6月23日の日記
前日の朝、目を覚ますと頭がガンガンしていた。
体温計を見ると37.8度
どうりでシンドイはずだ。
仕事をしながらも明日の釣行プランを考える。
この体調では険しいルートのポイントは辛いな・・・。
そこで単身、沖磯に渡ってみようと思った。
夕方を待って渡船屋さんに連絡すると、残念ながらここ数日は天候が悪く、欠航していて明日も船は出せないよとの事。
別のエリアの状況を調べるほどは元気が無かった。
今回はあまり歩かなくても良い場所に行ってみる事にした。
現場付近には午前3時すぎに到着。
結構な雨が降っているので時間がかかってしまった。
さいわい雨のおかげで日の出もまた遅かった。
まだ暗いうちにポイントに立つ事が出来た。
依然としてソルティガ4500Hが修理から戻らないので今回もヘビータックルでの釣りである。
今回も試してみたいことがあったので、自分流のルアーと良く釣れている定番のルアーをケースに入れてきた。
雨はうっとうしいが、嫌な風もなく適度に波立っていて良い雰囲気であった。
まずは最近こだわっているルアーにて探ってみる。
始めて数投目にルアーの後ろに妙なモワモワが出た気がした。
まだ水の色も見えない明るさの為によく分からない
ピックアップ寸前に足元を見ると60センチくらいのハマチがUターンして行くところであった。
今日は爆るかもしれないなっと思ったのも束の間・・・。
数投してみたが反応はない。
ここですぐに良く釣れる実績のルアーに交換してみる。
しばし粘るが全くチェイスはない。
どうやら単発でウロウロしてたのがたまたま追ってきたみたいだった。
もう一度ルアーを元に戻すとすぐにチェイスを確認。
驚くほど小さいツバスが反転して行った・・・。
RockBeachがひどく下手くそな為、魚を食わせることには問題があるのだが(笑)・・・しかし、なかなかの集魚力を持っている様に思う。
すぐに早く短すぎるジアイが終了してしまった。
明るくなってからはシオでもいないかと丁寧にミノーで探ってみる。
浅くまた根が多い場所なので、地形を見ながら時折、横を向かせるアクションをしてみる。
まるでメッキの様なシオはたまに着いてくるんだけど
しばらくすると急に真っ暗になり凄い勢いで雨が降ってきた。
まるで南国のスコールであった。
GORE-TEXをもってしてもズブ濡れになるほど・・・。
変な風も吹いてきたので退散する事に。
車までの道中、あまりの雨で山からは滝の様に水が噴き出していた。
赤茶けた泥水が大量に海に向かって流れ落ちてきている。
車で走り出してみると、どこもこんな光景が続いていた。
もっと赤茶色の水で覆われた場所も沢山あった。
シャローエリアは良くないと判断し一気に戻る事にした。
着いたのはよく行く深場である。
もちろんココには泥水の心配はない。
3人ほどのアングラーが駐車場で話していたが、まずは朝の腹ごしらえを済ませることにした。
食事が済み戻るとまだアングラー達がみえた。
少しお話をうかがうと今日は朝からよく釣れたとの話
携帯をみると釣友のM氏からのメールが入っている。
M氏とその友人のT氏の二人での釣りだったらしく、今朝は良いハマチを数本釣って、フッキングしなかったバイトも多数あったとの事だ。
どうやら釣れてないのは自分だけである
まだまだ時間があるので南紀特急でフテ寝する。
起きたのは正午すぎ。
疲れと発熱のせいで頭が痛い。
ハマチは諦め、深場で一発!を求め先ッチョまで結局行くことにした。
雨はやんだがそのかわりに爆風になっていた。
体感的には風速15メートルほど(笑)
バランスを崩さない様にゆっくりと歩いて行く。
風は凄いのだが不思議と波はそれほど酷くはない。
とにかく西からの爆風でキャップなどかぶってられない。
久々にネッチリとジギングをしてみる事にした。
風だけでなく潮もブッ飛んでいるのだった。
試しに90グラムのジグを投げると、ジグもラインも潮に乗って流されてズーっと着底しない(笑)
こんな時こそミュートスHHHの出番かと約150グラムのジグでじっくりと釣りして行った。
見えないジグの釣りは難しい。
ワンピッチやジャカ巻きなどの定番しか引出しが無いRockBeach・・・。
それを組み合わせ色々やってみる。
こんな風にすればスライドしてるのかな???などと頑張っていたら五時間があっという間にたっていた
夕マズメ・・・最高の流れが出来ていた。ベイトもよく知っているのだろう。
おびただしいベイトが集まっていたが何も起きなかった。
ヘビータックルでやり続ける体だけは順調にできてきたみたいだ(笑)
今回は連休だったが身も心も完全燃焼したので帰る事にした。
帰りながら漁港をのぞくと沢山のベイトが入っている。
ちょうど太陽が沈みかけた頃であった。
悪いヤツが入ってこないかと思ってキャストしていると酔いどれの老人が後ろに立っていた。
シケてからアソコにアオリが沢山わいとるぞ! 大きいのはキロぐらいあるが、地元のモンはヤエンでもカタでも釣れないと言う。
面白そうなのですぐにエギに変えて投げる。
ちっちゃい!
でも釣れたので周りの人が集まってきてしまった。
ギャラリーにかこまれながら三投目にまたヒット。
500ほどだったが恥ずかしいので写真もナシ(笑)
良いお土産になった。
しかしどうにも青物は難しい。
釣れない長いトンネルに入ってしまっている・・・。
また次回までに色々と悩もうか。
それでは