タックル

リールの快適化

10月8日の日記









前回の釣行で感じました、リールの回転の重さ。
どうしても、やりにくいのでぼんやりと調べてみる事にしました。
とはいえ、メカ音痴の私には構造的な事はサッパリです。
調子悪いのかな?位の事しか思い浮かびません。
とりあえず、手元にある二台を交互に巻き比べてみます。










当然にして機種が違いますから、回転フィールは各々特色があります。
共に 「MAG SEALED」 という先進の機構を備えてはいる様です。

LUVIAS の方は滑らかで柔らかい感じ。

CERTATE の方は硬質でシャキっとしたイメージに思いました。


しかし、負荷がかかっていない状態でも、明らかに CERTATE の方が重く感じます。
重い、否、動きが渋い様に思います。
どうやら、本体内部の重さではない感じです。







そこで、ハンドルノブの動きを確認してみます。
やはりでした!
明らかに CERTATE が渋いのです。

実は少し前の釣行で、
LUVIAS のハンドルノブの隙間にラインを噛み込ませてしまったのです。
暗闇でうまく取り除く事が出来ず、あからさまに渋くなったそれを我慢してやりました。
たったそれだけの事ですごくやりにくかったのです。


普段、大型リールをゴリゴリと巻いている私には盲点でした。
ライトタックルでは少しの違いで変化を感じてしまう。
言い換えれば、大型リールでもやはり確実に変わるのでしょう。
話が逸れてしまいました。








要するにラインが絡んだ時に、どこか CERTATE と似た感じがすると思っていたのです。
改めて、確認するとヤハリ!でありました。

ハンドルを両方のリールから外し、ノブをつまんで回してみます。

LUVIAS の方はスルスルと回りました。


CERTATE の方は!?





固着してまんのん???








回らない事はありませんが、それ程に動きが悪いのです。
もしかして、軸が曲がってはいないか?
そんな風に疑ってしまう程でした。
ちなみに LUVIAS の方もそれなりであります。
例えば、指でプンっと弾いてやっても、高速で何回転もする訳ではありません。
それにしても、CERTATE が酷く思いました。
もしかすると、私の物だけの不具合かも知れません。











そこで、インターネットで調べてみる事にします。
ふむふむ、ほーなるほど!

CERTATE ってノブにベアリング使ってないじゃん。


結構、高額でしたので意外に思いました。
いや、ベアリングでなくとも、例えカラーを使用していても別に良いのです。
気持ちよく動けば特に不満はありません。








更に色々と調べてみますと。
社外品でベアリング化のキットが出ている様でした。
また、かなり詳しい方のブログ等では、
そのサイズを特定し、ベアリングメーカーから必要な数だけ購入というのも述べられています。
ただ、どちらにせよ、今すぐに近くで手に入れるのは難しいと思いました。
私、思い立ったら即、試してみたい性分なのです。











そこで考えました。
あと、数時間後には釣りに出かけたいのもありました(笑)
とにかく、時間がない!

ポンっとそこで閃きます。
そうだ、昔、オーバーホールに挑戦して、
再起不能にしてしまったリールの残骸があるかも!


急いでガラクタ置き場を見に行くとありました。
やったね! であります。
専用工具なんて有りませんから、ペンチとクリップを加工して作業してみました。



逆ねじと知らずに思いっきり絞めこんでしまったり・・・。
そんな事には負けていられません。
苦労してやっとできました。
ふぅ。

























20131008_211157













この際、見た目がどうとかは言ってられません。
ちゃんと動くかどうかが大事なのです。
指でプンっと弾いてみますと。
シャァァァァーっと勢いよくノブが回ります!
多少、ゴロゴロしてるのはスルーしましょうか。





























20131008_211302













リールにハンドルをつけて巻いてみます。
おおー!!
別物のフィーリングですよ!









とりあえず、これで CERTATE の方は様子見って事で完成しました。
あと二つ、ベアリングが余りましたから、
LUVIASの純正ノブにも移植出来ないかやってみる事にします。


加工したクリップでキャップを取って。
ネジを緩めて行くとノブがとれました。
ノブの形状は CERTATE と変わらない様に見えます。
しかし、内部の部品が少し違いました。
動きの差はこの辺の違いにもよるのかも知れません。




結果、CERTATE と同じ風にベアリングを二つ入れる事は出来ませんでした。
ワッシャーなどで誤魔化してみましたが、
どうしても、ネジを締め込んで行くとノブが動かなくなってしまうのです。
時間もありませんので、一つだけベアリングを入れて終わりました。
それでも、指で弾けばシャァァァーに変わりました。
にひひ。



