1月15日、16日、17日の日記
時代は変わったようで、今は『有給』をちゃんととらないと怒られるようだ。
ずいぶんと遊んできた半生だったが、有給をとった事が無い。
ケガとか入院とか、それで有給を使っただけかな!?
まあ、そういう事で、有給をとってください!と強く言われた次第である。
前回の釣行にて、左手首を痛めたのであるが、1週間経ってもほとんど変わらないでいた。
極力、重い物を持つとか、大きく負担の掛かる事は避けて生活したのだけど。
一週間、手首をかばったが痛いままだった。
釣行前夜、あまりの眠さに夜中の出発は控えた。
潔く、早めに布団に入った。
朝から釣りの準備をして、なんだかんだで南紀に着いたのは15時を回った頃だった。
実のところ、久々に降りてみたい磯があったが、大潮で今から満潮をむかえるとの事で、現場まで見に行って降りるのを諦めた。
おそらく、ルートがこれから水の中に沈む。
もう、日没まで時間がないので、ダッシュで行ける磯へと南紀特急を飛ばした。
久々に転がるようにして先端へと到着する。
どうやら、この日は今までに雨が降っていた様子であった。
私が着いた頃には雨は止んでいたが、結果、ものすごい風が山側から吹き荒れている。
今日の風向きでは、沖に向かって、真横から強風が吹きつける方角に磯は存在する。
急いでいて、そこまで計算できていなかった。
陽が傾くにつれ、どんどんと強くなる風。
もう、真っ直ぐ立っている事すら厳しくなっていく。
ミノー以外、どうしてもルアーを泳がせる事もできなくなってきた。
よって、まだ陽はあるが、無念の撤退としたのだった。
手首にはロキソニンテープを貼り、串本の薬局でテーピングを買って巻いた。
それでも、リールを回転させる度に痛みが走る。
なんとも辛い連休初日がこれにて終わる。

就寝に備えてテーピングをほどく。
湿布が剥がれないように、ソックスをカットしたもので代用した。
2日目
昔、南紀に通い出してすぐ、よく訪れた方面へと足を伸ばしてみる事にする。
現役トップランナーのN氏から魅力的な釣りもの情報をお伝えいただいてもいたので、朝の内に磯をやって、ゆっくりしたいと思ったのだ。

磯の釣りの方はまったくの完全試合で終了。
余談だが iphone15 Pro Maxで撮影すると
夜でもこの様な画像となる。
この磯でもそうだったが、夜が明けて、なんとかヘッドランプの灯り無しでルアーが見えるようになる頃から、磯際の流れの中に湧きグレが群れだした。
そして、磯の周囲も沖も、おびただしい数のボラの大群に埋め尽くされる。
湧きグレは前からよく見たが、それでもこんなには居なかったと思う。
ボラに関しては、ほとんど見た憶えがない。
ボラの群れはペンシルを引いて来てもガツンと当たるし、ミノーにいたっては、スレ掛かりも頻繁に起こる。
可哀想だし、まともに釣りができない。
磯から上がり、着替えて漁港へと向かった。
ライトゲームの好敵手が回遊しているそうである。
港に着くとすぐに魚影は確認することができた。
やはりというか、まるでルアーには見向きもしない。
あまりにも釣れないので、昼食がてら少しドライブをする事にした。
良い物が手に入った。

