前日は先延ばしにしてきた健康診断であった。
苦手なバリウムを飲み、機械でグルグルと回されてグロッキー。
すぐに弱いお腹が反応してトイレに通った。
半日、バリウムを排出する作業に苦しんだが、夜から出撃する事にしました。
今回の行先は好きな南紀。
三重エリアは釣る人は釣っている。
魚がいるのは間違いないのだが、うまくナブラを打てない自分は違うパターンを求めてみる事にした。
天気予報では強い北西の風。
この時期はいつもコイツに苦労する。
行きたいポイントはこの風が吹くと立つのが難しい。
ともかく、現地に行ってみないと分からないので出発する。
南紀入りしたのは午前零時を少し回った頃。
やはり、北西からの風が強い・・・。
まだ、眠くないので風裏になる子イカの楽園に行ってみる。
隣接するキロポイントは今日も満員御礼。
足元に800クラスが一つ置いてあるが、なかなか厳しい様子。
ならば、数釣って合計でキロアップとお気楽Fishingしてみる。
コレが大正解! 合計で2キロ半ほど確保出来た。
満足してしばらく仮眠するZzzzz...
っと寝坊!!
寝ぼけた頭で早速ポイントに向かって気づく。
アレ!? おいおい、急に風が止んだぞ。
時すでに遅しである。
急いで起きた自分には感じる事が出来なかったが、どうも何かを境にピタッと風がやんだ様だった。
貴重なマズメを外すわけにもいかず・・・。
とにかく、全力で挑んでみる。
しかし状況は厳しい。
去年は良い思いをしたココも全く反応がない。
前は、極表層のアクションで連発したのだが何も起きなかった。
少しずつレンジを深くしながらボイルを待つ。
ベイトは多数確認できるのだが、どうにもそれを狙ってくるヤツがいない。
数か所パトロールしたのち、本当は立ちたかった場所が一望できる高台にきてみた。
なんて事でしょう!
目に見えて分かるほどの良い潮が入っている。
速く、そして複雑に絡んでいる・・・。
最高である。
今からでも遅くはなかったのかもしれない。
しかし、読み違いをしたのもまた自分である。
潔くあきらめる事にした。
最近、調査してなかった魚種も含め、魚探しのランガンをしよう。
そう自分に言い聞かせた。
磯、漁港、サーフ、ゴロタ、河口と様々な場所をパトロールしてみた。
磯も青物も大好きであるが、その時々釣れる様々なターゲットを狙ってみるのが自分のスタイル。
うまく情報を活用すれば良いのだが・・・。
一人で、足で、魚を探していたあの頃を忘れたくはないな。
とはいえ、釣りは釣ってナンボの世界でもある。
言い訳はよそう(笑)
それでは。