8月18日の日記


前回の日記でもお伝えした様に、今までの様に南紀通いが難しくなってしまいました。釣りに行く時間だけは今は・・・マダあるんですけどね
またまた猛暑が戻ってきたみたいですが、あまり気にせず近場に行ってみる事にしました。


今から一年ほど前。
磯から狙う青物釣りはただの憧れであった。
まったく未知の世界の釣り。
〇〇地磯、ショアキャスティングにて・・・そんな釣果を見て驚くだけの毎日だった。
それでもショアから青物を釣りたいと思い、自分なりによく通いつめていたと思う。ジグ主体の釣りであったが小型青物は意外にもよく釣れた。

とはいえ! せっかく磯での釣りを経験してきているのだから同じでは面白くない
まったく情報も無いのだが、自身の過去のデータをもとに今回のポイントに向かう事にする。
トップからジグまで、今回は実に3タックルも使ってみる事にする。
うち、2タックルはフラットフィッシュ、エギングのタックルをそのまま使用している
きっと皆様も代用されてますよね!?

現場到着は午前3時。
いつもの磯での時間感覚で釣りを開始する。
実はコレがまったくもってハズレなのであった。
遠くの空が薄明るくなってきた頃にキャストを開始する。
しかし・・・投げれど投げれどまったくである。
むうーこれは厳しい・・・やはり青物はいないのだろうか。

しっかり明るくなってしばらくして、やっとベイト達がどこからともなくやってきた。5センチほどのジャコが沢山泳いでいる。
しばらくすると、あちこちでバシャバシャとボイルが出る様になった。
しかし、食ってる奴はどうも青物ではない感じ・・・。
確定出来ないのだが、小型のメッキなどおそらく複数のフィッシュイーターが集まってきている感じだった。
たまにアベレージの三倍ほどのデカメッキも単発で追っている。
しかし、肝心のツバス、シオがどうにも見えないのだった。

小物、アオリなど色々と遊んでくれる魚がいたので、どうにも集中力も無くなってきた(笑)
アオリの新子に夢中になっていると、目の前の水面が一瞬ザワめいた。
手元にあったピンテールの6グラム(爆)にかえて、エギングタックルそのままでキャストしてみる。
完全にメッキ狙いのつもり
連続トゥイッチを入れた瞬間にドスン!!っときた。

はぁぁ!?

持ってるのがエギングタックルなのも忘れてアワセを叩き込むと、ソイツは水面に体の約半分を出してきた!
何!? シーバス? カツオ? よく見えないが細長いヤツではなく(笑)、
普通の魚の形をした40センチ以上の銀色のヤツだった。
一瞬だけ姿を見せ、その瞬間にラインブレイクしてしまったのだ!
いくらPE0.8号であるとはいえ、メインラインから切れるのはおかしい・・・。丁寧にシステムを組んだとはいえ、きっと何か問題があったのだろう。いわゆるアワセ切れにもはや集中力は無くなってしまった。
気分を変えたくて一気に移動してみる事にする。


続いて訪れたのはとある河口であった。
水温の高いこの時期、少し冷たい水が流れ込む場所では日中でも元気な魚達を見る事も多いかと思う。
いったん青物は忘れ、河口に住む魚と遊んでみる事にした。
まずはポッパーにてチヌ、キビレを狙ってみる。
よーく見ると結構大きいキビレがウロウロしている。
しかし完全に無視
さすがに午前10時をすぎるとキビシイのかも。

ならばと、さっきから執拗にポッパーを追ってくるカワイイ奴と遊んでみる事にする。サイズは極小だが闘争本能ムキダシの可愛いファイターだ!
リトリーブ直後にコン!!っときた


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凄くきれいな姿してます!!
ミニミニミニGT
以前からよく釣っていた魚ですが久々に会えると嬉しいものです。
いままではマイクロジグにて釣れる魚だけを釣ってた感じ・・・。
しかし、今同じ事をやるのではいけません。
少ない引出しを開いて、いかに沢山の魚を食う気にさせるかやってみます

青物狙いの時と同じ様に、釣りながらいくつかのアクションを試して行きます。さて、今日の正解は何かな!? いつもより気が楽ですが(笑)
小さくても魚は正直でした。
明らかにさっきまでとは違う反応を見せ始めるメッキ達!
トリッキーでイレギュラー好きのヤツらですが・・・その中でも決まったアクション、間に夢中になってくる日でした

 

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大きいものでも15センチ位。
水から出さず、魚に触らずに帰ってもらいます。


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良い面構えしてますね。



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最後だけ一瞬の水あげ。
ゴメンね!


気がつけば沢山の魚を釣ってましたが、いくら写真をとってもキリがないのでやめました。
小さい魚釣ってと笑われるでしょうが、今の自分にはこれもまた大切な事かなと思っています。
初心者ゆえに詳しくは分かりませんし、きっと大きくなるにしたがって性格や傾向性も変化していくのでしょう。
でも、こうした魚対自分の、何というか間合いは大事な気がしました。
はたして、真剣勝負のその時、磯から自分はどう魚と対峙するのか・・・。
狙う魚が大きくなり、それに伴いタックル、ルアーもまた大型化する。
はたしてそれは、全く別の釣りなのか・・・。
そうとも言い切れないままに帰り道を急ぐのでした。

とにかく暑い!! ビョーキになる。
それでは。