23日午前1時。のんびりと用意をして出発。
行き先は今回も南紀である。
串本町に入った頃から夜空に閃光が走る。稲光である。
いつものコンビニに着くと大粒の雨が当たってきた・・・。
天気予報のバカ!! いきなりの雷雨なんて聞いてない
さすがにカミナリは怖いので少し仮眠をとることにした。
7時頃に目を覚ます。さいわいカミナリは消えていた。
まずは定例の青物調査だ。
最近、まったくご無沙汰だった超有名磯に行ってみる事にする。
今回、わけあってまたまた中華なスパイクブーツをはいて行った。
コイツが大間違い!! 雨で濡れた磯はもう滑りまくり。
危ないのなんのって、先端まで行くのにえらい体力を消耗してしまった。
ゼエゼエいいながらやっと到着すると先行者のルアーマンが二人。
上手にジグをシャクってらっしゃる。
さっそく準備してトップ、ミノー、ジグと探って行く。
・・・。
・・・。
・・・。
まったく反応なし!!三人が頑張り続けたがまったくである。
お二人はとうとうお帰りのご様子。
空いた先端に入らせてもらう事にした。
不思議なもので、プレッシャーが無くなったすぐにハマチのちょっとボイルが出た。自分はジグをフルキャスト、着底の真っ最中(笑)
何だか苦笑いしながら見てました。
しばらくすると、気の良い餌師のお爺ちゃんが登場。
隣に入れて欲しいと言われる。沢山の荷物を何度かに分けて運んでこられたお爺ちゃん・・・もう断る理由はございません!
少し談笑しながら一緒にやる事に。しかしこれが失敗だった・・・。
お爺ちゃん、自分のまん前までウキを流してくるのねー
これはさすがに釣りできません。文句を言う気力もなく心折れてしまいました。その後、何度もツルンっと滑りながら無事に車まで到着。
夕方にはまだ早いので、いくつか磯をランガンしてみました。
結局、どこにも私に釣れる青物はおらず・・・。
こんな時はご馳走を食べる事にしています
いつものファミレスにGO!
ここ、マジに美味しいんですよ。
お気に入りの大エビフライの定食を注文し夢中で頂きました。
疲れた体にはやはりエビフライです!!
ちなみに一番好きなご飯です。
少し休憩し、今回のメインであるアオリ調査を開始する事にしました。
私の遠い耳にも、ここ最近のアオリ好調のウワサは聞こえてきてます。
あわよくばモンスター
そんな淡いトキメキを胸にまずは明るいうちに良さそな場所をチェックしてみます。初めての場所ばかり・・・ルートの調査から始め、立ち位置や海の感じを見て行きます。初心者の自分にはこんな冒険がものすごくワクワクするのです。
しかし・・・本番は夜
当然、磯ですから真っ暗闇の釣りです。
以前にも書きましたが、私、夜の釣りが怖くてしかたありません!!
いわゆる超自然に感じやすい
そんな体質だったりします。
いざ暗くなってくると、いままでのヤル気はどこへやら。
怖くて葛藤が始まります。
デカイカ・・・怖い・・・2キロ・・・怖い・・・モンスターアオリ・・・怖いが釣りたい!!
やっぱ釣りたい
まずは青物でよく行く場所に行ってみる事にしました。
ラッキー!! 昼間は苦手な先行者さまが仏さまに見えました!
着くやいなや大きく竿が曲がってます。まさにファイト中!
慣れた手つきでギャフを打つ彼。しっかりとキロクラスを持って上がってみえました。先日、自分が釣っていた立ち位置でした。
軽く挨拶を済ませ隣に入れて頂ける事に。
さっそく準備してキャストします。
うーん・・・やたらエギが流されるなあ・・・。
投げた位置から数メートル離れた場所からエギが上がってきてしまいます。何度かそんな事をやってる間にも、その彼は連続してキロクラスを釣っています。こんなに上手な方の近くでやるのは久しぶり。
やばいな・・・焦ってきて自分の釣りを見失いそうになります。
そんな時、どこからともなく・・・
「自分の釣りをしなさい!」っと聞こえた気がしました。
ともかく自分のベストの釣りが出来る様にしないと。
それには、どうにも飛距離が足りない気がします。後ろの岩がジャマで大きく振る事が出来ません。そして今のタックルは感度は抜群なのですが、自分の力量ではどうにも飛ばないのです。
あの手この手で飛距離を出す様に頑張ります。
そんな中、やっとプラス5メートル飛ばせました。早速フリーで着底に入ります。やっぱこの距離・・・不思議とエギはまっすぐに沈み始めます。
よしよし、コレやコレ!!