それから、急いで準備をして釣りに行きました。
遠いですが、台風通過の最中の海。
とてもエキサイティングでしたよ。
それはまた後日。









交換後の実釣での感想はずいぶん良くなったという感じです。
内部の動きの問題か、もしくはベアリングにガタがあるのか。
負荷がある状況でリーリングしていますと、
微細ですがコッとした違和感を感じる時が多いのです。




気を研ぎ澄ませてやっておりますと、巻きでアタリをとったりする事もあります。
その違和感で分からなくなったり、
アタリかと勘違いしてフッキングしたり。
ともかく、まだほとんど CERTATE は新品状態ですから。
もう少し使い込んで様子を見たいと思います。






LUVIAS の方は絶好調って感じで扱いやすいです。
そうそう、これを書きながら、各々のハンドルごと交換して巻いてみました。
面白いですね!
たった、それだけの事で回転フィールが変わって感じます。
柔いが硬いに、滑らかがシャープにと変わって思いましたよ。





高額な社外ハンドルに交換する前に。
ちょっとこうしたチューニングも良いかもと思いました。







それでは






I found it !!





久々にタックルを買いました

















P1010851


ずっと欲しくて探していました。
やっと程度の良いものに巡り合えました。
予想外の出費でしたがそこは無理をして


早く磯で試してみたいです。


それでは

Impulsive buying

時間ができたので、消耗品&中古ルアーを見に行ってきました。
早速、中古コーナーに入ると妙に引き寄せられる感じが


























DSC_0106

何故、背景が駐車場なのでしょう
衝動買いしちゃいました~
嬉しくてニヤケ顔で撮影





今まで、シーバス竿は主にサーフでの釣りに使用してきました。
どれも、特に不満や気になる所はありませんでした。
しかし、最近は磯で大きな道具を振り回しています。
どうも、それに慣れてしまって、違和感を感じる様になりました

ふと、このロッドを持って振ってみますと、何故かとてもシックリと感じました。
YAMAGA Blanks EARLY 100MR

ロッドに関する、詳しい知識は全くございません。
でも、何かいつもの、RBに似ている気がしました。
竿袋は欠品していますが、すこぶる状態は良好でピカピカ
1.5万でおつりが来ました
高いか安いか、頑張ってお魚を釣って確かめたいです。

嬉しい
それでは

フックサイズの変更


最近では、「直ペン」、「ダイビングペンシル」、を使われる方をよくお見かけする様になってきました。

どちらかといえば、オフショア向きのルアーだとお思いの方も多いと思います。
実際、全長は20センチ前後、推奨フックサイズが3/0や4/0など、大型のマグロやヒラマサを、船からのキャスティングで狙う為のものが多いと思います。


ものは試しと、約1年ほど前よりショアにて使用し始めました。
最初は、どうアクションさせるかもサッパリ分かりません
それでも、手さぐりで色々とやっている内に、「なかなか良いかも!」、
なーんて思える機会も増えてきたのでした。
そんな中、なかなかクチを使ってくれず、アマ噛み、ショートバイトが多発する状況で釣りをする機会がありました。
おまけに、前日までは10数センチのカタクチがベイトだったのに、急に7~9センチのベイトに変わるという状況でした。

周りの皆さんは、9~12センチ程度のシンキングペンシルを使う方が殆どでした。
久々に青物がいる海に来れたし、魚の反応を見るには、またとない機会かなと思ったRockBeach
手持ちの中でも、小型のダイビングペンシルを使ってみたのでした。
結果、アクションが決まれば必ずヒット!
しかし、合計7~8ヒット中、釣り上げたのは一匹(笑)
おまけに、根にガンガン突っ込む強力なヤツをバラシてしまいました。


この時のルアーは、「BRITT PENCIL 145mm」、です。
重量は48グラムと少し重いかな!?という程度ですが、純正で装着されているフックはなんと!

「ST66 2/0」


私の未熟なウデでは、平均60~65センチのハマチを上手く掛ける事が出来なかったのです。
そこで、無知な私は無いアタマで考えました。



 フックはもっと細くて、小さくすれば掛かりやすくなるかな 



 でも、小さく細くなるとフック自体が軽くなる。
   多分、ルアーの動きも変わるし、ダイビングもやりにくくなるな 



 じゃあ、ST66 2/0と同じ重さに出来たら良いワケじゃん 


何か無いかな。

・・・・・。

・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

そや! イカに使った奴がある
その位のア〇さ加減で思いつきました(汗)
でも、悪くない感じなのでご紹介してみます。
私の様に下手っぴでない方、大物狙いの方は、純正をそのままお使い下さいね






P1000846

「BRITT」です。








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基本的には、やはり中型~大型の青物に照準を定めているんでしょう。
豪快に太いフックが標準装備となっています。









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写真左   純正サイズのST66 2/0
写真右   手元にあったST56 1/0








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大きさもさる事ながら、太さは強烈に違います!