ジグヘッドに刺して〜ムフフフと妄想しながら戻ったが
なんと!群れが居なくなってしまった。
種類もサイズも変わってしまった様子である。
ジグヘッドキビナゴ、2時間に一匹とかしか釣れない。
なんてことだ。
日の暮れに急に活性がアップした。
キビナゴだけかと思ったが、ちゃんとルアーにも同じく反応してくれる。
とても風が強く、難しかったが、なんとか釣果を得る事ができた。
実にほぼ2ヶ月ぶりの釣果であった。
やっぱり、ポンポンと調子よくイージーに自分は魚を手には出来ないな。
粘って粘って、なんとかって感じ。
釣りは難しいね本当に。
兎にも角にもN氏にこころより感謝する一日であった。
3日目
せっかく来たのだからと、岬にほど近い磯へ降りてみることにした。
ベタ凪かと思いきや、少しウネリがあるようで、時折り波飛沫があがる。
あたりまえなのだけど、カメラを濡らしたくないので今は気をつかう。
右手の方角より潮はゆっくりと流れて、良い感じに見える。
なにより、ここ最近、海の色が良いなと感じるのだ。
なんとなく、昔のような濃い群青色に見えなくもない。
しかし、いかにも釣れそうな雰囲気の海は甘くはないのだった。
まるで、青物の気配を感じない。
ここでも、湧きグレとおびただしい数のボラの大群ばかりである。
磯際の小魚も見えない。
数時間粘ったが、何も無く終了となった。
正直なところ、長いブランクで相当、自身の釣りが失われてしまった様に思う。
確かに、以前は自身が思い描く泳ぎを、ルアーにさせることが出来ていたはずである。
記憶もあるし、ちゃんとそれをイメージする事も出来るのだけど、今はルアーはその通りには動かない。
直立ペンシルを一つとっても、ほうきを履く様なフォームでルアーをグリュグリュグリュと潜らせて泳がせる、基本的な動きをミスせずにこなすのに精一杯なのだ。
下手をすれば、ルアーはすぐに水面から飛び出してしまい、フロントフックがリーダーを捉え、泳ぎが破綻してしまう。
水飛沫も上げる事が出来ず、グリグリと泳ぎ、止まってピョコンと立って…
あまり釣れるイメージがわかない、簡単な動きすら、ミスせずに繰り返すのが難しくなってしまった。
もっと、狂おしいほどに、18センチのペンシルを暴れさせていたはずなのに。
もしかしたら、魚は回遊しているかもしれない。
この程度のルアーアクション、泳ぎでは反応しないだけかもしれない。
居たら狂うやろ!という確信のそれがあったはずだ。
ともかく、この手首の状態では、まともに釣りをする事もままならない。
腕も肘も肩もガタガタになっている。
休息してたら治るのかな。
微妙だな。
それでは
時代は変わったようで、今は『有給』をちゃんととらないと怒られるようだ。
ずいぶんと遊んできた半生だったが、有給をとった事が無い。
ケガとか入院とか、それで有給を使っただけかな!?
まあ、そういう事で、有給をとってください!と強く言われた次第である。
前回の釣行にて、左手首を痛めたのであるが、1週間経ってもほとんど変わらないでいた。
極力、重い物を持つとか、大きく負担の掛かる事は避けて生活したのだけど。
一週間、手首をかばったが痛いままだった。
釣行前夜、あまりの眠さに夜中の出発は控えた。
潔く、早めに布団に入った。
朝から釣りの準備をして、なんだかんだで南紀に着いたのは15時を回った頃だった。
実のところ、久々に降りてみたい磯があったが、大潮で今から満潮をむかえるとの事で、現場まで見に行って降りるのを諦めた。
おそらく、ルートがこれから水の中に沈む。
もう、日没まで時間がないので、ダッシュで行ける磯へと南紀特急を飛ばした。
久々に転がるようにして先端へと到着する。
どうやら、この日は今までに雨が降っていた様子であった。
私が着いた頃には雨は止んでいたが、結果、ものすごい風が山側から吹き荒れている。
今日の風向きでは、沖に向かって、真横から強風が吹きつける方角に磯は存在する。
急いでいて、そこまで計算できていなかった。
陽が傾くにつれ、どんどんと強くなる風。
もう、真っ直ぐ立っている事すら厳しくなっていく。
ミノー以外、どうしてもルアーを泳がせる事もできなくなってきた。
よって、まだ陽はあるが、無念の撤退としたのだった。
手首にはロキソニンテープを貼り、串本の薬局でテーピングを買って巻いた。
それでも、リールを回転させる度に痛みが走る。
なんとも辛い連休初日がこれにて終わる。