着底を確認し、さっそく得意のシャクリを叩きこみます!
最近好きな弱テンションを残したフォール・・・。
アタリはとれませんが、底で一所懸命に抱きつく奴の姿を想像します。
よしっ!そろそろやろ。
確信的なアワせシャクリを入れますと・・・
ドン!! かあーやっぱ抱いてました
この瞬間、やっぱ最高に気持ちイイ!!
潮のきいたディープからサイズ以上のグイングインが伝わってきます!
でかいでかい 思わず声が出てしまいます
サラシでもまれながら浮いてきた奴に曲がったギャフを一撃・・・いや・・・
三撃(笑) やっと釣れました。
モンスターには程遠いですが1600弱。
気持ちいいわあ。
その後もはりきって頑張りますが、どうにも向かい風がジャマをして飛びません。おまけにしっかりとアテ潮。
30カウントとって足元からエギが上がってきます・・・。
すると先行者のお二人は帰り仕度を!!
そうです、自分も急いで帰り仕度(笑)
あー怖い怖い。
久々に13な上手な方とお近くでやれて楽しかったです。
意をけっして次なるポイントは外海の激流場所に。
もう怖いより決意が勝ってましたね。
頭の中はモンスターで一杯!
駐車場にはアオリ狙いと分かる車が何台も。みなさん本当に凄いです。
すこし離れた場所に入る事にしました。
駐車場で準備してると一台の車が。
ご挨拶すると、どうも自分と同じ場所に入られる様子です。
ラッキー
勇気百倍です。
それにしてもこの方々、本当に紳士的で礼儀正しい方々でした。
不思議と凄く釣りを愛してらっしゃる雰囲気と、どこか違う何かを感じながら目的の磯まで歩いて行きました。
さすがに外海・・・夕方のチェック時よりすこしウネリもあります。
ちょうど満ち潮とも重なり、けっこうな波しぶきをかぶる場面も。
潮がよく流れ、水中のラインごとかなり流されてしまいます。
ちょうしに乗ってシャクっているとふいにテンションが無くなりスカっとなります。沈み根に触れPEからラインブレイクでした。
やたら根がかりに強いエギに交換し、リーダーを3メートルほど超多めに取り再チャレンジ。
あの手この手で探りますが、どうにも流れを攻略する事が出来ませんでした。本当に荒磯のエギングは未知の世界。
まだまだ修行が必要です。
一日中釣りをしていましたので、いよいよ気持ち悪くなってきました。
そろそろ限界・・・。お二人には申し訳なかったのですが先にあがらせてもらう事にしました。
後で知りましたが、このお二人、南紀で有名なあの方々でした。
かなり好きな釣師だったので何か感動
暗くてお顔は見てませんが何かオーラがありましたよ。
へとへとに疲れたので珍しくビジネスホテルに駆け込みました。
南紀特急では狭すぎて安眠出来ませんから。
予想通りの爆睡・・・そして大遅刻。
釣り人失格の8時出勤で磯に向かいます。
この日は快晴&気温たかっ!!でどこも満員御礼・・・。
入れてもらう隙さえありません。
あれよあれよで結局・・・凄く遠いところまで来てしまいました。
大場所にて青物をと30分の悪路を進みますが、やっぱり先端は満員。
こわーい底物の方がお一人帰られ、フカセのお父さんに隣に入れてもらいました。
すっかりマズメを逃し海は向かい風でザブンザブン・・・。
朝イチに小さなボイルはあった様ですが魚は静かな感じでした。
っと・・・見ると小さい穴、30センチほどの極小タイドプールに・・・
かわいそうに・・・ウツボの赤ちゃんが放置されてます。
どうやら底物のオッサンが怒りのあてつけにウツボの子供も放置した様子。
ここでRockBeachの怒り爆発しました!!
外道といわれる魚たち・・・。
てめえら何で残酷に殺すんだ!! それも生殺しの時間かけてよ!!