P1000856

そこで、取り出したるは、「糸おもり」、です。
どこの釣り具屋さんでも、おそらくすぐ購入できるものです。
撮影用に結構、太いタイプのものを使っています。
もっと細いものもありますから、お好みに合わせて選んで下さい。









P1000857

自分はこんな感じで巻きます。
大事なのは巻きの美しさではなく、メーカーが推奨するフック(この場合、ST66 2/0)と同じ位のフック重量に合わせられるかです。
ハカリを使うとより正確に合わせる事が可能でしょう。








P1000858

まぁ! 何と!すぐに出来ました
撮影用に巻き量はデタラメです。
あくまでも、イメージです。








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最後はルアーに取り付けて、ハイ!完成
お疲れ様でした~




以上は小型青物向けの調整となります。
現在、20センチ弱、推奨フックサイズが3/0、4/0のルアーも試験的に使用しています。
対象魚の種類やサイズ、タックル、ライン等々のバランス、そして、自身の技術や癖などなど、それに合わせどういう組み合わせがマッチするか、分からないながらも試行錯誤の真っ最中です。
ルアー自体の大きさが大きさなので、単純に小型のフックを用いる訳にもいかないでしょう。
また、わざとフック重量を変える事により、そこから生まれるルアーの動きや性格の変化も興味深く感じています。
天候や波の状態、また、魚の活性やその日ごとのヒットパターンに合わせ、適格な調整が出来る様になればと思います。

それでは





















感激!!


とても嬉しい事がありました
昨年末、いつもお世話になっています、N氏より忘年会へのお誘いを頂きました。
初めてお会いするN氏のご友人のお二人、I氏とKOBA氏もご参加され、素晴らしいひと時を過ごさせて頂きました。

その時、KOBA氏のルアーケースを見せて頂くと、今まで見た事もない程美しく輝くルアーが入っていました。
手に持たせて頂くと、ズッシリとした重量感。
お聞きすると、ナンと!KOBA氏のハンドメイドとの事。
氏の、メジロ、カンパチ、ヒラマサ釣果のエピソードを聞いて、更に驚きながら楽しい夜は更けて行きました。



夜からの釣行を前に、仕事におわれていた頃。
後輩が私のもとへやってきました。

「Rockさん、先ほど〇〇さんとおっしゃる方が、これをお渡し下さいと。」

後輩は茶色い紙袋を持って立っていました。
RockBeach様とあります。


「〇〇さん!? 中身は何かおっしゃってみえた?」、っと私。
「いえ、渡してもらえれば分かりますとの事でした。」、っと後輩。


うーん、どなたか、お客様が車の部品でも持って来て頂いたのかな・・・。
思い出せないまま、ゆっくりと紙袋を開けていきます。
んん!? このショック緩和の素材で筒の様なもんは???




はっ!!!!!




〇〇さん!?        KOBAさん!!!
急いで、筒の様なものを外して見えたものとはっ


















P1000833

キャー
なんと!! KOBA氏の作品、「コバペン」ではありませんか!!
それにしても、何と美しいのでしょうか
この瞬間、感動で上司と同僚、全く見えなくなっております(笑)










P1000832

写真上  「コバペン15号機」
写真下  「コバペン11号機」
たぶん、合ってるはずです。
KOBAさま、スミマセン












P1000828

「コバペン11号機」の雄姿。
ルアーに結構ウトいRockですが・・・。
約14センチ、40グラム強ほどの重量感があります。
ちょうど、魚の口の部分にポッパーの様なクボミがあります。












P1000829

「コバペン15号機」の雄姿。
約12センチ。
11号機より小さいですが、同じくらいズッシリと重量を感じます。
いかにもブっ飛びそうなイメージです。



自分の為にルアーを作って頂くのはもちろん初めてです。
あまりの嬉しさに感動して泣きそうになりました。
凄くよろんでいるのを見て、上司をはじめ同僚も集まってきて
釣りはよく分からない皆んなですが、凄いねー綺麗だねー!!って一緒に喜んでくれました。
あまりに嬉しいので、宝物として大切に飾っておきたい・・・。
でも、それでは、使命を持って生まれてきたルアー達が可哀そうですよね!
傷ついたり当てたりしてしまうかもしれませんが、ガンガン投げて行きたいと思います
そして、いつの日か大物の魂をガツンっと叩き込みたいです。
KOBA様、本当に有難うございました。
早く使いこなせる様に頑張ります!

それでは





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