就寝に備えてテーピングをほどく。
湿布が剥がれないように、ソックスをカットしたもので代用した。
2日目
昔、南紀に通い出してすぐ、よく訪れた方面へと足を伸ばしてみる事にする。
現役トップランナーのN氏から魅力的な釣りもの情報をお伝えいただいてもいたので、朝の内に磯をやって、ゆっくりしたいと思ったのだ。

磯の釣りの方はまったくの完全試合で終了。
余談だが iphone15 Pro Maxで撮影すると
夜でもこの様な画像となる。
この磯でもそうだったが、夜が明けて、なんとかヘッドランプの灯り無しでルアーが見えるようになる頃から、磯際の流れの中に湧きグレが群れだした。
そして、磯の周囲も沖も、おびただしい数のボラの大群に埋め尽くされる。
湧きグレは前からよく見たが、それでもこんなには居なかったと思う。
ボラに関しては、ほとんど見た憶えがない。
ボラの群れはペンシルを引いて来てもガツンと当たるし、ミノーにいたっては、スレ掛かりも頻繁に起こる。
可哀想だし、まともに釣りができない。
磯から上がり、着替えて漁港へと向かった。
ライトゲームの好敵手が回遊しているそうである。
港に着くとすぐに魚影は確認することができた。
やはりというか、まるでルアーには見向きもしない。
あまりにも釣れないので、昼食がてら少しドライブをする事にした。
良い物が手に入った。

ジグヘッドに刺して〜ムフフフと妄想しながら戻ったが
なんと!群れが居なくなってしまった。
種類もサイズも変わってしまった様子である。
ジグヘッドキビナゴ、2時間に一匹とかしか釣れない。
なんてことだ。
日の暮れに急に活性がアップした。
キビナゴだけかと思ったが、ちゃんとルアーにも同じく反応してくれる。
とても風が強く、難しかったが、なんとか釣果を得る事ができた。
実にほぼ2ヶ月ぶりの釣果であった。
やっぱり、ポンポンと調子よくイージーに自分は魚を手には出来ないな。
粘って粘って、なんとかって感じ。
釣りは難しいね本当に。
兎にも角にもN氏にこころより感謝する一日であった。
3日目
せっかく来たのだからと、岬にほど近い磯へ降りてみることにした。
ベタ凪かと思いきや、少しウネリがあるようで、時折り波飛沫があがる。
あたりまえなのだけど、カメラを濡らしたくないので今は気をつかう。
右手の方角より潮はゆっくりと流れて、良い感じに見える。
なにより、ここ最近、海の色が良いなと感じるのだ。
なんとなく、昔のような濃い群青色に見えなくもない。
しかし、いかにも釣れそうな雰囲気の海は甘くはないのだった。
まるで、青物の気配を感じない。
ここでも、湧きグレとおびただしい数のボラの大群ばかりである。
磯際の小魚も見えない。
数時間粘ったが、何も無く終了となった。

確かに、以前は自身が思い描く泳ぎを、ルアーにさせることが出来ていたはずである。
記憶もあるし、ちゃんとそれをイメージする事も出来るのだけど、今はルアーはその通りには動かない。
直立ペンシルを一つとっても、ほうきを履く様なフォームでルアーをグリュグリュグリュと潜らせて泳がせる、基本的な動きをミスせずにこなすのに精一杯なのだ。
下手をすれば、ルアーはすぐに水面から飛び出してしまい、フロントフックがリーダーを捉え、泳ぎが破綻してしまう。
水飛沫も上げる事が出来ず、グリグリと泳ぎ、止まってピョコンと立って…
あまり釣れるイメージがわかない、簡単な動きすら、ミスせずに繰り返すのが難しくなってしまった。
もっと、狂おしいほどに、18センチのペンシルを暴れさせていたはずなのに。
もしかしたら、魚は回遊しているかもしれない。
この程度のルアーアクション、泳ぎでは反応しないだけかもしれない。
居たら狂うやろ!という確信のそれがあったはずだ。
ともかく、この手首の状態では、まともに釣りをする事もままならない。
腕も肘も肩もガタガタになっている。
休息してたら治るのかな。
微妙だな。
それでは