フグやネンブツやウツボや毒魚にいったいなんの罪がある!?
せめてさ・・・だまって逃がしてやれよ。
少なくとも、すぐにテメエのエサには喰わないんだからさ。
本命の魚も、外道もおんなじ命やろ。
美味しいって言われ成仏できないお魚さんはカンピンタンになってヨシか!? 息も出来ない状態で何で苦しまないといけないんだい!?
自分もリリース派ではありません。けど、キープした魚は絶対にあます事なく家族で美味しいねって感謝しながらいただいています。
しっかり全部いただいております。
せめて、せめて・・・これを見て下さる方だけでも魚たちに優しくして下さればと思います。
ウツボはフカセ師に確認して、そっこう優しく逃がしました。
せめてハリ飲んでなければ良いのですが・・・。
その後、気分良く行楽ムードで大阪経由で帰ったのが間違いでした。
阪和道・・・工事渋滞でとんでもない!!
結局、7時間あまりかかって帰宅しました。
和歌山ラーメン・・・ぬるかった
2010年02月
熱があり背中や節々が痛かったが、その日をのがすといつ行けるか分からないから無理して出発。
今回、夜の釣りの思惑もあったので、気になるポイントもチェックしながらゆっくりと串本入りしました。
しかし、今回はかなり寒い…。
漁港ではアジがライズしてたのでアオリを狙う。しかしまったく反応なし。
とりあえず明るくなるまで仮眠する。
起きたら更に寒気がし頭が痛かった。コンビニでサンドイッチを書い、更に進む事に。しかしこのサンドイッチがヤバかった。
食べてすぐに猛烈な便意。凄い腹痛。しかし、周りにはまったくトイレが無い。しかたなく山に車をつっこみ、急な斜面にしゃがみヨウヲタス。
ここで何といるはずもない人に遭遇!!
ジジイに見られる・・・ジジイは変態なのかずっと見てくる! 散歩中の犬の気持ちが分かったゼ! 変態め。
う〇こしてんのは一目瞭然やろ!!
どうにもお腹が痛いのがなおらない。道の駅にて再度、緊急ピットイン。
ともかく、全身がギシギシと痛み、内臓もおかしいので気合が薄れてくる。
しかし休日アングラー、そんな事で時間を無駄には出来ない。
目標の地磯は南紀でも屈指の一級ポイントという評判。
道路から全景を見る。弱りきった体でかなり迷ったが、ゆっくりと行く事にした。勿論、バッカンにはトイレットペーパーをしっかり入れて。
山道を下るが相当に急である。かなり段差のある階段って感じだ。
海岸におりてから岩山をはって行く。途中、落差がある場所では両手でロープを使い降りる場面もある。感覚的には最南端の3倍は疲れた。
この日は地磯も沖磯も満員御礼だったが、不思議と一級ポイントの先端が空いていた。ラッキー!
しかし…残念ながら海はひたすら凪いている。
天気予報を見る限りでは、そこそこ荒れる予定だったのだが・・・。
やはり現場に行かないと分からないものである。
ポイントに立つと思ったより広かった。
また、意外と足場も良く、今まで行った場所に比べ非常にやりやすかった。早速、荷物を置きタックルを準備する。
潮目がわずかにあり。分刻みでその潮目も変化して行く。
ウワサでは相当潮が速いとの事であったが、当日は別段動かなかった。
朝の内は潮目も近くにあったが、まったく反応はない。
カモメがちょくちょく、何かツイバム程度である。
目視で確認できるベイトはゼロ!! 途中の漁港ではキビナゴだかがかなり群れていて期待したんだが…。
結局、トップ、ミノー、ジギングと4時間ちかく粘りたおしたが、まったくボイルすら無く終了となった。また一つポイントを開拓した満足感だけであった。
もくもくとキャスティングマシーンになりながら考えていた。
磯で釣れる時、自分の場合はだいたい荒れていた。
かならずサラシなり強い流れなどがある。
やはり凪では魚はあまりいないのか?
