初めてここで記事を書いたのは、2010年の元旦のことだった。
15年前の今日、元旦のことである。
15年前の初めての記事(押すとタイムスリップするよ)
それから、2017年の最後の記事まで、およそ8年間ほど書いた。
もう、随分と前なので、やめてしまった頃のことは覚えていない。
ただ、嫌になって、やめてしまったのではなかったと思う。
おそらくは、磯釣りに夢中になってしまい、ここで書くのは少し違う気がしたからだったろうか。
また、SNSの広がりや、投稿の手軽さもあったと思う。
読者様の中には、私、Rockbeachが釣りをやめてしまったと思われた方もいらっしゃったかもしれない。
前途したように、しばらくは餌釣りに夢中となった。
クエ釣りや石鯛釣りといった底物、また、グレなどの上物釣りにも挑戦した。
その後、少年時代に好きだった、渓流のトラウト釣りにスイッチが入る。
海から帰ってくる鱒族にロマンを求め、ノボリ釣りも始めた。
思いはサツキマスだけにとどまらず、とうとう、サクラマスにも挑戦することとなる。
ロックショア青物をずっと追いかけ続けてきたこのブログである。
まさかの淡水の釣り、さらに日記を書きづらくなった。
去年の春くらいだったか、妙に磯でのルアー釣りを懐かしく思うようになった。
あの頃、ご一緒させていただいたアングラー達はまだやっているだろうか。
もう、ほとんど誰とも連絡をとっていない。
私もずいぶんと歳をとった。
体力もぐっと落ちたし、当時より、20キロ近く体重も増えている。
はたして、険しい磯での釣りなど、再びすることができるだろうか。

あまり考えず、とりあえずやってみるタイプの人間なのだろう。
やめておけばよいのに、よりにもよって、35度とかの真夏の日に磯へと降りた。
帰りの山道では意識が飛びそうになった。
まあ何より、久しぶりの磯でのルアーフィッシングが、素晴らしく気持ちよかった。
ルアーも道具もラインも当時のまま。
現代のロックショアの釣りとは全然違うかも知れない。
ともあれ、この夏の日を境に、また磯へと通うこととなったのである。

年末の納めの釣行では、特に思い入れの深いこの磯へと降りた。
7~8年ぶりで道を覚えてるか不安だったが、まさか身体が覚えていたのである。
体が重すぎるので、さすがにスリットを飛び降りることはできなかった。
夜明けから正午くらいまでやったが、魚信を得ることは叶わなかった。
昨年の晩秋くらいから、なんとなくこのブログをまた意識し始めていた。
再開するか否か、まだ、全然リアルではなかったけれども。
そしてまた、あまり何も考えず、元旦の今日に書き始めた次第です。
明けましておめでとうございます
それでは