先日の釣行のタックル

前回の釣行日記でもお知らせした様に、今回はタックルのインプレを書いてみたいと思います。
あくまで、初心者の感想程度に軽く見てみて下さい
ちゃんとしたインプレはエキスパートアングラーやフィールドテスター様のブログや記事などで見て下さいね。

さて、前回の釣行では主に二つのタックルを使用いたしました。
南紀ロックショアではチョット異質な感じはしますが・・・
これも自分なりの狙いあってのチョイスです。

まず、青物狙いのショアキャスティングタックルからご紹介いたします。

ロッド ufmウエダ POWER PLUS GT102
リール DAIWA SALTIGA 4500H
ライン DAIWA PE4号


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まずロッドですが、これはGT用ロッドです。青物にGTロッド!?とお思いの方もいらしゃると思いますが・・・
南紀のエキスパートアングラーの方々は言います・・・かけても獲れない大物が南紀にはいると。
もちろん私は出会った事はありませんがっ
同社にもちゃんとメジロクラス用のロッドはあるようですが、いかんせん初心者の私でも、せっかくカケた魚が獲れる様にワンランク上のこの竿を選びました。

なんといってもこの見た目が素敵です!!
パールホワイトの竿、そしてグリップはレッド・・・何と派手なカラー。
普段は黒一色の私ですが、何故かこのカラーリングに魅かれました。

使ってみての印象ですが、そもそもこのロッドはGT釣りでプラッキングの釣りを想定しているはずです。
以前はDAIWAのショアジギングで一番長く、パワーのある竿でやっていました。正直、プラッキングではちょっと硬く重たすぎてやりにくかった。
グリップも長すぎてライジャケのポケットにひっかかるのです・・・。

しかしこのロッド、十分なパワーがあるのにしなやかです。
軽く、グリップの握り具合が絶妙で。フルキャストで雑に投げてもけっして落としそうにはなりません。短めのグリップ長も非常に扱いやすいです。

適合ルアーウエイトは3.5オンスです。ジギングもこのロッドでやっているのですが、正直、80グラムほどまでかと思います。
よくしなり、しなやかなので、ロングジグを深い水深からスッ飛ばしてというシャクリには合ってない様に思います。
これはエギングロッドを想像して頂けるとよく分かると思います。
同じ4.0号寸のエギ対応でも、シャクリで初速からビシバシとアクションさせるもの。また、ゆるめにフワッ、モワッと跳ねさせるものもあります。

はたして、ビシバシとジグをシャクれるロッドが良いかと言うとどうなんでしょうか。時にはゆるめに動いているジグのがアピールする場合もあるはず。大切なのは、そんな違いを意識しながら状況によって使いわける事かと思ったりします。


続いてリールの方です。
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みなさまご存じのDAIWAのソルティガですね!
S社のリールも素晴らしいのですが、私はゴリゴリと重ったるく回転するコイツが好きです。

4500Hという、いわゆるハイギヤタイプとなっております。
後で知ったのですが、普通のバージョンとハイギヤ、比べると明らかに巻きの軽さが違います。
ハイギヤは重いのです。何度も何度もキャストを繰り返す釣りなので、これは明らかに疲労が違ってきますね。
また、一回転あたりの巻き量も違います。
なので、スピーディーなジギングのアクション、ハイピッチやジャカ巻きを繰り返していると、時に速く動きすぎて魚の食う間を作れない事もあります。よって、初めての一台にはやはり通常の4500を選んだ方が良いかも知れません。
私はこのリールでは最大7キロ弱の魚を釣っています。
ですので、おそらく10キロ弱の魚ならば問題なく獲れるとは思います。


続いてはサブのタックル、サーフでのメインタックルをご紹介いたします。

ロッド DAIWA morethan BRANZINO 109ML
リール DAIWA morethan BRANZINO 3000
ライン DAIWA PE2号