また、回遊しながら突っ込んでくる青物に関しては、やはり突っ込んでくる理由が必要だろう…。
分かりやすい理由、それは餌のベイトであるはず…。やはりベイト中心にポイントを選ぶべきなのか…
などなど、様々な疑問が頭をまわっていた。
目に見えない宙層、底のベイトは確認しようがない。ましてや、どうやら回遊魚と言われる青物も、決まったポイント、例えば沈み根など周辺に居着くという事もあるらしい。
マグロやカツオと違い、けっこう決まった場所に住む奴らもいる様子なのだ…。
南紀にショアから届く範囲でそんな居着く様な場所があるかは分からない。
そうすると、やはり確実なのはベイトに突っ込む奴を待つしかないのか…。
魚がいないならまったく釣りにならない。いても口を使わないのはまた次のステップだ。この魚探しが本当に難しい。
よくない時なら、いくら一級ポイントであっても、まったくカスリもしない事もあるだろう。
潮、水温、天候、風、波、ベイト、もうあまりに予想するものが多過ぎる。
これは毎回、経験と合わせて探って行くしかない。
大変で辛いんだが、今年のテーマ通り、ドップリとこの難しい課題にハマってるんだからヨシとしよう。
アングラーの数だけ、自分の理論があるだろう。
自分はまだ構築されてはいないが、運だけではない何か条件があると思う。 通って行くしかなさそうだ。
本格的に磯の釣りをする様になった昨年秋より、実は今までにスパイクブーツを5つもダメにしていた。
だいたいはスパイクが知らない間に抜け落ちてしまうというもの。
中国製のものなんかは、たった三回軽く磯に行っただけで継ぎ目から破れてしまった。1セットで約5千円ほどの安価なものではあるが、こう頻繁に買い替えないといけないのはツライ。
危険な磯では命綱ともいえるものなので今回は奮発する事にしました。
かなりシッカリした感じで見た目もカッコイイ。
スパイクの張り替えも可能みたいなので長く使えそうです。
前回、けっこうな雨の中で釣りをして、雨と汗で内外ともにベタベタになって気持ち悪かった・・・。何か良いウェアないかなと物色してみる。
今までウェアとか気にした事は無かった。しかし、過酷な磯で少しでも安全に、快適に過ごす為には必要かと思い購入する事に。
とうとうゴアテックス素材に手を出してしまいました。
岩でひっかけて破れない様に頑張らないと!
ついでにルアーも物色してみました。
最近、どんどん購入するルアーが大型化して行ってます・・・。
もちろん、大きい魚を釣ってはいませんが。
40と50グラム。色は自分が見やすいピンクが好みです。
アイの微調整で泳ぎが安定する様に思います。
なんかヌメヌメした光沢が妙にリアルに見えたので買ってみました。
初泳がせが楽しみです!
写真だと小さくみえますが、長さも重さも凄くマッチョです。
自分の中でのビッグミノーの可能性を探してみたいので購入。
いやー釣りはお金がかかりますね。
自分は平凡なサラリーマンなのでなかなかキビシイです。
でも、やっぱやめられませんね。
さぁ寝よう。
予報では明日は雨、そして風も強い様子。波は2~3メートルとの事。
今回も珍しく連休がとれたので、天候さえ良ければ単身、沖磯リベンジも想定はしていたのだが・・・あいにくである。
自分は雨の釣行があまり好きではない。過去からあまり良い思いをした事がない。
けれどこのまま、ただゴロゴロと家で過ごしていても仕方無い。
天気予報の女子アナの言葉で重いケツをあげる事にした。
「冷たい雨ではなく、温かい一日になるでしょう!」
荒れるんだったら、荒れで良い魚ねらっちゃえ。平ぁ平ぁー!!
っと子供みたいな発想でタックルを用意して行く。ちなみに私は磯ヒラは一度も釣った事はございません。
青物探しの旅でございます。
しかし・・・この気温の高さはどうだろう。予報をみながら凄く気になった。
そんな季節外れのオカシナ事が起きるときは釣りに行かねばなるまい。
何も分からない自分ではあるが、そういう自然からのサインにはけっこう敏感に反応してしまう。
午前三時、南紀特急にカツを入れる!道中は車もなくスムース。
途中、矢野川峠の温度計は何と13度!! いつもはマイナス5度とかなんですが・・・。そんな感じで妙な予感を胸に串本を目指した。
日の出の約1時間前に現場に到着。通い慣れたこの場所でまずはヤってみる。しかし・・・強風でルアーが飛ばない。海面がジャバジャバしてペンシルは跳ねてるし、ジグも沈んでくれない・・・。
だましだまし頑張ってみたがダメだった。もう午前8時前である。
よし!! 本当にヒラスズキを狙ってみよう!
