい梅雨に入ろうとしております。
でも来週は待ちに待った2連休!
雨にも負けず・・・南紀でがんばります!!
それでは