9月22日の日記
相変わらず磯に行きたくて一週間ウズウズしてました。
本当は行ってる場合じゃないんですがね・・・。
よく、〇〇に切られたとか、バラしたとか、ホニャララがブレイクしたとかって聞きますが・・・。
自分はもう悔しくってたまりません。
だって、今度いつ出会えるか分かりませんよっ!
っという事で、早速ですが実釣の模様を
自分がつかんだ手ゴタエをたよりに、再び同じ場所に向かう。
確信はあるのだが、すでに一週間が経過しようとしている。
はたして奴らはまだいるのだろうか・・・。
いるに違いない。
五感だけをたよりに海をまずは凝視するのだった。
開始早々はトップで攻める。
まずはサーチにと、購入後ずっと使用してなかったハンドメイドのポッパータイプで探ってみる。
しかし反応は無い。
潮位、波が高く、本命の場所には立てない。
前回、二日間の経験からすると、ボイルがあるのはこの立ちたい場所の半径10メートル以内のみなのだ。
今の立ち位置からは探れる範囲はおよそ5メートル。
現実的に打ち続けるのは無理がある様に思えた。
ここですぐにジグに交換してみる。
RockBeachは青物だけにあらず・・・。最高のフィールドである三重・南紀エリアにおいて、その時に狙える全ての魚がターゲットなのである。
青物以外の夢を求め、薄暗い中、執拗に根周りのボトムを攻める。
開始して数投後、カンッ!と小さな衝撃があった。
オカシイと思い、軽いジャークのあとフォールしてみる。
まだ、じゃっかんスラッグが残っているが、ゆっくりとフォールさせると、凄い勢いでラインが水中に走った!
うりゃ!!っと合わせるがフッキングせず…。
いったい何だったんだろう。
また、違う根をねちっこく探って行く。
ボトムから約5メートルくらいを、シャクリ上げてはフォールさせてを繰り返して行く。
今度は一瞬のポーズを入れた時に穂先に違和感。
グイッっとあおる様にアワセてみると、今度は乗った!
グググググッ
結構な深さの場所でかかったのでよく引くが・・・。
なーんか、どっかで感じた様な引きかな?
しいて言うなら・・・上物!?
っという感じで巻き上げてくると、何とコイツが釣れてきた(笑)
ニザダイ? サンノジ?って言うんでしょうか
グレ師がよく豪快に竿を曲げている魚です。
ルアーで釣れたのは初めて。
ザラザラとした肌はカワハギを思い出します。
美味しいかもとキープ
開始から、約2時間ほどで潮位、波とも下がり、本命場所に移動。
ついでだからとノットを組み直してたら…。
ドボッガボッ!っと捕食音が聞こえてきた。
急いで振り返ると、単発だが元気に捕食してやがる!
・・・足元まで来た
やっぱいたね
こんにちは。
しかしタイミングが悪いわ(笑)
それからしばらくすると、急に海の中が騒がしくなってくる。
数々の小魚達が元気になってどんどん増えてきた。
いったい、何が変わって活性が上がっているのか、特にこれといって目に見える変化は無いのであるが。
っと海を眺めていると、エメラルドグリーンの綺麗な集団もやって来た。
爽やかサイズのシイラ、ペンペンの群れである
よーし!っと群れのド真中にドボンっとキャスト。
わーっと皆んなでジグを奪い合って一匹がかかった。
残念ながらすぐに外れたが、再度キャストするとまた群がって来る。
今度は無事に一匹ゲット。60センチほどだが結構元気である。
写真は後回しと、タイドプールで泳いでてもらう(笑)
しばらくすると、今度もボトム付近で何かがかかった。
乗ったのだが・・・コレも何か変な引きである。
ぐりぐりと巻きあげてくると長ーい。
あらら・・・メーター位!? のヤガラである。
バタバタするのでグローブごしにつかむと、ギュルギュルギュルっと手の中で高速回転する
うわああー! グローブが粘液でニュルニュルになった。
すいものか鍋にでもしてみようっと
またまたタイドプールに。
その後は猛烈な風が沖から吹いてきた。
不思議と波やウネリはない。しかし、強烈に潮が流れだした。
しばし、真剣に青物を狙ってみる事にする。
いままでのジグではとても沈んで行かない。
より重量のあるジグを投げる為、もう一本のタックルを出してみる。
それでも、120グラム程度じゃ流されて着底を確認できない。
しゃくり上げるのも、早過ぎる潮のせいで、もう無茶苦茶重いのだ。
ミュートスHHHと6500の組み合わせでは、あまりに重く負担がかかり、腕の骨から悲鳴をあげる始末。
しばしシャクリ続けたが、もう辛すぎるので再びXR-1にチェンジ。
しかし、これが何だかシャープ感にかけるのだ。
80グラムくらいのショートには向いてるが、100グラム以上のロングにはビミョーに感じた。
気のせいかもね(笑) ジギングって凄く難しい
激流の中を見ていると、ダツをはじめ様々な魚が余裕で泳いでいる。
人間には激流でも、魚には大した事ないのか…。
ツムブリの50くらいが悠々と泳いでいたが無反応だった。
ここで、いったい何をやって良いか実は途方に暮れる。
持ってるルアーで良さそうなものがみつからない。
プラッキングも、ジギングも、何かどうにも的外れな気がしてならないのだった。
更に風も増してきて、とうとうウネリが出てきた。
連続して波飛沫をあびる様になってきたのでストップ。
後で撮影しようと思ってたタイドプールの魚を急いでシメて撤収した。
残念ながら青物に追わせる事は出来なかった。
現地で写真が撮れなかったので・・・。
サバイテから撮ってみました。
とりあえずはお刺身にしてみました
これはペンペン。さっぱり味。
続いてニザダイ?サンノジ?
もっと磯臭いかなと心配しましたが、まったく臭みもなかったです。
見た感じ鯛っぽい身で普通に美味しい。
最後はヤガラです。
個人的にはコイツが一番おいしく思いました。
なるべく薄く切ってみましたが、コリコリ感もあってイケます。
しかしどの魚もキレイな身をしていますね。
今回の釣行でも色々な発見、そして疑問や課題が見えてきた。
なかなか真昼間にルアーに興味を持たせるのは難しい。
速い潮をどう攻めるかもよく分からないと実感するのだった。
今後、しばらくはジグの修行をまた再開して行こうと思います。
それでは