まったくの素人が良い場所求めて車を走らせるのだった。
フロントガラスを大粒の雨が叩く。かなりの雨そして風である。
運転しながら海を見る・・・どこも真っ白な波が立っている。
サラシと言っても、どんなサラシが良いか分からない。
もちろん、ストラクチャ絡みが良いとは思うのだが、何しろ初めてでポイントも分からないので、まず磯に立ってみる事にしました。
けっこう浅い場所ですが何とかルアーを狙ったラインに通して行きます。
やっぱ浅い・・・ルアー隊員が一人殉職されました。
やっては走り、また磯を探しては投げ、体も車内もベタベタに濡れながらのランガンとなりました。
凄く寒そうに見えるかもしれませんが、カッパの下は汗だく!! とにかく暑くて疲れます。荒れた磯も先日の恐怖の沖磯体験に比べると、まだ安全を確保できる範囲かと思いました。
途中、目を疑う光景を見ました。この荒れの磯で大勢の方が釣りをしているのです。
寒グレ? ヤエン!? まさかです。
皆んなヒラ狙いの地元の方のようです。駐車場にはルアーマンらしきステッカーのある地元ナンバーの車が何台か・・・。
凄いですな・・・平日にもかかわらず。みんなどんな仕事なさってるのでしょう・・・・・・。
って言うよりヒラのポイントちゃうのココ!!
しかし素人の自分は通り過ぎました(笑)
しばらく車を走らせます。走らせながら考えます。
沢山地元のヒラ師の方が入られてる。デル場所はおさえられてるはず。
ヒラばっか意識してたらアカン、もう一つのヒラも意識せんと・・・
そんな妄想をしながらすこし水深のある場所を見つけました。
ヒラ用、そして青物用のタックルを握りしめ向います。
まずは御ヒラ様狙い。
ビッグミノーをサラシにキャスト。よく分かりませんが、抵抗を感じながらサラシでもまれ、ヨタヨタする小魚をイメージして操ります。
でも出ません。サラシが出るタイミングとか、流れに乗せるやり方とか色々試してみるのですが・・・。
ずいぶん粘り、そろそろ移動かなと思っていたところ変化アリ!!
自分のルアーに同調し、沢山のベイトがルアーと一緒に凄い速度で飛び跳ねています。
おお!! とうとう御ヒラ様か!
もう一度、同じラインを引くと今度は黒い魚体が見えました。
よし、次で食わせる。
短いラインですが一瞬のポーズを入れるとガツン!
やっと来ました! けど・・・この走り方は・・・。
この場合、外道になってしまいますね。懐かしの青物。
どうもサイズは秋に戻ってしまいました。
ツバス!? ハマチ!?なこの一匹。
再度キャストしてみます。サラシに入り、サラシからちょうど出る瞬間にゴン!!
けっこうモタモタと撮影してますがまだ喰ってきました。
足場が高く抜き上げにチョット苦労します。
オーシャングリップは小物にて入魂完了しました(笑)
あると便利ねー
次のキャストで悲劇が起こりました。三投目、気楽にふるキャスト。
うおおおおおー
黒い魚の影が10匹以上K-TENを襲ってきます!!
これはまたとない機会です!!
こういう時こそ色々試さないとなりません。
どう追い、どう喰うかを見るにはまたとないチャンスです。
とりあえず追ってきたヤツの前で一瞬止めてやると・・・
群がって喰ってきます!
ヤバイ・・・どうやら三匹がKーTENにヒットしました・・・。
外そうにも外れず、ギャフは車の中。
仕方なく抜きあげることに。ロッドはまさに満月です。
抜き上げた瞬間、魚が暴れバランスを崩しました。ロングロッドの先端が磯に当たったかと思った瞬間、パシッ!!と嫌な音がしました。
ラインブレイクです。暴れた魚はそのハズミでルアーともども海に落ちてしまいました。
ルアーを付けたまま三匹が・・・心が痛みました。ですがロッドを見て更に痛みました。穂先が無い!