正直、ロッド、リールとも今まで見た中で一番カッコイイです!!
黒/金のいけないデザイン・・・本当、溜息が出るほど気に行っています。

まずロッドです。
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さすがにサーフ用というだけあって長いロッドです。
陸っぱりバス小僧だった中学生時代からロングロッドが大好きな自分は迷わず購入いたしました。
ギリギリ、3ピースにならない長さも大事でした。

正直、いうほどの飛距離は感じないです。
しかし!! このロッドは飛距離だけではありません。
なんといっても非常に軽いんです。一日中キャストを繰り返す自分にとってはとても助かります。
また、すごく敏感に変化を感じとれるロッドでもあります。
引き抵抗の少ないルアーの泳ぎ、また、潮の変化など明確に感じる事が出来ます。もちろん、アタリは明確に分かります。
まだランカーサイズはかけてはいませんが、いっけん頼りなく感じるロッドですが、その粘り、バットの強さは相当なものです。
しばらく暴れさせて竿を立てると・・・自然に静かになった魚が浮いてきます。ただ、超軽量、超敏感なつくりゆえ、まるでガラス細工のよう。
丁寧に扱わないと折れると思います。
しかし、ひとたび魚がかかると、魚の引きに対しては強く丈夫なので、きっと夢のメモリアルフィッシュが獲れるはずでしょう。


さて、最後はリールです。もう見た目だけで芸術品 こんなカッコイイ釣り具を今まで見たことはありません。
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最上級モデルのEXIST BRANZINO 2508Rも使っておりますが、やはりこの3000が自分的には一番好きです。

おそらく、同社ではセルテートのマニアックなモデルのが性能的には高いかと思います。当然、EXISTの方がフィーリングも良いのでしょう。
しかし、私はあえてこの3000がベストかなと思っています。
シーバスやフラット魚など、おおよそこのリールがあれば安心してファイト出来るはずです。
好きすぎてインプレにはなりませんが、こういう絶対的な信頼!?もタックルを選び、釣って行く中では大事なことなのかと思います。

凄く長くなってしまいましたが、非常に高額なタックル、ましてや酷使する釣りとなれば、コダワリぬいてチョイスしたいですよね。
そうして選んだタックルで夢の魚を釣りあげた時、なんともいえない満足感に包まれます。
このブログではまだ、そんな日記を書けてはおりませんが、昨年一年間はまさにそんな釣りがありました。
何度となく悔しい釣りを経験しても、またポイントに向かうのも、きっとその瞬間に出会うためかもしれません。

2010年 初釣り

狙う魚、狙う場所、ハッキリしないまま釣行当日をむかえる。
向かったのは串本。去年の釣り納めでは見事ボウズで終わったのだが、リベンジとして今年も串本からスタートしてみたかった。
とりあえず釈然としないので、同時に色々な魚の狙える磯場に朝一番は入ってみる事にした。ポイント到着は午前5時。

心配していた天候だが、かなり風は強いものの、何とか釣りはできそうである。多少波気はあるものの危険という程ではない。
まだ真っ暗な内からまずは青物を狙いミノーで探って行く。

うっすらと明るくなってきた頃、単発的にだがボイルを確認。数匹程度の小さい群れだが、しきりにベイトを追っている様子だ。
ポッパー、ペンシルと交換しながら丁寧に探ってみるが反応は無い。

ここ数日、ロックショアでの青物の情報はかんばしくない。もちろん釣っている人は釣っているのだが、気配が無かった、回遊が無かった等々厳しい状況の様子である。
私の場合、魚は確認出来るのだが、悲しいかなバイトに持ち込めない日々が続いている。これはこれでキツイ事だ(笑)

粘ってみるが、どうにもウワずった奴を喰わせる事が出来ないのでセカンドタックルに持ちかえてみる。
ココは磯ではあるが、海底は意外なほど砂地であるのでボトム狙いが容易に出来る。まだ釣った事は無いが、磯につく大型のヒラメを狙ってみる事にした。
最近気にいっているテールスピンジグを投入する。そこそこの深さ、潮の流れがあるので重さは35グラムを使用した。
探り始めて数分、待望のアタリがあった!
初めて感じるアタリ方である。竿を通じてくる感触は、なにやらガツガツっと噛みつく様で噛みながら飲み込む様に思えた。

