3月12日〜14日の日記
タイトルを見て 「ん!?」 と思われた方もおみえになるかもしれない。
InstagramなどのSNSでは、ずいぶんと前から書かせてもらっているからご存知の方も多い事だろう。
さかのぼること5年、2020年より福井県にある九頭竜川でのサクラマス釣りに挑戦をしているのである。
ずっと、ソルトルアーフィッシングをメインとして書き綴ってはきたが、もはや縛りも何も気にしないで良いかな?と思って書いてみることにする。
『九頭竜川 サクラマス』のワードは昔から知らないわけではなかった。
どこかで聞いた事がある位のレベルだったけど、
それは、なんとなくのイメージで「寒い、凍る、釣れない」という言葉を連想させたし、修行のような釣りだとも聞いた気がする。
実際、2月の九頭竜川は体験したことがないくらいに寒かった。
温暖な太平洋側、三重や和歌山で釣りをして来た自身には、本当、驚くべき冷たさであった。
ガイドやPEラインが凍るのは当たり前。
そして、まったく釣れない。
あまりにも何もないので、自分がやっている釣りが正解なのか間違っているのかさえ分からない。
正直、なんて釣りに手を出してしまったのだろうと思ったほどであった。
それも今年で5年目となる。
幸運に助けられて、九頭竜川のサクラマスをこの手に横たえることも叶った。
読者の方の殆どが、ロックショアの青物釣りに情熱を燃やされている方々だとは思うけども、あえて、お伝えさせていただきたい。
サクラマス釣り、ぜひ、やってみてほしい。
手も足も、全身が震えて真っ白になる。
とてつもなく美しい魚の姿。
いざ、その時が訪れて、本当にその様になった。
なんて、美しい魚なんだと言葉を失った。
九頭竜川ではなく、どこか別の河川でも良いと思う。
どうか、チャレンジして、その魚体を目の当たりにしていただければと思う。
魂にくる魚です。
前置きが長くなったが、今年もなんとか無事に自身の解禁を迎えることができた。
手首の方はまだ何も良くなっていない。
変わらず痛いままである。


行ってみたい場所を想像しながらケースにルアーを詰めて行く。
どんな釣りでも楽しいひとときだ。

5年目にして、やっとちゃんとしたランディングネットを手に入れた。
地元の有名店で購入。


3日間なんて、あっという間に過ぎる。
ノーバイトで今回も遠征を終えた。
来年はもういいかなとシーズンオフに思うこともあるけど、年を越すとやはり気になってくるのだ。
解禁日の2月1日を過ぎる頃にはもう、気になって気になってしかたなくなってくる。
昔からそうだけど、熱くなってしまうのだ。
春の岬も恋しいが
しばらく、銀鱗のヤツを夢みよう
それでは