大幅に更新が遅れております。
面倒ですが、振り返る時があればと。
今更ですが書きます。
何かと忙しく、出発が出来たのは昼前であった。
比較的に近場の親烏賊を探してみたい。
途中の高速では確か、大きな事故があったと思う。
数珠つなぎの渋滞に車は動かない。
やっとの事で抜けて、買い出しをして海へと着いたのは13時頃だったろうか。
やけに暑い日であり、歩き出してすぐに長袖を脱いだ。
Tシャツ一枚でもまだ暑い位である。
ともかく、どこで烏賊に会えるかが分からないので。
まずは気になる磯に入ってみる。
初めての場所で勝手が分からなかった。
はたして、烏賊はそこに居るのだろうか?
他に釣人もおらず、まぁ、やってみるしかない。
二時間近くやってはみたが、手がかりを得る事は出来なかった。
少し移動して、ヤエンの方がちらほらと見える方面へと行ってみる。
しかし、どうにも水深がありすぎて。
自身の思う、春の釣りがやれそうにない。
マズメの回遊狙い!?
私的にはそんな印象であった。
かなり癖のあるヤエン師が来て、やたらと他を勧めてくれる。
聞けば、あと、三人来るからって。
言われなくとも、移動しますよってね。
少し車を走らせてみた。
色々と教えて下さる、同市にお住まいのK氏のアドバイスを思い出す。
「良い時期になれば、沢山の方がおみえになりますよ。」
そんな、場所に向かってみる事とした。
ポイントに着くと、お一人、餌木をされてみえる。
快く、隣へと立たせて下さった。
有り難い。
その彼の目の前、藻の切れ目に。
どうやら、雄、雌、それと小さいオスが姿を現した様だった。
あまりの雄の大きさに興奮している彼。
手招きされるので見てみると。
あぁ、余裕で2キロはある。
彼はそのグループに果敢にアプローチ。
自身は藻の穴狙いで遠投。
気忙しく、ねっとりと狙う事が出来ないでいた。
何故か?
夕方より、他の釣りに誘って頂いていたから。
いつも、お世話になっています、W氏から沖釣りのお話を頂いていたのだった。
もう、興味深々である!!
何とか烏賊からのコンタクトを得て。
気持ち良く移動したい。
ゆえに、穴狙いをした。
フリーで落とし込んで、底付近にて魅せる。
多彩なジャークを持っていない自身には。
他に選択肢が無いのもあった。
女の子に声をかける。
まぁ、いつも通りである。
やったね!!
超が何個も付くほどに嬉しかったです。
触ったであろう、あの、僅かな違和感がたまらん!
女の子のソフトタッチが大好きです。
先行の方も。
この釣果にとても喜んで下さった。
それが、何より嬉しかった。
聞けばこの方、地元のアングラーであられるそう。
他所から来た自身にも。
とても、親切にして下さった。
出来るだけの感謝を込め、釣り場を後にするのだった。
目指すは港である。
途中、大型の薬局に駆け込んだ。
船イコール、船酔いの自分である。
もう、酔い止めをガブ飲みである。
ちょっとお腹もオカシイが、トイレットにピットインしている間は無い。
ともかく、現場へと急いだ。
実はこの私。
烏賊しか考えていなかったものだから。
今宵の道具は持って来ていなかった。
狙いは。
沖のアジである。
そんな私に。
W氏は道具までもお貸し下さった。
とても繊細なタックルであり、申し訳ない気持ちで一杯だった。
船頭はO氏。
以前、ショアでご一緒下さり。
とても、親切にして下さった紳士である。
再びお会いできて嬉しかった。
しかし、感動に浸っている間は無い。
時合いはもうすぐだという。
船酔いに対する大きな緊張を胸に。
船は沖へと滑り出して行った。
あまりに濃い釣りであったので。
手短に書こう。
まずはボトム狙い。
慣れない船、その水深にどうして良いか分からない。
何か触った様だけど・・・。
どうして良いか分からなかった。
向こう合わせで何かが掛かったが。
すぐに外れてしまう。
必死になっていると、お二人は大きなアジを手にされた。
自身もやっとの思いで。
掛かったそれを巻き上げてくる。
まぁ、当然なのかもしれない。
掛けていないから、ことごとく外れた。
ランディングしても、跳ねて海へと帰って行った。
まったく、何をやっているか分からない。
時が経ち、アジの行動が変貌して行った。
そうして、やっと、自分なりの釣りが叶う。
やっと、やっとの想いで握った魚に安堵した。
先程の時合いと比べれば。
大幅にサイズは落ちている。
それでも、ショアからは大満足の大きさだ。
何より、やっと、釣れたのが嬉しくて仕方がない。
本当、夢中になってキャストした。
なかなか魚に出会えず、悶々としている心が晴れて行く様であった。
帰港後に撮りました。
最高でした。
苦戦、苦悩している私に。
先輩は素晴らしい機会を下さいました。
誠に有難うございました。
それでは