穂先がグウーっと大きく入った頃、今か!と思い切りアワセせてやる。
フッ、スカッ・・・・
何と! スッポ抜けてしまったではないか。すぐさま追い喰いしないかアクションさせるが再度喰う事はなかった。痛恨のミスである。
ねばってみたがバイトはこれ一回のみだった。

今度は青物。表層での反応が無いのでメタルジグにかえてやってみる。
場所や状況にもよるのだが、自分は意外なほど軽めからやってみる事にしている。軽ければより自然な動きを演出できるのではないかと思っている。今回は60グラムから始めた。軽いがアピールを考え大きさはある。
まずは着底させ、早めのワンピッチ、ジャカ巻き、オッサン(笑)の得意のパターンを繰り返して行く。
さっき何か触ったかな!? フォール中に違和感。
一瞬きいてみるが何もない。しばらくしてシャクリ始めるとガツっとシャクリ上げたロッドが途中で止まった!! よーしっっ!!
すぐに追い合わせを入れてやる。ゴゴゴゴっと手元に伝わってくる。
っと次の瞬間、またふっと軽くなりテンションが抜けた。
何とした事だろう。少ないアタリを一度ならず二度もバラシてしまった。
気持ちが折れそうだったが、粘ることさらに1時間。
しかし二度とアタリはなかった。

けっこう粘ったので11時位になってしまった。
明日は仕事の為、三重方面に帰りながらも気になるサーフに入ってみる事にした。
小場所、有名ポイントと何か所か探って行くがアタリはない。
風は強いのだが、どこもまったくのベタ凪。まるで湖で釣っている様である。魚の居場所を特定できないので、とりあえず潮の変化、地形の変化を見ながら丁寧に探ってみた。
それでも出ないので河口も探る。しかし本命からの魚信はまったくない。
流れの中を漂わせてゆっくり巻いていると・・・コッときた。
あれ!? 気のせいかなと回収してみると・・・

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クサフグの赤ちゃん。かわいい。
波がきて・・・

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ひっくりかえってみた

今年初の魚ってねえ(笑)
スレの傷はほんの少し。超元気に帰って行きました。


最後は綺麗な夕焼けの中、三重のサーフに立ってはみたが、やはりここでも無反応だった。少し前にかなりいたシーバスも姿をみせる事は無かった。

そんなこんなで釣り納めに続き、初釣りも結局ボウズ。
二度もバラしてしまう大失敗まで。
敗因は集中力の無さ。タックルを何度も持ちかえてボイルに気をとられていたりとか・・・。
あと、正月疲れで体調が悪く、寒さで非常にお腹が痛かったのもある。
今年は釣りの為、まずは体調管理、体を鍛える事もやって行きたいと思う。次回は本日使用したタックルについて書いてみるつもりである。
特に青物ショアキャスティングについてはあまりインプレなどもなく、自分が始めた時は苦労した。初心者の私のインプレなどアテにならないですが、またよければご参考にしてみて下さい。

明日の夜まで・・・もんもーん

仕事が忙しくてなかなか釣り出来ません。
交流のあるアングラー達からはゾクゾクと新年初釣りのご報告があります。

釣りに行けないからブログも更新出来ず・・・
ブログの為の釣り・・・それも痛いからやりません!
ジアイ逃してデジカメをせっせとなんてね(笑)

生意気なのでしょうが、実釣主義で細々と更新して行きたいと思っています。

さて、やっと初釣のメドがたちました。
明日の晩からポイントへと車を走らせる予定。
ここで我が愛車について一言!!

通称「南紀特急」・・・。
実態は軽四です(笑)
夜の道中は安全運転&効率よくひた走ります。
毎回、睡魔と闘いながらの長距離移動です。

今の気分では・・・サーフ・・・磯・・・まだ決めかねています。
その時々の直観をもとにマズメの場所に入っています。
さあ、明日の夜の気分はいかにって感じですね。
ブログに書ける様な釣りを目標にガンバリます!!

ではまた!

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