ここでやめるわけには行きません。気を取り直して青物タックルを用意。
今度はトップを攻めてみます。ザバザバの海面でトップルアーはアクションしませんが確かに追ってはきます。
こんな感じでトップを追うのか・・・初めて見ました。
やはりミノーにチェンジします。
今度はわざと動かさないようにします。
じーっと放置・・・チョンチョンと軽く動かすと・・・
ガン!! すぐに喰ってきました。
そんな感じで色々なアクション、色々なルアーで試しながら釣ってみました。連続でやればまだまだ釣れそうでしたが、せっかく生で学べる機会なのでゆっくりと楽しみました。
食べれるだけキープして、初めてシメてみると・・・
ベイトは7センチくらいのコイツでした。他、トウゴロウなどもありました。
どんなサイズのルアーにも本気の反応をしめしましたので、スイッチの入った魚には正直、あまりマッチザベイトは関係無いかも・・・。
シメたり、写真撮ったり、休憩しながらのんびりやっていましたが約30分ほど群れはいた様子です。落とした三匹も含めると9匹。
次、またいつ出会えるか分かりませんが、今回学んだ事をふまえ更に修行して行きたいと思います。
次の日も休みでしたが、この釣果でなんだかハングリーさが無くなってしまいました。そして強烈な腹具合の悪さ・・・。
濡れた体を温泉につかり、渋々と南紀を後にしました。
道の駅にて仮眠後、次の日の朝、三重にて定例のサーフ調査だけしましたがまったく反応なし。最近、サーフ人気だから抜かれているかもしれませんね。
今回のサラシの釣りで沢山のルアー、タックルの殉職者を出してしまったので、帰り道は釣具店をランガンしながら帰宅しました。
タックル
ROD TEAMDAIWA-S S1404T-4RS(殉職)
REEL morethan BRANZINO 3000
LINE DAIWA PE2号
ROD ufmウエダ POWERPLUS GT 102H
REEL SALTIGA Z4500H
LINE DAIWA PE4号
昔からずっと、タックルとルアー以外は無頓着でした。
ですが最近、色々と釣りを真剣にやって行くと困る事もよくあります。
車が近いとまだ何とかなるのですが、チョット歩いてポイントに向かうと困る事が結構あります。
たまに良いのが釣れた時が一番困るのです。
私は基本的に良い魚が釣れた時はキープします。
もちろん! 美味しく食べたいからです。
クーラーボックスが近くにあれば、チョイっとつかんでクーラーにすぐ入れます(痛そうなのでシメれません)
このチョイとつかむってのがけっこう大変だったりします。
もちろん、魚はバタバタと暴れるわけです。
ルアーには鋭利なフックが何本もついているし・・・。
外そうと頑張ると、フックが指先に刺さり、魚がバタバタ暴れ悶絶するって事もよくありました。
やっとの事で外そうにも、手持ちのビニール袋では魚が入らず、またヒレのトゲなどですぐに袋がやぶれたりで・・・。
結局、どんな魚もすべてバス持ちでなんて事ばかりでした。
とりあえず、フックを外すペンチを買いました。
しかし、肝心の魚は手でおさえないといけないし、持って歩くのはやはりバス持ちでした。
悩みましたが、前回の沖磯釣行の前、とうとうフィッシンググリップを購入する事にしました。
この手の商品はかなりあります。アングラーの中には、こうしたモノ好きの方も多く、もちろん賛否それぞれのご意見もあります。
自分はあまりライジャケが重くなると肩がこって痛くて釣りどころじゃなくなってしまいます。
ですから、なるべく軽くコンパクトなものが欲しかったのです。
あとはやはり、ピンっとくるデザインの良さですかね・・・。自分にとっては機能もさることながら、この見た目も凄く重要なのです。
そして、たまたま立ち寄ったショップにコイツが!
もう、リアクションで手にしてました。
色もROCKです(笑)
商品を手にすると重く感じました。
どこが軽いのって・・・。
しかし、いざ装着してみるとほとんど重さを感じないのです。
かなり高額でしたが購入して良かったかな。
もちろん、入魂!?はまだです。
これから長い付き合いになりそうですから、コイツに夢の魚をくわえさせてやろうと思います。
・・・それまで壊れないでね!!